黒田官兵衛のことがマンガで3時間でわかる本 [ 津田太愚 ]

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信長を討ち果たした光秀は安土城に入り、天下取りに名乗りを上げました。

備中・・・秀吉の陣では・・・
「これより京へ上り、謀反人・明智光秀を討つ!!
 我らが・・・織田信長様の仇を討つのじゃ!!」by秀吉

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毛利と和議を結んだ秀吉は、備中の陣を引き払い、全軍で京都へ!!
中国大返しの始まりでした。

街道に松明をかざし、走りながら米食べて、みそ食べて・・・官兵衛は、いよいよの”しんがり”です。
あ~、しんがり、認められたってことね、秀吉に。。。

で・・・相変わらず長政には冷たい官兵衛です。
対比するように、又兵衛にはやさしくって

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これが長政の反発を招くんですけどね・・・
今後のフラグ立ててますよ。

その頃秀吉はなんだかたくさん文を書いてます。

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同じころ・・・光秀も文をたくさん書いているんですが・・・
でも、光秀が負けた原因は・・・
やっぱり朝廷の勅許をえるための工作時間が必要だったことと中国大返しが早すぎたんでしょうね。。。
ま、秀吉は人たらしですし、お金もばらまいて・・・
そんなこんなが秀吉に好機をもたらしたのでしょう。

姫路で食事をしようとした長政に突っかかってきたのは蜂須賀小六の娘・糸姫でした。

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あ~、小六と官兵衛はあんまり仲が良くなかったようです。
というのも、官兵衛が新参者のくせに功名心が高すぎる・・・というのが古参の小六は虫が好かなかったようです。
この2人が毛利の攻略に関わったのは、やっぱり人を見るのが上手な秀吉。
反目するふたりでけん制し合いながらいい仕事をする・・・みたいなことを期待していたようです。
これから平和な時代になっていくから・・・やっぱり家が大事というか、家臣一同仲良くすることが大事なので、ふたりは政略的に見てもいいカップルなのです。


備後・・・義昭の御座所では・・・
毎度毎度、呑気な足利義昭です。
「高貴なわしの出番じゃ~~!!」by義昭。

と、義昭から毛利に書状が届いた毛利では。。。

「氏素性など・・・天下取りにはもはや無用の長物・・・
 あの方は解っておられぬ。。。」by隆景

で・・・中国大返しの官兵衛たちは、問題の摂津に入ろうとしていますが・・・
官兵衛は問題ないとのこと・・・どんな自信が???

使いを出します。
「義は我らにあると・・・
 ”我らが義を以て攻め上る”と、敵味方問わず堂々と明かされませ。
 さすれば、味方の士気は上がり、敵に士気はいっそう下がりまする。」

そう、毛利も、追い打ちをかけても良かったのですが、元就の「天下を欲しがるな!!」という遺言ともう一つのネックは・・・きっとこの”秀吉に大義名分がある”というところにあったと思われます。

つまり・・・
①追い打ちをかけなければ天下を取った秀吉に恩を売れる
②追い打ちをかけて負けた場合、秀吉に大義名分があるのでもう毛利は二度と立ち上がれない
だったのです。

光秀は・・・下鳥羽にある陣所で公家衆の挨拶を受けていました。
あ~、やっぱりもともと公家と近しい光秀。。。
この枠から出ることができなかったんでしょうね。。。
で・・・公家衆に、銀を積んで・・・

その間も・・・京へと向かう秀吉軍。。。

光秀は味方を募っていました。
今回待っていたのは日和見の代名詞・・・筒井順慶です。
思案中の陣中。
そこへ・・・やってきたのは秀吉に大役を申し付けられた使者・井上九郎右衛門。。。

「当方、今夜中には兵庫に入ります。
 数日中には京に登りますゆえ、正々堂々と雌雄を決したいと思います。」

明智の陣で毛利の旗を広げます。

ガーン!!
最大級のガーン!!です。
まさに絶望Max!!

「やりおったな・・・官兵衛・・・」by光秀

こんなことして九郎右衛門、殺されないの???なんて思うのですが。。。
ホントこの作品では、殺し合いをしているというのにみんな、会って話しますよね。。。
有り得たんだろうか・・・??

尼崎で・・・摂津の大名衆をまっていた官兵衛の元へやってきたのは高山右近。
心を決めて、秀吉に味方することをゼウスに誓います。
そうして・・・上様の弔い合戦という大義名分を下げて、池田恒興・中川清秀・高山右近がこの戦いに味方することになるのです。

あ~、中川清秀、まだ生きてるのね。。。
はおいといて、池田恒興の参加は、秀吉にとってとってもプラスになったことでしょう。
というのも、恒興は信長の乳兄弟、つまり、普通の家臣とは違うのです。
恒興を味方につけられるか、つけられないか・・・そこがヒヤヒヤものだったと考えられるからです。
摂津衆を味方につけ、これで100人力の秀吉軍・止めの信孝を味方につけようとしますが。。。
信孝は秀吉を嫌っています。。。
どうする??官兵衛。

なんだかんだと織田信孝・丹羽長秀も参加。。。
これは随分に丹羽長秀が説得してくれたのでしょう。

6月13日4時・・・
山崎に於いて両軍が対峙します。
秀吉軍4万VS明智軍1万3000・・・すでに勝敗は見えていました。

お~!!山崎の合戦!!

が~ん!!いきなり光秀の家臣が討ち死にしていったとの報告が・・・

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「こんなはずでは・・・こんな・・・」

と、いきなり退いて・・・
「この国のためにしてきたことは間違いだったのか・・・!!??」

あ~、いきなり野盗に殺されちゃいました。
本能寺の変からわずか11日のことでした。

え~!!
山崎の合戦、やってくれないの・・・???
さすがにこれは

そして、光秀に乗っ取られていた長浜城に、秀吉が帰ってきました。
おねとの再会

え~??軍師官兵衛だから、この官兵衛の活躍を描いてほしいんですけど・・・
おねも、この戦いに勝てたのは、ことごとく官兵衛のお蔭だと言っているのに・・・
その活躍は今描かなくしていつ描くの・・・

”今”だろう!!おいおい!!

そして天下人への道を駆け上がる秀吉なのでした・・・!!


あ~、中国大返しという副題なのに・・・次のお題でもいい「山崎の合戦」や「光秀の三日天下」が終わっちゃいました。
三日天下どころか・・・一瞬で終わっちゃいました。
なんだかこの”軍師官兵衛”こんな所がつれないです。

あ~、女性なのにどこか男尊女卑な私?
っていうか、朝ドラは”女性”、大河ドラマ”男性”というイメージが強いので・・・
やっぱりひとりの男の生涯の活躍を描いてほしいんですよね。。。
官兵衛の命を賭けた戦いは、ここで最後なんじゃないかなあって思うんです。

ここから先は、天下人となった秀吉を支えていくのは・・・
弟・秀長、千利休、安国寺恵瓊のような気がするんですよね。。。

秀吉は天下人になった瞬間から、官兵衛を遠ざけるようになります。
ほんと、命を賭けた戦いはここで終わるような気がするんだけどなあ。。。

あ・・・でも関ヶ原の時も、本体は長政に任せ、農民たちをかき集めて九州から出陣するつもりだったか。。。


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