池上彰の世界の見方 朝鮮半島: 日本はどう付き合うべきか

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生命保険に加入している世帯は89.2%
1世帯当たりの平均加入件数は3.8件
年間平均支払額は38.5万円

生命保険とは、大きく分けて3つあります。
①死亡保険
②医療保険
③個人年金保険
です。

生涯で払うのは、1155万円です。

どうして日本人はたくさん生命保険に入っているのでしょうか?
金利がよく増やせる時代には、貯蓄大好き日本人に合いました。
保険外交員・・・つまり、生保レディ(もともとは戦争未亡人)の頑張りによるものが多いと思われます。
今は、会社のセキュリティーが厳しいので、活躍の場が減っています。

他にも損害保険・・・自動車保険や火災保険、地震保険などもあります。
生命保険は人にかけるもので、損害保険はモノにかけるものです。
どうして損害保険で〇〇海上・・・??
もともと損害保険のルーツは海運にありました。
海運業の船のための保険だったのです。
今は自動車保険のイメージが強いですが、明治初期には海運の保険がメインでした。

どうして長い名前が多いのでしょうか?
かつては生命保険の会社が損害保険に乗り出すことはできませんでした。
損害保険の会社も、生命保険をしてはいけなかったのです。
「自由化すべきでは??」ということで、それぞれの子会社を作ることができるようになりました。
「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」は、損保ジャパンと日本興亜の合併に伴い子会社の生保を合併したのです。

国内生保、損保系生保、外資系の生保も参入し競争が激化、保険料も下がって選びやすい時代となりました。
が・・・競争が激しくなると・・・平成に入って倒産した生命保険会社は8社にもなりました。

生命保険会社が潰れたら、保険はどうなるのでしょうか?
保護機構が保険を受け継ぎ、保険の契約自体はそのままで保険料を支払い続けます。
でも、もらえる保険金は契約通りではありません。
最悪、半分以下しか支払われなかったこともありました。

生命保険会社は、安全のデータを開示する必要があります。
なので、入るときに、そのデータを見て考えて入らなければなりません。
生命保険会社が倒産し、救済会社が現れないと全額戻らない可能性もあるのです。

損害保険会社は、生命保険会社とは違い、保険会社が万が一のために国内外の保険に加入しています。
保険会社が保険に入る仕組みになっています。

保険会社はどうやって儲けているの?
保険料以外でも、保険料を元に運用して儲けています。
生命保険も損害保険も、金融業なのです。

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