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今回は・・・ぽっと出た富岡製糸場の危機です。
あれだけ大きな・・・世界遺産なのに、今まで全く出てこなかったのに、出てきたとたんに危機ですって・・・。
私たち姉妹の手で、女性たちの松下村塾を作りましょう・・・前回これまたぽっと出で目標になったと思いますが、まるで1月からの目標のようになって、女性たちの学び舎を作ったことになってしまいました。
本当は信心深かった・・・勉強熱心だった寿はかわいそうですよね・・・
「私が死んだあとは、美和を妻に迎えてください・・・」by寿
これでもか!!というほど、再婚を進めていますよ・・・。
事実、兄・民治も、このときは亀さんは亡くなっていて亀の妹さん(義理の妹)を迎えているんだから、ここまで不自然なまでに二人がくっつくぞ!!くっつくぞ!!くっつくぞ!!しなくっても・・・
当時は世間も狭いし、それが普通なんだと納得させてくれたらいいだけなのに、どうしていやらしい目線で不倫っぽく仕上がっていたんだろう・・・
と、不快になってからの始まりです。
明治14年・・・姉上と妹の長年の夢だった女たちの学びの場ができました。
毎日、毎日、みんなが勉強に来て・・・生きる力を身に着けようとしていました。
って・・・この人たちは、飲んだくれの旦那のために・・・博打で借金作っている旦那のために・・・汗水たらしてなりふり構わず働かないといけないんじゃなかったの・・・??
そう・・・生糸も足りないしね。。。
「まるでここは、女たちの松下村塾のようです!!」と、姉に報告していますが・・・
松陰は、先生と呼ばれることを嫌って、同志として語り合ってたんじゃないの??
激論もしてください・・・。これではただの寺子屋ですから・・・。
あ・・・この大河では、激論交わしてなかったのか・・・??
なんと・・・富岡製糸場からはるばると、女たちの学びの場に学びに来ましたよ。
毎日製糸場で働いているという女工さんたち・・・往復50キロ以上・・・かなりの健脚・・・ご苦労様です。
ウィキによると・・・
群馬県では県令楫取素彦が教育に熱心だったこともあり、1877年(明治10年)には変則的な小学校である工女余暇学校の制度が始まり、以前から工女の余暇を利用した教育機会が設けられていた富岡製糸場でも、1878年(明治11年)までには工女余暇学校が設置された。
とあります。
明治14年に美和が作る必要もなく、それこそ楫取がお題目のように「群馬から日本を変える!!」でもなく、↑の事実をドラマ化すれば、とってもいい作品になると思うんですよね・・・。
美和とアイスクリンなんか作ってないで!!
それでも、美和が安子に教えてもらったという料理、裁縫を教えることを楫取に薦める美和です。
幼い子たちも働いてかわいそう・・・とか、そんなこんなも要らないわ。。。
「一人前の女工になりたい!!」と女工さんたちが言っていると美和。。。美和よりも高い志だわよ。
官営工場を民間に払い下げ・・・ここにドラマが待っていそうですが・・・どんなドラマでしょう??
富岡製糸場は、規模が大きすぎて買い手がつかない・・・このままでは赤字続きだ!!
??前回もろ手を挙げてあれだけ喜んでいたのに赤字だったんだ・・・。
ご飯の炊き方も、船津に教わってるんですが・・・
この頃の一般人が・・・借金で苦しんでいる一般人が・・・白米を口にすることができたんだろうか・・・
食い減らしのために、女工や郭に娘を売っていた時代に・・・。
ただ・・・この頃の女性の勉強は・・・いい奥さんになるための勉強なので、お料理、お裁縫、一般常識・・・そんなことは教えてくれたことでしょう。
でもね・・・船津の教え方が、どうも現代っぽく見えていけませんね。。。
公立の女子のための学校を造ることが決まりました。
なんと・・・教科内容は美和が決めるそうです。。。
なんだか再婚に向けてまわりが・・・動き始めました。
「姉と最後に約束したんです。
一つは女たちの学びの場を作ること。
もう一つは、どねなことがあっても兄を傍でしっかりと支えること・・・」と、せいに言う美和・・・。
せい・・・出てきたときはどんな姐御かと思いましたが、何のことはない・・・世話焼きのおばさんになってしまっています。
とっても忙しく働いている素彦のもとへやってきた美和・・・。
いつもあんなに働いているのか?と、びっくりしてますが・・・一緒に住んでるんだから、忙しいなら家で話せばいいのにね。
だいたい不倫とか言われてんのに、県庁にやってきていいんだろうか・・・??
で・・・阿久沢夫妻は二人がお似合いだとか何とか・・・
阿久沢様は、姉上の旦那さんに嫁になど行けない・・・とか、せいはお姉さんがそれを望んでいるような気がする・・・なんてこと言ってますが・・・阿久沢夫妻は現代からタイムスリップでもしたのでしょうか??
