価格:1,050円 |
モラル無き中国式商い・・・
中国で新手の商売として流行っているのが・・・
携帯やスマホの予備のバッテリー。。。500円~800円です。
使い捨てではなく、再充電できるのですが。。。
中身は乾電池と砂。。。
重さをごまかすために、砂を入れているのです。
悪質な模造品でした。
モラル無き商売・・・
中国の人々は、仕方ないと思っているようです。
中国では詐欺まがいの商売がたくさんあるそうで。。。騙される方が悪いのです。
みんな自分の利益しか考えていません。
①低・・・品質・モラルが低い
②偽・・・偽物
③劣・・・品質が劣っている
この3つが中国ビジネス商品を表すキーワードとして語られています。
羊肉・・・実はキツネ・ネズミ
地溝油・・・下水道の油を再生した安物の食用油。
おから工事・・・手抜き工事のことで・・・
橋だけで、2007年~5年間で37件も起こって、182人が亡くなっています。
とにかくお金儲けだけを考えている・・・拝金主義なのです。
きっかけは鄧小平。
30年前に社会主義に市場経済を取り入れました。
先富論。。。”先に富むことが出来るものから富め”という方針でした。
このチャンスに、一気に金もうけに走ったのです。
経済発展を続けてきた中国には、拝金主義がはびこっていました。
そんな中国で・・・もう拝金主義は止めようという会社が出て来ました。
そこに大きな影響を与えているのが日本のカリスマ経営者だったのです。
成長に陰りが見え始めた中国で、未だにGDPが成長著しいのが成都。
その成長を牽引しているのは不動産業。
しかし、ここにも拝金主義が横行して・・・
仲介手数料以外に・・・不動産業者によって売り手・買い手に二重価格を掲示し、差額を抜き取っていました。
伊誠地産・・・2004年に設立。店舗は約300店舗、社員は6000人です。
この会社は・・・昔は拝金主義でした。。。
売り手買い手にウソがばれ、抗議の電話が殺到するようになります。
どうしていいか分からなくなったとき出会ったのが、”心の経営”の稲盛和夫でした。
京セラを創業、KDDIの設立に関わりました。
経営破たんしたJALを任され2年で再生、経営手腕は素晴らしく、日本では経営の神様と尊敬する人もおおいのです。
"誠心誠意"”真心”という心の在り方が、人生や経営についていかに大切か・・・!!
そんなことを説いています。
中国の書店では、この稲森和夫氏の本が大人気・ベストセラーです。
成功方程式は・・・
人生・仕事の結果=能力×熱意×考え方
稲森氏の言葉です。
不透明な取引の流れをガラス張りにします。
誠心誠意を徹底すると、お客さんの信頼を得ることが出来ます。
業績はアップしていきました。その数字は驚異的!!
この稲森哲学の神髄は・・・???
心の鏡が純粋で、邪念のないものでなければ真理を見つけることは出来ない。
”人間として何が正しいのか”という言ってんで物事を判断するのです。
①人間として正しいことをする
②ウソはつかない
③利他の心
この3つが稲森氏の経営哲学です。
稲森氏は、運動会やコンパも大切にしています。
人と人とのコミュニケーションを大切にして、会社をひとつにまとまるからです。
”昭和の経営”が世界に影響しています。
他にも世界的に注目されているのが・・・
社歌・社訓・社是です。
何かまよたっときには、ここに帰ろう!!というのです。
グローバル金融の時代となり、”会社は誰のモノか?”と、言われますが、”経営者がまず考える第一は社員が幸せかどうか”だそうです。
東洋では、仏教や儒教の考え方が浸透しているので受け入れられやすいということもあります。
東京で行われた就職セミナーでは、外国人がたくさんいました。
”個人主義”よりも、日本式の”家族主義””助け合い”が受け入れられているようです。
稲森氏の「盛和塾」は、欧米にも受け入れられ・・・アメリカでもその哲学が学ばれています。
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