3月3日は雛祭り。桃の節句です。黒ハート

女の子のいる家庭では雛人形を飾り、雅な一日になったのではないでしょうか?

娘の健やかな成長を願う雛祭り行事は、はっきりしたことは解りませんが、平安時代にはあったとか?室町時代だったとか?

あの、真っ黒な、ドロドロの、平 松ケン 清盛の時代にも、貴族の間ではあったのでしょうか?

で、出発は和歌山市駅から。

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市駅前では雑賀孫一がお出迎え。

コトコト電車に揺られて加太駅へ。。。

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淡島神社の道なり、淡島街道には
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道標が。揺れるハート



風光明媚な加太の海岸に鎮座する淡嶋神社。医薬また裁縫の粗神として霊験あらたかな「少彦名命・すくなひこなのみこと」及び2柱をご祭神とし、婦人病、安産、子授けなどの祈願に全国からたくさんの女性が訪れる、由緒正しい神社です。

社伝によれば、仁徳天皇が加太の対岸に浮かぶ友が島からご祭神をこの地に遷宮されたことが当社の起こり。何と今から1700年も遡るのだそうです。歴史ある社中行事の中でも特に有名なものが2月8日の「針祭(針供養)」と3月3日の「雛納めと雛流し」だと言われています。

で、雛流しを待つお人形たちが。

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全国から3万体以上寄せられる人形。その種類はさまざまで、中には髪の伸びたお人形も…あせあせ(飛び散る汗)

もとは人形(かたしろ)で体をなで、それを川へ流して穢(けが)れを祓ったという「雛流し」の風習から始まった「ひなまつり」。


 この「雛流し」の風習は室町時代、病気や苦痛を人の形をした紙の人形(かたしろ)に移し、川に流した習慣に由来します。今でも雛流しを行う地域は各地に残っていますが、なかでも淡嶋神社には京阪神はじめ全国から大勢の参拝客が訪れます。そうして娘の成長に感謝し、長年の勤めを果たした愛着深い人形の供養も行うのが現代の「雛流し」神事。


 現代のように豪華な雛人形を飾るようになったのは江戸時代からだそうですが、淡嶋神社では代々の紀州徳川家から、姫君誕生の折り、その初節句に奉納された雛人形を丁重に保存してきました。今と同じく当時の大名たちも娘の幸せを精一杯祈ったのでしょう。長い時を経たその見事な雛人形たちは宝物殿にて展示され、参拝者の目を楽しませてくれます。

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本殿でお祓いを済ませたこの人形たちは白木の舟に満載され、海へと流されるのです。 

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この舟をかついでいるおばさまたちは、見物客です。揺れるハート
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で、近くの海岸まで、運びます。

疲れたら、代わるのですよ。近くにいる人と。黒ハート

とにかく、女性たちの手で何とか海岸までやってきました。

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宮司さんがまたまたお祈りしてくれます。

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万感の思いとともに お雛様を乗せた白木舟が加太の海を渡ります。


ああ、雅な匂いが充満黒ハート

と、思いきや!!

加太駅では、高齢の男性が、駅員さんに怒鳴っていました。
なんか、きっぷを売ってていると思って並んでいたら違った!!紛らわしいじゃないか!!
ということらしい。

で、海岸では、娘に見せてやろうと頑張っていましたが・・・。
横からカメラを持ったこれまたロマンスグレーが押してきて、押してきて・・・。
やんわりと娘に「押してくるから、気を付けなよ!!」と、やんわりと言ったのに、押す押す!!

「おんなのこの神事なんだよ!!」

シャッターチャンスに合わせて押してやろうかと思いましたよ。パンチ
全く、大人げないexclamation×2

最近では、そんなお年寄りトラブルもよく聞きます。あせあせ(飛び散る汗)

ま、こちらとしても、敬いたいのにねえ。。。

人に気おされて、前で見ることのできない、60年前の少女たちが、近くの若者に。。。
「お兄ちゃん、私ら見えやんから、このカメラで撮って・・・。
            何枚でもええから、いっぱい撮っといて」
と、お願いしていました。
そんな、謙虚なおば様もいるのにねえ。るんるん

本当に、たくさんの人が来ていました。黒ハート

で、私たちは、娘の塾の時間に間に合うように、急いで、帰ってきました。

淡島街道には。。。

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「よむ(も)ぎもち」で有名な先田商店さんや、
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「あげぱん」で有名なキシモトさんがあります。

行った際には、是非寄ってみてください。黒ハート
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