備中高松城主 清水宗治の戦略

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元服した官兵衛の嫡男・松寿丸改め長政・・・毛利攻めに加わることになります。

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長政の側について指南するのはあの太兵衛。
そう、何を指南するの???
お酒と槍が大好きで、脳みそまで筋肉な・・・いえいえ、豪放磊落な太兵衛さんです。

「命に代えて、若をお守りいたします!!」

秀吉は、毛利との国境をめざし、西へ兵を進めます。

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「秀吉さまの本軍が出陣しました。
 何故我らは城に止まり動かんのです!!」by長政

若殿、カッカしております。

こちらの殿を思い出します。

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おっ!!老獪っぽくなってきた官兵衛。
今回の戦は形ばかり。。。
秀吉の養子・秀勝(信長・四男)が初陣を飾るための戦だったからです。
それじゃあ、邪魔は出来ないわね。。。

血気盛んな長政に、ちょっと心配な官兵衛ですが・・・
それは、若い頃の自分を見ているからなのでしょう。

官兵衛は、蜂須賀小六と共に高松城へ・・・清水宗治の調略に臨みます。
しかし・・・武士の鑑。。。宗治は、城を枕に討ち死にする覚悟のようです。

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「死ぬことが某の役目・・・。」

その意思は固いようです。

織田は6万の大軍で東へ進軍し甲斐を滅ぼしました。
お・・・名前だけですが、家康が出て来ましたよ。

おまけに信長の命令で、恵林寺を寺ごと焼き払うことに・・・!!
理由は、和尚のもとに匿われている六角氏の首のため!!

自らの恩師であり帝に仏法を教える国師である恵林寺の快川和尚の説得に向かう光秀。。。
なんだかきな臭くなってきました。

しかし・・・
1582年4月3日・・・説得もむなしく。。。
山門の二階に閉じ込められた和尚や僧たち・・・150名が焼き殺されたのでした。

呆然とする光秀。。。

「なぜだ・・・なぜここまで・・・和尚・・・」by光秀

国師を焼き殺したということで朝廷も大パニック!!
九条兼孝、吉田兼和(吉田兼好の血を引いてるのかしら???)なにか目論んでます。

長政は秀吉に従い岡山城に・・・。
いつになったら初陣が叶うのか???と、ちょっとイラつき気味。

高松城ではまたもや説得の官兵衛。

「命を無駄に使ってはなりませぬ・・・。」by官兵衛。

「ただ・・・死あるのみ・・・
 官兵衛殿・・・次は戦場でお会いいたそう。」by宗治

毛利も軍議を開いていますが・・・
今までとは違って、清水宗治だけは助けたいようです。
そう思えるほどのいい男だったのでしょう。

冠山城の戦いで、長政はようやくの初陣を果たします。
本当の戦いを知って・・・本当の恐ろしさを知る長政。
秀吉に褒められたっことを喜んでいる長政でしたが、父・官兵衛に諌められるのでした。
お・・・父子のすれ違いフラグが立ってきました。
黒田を守るために・・・!!

安国寺恵瓊から、手を組もうと話が舞い込んできました。
羽柴と毛利の。。。
織田を裏切る???

お・・・官兵衛、カッコいいですよ。
あの安国寺恵瓊と対等に渡り合っていますよ。

そして・・・いよいよの水攻めです。
雨が降ると一面水浸し!!
土地の者にそう聞いた官兵衛は、水攻めを決行!!

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時期は梅雨時・・・雨も手伝っての水攻めです。
戦わずして勝つ!!最たるものです。

黒田家には14年ぶりに男子が誕生します。
名を「熊之助」。。。

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その頃官兵衛は・・・
「土が金になる!!」
と、地元民に土を運ばせます。
もちろん食料も・・・!!

そして・・・天も味方か???
雨が降り始めたのでした。


今回はとっても見応えがありました。
やっぱり戦国時代だもの。。。

で・・・毛利は清水宗治だけは守りたいようです。
ま、播磨に軍勢を送れなかったのは、宇喜多直家の動向が今一つ信用できなかったからなんだけど、この時は既に宇喜多は織田だしね。。。
動きたくても動けない状況が続いていたんでしょうね。。。
今回の毛利の軍議みたいに、今までもわかりやすくしてくれたら良かったのに。。。

やっぱり命を賭ける男はカッコよく書いてくれないとね。
となると、清水宗治の死に方がポイントですね。
切腹の見本を作った清水宗治、どうなるのやら???
って、書いたから、切腹ってわかっちゃった。。。

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