新島八重 愛と闘いの生涯 (角川選書)

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1866年12月25日・・・孝明天皇が崩御されました。
突然の事だったので、暗殺説も浮上するほどで・・・まさに青天の霹靂だったことでしょう。
そして・・・後ろ盾を失った容保は・・・失意のどん底だったことでしょう・・・。

人々は不安に・・・そしてその不安は的中していきます・・・。

武器調達のために長崎についた覚馬・・・。
お医者様に目を見てもらっています。
覚馬の目は・・・やはり治らないようです・・・
長崎の知識の多さに・・・しかし、自分には時間が残されていないという事実に、焦り始める覚馬。。。

グラバー商会では、長州の伊藤俊輔と薩摩の村田新八が商談???密談中・・・。
薩摩が長州に武器を横流ししていると感づく覚馬と修理・・・。
ホントにこの事実を知っていたのか・・・かなりの疑問ですが。。。

新参者のプロイセン商人と商談に臨みますが・・・
レーマンは旧式のゲベールやミニエー銃を薦めます。
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この事に・・・焦っている覚馬は、スペンサー銃が欲しいと喧嘩になってしまいます。
目が見えなくなってしまう焦りが、覚馬をそうさせていたのでした。

1867年春・・・孝明天皇の大喪の礼が行われました。
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三郎は
江戸修行に
行くことに・・・


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家族全員で見送ります。。。

ああ・・・
これが今生の別れになるのかなあ・・・



土佐の乾退助と薩摩の西郷隆盛が密談中。。。
土佐も加えてほしいと高圧的に願っています。
ホント、頑なに龍馬さんも慎太郎さんも出てきませんね

容保の名代として養子・余九丸(慶喜の実弟)を京に残して、会津は1年のみの帰国を許される。
はずでしたが・・・
慶喜は・・・

「国元に戻るのはしばらく待ってくれぬか?」
?????
「会津殿は都を放り出されるのか?
 薩摩や土佐が長州藩主親子の官位復旧を公家たちに説いて回っていること・・・存じているであろう。
 我らを信頼してくださった先の帝とは違って、新帝の祖父・中山忠能卿は薩摩に同調しておいでだ。
 会津殿が都を去れば、薩摩から朝廷を操り争乱を起こすやもしれぬ。」

でも・・・大火もあり、体調もすぐれない容保は帰りたい
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「その抑えの為に、藩兵1000人を残しておきまする。
 事があれば・・・その時は・・・!! それがしもただちに・・・!!!」

「それでは間に合わぬ!!!
 朝廷にすり寄る薩摩らは、何を企んでいると思う。。。
 幕府を倒し、取って代わることなのだぞ!!!
 そうなっては、公武一和を願われた、先の帝のお志はどうなる!!
 我らを厚くご親任くださった先帝に対し、あまりに不忠ではないか!!!」

いやあ・・・酷いですね、black慶喜。。。
孝明天皇を出されては容保、反論しようがありません
結果的に、会津への帰国は見送られました。。。

都から帰ってこれない覚馬から贈り物が・・・
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最新式の銃でした。







この銃を見て・・・
まだまだ帰ってこれないと悟った尚之助、前に三郎の言っていた会津の城が丸見えという不安を思い出し・・・
城の守りを固めるために、白河を探索に・・・
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「まさか・・・
 ついてくる
 とは・・・」







尚之助の心配をよそに、けっこうピクニック気分でついて行く八重なのでした。
今回は、政治状況というよりも、ひとりひとりの内面を重視して作ってくれていました。
みんな人間ですから、こんな気持ちも織り込んでくれると分かりやすいというか、親しみやすいですよね。
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