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江戸時代、大工の親方になるにはどうすれば???
先ずは12歳ぐらいで親方に仕え始めます。
請書が作られ・・・手付金を納めます。
そして、徒弟として工房に入り、3~10年の年季奉公を住み込みでするのでした。
衣食住は面倒見てもらえますが、基本的に無給。。。たまに小遣いをもらう程度でした。
休みも盆と正月だけ。。。
親方は、技術を教えてやっているので・・・家の用事も言い付け放題です。
でも・・・辛抱できなくて・・・逃げてしまう徒弟もあって・・・
そんな時は、請書に署名した保証人が、それまでの衣食住その他の費用を支払わなければなりません。
年季を終えると、独立⇒鑑札⇒住み込みの平職人or通い職人です。
しかし・・・親方になるためには、仲間株を取得する必要がありました。
難関を突破した職人は、気位も高く・・・
「細工は流々、仕上げをご覧じろ」というような自負心・責任感・・・職人気質を持つようになるのです。
江戸の”三職”と呼ばれたのは。。。
大工・左官・鳶職は、結構恵まれていました。
大工は江戸で1日銀三匁~五匁。
1855年の江戸大地震直後では1日銀三匁に弁当代銀一匁二分とあります。
小粒に換算して・・・1日420文程度の収入となりました。
100文で米が7合買えた時代。。。
しかし、大火、大地震直後には2~3倍・・・下手をすると5~6倍になることもありました。
おまけに大工は・・・朝四ツの小休止、昼食、昼八ツ(おやつ)を引くと、労働時間は短い時で1日4時間程度でした。
早出や残業には割増料金がついたので・・・十分すぎる生活ができたのでした。
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