日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:井伊直虎

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直虎の意に反して、井伊の名で徳川に仕えた万千代は、小姓となり、遂には初陣を・・・!!
と、頑張って出世しています。

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戦に出ることを心配する直虎。

万千代の初陣は、武田が治める駿河の田中城攻めでした。
ついて行ったものの・・・みんなの色小姓扱いにちょっとゲンナリ・・・な万千代。

田中城攻めにはせ参じる信康!!

軍事も聞けず、部屋で身の回りのお世話をしながら待っている万千代は、またもや何か考えているようで・・・??

「戻ったら、殿に元服を願い出た方が良いかもしれぬ。
このまま、色小姓扱いされて追っては、寝所に閉じ込められ、俺の徳川勤めが終わる気がする・・・。」by万千代

そうそう、本当は色小姓じゃないもんね、万千代。
そこへやってきたのは、信康&お付きの近藤。
信康にも、「お主らまだ、前髪か・・・」と言われてしまって・・・。
元服できるように口添えしてほしいと頼むものの・・・
信康にしても父は、万千代たちを戦いには出したくないのかもしれない・・・と言われてしまうのでした。

戦に長けた者は他にもいるので、それ以外のことを求められているのでは??と、ヒントのようなものをもらいました。
武功でなく・・・なにを・・・??

ある夜・・・万千代は、殿の寝所に忍ぶ者を見たかも??気のせいか・・・??
翌朝・・・殿にも「気のせいではないか?」と言われてしまいます。

戦いに連れて行ってもらえるように願い出るものの・・・
酒井、本多・・・みんなに昨夜の不審者を見つけておいてくれ・・・。
と、体よく断られてしまいました。
そう・・・万千代は、4年も小姓のままだったのです。

万千代は、陣中すべてを見廻って、罠を作り出しました。
果たして・・・??

疲れて殿の寝所で寝てしまった万千代・・・殿に起こされてもびくともしません。
薬湯を作ってくれと頼まれるも・・・眠ったまま。。。
薬を作れる者を呼んできます。と、戻った万福が連れて来た近藤・・・??
実は万千代は起きていました。

殿に差し出された薬湯を近藤に毒見をするように言うのでした。

「ただの養生薬じゃ・・・
 よいではないか。
 ほれ、毒見してみよ。
 どうした??なぜできぬ・・・??」と。。。

一瞬で近藤は薬湯を投げつけて斬りかかろうとしました。
殿をかばった万千代!!
肩に傷を追ってしまいました!!

「刀を捨てよ!!
 捨てよと言うに・・・!!」by万千代

曲者を捕らえた!!
刀傷を負ってしまった万千代ですが・・・。

「万千代・・・辛いとこすまぬが、曲者の詮議をせねばならん・・・
 あの者のたくらみにどうやって気付いた・・・??」by榊原

「薬箱の留め紐の結び方が違っておりました。
 留め紐は必ず蝶結びにしておりまして、それが、なぜか片結びになっておりました。
 誰かが薬箱に触れたのだと・・・。
 調べてみましたところ、やはり、混ぜ物がしてあり、これは何者かが私が殿を殺したということにして、殿を亡き者にしてしまおうとしておるのだと気づきました。」by万千代

と、何とも細やかで聡明な万千代です。

そう・・・武田に通じていたのか・・・??

「とにもかくにもご苦労だった。
 暫し休むがよい。」by榊原

と、答えたものの・・・痛みで気を失ってしまった万千代でした。
って、ちゃんと答えるところまで頑張るところが万千代の気の強いところでしょう

祐椿尼さまが病気に・・・

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みんな心配しています。

が・・・そんな井伊に朗報が・・・??

万千代が今回の手柄で1万石を拝領することとなったのです。

「なんじゃ・・・不服か・・・??」by家康。

不服なことなど全くなく、ますます奉公に励むことを誓うのでした。

万千代から知らせが来ず、しのから聞いたおとわは、近藤殿に申し開きに行くことに・・・。
帰ってきたら・・・万千代が井伊谷に来ていました。
おばば様に来てほしいと直々に頼まれたので、来ないわけにはいかないという万千代。
ぎすぎすしたおとわとの関係ですが・・・??

