第47回 「宿命の敗北」

福原遷都をしてしまった清盛さん。

それをみて・・・1180年、源頼朝が打倒平家を掲げて挙兵。
頼朝によって武士の心を取り戻した清盛は、すぐに孫の維盛を総大将、忠清を軍師に任命し、頼朝追討を命じます。

「維盛はわが孫ぞ!!」

ああ・・・なんか、忠清さん可哀想です。
それでなくても、”もののふ忠清”は、今の公家化平家のポジションは肩身が狭いというのに・・・

頼朝たちは石橋山に陣を構えて援軍を待っていましたが、平家の追討軍である大庭景親と伊東祐親から攻撃を受け大敗を喫します。

逃亡した頼朝たちは洞窟に身をひそめ・・・隠れていると、敵方の武将・梶原景時はあえて頼朝たちを見逃してくれました、九死に一生を得た頼朝。やはり、凡人とはオーラの出が違うのでしょうか???
梶原景時は、このあと、御家人になって頼朝さんを補佐してくれます。黒ハート
で・・・義経さんと対立するのはまた後の話。。。失恋


頼朝挙兵の知らせは奥州平泉の義経へも。。。


各地でも次々に源氏武士が決起!!
平家一門も追討の準備をすすめ、福原の清盛の前に集まったのですが。。。

清盛は戦のかたわら福原の内裏建築も進めています。
やはり、とり憑かれたようです・・・。
一門の誰もが、未だ遷都に疑問を感じていました。しかし、清盛は国づくりを成し遂げることこそが真の勝利だと言い放ちます。

「武士とは勝つことじゃ!!如何なることをしても、勝ち続けることじゃ!!」

下総で態勢を立て直していた頼朝のもとへ、二千騎という大軍を率いた上総広常が参じました。しかし頼朝を侮るような高飛車な態度失恋

頼朝は・・・
「いね!!
 遅参した上に下馬もせぬようなものは、信ずるに値せず!!
 もののふの道をわきまえぬ愚か者の・・・・・
 はよういね!!」

その毅然とした態度に広常は感服し、お手伝いを進言します。
こうして・・・頼朝は東国の名だたる武士たちの心を捉えていきました。
そして父・義朝の悲願であった武士の世をつくるため、義朝が居をかまえた鎌倉を源氏の本拠地とし、平家軍に備えよと一同に話します。


京の六波羅では平家軍の総大将・維盛と忠清が出陣をめぐって口論していました。
日柄が悪いって言っている忠清を・・・
戦国時代ですら、吉凶通りに進軍しているのに!!あせあせ(飛び散る汗)

「戦とは、命をかけるもの・・・
 大将たる者神仏のご加護を願い、その思し召しを知るが寛容と存じます」
と、忠清が言っているのに・・・あせあせ(飛び散る汗)
維盛は強引に出陣をしてしまいました。


鎌倉に入った頼朝のもとを政子が訪ねてきました。
すると平家軍が駿河へ入ったという報が届き、くつろぐ暇もなく頼朝は出陣を命じます。

富士川をはさんで頼朝の源氏軍と維盛の平家軍が対峙。

甲斐源氏の二千騎と合流し、数を増した源氏軍とは対照的に、平家軍は兵糧不足に悩み、四千騎の大軍が半分に減っていました。
また平家軍に合流するはずの軍勢たちは源氏に阻まれ。。。

「忠清・・・遊女(あそびめ)を連れてこい。。。」
「なんと・・・!!
 戦を敷かれた陣中に・・・遊女を入れるなど・・・!!」

ほんと、お坊ちゃまには困ります。
忠清、可哀想です。。。あせあせ(飛び散る汗)


追いつめられた維盛は兵の士気をあげるため、遊女を連れてこいと命じました。

そう、戦国時代ですら女断ちするのよ!!戦場では!!たらーっ(汗)
って、それはもういい??
そんなことはないですあせあせ(飛び散る汗)


一方、清盛は内裏の速やかな完成を祈願するために、厳島神社を訪れていました。
戦況を心配する佐伯景弘に清盛は・・・自分は父の悲願である武士の世をつくらねばならないと告げます。
そして福原に内裏をつくり、自分の血を引く帝をたてて政をおこなうことを、友である義朝の子に見せてやるという思いを語りました。

なんだか、ちょっと、とってもずれている武士の世に・・・頂点に立った清盛さんは気付かないのでしょうか???
盛国は、とっくに気づいてるよね・・・!!
でも、止めない・・・これが、盛国の仕え方なの???


