人間らしく生きるなら江戸庶民の知恵に学べ―その豊かな生き方、ムダのない生活術に、大事なヒントがある (KAWADE夢新書)

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初物・走り物大好きな江戸っ子。
初鰹は、当時の職人の1年分の手間賃に匹敵したとか???
せっかちな江戸っ子は、気短で・・・食の世界にも新しいものをたくさん作りました。

上方から伝えられたのは押し鮨でしたが・・・
待たされるのを嫌う江戸っ子から握り鮨ができました。
発明したのは花形与兵衛。
醤油を付けて食べるのが評判となり、押し鮨はなくなっていくのでした。

天ぷら、うな丼・・・そして、そばの食べ方。。。
代表されるのは、夜鷹そば。
そばが渡来したのは8世紀ですが、ポピュラーとなるのは江戸時代。

すでに寛文元年に「暮れ六以後は、饂飩・そば切りの荷売り(屋台)は、火を持ち歩いてはならない。」という御触れが出されています。かなり古い頃からあったようです。
この”二八”は、かけそば1杯が16文だったことから”2×8=16”二八そばとなったという説もあります。
もう一つは、つなぎの小麦粉2に対し、そば粉8だったという説もあります。

お魚は・・・
魚河岸は、関東大震災で築地に映るまでは日本橋北詰にありました。
江戸中期には、芝居、吉原と並んで日に1000両の金が動くと言われました。

魚河岸の起源は、摂津出身の漁師が漁業権を得て、佃島で獲った魚の上納分の余りを日本橋で売り出したことに始まります。
その後家康は、江戸繁栄策の一つとして三河国人に魚類専売の利権を与え、定住させ、元禄の少し前には魚河岸になってきていました。

江戸に送られる魚は、下等なものを除いてはすべて魚河岸に集められ、ほかで売ることは禁じられていました。
さんまは下魚というのは今でも納得??いえいえ、昨今は高級???
でも、鮪・河豚も下等な魚とされていました。
高級魚とされたのは、鯛・鮃・鱸・真魚鰹そして、その下に位置していたのは、今では蔑まれている鰡だったのでした。

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