何回も言ってますが、妻が亡くなったらその妹を嫁にする・・・それは、昔の手段の一つだったんです。
だから・・・こんな根回しとか、好きだったとか・・・そんなこと何にも必要なくって・・・
ただ滝に言われて嫁に行けばいいんです。
そこをロマンスとか・・・現代風に”愛しているから”という理由を求めるからそうなるんでしょう。
そこへ秀次郎登場!!
なんでいきなり出て来てん・・・??
なんと、手紙のやり取りをしていたようです。
ここら辺も、出てこなくっても手紙のやり取りを出していれば、わかりやすいんですけどね・・・。
母上の仕送りで勉強を続けられるということで・・・粂次郎に楫取家を継がすので、秀次郎は正式に久坂家の跡を継ぐことになったのでした。
で・・・玄瑞の子らしく医者になりたいという・・・。
おっと、すでに二人が夫婦のように勘違いしてみてしまっている自分がいました。
だって、家の話をしてるんだもん・・・。
「これで安心しました。秀次郎はもう大丈夫です。」
なにか心配事でもありました??
今まで全く出て来ていないので、心配もへったくれもありません。
ああ・・・これで安心して再婚できるっていうのか・・・??
女中を雇うという素彦に、困惑気味の美和。。。
やっぱり好きオーラ出てますよね。。。
で・・・始まって30分、やっと副題の富岡製糸場の危機です!!
もし10分で終わるようなら大した危機でもないと思います。
国が赤字な富岡製糸場を閉鎖する!!と言ってきました。
美和の周りでも・・・と、美和の場面が入るので、男たちの頑張り、勢いは全く消えてしまいました。
そういえば・・・この作品は戦っている男の頑張りよりも、女たちの奥や家での頑張りの方が大事なんでしたね。
でも、家を守っているようにも見えないんだけどね・・・。
なんだかいっぱい花が入って・・・何の効果・・・??
「閉鎖させん!!」
機械を導入して、日本の生糸産業の模範となるようにと、素彦が言い出しました。
そして・・・またもや女たちの・・・署名が・・・!!
上京して・・・西郷従道に面会!!お願いするのでした。
で、返事が来る日は女学校の入学式のようです。
県庁に電報が来たんですが・・・なんで美和が県庁で県令よろしく座ってるんでしょう??
こんな時は県令補佐がいるんじゃないんでしょうか??
課長とか、係長とか・・・??
で・・・美和がその電報を開けて読むのね・・・なんだか開いた口がふさがらない・・・
そのうえ、スローモーションで・・・素彦の抽象的な入学あいさつをバックに走るもんだからどちらも頭に入りません。
で・・・見つめあう二人・・・
「富岡は存続だ~~~!!」ってどういうこと
入学式はどないなっとんねん!!開いた口がふさがらんわ・・・。
阿久沢様と素彦がさしで飲んでますが・・・
もっと一波乱あっての仲良しがよかったですね・・・。
だって、阿久沢様が、素彦のどこに惚れたのかわかんないもん。。。
で・・・またもや
「・・・あ・・・一人じゃねえか。。。強えお味方がいらっしゃる。
特別なお人が・・・」by阿久沢様
とか、
こちらもさしで飲んでいるせいと美和ですが・・・
「正直な気持ちが聞きたくって・・・
お二人・・・一緒になられたらどうかいね??
もう、誰もとやかく言う人間は居ませんよ。
二人はお似合いだとうつってんですから
怖いんだね・・・本心を知るのが・・・
大事なんは自分の気持ち!!そうだろう??」byせい
と・・・不倫→結婚の余韻を残して終わるんですよ!!
せいの”もう、誰もとやかく言う人間は居ませんよ”なんて、不倫って言ってるようなもんじゃないの・・・。
やっぱり、恋愛感情をもって結婚するっていう今の考え方で書いたから、こんな感じになってしまったんでしょうね。
富岡製糸場の払い下げ云々については、ドラマにしたらとっても面白そうです。
あまりにも巨大なために、払い下げできない・・・ということで、いろいろと金銭的にももめたようです。
そして、素彦が資本家たちと戦ったんですが・・・こんな活躍をカットするなんて・・・。
素彦も、もっと活躍しているんでしょうが・・・どうしてやってくれないんでしょう。
ま・・・あと二回ですけどね・・・
でもって・・・最終的には明治26年(1893年)に三井家に払い下げされました。
もちろん三井はあの三井ですが・・・「あさが来た」のあさの実家の今井家です。
このお父さんなら、大丈夫!!太鼓判です!!
そういえば・・・大河なのに歴史上の有名人物が・・・西郷従道しか出ていませんでしたね・・・。
なんだか寂しい。。。
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