近世の地方寺院と地域社会 遠州井伊谷龍潭寺を中心に [ 夏目琢史 ] 価格:8,640円 |
最近バタバタしているので、なかなか更新できませんが、なんとか頑張りたい直虎です。
天正2年12月24日。
直親の十三回忌の法要が行われました。
直親の忘れ形見・虎松は、今や松下家の養子。
井伊とのつながりが途切れたまま、15の春を迎えようとしていました。
ああ・・・今、戦国時代は面白いところをやっているはずなのに、こちらの元城主は呑気な農民生活を送っています。
そんな生活のどこに大河があるのか・・・その不満や面白くない部分が、私の筆を遅くしている原因の一つでもあります。
戦国時代って、ほんと面白いはずなのになあ・・・
新野の屋敷に来た虎松。。。
しっかり者の虎松は、徳川に仕えたいのだという。
井伊谷を見学してまわる虎松。
その豊かさに感心する虎松ですが・・・そこを治めている近藤殿ではなく、おとわ(直虎)が裏で操っているので千豊なのだそう・・・。
井伊を諦めよと言われたのに、裏で糸を引いているおとわに怒る虎松。
またもや「井伊家を再びと思っていないのか??」と、おとわに聞く虎松。
全くもって思っていない、無い方がやりやすい・・・なんて、戦国時代にあるまじきことを言う大河主演です。
ああ・・・ほんと、戦国時代って、面白いのよ・・・なのに、どうしてこんなことになるのかなあ・・・お話が。。。
って、主人公が徳政令しかしていないんだもん・・・無理ないよね??
これからは、虎松とのダブル主演で行くのかもしれないけれど、ほんと、直政って練って書けばいい作品になると思うのよね・・・。
なので、本当に主役が直政でないのが残念です。
直政の成り上がりっぷりを見たいんですけどね・・・。
そして・・・松下に養子に行っているにもかかわらず、こんな風に考え始めたnew主人公・虎松
”松下で小姓にあがる”のを”井伊の名を取り戻す”に目標変更!!
今まで育ててくれた松下に筋を通すように・・・
恩をアダで返すような真似はしてはいけないと止める六左衛門。
このまま犬死でいいのか??
「六左・・・六左は俺の守役ではないか・・・
八方丸く治めてみせる故・・・俺を信じてくれ・・・。」by虎松
家名はなくとも井伊はそなたらの中にある・・・
松下の名の元、世のために使こう手下され
と、おとわに送り出された虎松。
そんな野望??を持った虎松はどうする??
常慶は、次の鷹狩りの際に松下の息子を引き合わせると家康に・・・。
松下の息子とは・・・井伊や小野の者を家康にひき会わせていいのか??
直虎に負い目のある家康は、会うことを決めるのでした。
井伊と小野の息子を引き立てることで、遺恨を一つ消せると、虎松、小姓への道が開かれました。
南渓和尚は岡崎城へ・・・。
瀬名と信康に会いにやってきたのです。
その目的とは・・・??
虎松からのお願いの文をもってやってきました。
”井伊の名”を使いたいと・・・!!
家名回復を願ってきたのです。
松下には育ててくれた大恩があるので、家康からトップダウンで井伊の名を使えるようにしてほしいとの事でした。
家康に会う日のための衣装を井伊のみんなが作ってくれました。
「いける気がする!!亥之!!
これは、父上と但馬が・・・やれと言うてくださっておるのではないか??」
ついに、お目見えできる鷹狩りの日がやってきました。
松下の父は、何も知らずに呑気にいい人です。
立派な武者ぶりを喜んでいます。
鷹狩りでも、井伊にするか、松下にするか悩んでいる家康です。
「そなたは井伊の遺児であるそうじゃの。
そして、それなるは小野の遺児・・・」by家康
「この者は、松下の跡取りにございます。
そして、これなるは、松下の縁者・・・」by常慶
「わしは、この者は、心の中では井伊として仕えたいと思うておると思うのじゃが・・・どうじゃ。」by家康
「はい。」by虎松
「そうか・・・やはり井伊として仕えたいか・・・」by家康
「じつは・・・心の奥底では、ずっと井伊の家名を再び立てることを夢見ておりました。
しかし、もはや夢と半ば諦め・・・
まさか、かようなことが起こりますとは・・・!!」by虎松
と、公に二人で三文芝居!!
