国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)

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交通の要衝にある岐阜城。。。
長良川の河畔にあって、斎藤道三、織田信長の居城としても有名です。
斎藤氏の時は、稲葉山城と呼ばれていました。

ま、岐阜って言葉を作ったのは信長だしね。

道三は、油売りから下剋上でのし上がりました。一国一城の城主となり、”まむしの道三”と、怖れられていました。
しかし・・・下剋上された道三は、この下剋上が仇となっり・・・息子の義龍に殺されてしまいました。

道三は、主人の主人の主人・土岐頼芸を滅ぼして、その愛妾を妾にしました。
しかし、その時すでに腹には義龍が・・・

道三は死の間際、「三年を経ずしてお前の五体は生きながら地獄に落ち、稲葉山の城に入るものは一人も生かしておかぬ」と、呪いの言葉を吐いたのです。

その呪い通り、義龍は急死・・・次に稲葉山城城主となった龍興は織田信長に「舅の仇」という大義名分のもとに滅ぼされるのです。

信長は、この稲葉山城を岐阜城と改め、天下人に相応しい豪華絢爛に作り上げました。
しかし・・・天下統一を目前にして本能寺の変で死んでしまうのです。

その後、信長の三男・信孝・池田輝政・織田秀信など、歴代の岐阜城主たちはみんな非業の死を遂げています。

その上、岐阜城では幽霊が出ると評判で・・・。

稲葉山城は斎藤道三の居城になる前は、道三に殺された長井氏の居城でした。
その長井藤左衛門尉景引の幽霊に始まり・・・道三・義龍・信長の幽霊が出ては城主たちを悩ませました。

そして・・・江戸時代・・・この城を与えられた家康の娘婿・奥平信昌は、入城前からこの噂に怯え・・・この城を廃城してしまいました。

しかし・・・斎藤道三=土岐頼芸という説もあって・・・
ってことは、義龍は実子ってことになるし。。。
ま、この時代、畳の上で死ぬことは許されない武士達・・・
みんな非業の死を遂げていると思うんですけど。

なので、きっと弱い人間の心が・・・後ろめたい人たちが作り上げた怨霊のように思うのですが、どうでしょう???


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