啓発録 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ) [ 橋本左内 ] 価格:1,512円 |
斉彬さまの遺言ですって・・・。
「日本一致一体」「挙国一致」じゃないの?
そうだよね・・・でも、そんな話出てこなかったから、この大河では違うに違いない・・・。
みんなで祝杯を挙げている西郷・・・って、これも何の前祝なんだか全くわからず・・・なんか成し遂げてから祝えよな~~と思っていたら、こんなところに月照登場!!
薩摩から来た書状で・・・斉彬が突然亡くなったことを教えてくれたのでした。
ショックのあまり、雨に打たれながら斉彬を思い出し、泣く西郷・・・。
どうも、炎天下の中軍の指揮をしていたので亡くなったという有村俊斎。
「毒やな・・・」と言い出す近衛忠煕。。。
毒に賛成の橋本左内。って、毒、毒って、もうええねん!!そんなん!!全部毒のせいにせんといて!!
薩摩の他にも同志はいるとか言い出して、水戸に兵を出してもらうと言い出す西郷。。。
って、それ駄目でしょう??
どうして外様の薩摩ごときが水戸を動かせるのか・・・??
と、ブラック西郷登場!!いきなりこんなんでええんかい?
この大河はほんと、唐突で困ります。
この水戸に動いてもらおう案は、本当にあったとか・・・
それならそれで、西郷をすでにblackに、そして賢く書いておかないとダメですよね??
だから、嘘っぽくなるのです。
視聴者、全くついていけません。
近衛と月照の働きかけに・・・天子様が近々水戸に詔を出すという話・・・。
って・・・戊午の密勅ってこと??
この戊午の密勅によって、水戸は二つに分かれてしまいます。
戊午の密勅は、幕府ではなく水戸に密勅を送ったということで、幕府の信頼が失墜し・・・=安政の大獄→幕府崩壊へとなっていくわけです。
今まで好青年だった西郷どんに、いきなりblackなお仕事です。
今まで暗躍してくれていたならなるほど・・・とも思えますが、全く持って好青年でした。
好青年西郷どんを好きだった視聴者、戦うことの嫌いな視聴者はもう、見るのは無理でしょう。
こんな大きな引き金を、いきなり西郷にひかせて良かったんですかね・・・??
江戸では・・・一橋慶喜が江戸城へと赴いて井伊直弼に啖呵を切りました。
なんのこと・・・??
天子様の詔について、斉昭に伝えるために江戸に急いでいた西郷どん・・・
この回も、雨の中歩いて頑張ってくれています。
急ぐなら、飛脚を使うか早馬だろう・・・なぜに自らの足で山の中を歩く・・・??
一生懸命頑張っています。
斉彬にもらった懐刀を見て斉彬を思い出し頑張る西郷どんです。
ところが・・・斉昭は松平春嶽とすでにお城に乗り込んでいました。
待たされ、じらされ怒る斉昭・・・
怒髪天!!かと思えば、腹の虫が鳴きました。なんてキンチョー感のない・・・。
多忙を極めているとやっとやってきた井伊直弼。
朝早くからやってきたのは解ってるだろうに・・・と怒り出す春嶽!!
その怒りの原因は、待たせるだけ待たして食事の用意もない!!ということでした。
「お二方であれば、抜かりなくお弁当はご用意なさるであろうと・・・」と言い出す井伊直弼。
なんじゃこりゃ・・・弁当の話に来たんかい・・・??
この頃の武士は・・・「武士は食わねど高楊枝」だったわよ・・・きっと。
っていうか、第二次世界大戦の庶民でも「欲しがりません勝つまでわ!!」だったわ!!
でもって、条約で怒っているとか言うも、内容全くなし!!
江戸にやってきた西郷・・・斉昭に門前払いされてしまいました。
そして、もちろんやってきたのは磯田屋・・・。
天下の一大事というのに慶喜はまたもや遊女の絵を描いています。
謹慎は・・・??蟄居は・・・??せんのかい??
そこで憂さ晴らしのヒー様・・・。
「いっしょに逃げてくれって言ったらどうする??」なんてお芳に言い出しました。
そこへやってきた西郷・・・。
思いつめてるなら遊郭でやるなよなあ・・・
もっとふさわしい場所があるだろ・・・??
みんな蟄居になるから諦めがついた・・・みたいなことを言い出す慶喜・・・。
そうそう、このドラマで見たら、慶喜も何をしたのよ??
一生懸命お願いする西郷ですが・・・何をお願いしているのか、全くわかりません。
「さいごう・・・お前とも二度と会うことはないだろう・・・!!」by慶喜
落ち込む西郷・・・。
ヒー様を追いかけるお芳。
「さあ・・・行きましょ?
私たち、一緒に逃げるんでしょ?
