【新品】【書籍・コミック ビジネス・経済・就職】タイのことがマンガで3時間でわかる本

価格:1,680円
(2014/3/5 12:06時点)
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アジアの巨大都市・・・タイのバンコク・・・

市内にはバリケード・・・通行止め・・・

そのバリケードの奥では、市内の幹線道路を占拠し、大規模な反政府デモが行われていました。

でもそこは歩行者天国?

ところ狭しと露店が並んでいます。

一番人気はデモのTシャツ、パラソル、かき氷、ロックコンサート。。。

極めつけは足裏マッサージまで。。。

不思議なデモの参加者の腕には高級時計。。。

お金に困っている訳ではありません。

シンボルカラーは黄色。。。富裕層や中間層が主流で・・・怒りの矛先は、タイ初の女性首相・インラック首相です。

首相の支持派のシンボルカラーは赤色。。。貧しい人たちが中心です。

国を二分する戦いとなっています。


これに直面している日本企業。。。

バンコク伊勢丹ではセキュリティーチェックを強化、外出を控える人が多いので外食チェーン店では空席が目立っています。

タイの新車生産245万台のうち日本7社で9割ですが・・・
首都封鎖の危機に物流を止めないためにも日本企業が動いています。


タイの日本企業数は7000社超。

在留邦人・5万5000人。

日本人観光客137万人と、離れられない関係です。


反政府側・ステープ元副首相VS政府側・インラック首相。。。

キーマンはインラック首相の実兄・タクシン元首相です。

タクシン元首相は、人気を誇りましたが2006年9月にクーデターで失脚し、海外逃亡。

2008年10月には土地取引で有罪判決を受けています。

タクシン元首相を国内に戻すために、インラック首相が去年、恩赦法案を強行採決させました。

この事に対して反対運動が起きているのです。

タクシン元首相は、今太閤と呼ばれた日本の田中角栄元首相にたとえられています。


タクシン元首相の故郷・ナーン県には・・・

”タクシンロード”と呼ばれる幹線道路が。。。

村にはタクシンの恩恵がたくさんあって・・・

年間1000万円の助成金を使って・・・学校・プール・・・貧しかった農村が一変しました。

収入も倍になったといいます。


タイ政府は、農家から市場価格の2倍で米を買い取っています。

これを海外に売るはずでしたが・・・ベトナムの米の方が安いので、タイ米が売れなくなってしまいました。

売るに売れないコメ・・・政府の赤字は8000億円にも上っています。
政府はまだ続けると言っていますが、これ以上米を買い取るお金がありません。

行き詰まりを見せるタクシン政権に・・・反発したのがデモなのです。
タクシン政権からインラック政権までの不正を正すために・・・!!
反政府デモには巨大なスポンサーがありました。
反政府デモのリーダーは、元副大統領のステープ。。。
金持ちやエリート層が参加し、大企業が資金・食品・飲料を提供しています。
24時間のデモ活動には1日約3000万円必要です。
それをバックアップしているのは経済界だったのです。

2月2日には投票が行われましたが、妨害活動によって20%が投票できませんでした。2月18日警察が反政府デモ隊を強制排除し、警官1人、デモ隊3人が死亡しています。
23日には中心部のデモ隊拠点で爆発があり、2人死亡・20人以上が負傷し・・・混乱は続いています。

そんな中、日本企業は???

近鉄エクスプレス・・・
タイに進出している日本企業の物流を支えています。その数約300社。
道路の封鎖は死活問題で。。。
政府は非常事態宣言を発令しました。
神出鬼没の反政府デモを避けて運搬します。
物流を止められない!!何故ならそれは、タイが大アジアの中心だからです。

ASEAN10か国・6億5000万人の中心にあるのはタイ・・・2015年までに、関税を撤廃することになっています。
経済共同体となるので、ますますタイの必要性が強まるのです。


タイプラスワン・・・
バンコクから東に400キロ・・・カンボジアにつきます。
カンボジアにある広大なコッコン経済特区にはたくさんの工場がありました。
日本のスポーツメーカーミカサも2013年12月にカンボジアに進出。
年間500万個のバレーボールを生産。
主力工場をタイに置いたまま、カンボジアに置いているのです。
もしタイで何かあったら・・・というリスク回避・リスク分散のためです。

もう一つの理由は、ゴムのチューブに布を張る作業・・・これは人の手でしかできないのです。
カンボジアで単純作業をし半製品までを作って、仕上げをタイの主力工場で行っています。
カンボジアには多くの労働力が眠っています。
人件費は平均賃金・月額で・・・タイ=3万4500円ですが、カンボジアは7400円です。
ニッポンの新しい戦略です。

タイの混乱は・・・
昔のように明確に対立している訳ではなく、政府はの中にもタクシンさんは国に戻って刑を受けるべきだという人も増えてきています。
反政府側の人たちも、いつまでもこんなことをしていてはいけない・・・という考えも出てきています。
選挙によらない政治は民主主義ではないという人たちもいます。

全体としては、このままではいけない!!
タイを前に進ませなければいけない!!という考え方に向かっているようです。
タイの経済は日本にとっても大事です。
これからを期待していきたいものです。

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