一方、富士川では・・・遊女と酒宴に興じていた平家軍・・・カッコ悪くも、水鳥が飛び立つ音を敵襲と間違え慌てふためき、総崩れとなってしまいました。
そう、負けるべくして負けてしまいました。。。たらーっ(汗)
ここまで来ると、あはれを通り越して、滑稽以外の何物でもありませんが・・・
それにつけても、忠清さんが可哀想です・・・たらーっ(汗)

圧倒的勝利を手にした頼朝は逆に平家のあまりの弱さに失望してしまいました。
時政たち重臣から、鎌倉に戻り、足元を固めることが先決であると進言を受け、聞き入れます。そこへ義経が奥州から参上、頼朝は運命の対面を果たしました。

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兄を慕う弟と、今一つピンとこない兄。。。
これからの2人がよく分かります黒ハート


六波羅に逃げ帰った維盛と忠清の前に現れた清盛は激怒!!

維盛を殴りつける清盛に、忠清は自らの死をもって責任をとりたいと言い。。。

「武士とは勝つことじゃ・・・!!
 いかなる時も勝つことじゃ!!
 此度の惨めな敗走・・・
 侍大将ならば命を持って購うが相当であろう!!」

という清盛。

忠清の命を懇願する皆を一蹴し・・・
そして首をはねられる覚悟で忠清は・・・

「殿。伊藤忠清、死ぬる前に申し上げたき儀がござりまする。
 殿は今、維盛さまに仰せになりました。
 それでも平家の男子かと。。。

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 維盛さまは、まごうことなき平家の男子にござりまする。
 戦というものをご存じなく、出陣には吉凶の日取りも選ばず、
 兵の進退も心得ず、陣中に遊女を入れ・・・
 水鳥の羽音に怯えて戦場から逃げる・・・
 それこそがまごうことなき平家の男子の姿にござりまする。
 殿は・・・保元の戦、平治の戦を勝ち抜いてこられました。
 武士の世を夢見て財を投げ打ち、公卿方、法皇様と渡り合い、
 一門を公卿の家柄まで引き上げられました。
 音戸の瀬戸を広げ、大輪田の泊を整え、装との交易を成し、
 厳島の社を新しくし、横へ横へと広がる世を目指されました・・・
 ご息女を入内させ、御孫君を帝となさいました。
 その帝をいただく新しい世を福原に・・・


 殿。。。平家はもはや、武門ではござりませぬ。。。
 殿御自身も、もはや武士ではござりませぬ。。。
 
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 殿が目指した武士の世は、武士のままでは作れぬ物にござりました。
 ご無礼を仕ります
 どうぞ、この首、刎ねてくださりませ・・・!!」

忠清の、心の叫びが・・・!!

痛烈に清盛を批判する忠清。
忠清の言葉に衝撃をうける一門と清盛。。。
解ってたことだけど、辛かった・・・失恋

激情にかられた清盛は宋剣で忠清を斬ろうとしましたが・・・剣の重さに振り回され尻餅をついてしまう。。。
そう、武士ではなくなっていました。
そして、宋剣も、錆びて使い物にはならなくなってしまっていたのです。

一門が絶句して見つめる中、清盛の心の中には父・忠盛の言葉が

「おのれにとって生きるとは何かを見つけたとき、心の軸ができる。
 心の軸が体を支え、心を支えるのだ」

清盛は今、心の軸を失ってしまっていました。


今回のMVPは、やっぱり忠清さんです。黒ハート
藤本さんの、腹から出る声が大好きなのですが、武門の忠清さんの口から出たからこそ、重い言葉だと思います。黒ハート

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私的には、「坂の上の雲」の広瀬武夫が大好きですが、どちらも、1本筋の通っている男前です。黒ハート


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平清盛(前編)
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