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この先はどうするつもりじゃ?と、おとわに聞かれます。
要らぬ波風を立てないでほしいとも・・・??

「殿には誇りと言うものがござらんのか??
 近藤は但馬を殺し、ここをかすめ取った当の本人ではないか!!
 井伊のものであったものを、井伊が取り戻して何が悪い!?」by万千代

取り戻したとして・・・何がしたいのか?と問われる万千代。
ないのならば、褒められたいだけなのか?と言われてしまいます。

「それの何が悪い?」by万千代

「悪うはないが、くだらぬ。」byおとわ

武家とはそういうものではないのか?
という万千代ですが・・・くだらぬ連発です。

「そのくだらぬ事すらできなかったのはどこのどなたじゃ!!
 まるでくだらぬ事から、あえて自らは身を引いたようなおっしゃりようじゃが、殿は出来ぬ事から逃げ出しただけではないか!!
 戦いから降りた者が、戦いに口を出すなどもってのほか!!」by万千代

「逃げて初めて見えるものもあるのだ!!」byおとわ
 
「負け犬がたわごとをほざくな!!」by万千代

「さような考えなら、家督は決して譲らぬぞ!!」byおとわ

「望むところです。
 ならば、力づくで引き剥がすまで!!」by万千代

結局、おばば様が作ってくれた機会も仲直りには繋がらなかったのです。

それを知らずに喜ぶ母・・・。

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出家をさせたり、男の代わりに家督を継がせたり・・・
本当に心が痛い日々だったのでしょう。
自分なら我慢できても子供のこととなると尚更。。。

母としての苦悩をず~っと持ち続けていた祐椿尼だったのです。

亡くなった後には皆への文が残されていました。


殿の元へ帰ってきた万千代・・・
いよいよ1万石を拝領で、升席に加えてくれるようですが・・・
またもや家臣のみんなは、寝所で手柄を立てたと・・・変な噂が・・・。

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「井伊万千代、此度かような寝所の手柄にて、升席を汚すこととなりました。
 以後、お見知りおきを・・・!!」by万千代

って、啖呵きってカッコいいな!!万千代!!

陽が射せば・・・必ず影が・・・
その影は、万千代の手柄の先・・・
徳川家最大の悲劇が待っていました。


ということで、万千代が主人公になってから、とってもサクサクとお話が進んで楽しいです
まだまだ出世する万千代・・・いえいえ、直政をどこまで見ることができるのかなあ~~~??

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井伊の木で作った馬除けの柵が活躍し、武田との戦いに勝利を治めたこと&万千代が兵糧や武具を丹念に用意していたことを家康は見てくれていました。
色小姓だから取り立てたのではないですよ・・・??
色小姓になったら、いやがらせも減るよ??と、家康に言われていましたが・・・どうでしょうね??
常の小姓にはしてもらえました

でも・・・仕事をもらえない・・・もらえない・・・
割り込める隙もありません。
が、そんな嫌がらせにもめげることなく、何かと仕事を見つけては頑張る万千代です。

仕事をくれるように殿に直談判!!
戦の手柄改めをさせてもらうことに。
沢山の人が押しかけてきて・・・

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みんなを手際よくさばいていく万千代。

井伊谷では・・・たくさんの雨が降っていました。
「山の神がお怒りになっているかも・・・??」と、甚兵衛。
山崩れが起こっていました。そして川に土砂が流れ、底があがってしまいました。
異変は木を伐り過ぎたためなのか・・・??
その差配をしていた頃・・・。

家康はやっぱり戦改め
まあな・・・これをしなければ、下級武士はおまんまにありつけず・・・
そして、手柄を認め、褒美を取らすのは家康の仕事なのです。
報いるべきところに報いなければ・・・

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疲れた家康に薬を持って参上の万千代。
家康は、万千代の薬を毒見もせずに、何の疑いもなく飲んでくれました。
認めてくれたってことですね

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そんな夜遅くまで忙しい家康の手伝いを申し出る万千代。
手柄改めを表にし出しました。
朝まで家康のもとで寝てしまった万千代。。。
しかし、その表の見事さに感嘆する家康!!

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朝から家康の寝所を出てきたことで、勘違いされてしまったかも??

