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宗教と経済・・・それぞれの宗教によって、経済活動が随分違います。
日本にいる限りはあまり関係ありませんが・・・。
海外に於いてはかなり関係しています。
日本人はお宮参りに教会で結婚・・・お葬式はお寺で・・・??
海外から見ると、「一体日本人はどんな宗教を信じているんだ?」ということになりかねません。
文化庁によると、日本の宗教の信者数は・・・1億9710万人・・・
しかし、日本の人口は、1億2700万人です。
お寺では檀家であり、神社では氏子である日本人がたくさんいるのです。
では、日本人は宗教を信じていないの??
宗教はあまり考えなくても、人知を超えるような超自然的なものには畏敬の念を持っています。
「バチが当たる」「お天道様が見ている」・・・
特定の宗教を信じている気持ちは無くても、宗教的な感覚や発想を持った人が大勢います。
世界でも、宗教を見ると解りやすいのですが・・・
イスラエルはユダヤ人の作った国です。
第2次世界大戦中、ユダヤ人はナチス・ドイツによって約600万人が殺害されました。
戦後、世界がその悲劇を知るようになって・・・同情的になります。
結果、ユダヤ人たちが、かつて自分達の王国のあったパレスチナ地域に国を作ることを認めたのです。
パレスチナ地域を”ユダヤ人の国”と”アラブ人の国”に国連が分割しました。
それがイスラエルで、そこから追い出される形になったのが、イスラム教徒のアラブ人で。。。
反イスラエル闘争を始めます。
これが今に至る中東紛争の原因となったのです。
どうしてユダヤ人たちはヨーロッパで迫害されたのでしょうか?
きっかけは、キリスト教の”新約聖書”です。
4つの福音書からなっていますが。。。
そのなかのマタイの福音書には・・・キリストが十字架にかけられるシーンがあります。
当時のパレスチナはローマ帝国の一部でした。
イエスは、ユダヤ教徒として生まれ、ユダヤ教の改革運動をしたことが当時のユダヤ教徒たちに憎まれて十字架にかけられて殺害されたのですが・・・
イエスが処刑されるとき・・・ゴルゴダの丘には他に2人十字架にかけられている人がいました。
ローマ総督のピラトが・・・
只者ではないイエスを十字架にかけて良いのか悩んで聞くと・・・
ユダヤ人たちは・・・
「イエスを殺せ! 十字架にかけろ!!
その血の報いは、我が子孫に及んでも構わない!!」
と言ったと書かれています。
3日後にイエスは復活し、人々に色んな教えをしたうえで、天に昇って行ったと信じられています。
ユダヤ教に於いては「救世主が現れる」と言われています。
イエスが十字架にかけられ復活し・・・ということを聞くと、イエスに着き従っていた人々が、イエスこそがユダヤ教における救世主ではないか?ということになったのです。
その人々の勢力が大きくなって・・・キリスト教徒と呼ばれるようになったのです。
ユダヤ教における神=キリスト教における神で、キリスト教がローマ帝国全体の国の教えとなって・・・ユダヤ人の王国は、ローマ帝国によって滅ぼされ、世界中に散り散りになってしまうのです。
「イエス様を十字架にかけたものの子孫だ!!」ということで、差別されることになるのです。
「その血の報いは、我が子孫に及んでも構わない!!」
と言っただろう!!ということになったのです。
キリスト教社会にあってもユダヤ教を守るユダヤ人たち・・・。
ユダヤ人陰謀説もでてくるのです。
ユダヤ人たちはキリスト教社会において、大変苦労をします。
まともな仕事にもつけません。
キリスト教徒が就きたくない職業・・・金融業につくようになります。
一生懸命働いて・・・金融業で成功し、金持ちになってきました。
差別されていた人々がお金持ちに・・・!!
ますます差別され、偏見を受けるようになります。
”強欲の高利貸し”として、ヴェニスの商人にも登場します。
ドイツには、第一次世界大戦後、多額の賠償金が課せられていました。
そいつ経済がどん底になって・・・不満が高まって・・・そこで登場するのがヒトラーなのです。
多くの人々を、特定の敵に対して対抗する形で、国内をまとめます。さらに公共事業をやってドイツ経済は復活を遂げていきます。
ユダヤ人を目の仇にすることで力を持ったヒトラーがユダヤ人狩りをするのでした。
多くのユダヤ人がアメリカに逃げていきます。
アメリカもキリスト教の国なので、ユダヤ人たちは差別を受けます。
東海岸で差別をされた人たちが・・・カリフォルニアまで逃げて行って・・・映画産業に参入していきます。
ハリウッドの名だたる映画監督にユダヤ人が多いのもそのためです。
そう言えば、このコンビ・・・
黒人&ユダヤ人の設定です。
これってもしかして、今まで差別を受けていた人が地球を救うって意味も含まれてるのかしら??
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