西郷隆盛 天が愛した男 [ 童門 冬二 ]

価格:589円
(2018/2/1 11:35時点)
感想(0件)



今回も、薩摩がどれだけ酷かったか??
農民たちはどれだけ貧しかったのか??
そして、草莽の志士たちの素地がどんなふうに酷い環境だったのか??の説明な回でした。

で・・・どんなお話??

酷い、酷い、藩政を行っていた島津斉興&調所広郷に対し、斉彬待望論が・・・!!
ということですが、もちろん、この二人は緊縮財政・・・というか、かなり農民を苦しめる税制だったようですが、本当の犯人は薩摩藩中興の祖・重豪の莫大な・・・500万両もの借金です。
この借金を返すために、頑張ったのが調所広郷だったわけで・・・
本当の悪人は、重豪なんじゃないのかな??って思える私です。

と、西郷さんは、熊吉と鉄砲でイノシシを仕留めていました。

don3















こんな農民みたいな武士な生活も、生産性のない武士の割合がとっても高かったことに起因しています。
おまけにサツマイモを栽培するぐらい土壌も今一つだしなあ・・・。

下級武士の西郷家は、貧しくおまけに大家族・・・
三男の信吾が病気なようで・・・

don4















刀を借金のかたにしようとする吉之助ですが・・・武士の刀は・・・と止められ。
代わりに獲ったシシを町に売りに行こうとするも、恥さらしだと父に止められ・・・
借金をすることに・・・。
赤山様の紹介で、横柄な父・吉兵衛には貸してくれなかったものの、なりふり構わずな吉之助を見込んで貸してくれましたとさ・・・。
それも、100両!!

don7















だいたい、100両ものの大金をこうも容易く貸してくれるのか?とも思うし、でも、小判はあんまり流通していないよね・・・見たことのない人が殆どだったでしょう。
おまけに、この頃の西日本では、”銀”なハズなんですが。。。
ま、細かいところはいいかな・・・??
だって、この返済は、明治になっても苦労してしていたって話だからね。

その頃江戸城では・・・阿部正弘・・・に、我が藩の密貿易を密告する斉彬。

でもっていも泥棒をしている子供に出くわします。

don6















子どもの名は半次郎。
かなりの剣の使い手です。
そうね・・・だって、後に西南戦争まで吉之助に従う人斬り半次郎(桐野利秋)なんですもの。

でもって、この借りた100両で、米を買ってたらふく食べる西郷家の人たち。
ああ・・・なんて暢気なんだ・・・。
おまけに、世話になっている熊吉の実家にも持って行くことに・・・。

don2













こんなに大盤振る舞いして・・・
借りた金だよ、借りた・・・大事に使わないとなあ・・・西郷家の人たちよ。

熊吉の実家で一夜を過ごした吉之助&熊吉・・・
逃散??と思われる人を発見!!
それは先日のいも泥棒でした。
もと侍の少年・・・武士なら脱藩、百姓では逃散・走りと言われ、土地から離れることはあってはならないことでした。
侍は・・・二度とは侍には戻れない・・・。
と、吉之助に言われ、逃げようとする母を、説得する半次郎。

「わかりもした。おいがなんとかすって!!」by吉之助

と、またまた安請け合いをして熊吉に怒られる始末。

子供は国の宝だ・・・と、教えてくれたのは斉彬でした。
江戸の薩摩藩邸では・・・斉彬の子・寛之助が息を引き取っていました。
斉彬はこれまで立て続けに3人の子を失くしていました。
探したら・・・呪いの札が・・・!!
と、お由羅の仕業では??と、うわさ話になっていました。

夜逃げを助けたのではないか??と、上司に怒られる吉之助。
タダではすまん!!と言われてしまいましたが、赤山様が助け舟を出してくれました。
ということで、この件は、赤山様お預かりとなったのです。

don















でもって、半次郎の件も、赤山様にお願いしてしまいました。
貧しくても必死に生きている!!と言ってますが、どうも、半次郎の父親は、貧しさから藩の金を使い込んでしまっていたらしい・・・それでも、それは貧乏のせいだ!!と、何もかも貧乏が悪い体になってしまっています。
武士は食わねど高楊枝ではないのか??
そんなレベルでもないぐらいの貧乏なのか??
遊郭に・・・女郎となって落ちぶれても、武士の娘であってほしい・・・その凛とした一本気なところがいいんじゃないの?
例えば、桂小五郎の奥さんになった芸妓・幾松とかさ~~~!!

