NHK大河ドラマ「西郷どん」完全ガイドブック(PART.1) (東京ニュースMOOK)

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1849年12月・・・調所広郷を失った島津斉興は、嫡男・斉彬を支持する一派を粛正していきます。
お由羅の方の策謀ともいわれ・・・「お由羅騒動」と言われました。

吉之助たちは、赤山靱負を幼いころから師と仰いでいましたが・・・
っていうか、父・吉兵衛の上司だよね・・・赤山様って・・・。
赤山様に切腹の命が下りたので、久光さまに直談判しに行くみんな・・・。

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「自分には何もできん!!」と逃げる久光、本当にバカボンに書かれてしまって・・・嘆かわしい・・・
そして、バカボン久光と、浅はかな&親ばかなお由羅が寸劇を始めてます・・・。

「みんな・・・私を憎むがいい!!
 みんな、私を斬りにいらっしゃい!!」byお由羅
 
ああ・・・興ざめだわ・・・。
調所さまは守りたかったのがこれかと思うとなんだかなあ・・・

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みんなと酒を酌み交わしたかった赤山靱負。。。
納得できないみんな・・・。

「芋ちゅうのは一つとして同じ形のもんはなか。
 こいを桶ん中に入れてごろっち洗えば、お互いがぶつかり合うて、きれいに泥が落ちる。
 おはんらも同じじゃ。
 一人一人姿かたちも違えばそれぞれ考え方もちご。
 こいからもこん郷中ちゅう桶ん中で、ぶつかり合うて、切磋琢磨して立派な侍になってくいやい。。。」by赤山様

と、赤山様が前回助けてくれた半次郎がもってきた薩摩芋を食べて昔を懐かしみます。

そして・・・赤山様自刃・・・介錯を務めたのは、吉之助の父・吉兵衛でした

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理不尽な師匠の死・・・
最期の召し物を手に、怒りが収まらない吉之助・・・。
江戸の斉彬にも知らせが届きました。
しかし、その後も斉興の粛正は続きます。

この赤山靱負をはじめ、10人余りが切腹、50名余りが遠島、蟄居の処分を下されました。
その中には、もちろん大久保正助も職を失い謹慎処分、父・次右衛門も遠島となりました。

って・・・これで終わり??
お由羅騒動・・・。
もっと面白く書けたはず・・・というか、この幕末にあって珍しいお家騒動なんですが、なんでもっと真剣にしてくれないのかと、疑問符です

藩の現状を、書状で斉彬に訴える吉之助!!
だって・・・この調所さまを自害に追い込んでしまった斉彬に対して、父・斉興の態度は硬化していたんだマラ・・・そりゃあ、家督を譲ってくれないよね

って・・・阿部正弘によって、将軍様からと、茶器が渡されました。

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この茶器を渡すということは、引退勧告されちゃったってことです。
??ってことは、こんな回りくどいことしなくっても、将軍様に茶器を渡してもらったらよかったんじゃないの??と思いがちですが・・・。
実は、このお由羅騒動・・・家臣たちの勇み足で始まったとも思われますが・・・仕方ないのかな??って思っていたら・・・。

親子対決です。
が・・・すべて調所のやったことだとしらばっくれる斉興・・・
でもね、ここは、全ての罪をかぶってくれた調所への哀愁でもっと引っ張ってくれても良かったのに、さらっとしちゃって・・・
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当主の座は譲らないと駄々をこねる斉興に対して、なんとビックリ!!
ロシアンルーレットで決着がつきました
ここでも、まだ会ったことのない吉之助を褒める褒めるの斉彬です
ま、実際、書状はたくさん書いて送っていたようなので、否が応でも名前は覚えたかもしれませんね

しぶしぶ当主の座を渡した斉興でした。

そして・・・斉彬が当主として薩摩にお国入りの知らせが・・・。
赤山様の墓前にもみんなで報告!!

1851年5月8日・・・吉之助にとって忘れられない日となりました。
薩摩藩第11代当主・島津斉彬がお国入りを果たしたのです。
華やかな行列・・・喜ぶ民、吠える民!!
って・・・そんなに期待をしている理由が、謙さん以外にわかんないわ・・・

「斉彬さまじゃ!!斉彬まさじゃ!!」
その声を、蟄居部屋で聞く正助・・・。

そして、行列に飛び出て来た子供たちに・・・

「よいよい、子は国の宝じゃ。
 新しい殿さまはこんな顔だ。
 よろしく頼む!!」by斉彬

・・・そうね・・・これじゃあ、謙さんじゃないとやってられない感満載な斉彬公となりました。
おまけに、相対する久光があんなにバカボンとは、釣り合いがとれないわなア。。。
カッコいいライバルにはなれないよね・・・。

おまけに、祖父・重豪に長い間実権を握られ、その借金返済を必死に頑張った斉興の隠退の仕方って・・・
もっとカッコいい引き際を作ってあげたかったけどなあ・・・って思うのでした。
ほんと、斉彬がいっぱいお金を使えたのは、お父さんと調所広郷のおかげなんだからね~~~!!


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