【DVD】ジロチョー 清水の次郎長 維新伝■監督:グ・スーヨン//中村雅俊/萩原聖人/中村獅童■(2009) テレビ東京系列■ 【中古】 価格:4,200円 |
しかし、その任侠的なヒーローぶりの殆どは、脚色によるものです。
駿河国清水港の次郎長こと山本長五郎・・・。
確かに波乱万丈の人生を送ったようです。
22歳ごろから博徒の仲間入り。
いかさま博打の名人として知られるようになりました。
自分の名をあげなわばりを広げるために、闘争を繰り返していました。
でも・・・海道一の大親分・・・というのは本当ではないみたい。。。
次郎長一家は、ケンカにはめっぽう強かったそうですが、よくあるヤクザの一派にすぎなかったとか。
ただし・・・義理と人情に厚く・・・
暴風雨で沈んだ幕府の軍艦の水死体を集め、
「ホトケに官軍も賊軍もあるものか!!」
と、手厚く葬ってくれています。
このケンカと博打に明け暮れた親分、1868年に東海道総監府判事・伏谷如水から巨悪を許され、十手捕縄、帯刀の特権と共に街道取締りを命じられます。
以後は、政府との交渉が多くなり・・・
明治天皇の側近となった山岡鉄舟と出会ったことがきっかけで、真人間へと変身します。
1874年に鉄舟と、県令・大迫貞清に
「囚人を使って、富士山麓の原野の開墾事業をしないか」
と持ちかけられます。
この開墾事業をする傍ら、清水港の発展の為に蒸気船導入に力を注ぎ、英語塾をはじめ、油田の開削事業にも参加しています。
最後の仕事となったのは、汽船宿。
「侠客は畳の上では死ねない・・・」ことはなく、
次郎長の晩年は、お蝶とふたり静かに暮らし、1893年畳の上で74歳という大往生を遂げるのでした。
後にヒーローとなったのも、やくざの親分だったことよりも、地元の発展に尽くしたことが大きいのかもしれません。
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