松下としては受け入れられない・・・
という家臣たちに、
井伊はわしが潰したも同然!!と、
「今日よりは、井伊万千代と名乗るがよい!!
亥之助は、万福と・・・!!
わしの幼名・竹千代より千代を与える!!
井伊が千年、万年続くよう・・・!!」by家康
と、井伊の名を回復させた虎松です。
いい人の松下源太郎はあまりのショックに倒れ込んでしまいました。
六左に問い詰める常慶!!
今までの松下の功績に対してどうするのか??と、責められる家康ですが・・・
万千代と万福は草履番として仕えることとなりました。
影陽になり、徳川に尽くして来た松下虎松としてならば、小姓として取り立てるが、潰れた今川の国衆の井伊の者を、殿の近くには置けないと言われてしまいました。
松下で小姓??井伊で草履番??
「それがしは、昨日殿より井伊万千代という名をいただきました。
それを己の欲得のため日と晩にて松下と前言を翻すは不忠の極!!
井伊万千代、かくなるうえは、日の本一の草履番を目指す所存にございます!!」
ということで、こぎれいな部屋から草履番の部屋へと移されました。
「やられた~~~!!なんじゃ、あの・・・あの・・・腐れ小ダヌキが~~~!!
俺はまだ15だ~~~!!
それを良い年をした大人どもが・・・恥を知れ~~~!!
殺す!!いつか必ず殺す!!
いつか寝首を欠き、血の一滴までタヌキ汁にしてすすり尽してくれるわ~~~!!」by虎松
「寝首を欠くなら寝所にございますな。
寝所に出入りするには、まず小姓にならねば話になりませんな。
そのためにはまず、日の本一の草履番となり、小姓にあげてもらわねばなりませぬな。」by亥之助
と、沈着冷静な亥之助です。
徳川四天王・井伊直政の誕生の回でした。
そして・・・井伊の名で仕官することとなったという事実はおとわに告げられてビックリ!!
ということで、おとわ=直虎がお家再興に対して興味がないというよりも後ろ向きなことに、「大河としてどうなんだ??」と思いながら見ています。
興ざめだわ・・・
副題の「虎松の野望」は、もちろん「信長の野望」からきているんでしょうが、なかなか信長の野望って大きいわよ・・・。
15歳の虎松にとっては、お家再興も大きな野望かもしれませんが・・・
本当に、この頃は・・・
とっても面白い戦国時代なのに・・・ほんと、勿体ないと思うのでした。
私が古い時代劇が好きだからかもしれませんが、政次を”いい者”にしたことで、全ての人のかかわりが裏、裏となり・・・単純明快な時代劇でもなければ、どす黒い陰謀もなく・・・
おとわはお家再興を願わないとなり、そこを虎松がひっくり返すという図になっています。
松下への恩も忘れてなんのnew主人公か!?
単純明快な時代劇が変なややこしい図式になってしまいました。
どうして女のおとわが直虎となったのか??それはお家再興の為ではなかったか??
言い伝えにあるように、鷹狩りでのお目見えとなりましたが、”家康の目に留まるようにその着物の仕立てをおとわがした”というよくありがちではあるけれど、成長する直政をどうやって売り込むのか?どうやって後押しするのか??そんな普通ではいけないんだろうか??
史実はどうかはわからないけれど、松下の者として家康に仕え、井伊のお家再興を許してもらったという説の方がしっくりくるように思います。
ほんと、ややこしくていけません。
かき回さないと時間がもたないのかな・・・??
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