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椋梨藤太さん・・・”花燃ゆ”では内藤剛志さんが演じています。

muku










こんな人がいるの、みなさん知ってました??
私は完全な勉強不足でしたよ・・・。

内藤さんが演じているので、”重要な役”なんだなあ・・・って思いますが、ドラマでは今一つ対立構造が分りませんね。。。

で・・・対立しているのはこの人・周布政之助さんです。

suhu












この二人が対立??って、その対立を最初っから見ていないのでよく判んないですが・・・。
幕末・維新と関係してくる対立です。
幕末の長州藩において、中川宇右衛門とともに保守佐幕派の代表的人物 ・・・
そう、松下村塾メンバーの前に、常に立ちはだかる椋梨藤太なのです。


戦国時代に遡ると・・・もともと椋梨家は、小早川氏庶流で・・・小早川隆景を小早川家の当主にするため、毛利元就に協力した小早川家重臣。隆景死後に毛利氏家臣となった椋梨氏の末裔になります。

1851年、46歳の時、密用方から政務座役に抜擢された椋梨藤太は、長州藩の重臣に加わり、幕末の長州藩において、中川宇右衛門とともに保守佐幕派の代表的人物です。

1553年にペリーが来航すると、わずか2年で職を罷免され・・・代わりに革新派の周布政之助が、長州藩の政務筆頭となります。
が、吉田松陰が密航に失敗して捕まると、その翌年1855年には周布政之助は罷免され、椋梨藤太が右筆に返り咲くのでした。
そう、こんな感じで政権交代・政権交代・・・殿が代わっていないので、お家騒動とまではいかないですが・・・。 
こんなバタバタしていた長州藩なのです。

よく考えると、バタバタと人が斃れていく長州藩にあって、最期まで保守佐幕派として貫き、頑固に生きる人です。

”花燃ゆ”も、主人公の杉文以外は、それこそバタバタと死んでいくので、この椋梨藤太を中心に長州藩を見てみるのも楽しいかもしれませんね。
あ・・・小田村伊之助も生きるか・・・??

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