井伊直虎 一冊でわかる大河ドラマ・ヒロインのすべて (歴史REAL) 価格:972円 |
と、頑張って出世しています。
戦に出ることを心配する直虎。
万千代の初陣は、武田が治める駿河の田中城攻めでした。
ついて行ったものの・・・みんなの色小姓扱いにちょっとゲンナリ・・・な万千代。
田中城攻めにはせ参じる信康!!
軍事も聞けず、部屋で身の回りのお世話をしながら待っている万千代は、またもや何か考えているようで・・・??
「戻ったら、殿に元服を願い出た方が良いかもしれぬ。
このまま、色小姓扱いされて追っては、寝所に閉じ込められ、俺の徳川勤めが終わる気がする・・・。」by万千代
そうそう、本当は色小姓じゃないもんね、万千代。
そこへやってきたのは、信康&お付きの近藤。
信康にも、「お主らまだ、前髪か・・・」と言われてしまって・・・。
元服できるように口添えしてほしいと頼むものの・・・
信康にしても父は、万千代たちを戦いには出したくないのかもしれない・・・と言われてしまうのでした。
戦に長けた者は他にもいるので、それ以外のことを求められているのでは??と、ヒントのようなものをもらいました。
武功でなく・・・なにを・・・??
ある夜・・・万千代は、殿の寝所に忍ぶ者を見たかも??気のせいか・・・??
翌朝・・・殿にも「気のせいではないか?」と言われてしまいます。
戦いに連れて行ってもらえるように願い出るものの・・・
酒井、本多・・・みんなに昨夜の不審者を見つけておいてくれ・・・。
と、体よく断られてしまいました。
そう・・・万千代は、4年も小姓のままだったのです。
万千代は、陣中すべてを見廻って、罠を作り出しました。
果たして・・・??
疲れて殿の寝所で寝てしまった万千代・・・殿に起こされてもびくともしません。
薬湯を作ってくれと頼まれるも・・・眠ったまま。。。
薬を作れる者を呼んできます。と、戻った万福が連れて来た近藤・・・??
実は万千代は起きていました。
殿に差し出された薬湯を近藤に毒見をするように言うのでした。
「ただの養生薬じゃ・・・
よいではないか。
ほれ、毒見してみよ。
どうした??なぜできぬ・・・??」と。。。
一瞬で近藤は薬湯を投げつけて斬りかかろうとしました。
殿をかばった万千代!!
肩に傷を追ってしまいました!!
「刀を捨てよ!!
捨てよと言うに・・・!!」by万千代
曲者を捕らえた!!
刀傷を負ってしまった万千代ですが・・・。
「万千代・・・辛いとこすまぬが、曲者の詮議をせねばならん・・・
あの者のたくらみにどうやって気付いた・・・??」by榊原
「薬箱の留め紐の結び方が違っておりました。
留め紐は必ず蝶結びにしておりまして、それが、なぜか片結びになっておりました。
誰かが薬箱に触れたのだと・・・。
調べてみましたところ、やはり、混ぜ物がしてあり、これは何者かが私が殿を殺したということにして、殿を亡き者にしてしまおうとしておるのだと気づきました。」by万千代
と、何とも細やかで聡明な万千代です。
そう・・・武田に通じていたのか・・・??
「とにもかくにもご苦労だった。
暫し休むがよい。」by榊原
と、答えたものの・・・痛みで気を失ってしまった万千代でした。
って、ちゃんと答えるところまで頑張るところが万千代の気の強いところでしょう。
祐椿尼さまが病気に・・・
みんな心配しています。
が・・・そんな井伊に朗報が・・・??
万千代が今回の手柄で1万石を拝領することとなったのです。
「なんじゃ・・・不服か・・・??」by家康。
不服なことなど全くなく、ますます奉公に励むことを誓うのでした。
万千代から知らせが来ず、しのから聞いたおとわは、近藤殿に申し開きに行くことに・・・。
帰ってきたら・・・万千代が井伊谷に来ていました。
おばば様に来てほしいと直々に頼まれたので、来ないわけにはいかないという万千代。
ぎすぎすしたおとわとの関係ですが・・・??
この先はどうするつもりじゃ?と、おとわに聞かれます。
要らぬ波風を立てないでほしいとも・・・??
「殿には誇りと言うものがござらんのか??
近藤は但馬を殺し、ここをかすめ取った当の本人ではないか!!
井伊のものであったものを、井伊が取り戻して何が悪い!?」by万千代
取り戻したとして・・・何がしたいのか?と問われる万千代。
ないのならば、褒められたいだけなのか?と言われてしまいます。
「それの何が悪い?」by万千代
「悪うはないが、くだらぬ。」byおとわ
武家とはそういうものではないのか?
という万千代ですが・・・くだらぬ連発です。
「そのくだらぬ事すらできなかったのはどこのどなたじゃ!!
まるでくだらぬ事から、あえて自らは身を引いたようなおっしゃりようじゃが、殿は出来ぬ事から逃げ出しただけではないか!!
戦いから降りた者が、戦いに口を出すなどもってのほか!!」by万千代
「逃げて初めて見えるものもあるのだ!!」byおとわ
「負け犬がたわごとをほざくな!!」by万千代
「さような考えなら、家督は決して譲らぬぞ!!」byおとわ
「望むところです。
ならば、力づくで引き剥がすまで!!」by万千代
結局、おばば様が作ってくれた機会も仲直りには繋がらなかったのです。
それを知らずに喜ぶ母・・・。
出家をさせたり、男の代わりに家督を継がせたり・・・
本当に心が痛い日々だったのでしょう。
自分なら我慢できても子供のこととなると尚更。。。
母としての苦悩をず~っと持ち続けていた祐椿尼だったのです。
亡くなった後には皆への文が残されていました。
殿の元へ帰ってきた万千代・・・
いよいよ1万石を拝領で、升席に加えてくれるようですが・・・
またもや家臣のみんなは、寝所で手柄を立てたと・・・変な噂が・・・。
「井伊万千代、此度かような寝所の手柄にて、升席を汚すこととなりました。
以後、お見知りおきを・・・!!」by万千代
って、啖呵きってカッコいいな!!万千代!!
陽が射せば・・・必ず影が・・・
その影は、万千代の手柄の先・・・
徳川家最大の悲劇が待っていました。
ということで、万千代が主人公になってから、とってもサクサクとお話が進んで楽しいです。
まだまだ出世する万千代・・・いえいえ、直政をどこまで見ることができるのかなあ~~~??
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