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どうする??万千代。

薬を取り寄せて、家康に気に入られるようにと考える万千代。

井伊から土砂止めの指図をして欲しいと言ってきました。
その代わりに薬を手に入れようとする魂胆な万千代です。

万千代が作ってくれた表を基に、褒美を考える家康ですが・・・
家臣の間でのバランスが崩れているという・・・
浜松と岡崎では活躍が・・・武功が違うのです。

武功が第一という榊原。
濱松の士気が一番大事という榊原・・・。
ああ・・・伏線ですね、これ!!
信康の一件の・・・!!


万千代は得意の絵を使って地図を書きます。
おとわに隠していたものの・・・六左にはバレバレな絵なのです。
そんなこんなで薬を手に入れた万千代。

近藤殿に土砂止めの普請を願い出るおとわ。
やってくれなければ、信長にもらった茶碗を売ると言って近藤殿を脅すおとわです。
「かの高僧・臨済禅師の説話に・・・」と、もと尼さんらしいお話でなんとか説き伏せるのでした。
この土砂止めをしたことで、子々孫々近藤家が語り継がれるとかなんとか・・・??

手に入れた薬を殿に・・・と、寝所に向かう万千代。
毒が入っていたら・・・??と、他の小姓たちともみあいになりましたが・・・ここで一言!

「それがしは、殿のご寵愛をいただいたぞ!!
 見たであろう、そなた。この間の明け方に・・・。」by万千代。

ビックリ仰天の兄小姓たち・・・??

「嘘をつくな!!殿は衆道はたしなまぬ!!」by兄小姓

「それは、そなたらのような武骨者しかおらなかったからではないのか?
 俺や万福に手を出してみよ、殿のお怒りが・・・及ぶぞ・・・!!」by万千代

ということで、めでたく色小姓となったのでした

「なんじゃ・・・結局・・・色小姓ということにしたのか。」by家康

ということで、全部お見通しの家康ですが、万千代の持ってきた薬にも、万全の信頼を置いています。
もちろん、井伊から取り寄せた薬であることはわかっています。
そして、その薬をも信用する家康。
どうしてそんなに信用するのか??という万千代の問いに・・・
「無欲じゃからの・・・」と、答える家康でした。

そうね・・・やっぱり欲のない方が強いのよね。
自分を守ることよりも、民のことを守ろうとするおとわのことをわかっているのです。

色小姓ということにした手前、すぐに寝所を後にするわけにも行かず・・・
と、家康が問いかけます。
「岡崎の処遇をどうするのか?」と。。。
 
「首をとった城を攻め落とした・・・そういう類の武功で見ると、岡崎は浜松に比べると大変淋しい手柄となっておりましたかと・・・」by万千代
「然しながら、此度織田が数多の援軍をよこしたのは、日ごろの岡崎の働きあってのことじゃ。」by家康

「殿が、方々の働きをすべてご存じと伝えるのが肝要かと・・・
 誰も知らずとも、殿は見ていてくださると知るのは心強いものにございます。」by万千代

悩む家康でしたが、このことで万千代を岡崎に派遣することにしました。
小姓なのに城を出ていいの??
瀬名の縁戚なので、挨拶をしてくると・・・岡崎を探ってくるように命じられます。
大役なのに、「そなたじゃからよいのじゃ・・・」と、密命です!!

三河・岡崎城にやってきた万千代。
そこに居たのは、瀬名と聡明な信康でした。
何もかも見透かされている万千代です。
恩賞の件か・・・??と、見透かされてしまっていました。
もちろん、強者の殆どは浜松勤めであることは信康もご存じ!!
武功を元に考えれば、岡崎は一文もない・・・ということも。

「日頃の岡崎あってのことと・・・今川勢に諏訪腹城を与えるということでどうか?
 若様も、奥方様も今川のご縁戚。
 今川が一家として徳川に根を下ろすことは、必ずやお二人の力。ひいては、岡崎の力になろう。
 これから駿河を切り取っていくにあたり、地の利のある今川勢を手厚く遇しておかねばならぬ。
 そういう理屈ならば、酒井さまや本多さまにこの仕置きをごご納得させることができる」との事を伝えます。