前から何か訳のある人だと思ってた。
とうとう逃げ出さなきゃならないことになったのね。
わっちがついていってあげる。さっ行きましょ?」byお芳
「おいおい、ちょっと待ってくれ・・・
俺は地獄行きだぜ・・・」by慶喜
「地獄だってどこだって、道連れにして。
どうせヒー様も一人ぼっちなんでしょ??」byお芳
「お芳・・・俺がまだ生きていたら、迎えに来る・・・
それまで待っててくれるか・・・」
「まってる・・・ここでヒー様を待ってる・・・」byお芳
何がやりたいんだ・・・
どうでもいいんだよ~~そんなこと!!
それに、お芳、遊郭の方が地獄だろ??それを解っているだろ??
言うなら、「ヒー様、私も一緒に連れ出して!!」だろ??
逃げたって、借金まみれの遊女には、追手が出されるんだよ・・・??
ほんと、この大河、遊郭をサロンかキャバクラ程度にしかみてないんじゃないの??
遊女の殆どは、10代、20歳前半で亡くなりました。
それはもちろん不衛生と過酷な労働条件からです。
弔ってくれる人もなく、近所の寺で、合同で祀られるのが普通だったんです。
死んでも墓すらない・・・そんな過酷な悲劇を背負っている遊女にどんな力があるっていうねん。
彼女が目指したのは、いい旦那と巡り会って、身請けしてもらって地獄から脱出させてくれることでした。
自分から逃げるなんて・・・出来るわけないだろ~~~!!
短命なのに、待っててくれって、待ってるうちに死んじゃうわ!!
やっと、ヒー様、井伊によって隠居・・・蟄居です。
ああ・・・やっとヒー様退出です。
戊午の密勅を知った井伊直弼は、安政の大獄発動!!
京へと引き返した西郷・・・
「すべて、大老さんに先手を打たれてたということですか・・・」by月照
というものの・・・どんなふうに先手を打たれたのか全く理解不能でわかりません。
幕末の理解できないごちゃごゃしたややこしい成り行きが、全くわかりません。
そんなんじゃ、命かけられんだろ??
夜遅くに西郷の元へやってきた月照・・・
どうしても話をしたかったらしい・・・。
斉彬が亡くなってから、一つも涙を流さなくなったとか言い出す月照。
だから何・・・??
「あんたさん・・・薩摩へ帰って死ぬおつもりでっしゃろ?
やっぱり・・・」by月照
??なんで??いつ以心伝心になる仲になったん??
そんな緊張感のあるかもしれない中で、西郷どんが太っているから血もいっぱい出て立派なものが出てくるだろうとか言い出します。
「それだけのことです。」とか言って、切腹を辞めさせたいのか知れないけれど、なんで血が出るとか、臓物が出るとか、当たり前の事しか言わんのやろ??
切腹するのは武士としての意味、覚悟があるやろ・・・??
「切腹したら出るのは当たり前だから、そんな表現は不要です!!」と、夏井いつき先生なら言うでしょう。
「生きて・・・あんたさんが薩摩守様になりなされ・・・!!」と、言われるのでした。
なんのこっちゃ・・・。
そして、井伊直弼による安政の大獄発動!!
幕府の追放の手は、月照にも・・・!!
月照は、西郷どんと共に薩摩に行くことに・・・!!
逃げるためにいきなり山伏のコスプレ・・・
あんなこんなも緊張感ゼロですよ・・・
やめるならするなよ・・・コスプレ・・・。
薩摩行に当たって、左内の調合した薬を持って行く西郷どん
それって毒??とか思っちゃったよ・・・
二人が何を成したのか?それもわからないままの旅立ちでした。
そして・・・いきなりつかまる橋本左内!!
安政の大獄だからな・・・
これで、左内も見納めか・・・と思いつつ、あの橋本左内が何もしなかったなあ・・・この大河。と冷静に思ったのでした。
追われる西郷どんと月照・・・。
手配書が回り、取り方でいっぱい・・・薩摩はまだまだ遠いというのに・・・どうする??
といういきなりの緊張感ですが・・・緊張感でてるか??いきなりでっ!!
西郷どんが寝ていると・・・枕元に立ったのは・・・
織田信長ではなく・・・亡くなった島津斉彬でした。
「お前は一体何を学んできた・・・
答えよ・・・西郷。。。 西郷!!」by斉彬
と、消えるのでした。。。
斉彬にはなんて教えてもらっていないよね??西郷どん!!
って・・・終わっちゃったよ・・・
ということで、月照との関係も全くわからないまま・・・って、この脚本の先生の言うボーイズラブ・BLってことじゃないわよ??
いや・・・BLでさえも、もっと信頼や愛情が見えているわ・・・感じられるわ・・・。
今も昔も、男同士の友情をBL化する”やおい”な腐女子はいますが、これは腐女子も萌えることのない、全く信頼関係も、友情も、愛情も感じられない西郷と月照です。
登場人物に魅力が全くないという・・・致命的だ・・・。
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