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未来世紀ジパングですが、今回は沸騰ナビゲーターが池上彰さんでした。
なのでこちらの項目に。。。

現在アフリカは、54か国・人口10億7000万人・・・世界人口の15%を占めています。
今、発展しつつあります。
2012年のGDP成長率ランキングの10位までに6ヵ国も入っているのです。
どうしてアフリカが???

①アフリカ各国で長く続いていた内戦が終結したこと。
②石油・石炭・天然ガスがたくさんあり、自律的に経済が発展できるような国が増えてきたから。

なのです。

しかし、GDPは180兆円。全世界の3%にすぎません。
その伸びしろを狙って・・・BOPビジネスが盛んになってきているのです。
市場規模は、およそ500兆円。
ピラミッドの中間層が増えていきそうな・・・優良なマーケットになりつつあるのです。

対等なビジネスパートナーになりそうです。

ガーナ・・・。
日本が輸入するカカオの8割以上がガーナ産です。
ガーナの首都アクラでは・・・
経済成長率は、ここ最近5%を超えています。
その原動力は、カカオ・金・石油などの地下資源です。

ガーナと日本は・・・野口英世で繋がっています。
ガーナは、野口英世が黄熱病の研究中に亡くなった地なのです。
貧しかった人たちが・・・購買力をつけてきました。
そこで売られているものの中に・・・
「味の素」が・・・。
とても人気があるそうで・・・家庭の味の決め手は”味の素”になっているとか・・・。

味の素がアフリカに進出したのは・・・1991年。ナイジェリアでした。
貧しい人にも飼えるように小袋に分けて・・・
ナイジェリア・ガーナ・エジプトなど、アフリカ15か国に流通しています。
このアフリカでの売上高は、100億円に上ります。

今年・・・味の素が新しく販売するのは・・・アフリカの子供を救う10円食。
農村部・・・平均年収が、7万5000円の地で、何を販売するのでしょうか???
ガーナでは・・・約40%の2歳児が、標準慎重に達していません。
栄養不良は、脳にも影響を及ぼします。

原材料は、大豆や砂糖・ビタミン・ミネラル・リジンを配合した商品です。
生後6か月から2歳児までに食べてもらう離乳食「KOKO Plus」でした。
離乳食や朝ごはんのおかゆのようにして食べられている”ココ”に混ぜて食べてもらうというものです。

1日200円以下で生活している人々に、1袋10円の離乳食はどう映るのでしょうか?
10円なら買えると、人気は上々です。
病気がちだった子供も、元気になったとか。。。
味の素は、命と健康の部分に注目したのです。
母子の栄養失調が無くなれば、GNPは11%向上すると思われます。


南アフリカは、アフリカ全土のGNPの20%あると言われています。
アフリカ随一の消費大国です。

南アフリカでは、富裕層・中間層が増えてきています。
しかし、まだまだ貧困層も多く、アパルトヘイトで迫害されていた黒人居住区・ソウェト地区では。。。
アパルトヘイトが撤廃されて20年経った今でも、職のない貧しい生活を強いられています。
そこでは・・・
教育熱が高まっていて・・・南アフリカの識字率は、15~24歳で98%となっています。

そこで人気なのが、1本30円、PILOTのボールペンでした。
子供のころから慣れ親しんでもらうことが、一番なのです。
その高い品質が評判となっていました。
PILOTは教育に注目したのでした。


アフリカ全土で直面している問題・・・それは電気です。

ケニアでは・・・農村部では、電気不足なのでお肉屋さんにも冷蔵庫はありません。
家でも、夜は灯油のランタンです。
ケニアの電化率は約20%。

そこで、地熱発電で井戸を掘って・・・エネルギーを取り出そうとしています。
2030年までに電化率100%を目指しています。
その任務を担っているのが豊田通商。
他にも、豊田通商は、地熱エネルギーの他に、資源開発、農業も手掛けています。
ケニアの国家ビジョンにまで参画しています。

2030年、秋葉原にはアフリカの人が殺到しているかもしれません。

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