この年の12月、江戸城に呼び出された調所広郷・・・相手は阿部正弘。
呼び出された理由はもちろん密貿易でした。

斉興は関係なく、全て自分がやったこと・・・と、全ての罪をかぶります。
そして・・・その密告者が斉彬であることも知った上で・・・

「どうじゃ・・・今宵、一献傾けんか。
 わしを廃嫡せしめんとするは専らその方が首謀者という噂があってな・・・
 いささか疎遠になってしもうた。
 このまま終わりとうはない・・・。
 これからの薩摩の事など教えてほしい・・・」by斉彬

「残念ながら、今宵はちと野暮用がございもして・・・
 お世継ぎ様がお生まれになった日・・・われら一同そいは喜んだもんでございもす。
 こいで、薩摩は安泰じゃっち・・・。
 そん時に飲んだ酒の旨さをふと思い出しもした・・・。」by調所

そしてその野暮用の夜・・・

don5












毒を煽り切腹!!

この知らせは、薩摩にもすぐに届きます。
ここに、斉彬VS斉興&久光の構図が完成されました。

斉彬派な人々が、次々と島流し、切腹・・・50人を超えました。
これがお由羅騒動です。

そして・・・赤山靱負に切腹の沙汰が下ったのでした!!

って、斉興&調所が悪者で、キ~って怒っているのがお由羅、アタフタしているおバカな久光・・・って感じですね・・・
とりあえず、上にも書いたように重豪の莫大な借金・500万両を返済し、200万両もの蓄財を築いたのは調所でした。
分母の割に分子の多い生産性のない武士・・・人員削減することもなく、米に適さない土地柄の中、藩のために一生懸命頑張ったのは調所でした。
この重豪がどうして借金を作ったのか??
それは、洋学かぶれだったからで・・・斉興&調所は、斉彬とダブるところがあって、やっぱり久光しかいいんじゃね?
と、40歳を過ぎた息子・斉彬に藩主の座を譲らなかったんです。

ちなみに、お由羅がき~っと、怒っていましたが、”呪いのお札事件”が噂になったのは事実です
もちろん、斉彬が、斉興を藩主の座から引きずり下ろすために、阿部正弘に密告したのも事実なんですが・・・

ただ・・・
密貿易や、商人たちが御禁制の品を取り扱うのを見逃す代わりに借金の棒引きをしてもらったり・・・
奄美大島の黒砂糖とか・・・
いろんな禁じ手を使っての借金返済でしたが、斉興&調所・・・この二人がいたからこそ、斉彬もいっぱいお金を使えたんじゃないかな??なんても思ってしまいます。
そんな悪者にしなくても良かったんじゃないか?ってことです。

単純ではなく、結構みんな賢い、自分たちの正義のために、信念をもって動いていた人たちなんです。
そんなこんなをもっと表現してほしかったんですが・・・
そんなドラマは重いのかな・・・??


↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると励みになります。

にほんブログ村

戦国時代 ブログランキングへ

西郷隆盛と幕末維新の騒乱 完全保存版 (歴史人別冊 BEST MOOK SERIES 63)

価格:779円
(2018/2/1 11:35時点)
感想(1件)

政府に尋問の筋これあり 西郷隆盛の誤算 [ 鈴木荘一 ]

価格:1,512円
(2018/2/1 11:35時点)
感想(0件)