「徳川の先行きのため、岡崎は耐えます。
 しかしながら、後々には地味な働きをしている岡崎の衆にも直に報いてくださいませ。」そう伝えてくれ!!by信康

かしこいですね、信康。
だからこそ、家康は悔いて、悔いて、悔いるのです。

その頃・・・松を植えている井伊谷の人たち。

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そして、万千代は信康の答えをもって浜松へ・・・。

「岡崎は、堪えてくれると・・・・?」by家康

「”まあ、いずれは俺の家になる。
 これは俺の為じゃ。”と、最後は笑っておられました。」by万千代

「良い男じゃろ?わしの息子は・・・??」by家康

「はい。おおらかで頼もしく、人の上に立つために生まれたような趣をお持ちです。」by万千代

「のにゃすに譲るまで、せいぜい後10年ほどか・・・
 主従として年の釣り合いも良いかもしれんの。
 信康とそなたは・・・。」by家康

「では、若のお役に立てまするよう、殿のもとで精進いたしとう存じます。」by万千代

「はあ~、上手くまとめるのう。」by家康

と、万千代は、いよいよ家康の信頼も厚くなってきたようです。

諏訪腹城を今川勢に与えるということをしぶしぶ飲んだ浜松勢・・・
このことに、万千代が一枚かんでいると思っているみたい・・・。


甚兵衛も亡くなってしまいました。
万千代と万福の初陣が決まったので、髪を下ろすことにしたなつ。。。
そして時は流れ・・・

ということで、万千代が・・・菅田将暉君が出て来てから、ちょっとギュッと締まった作品になってきましたね。
でも・・・やっぱり戦国時代にあって、戦わないわけで・・・
おとわが近藤殿を手玉に取るようなシーンがありましたが、近藤殿、素直過ぎると思いませんか?
もう少し、駆引きを見てみたい気もする大河ですが、面白くなってきましたね。

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今回は、やっと歴史の表舞台が出てきます。
長篠の戦いです!!

前回、材木の手配の仕事を願い出た万千代でしたが・・・丸太の調達は近藤殿がすることとなり、万千代は浜松城で留守居役となりました。
そう・・・歴史の表舞台、長篠の戦いには行けないのですよ・・・??
だから、ドラマの方でもほとんど書かれず・・・??

井伊の材木を携えて、長篠へ向かった徳川軍!!
留守居の者たちは、武具・兵糧の更なる用意をすることに・・・!!

皆が無事に戻ることを願うおとわ。

その頃・・・万千代は草履棚を作り直していました。

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「丸太で失ったものを、留守居で取り戻す!!」by万千代

その頃家康は・・・長篠城の近くの設楽原に布陣!!

信康は信長に会見・・・信長の目論見は・・・??
そこへやってきたのは家康!!

織田の策とは・・・??
鉄砲を用いたいとの事!!
徳川がいまだ武田に勝てないのは、武田と同じやり方で戦おうとするから・・・
と、信長の勧めでした。
助っ人の織田に勝手に決められて、徳川の面目丸つぶれ・・・と、怒る家臣たちも。
しかし、今大事なのは、長篠を武田から救うこと!!
と、本多忠勝がみんなをまとめます。

そんなピリピリな中、万千代は草履棚を製作中!!
他の小姓に頼まれて・・・いじめのような・・・槍の手入れをすることに。
怒りながらも、武具の手入れを始めた万千代と万福。

「押し付けたことを後悔させてやるわっ!!」by万千代

槍の手入れを完璧にする万千代。
日の本一の留守居を目指しています。

そんな中、戦しつらえが始まった長篠・・・

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彼らもいますよ??
なんか、材木が足りないみたい・・・
この材木は自分達が伐り出した・・・と、足らない材木を伐りに行きたいと申し出ます。
柵を立てるために、伐り出しに向かいます。

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信康と家康は、久しぶりの碁。
とっても聡明な信康です。

信長の命による大規模な普請が完成!!
それを受け、酒井忠次率いる別動隊が武田勝頼を背後から攻撃!!
織田、徳川の大軍が待ち受ける設楽原に突撃をかける武田勝頼!!

信長の立てた策は、絶大な戦果を挙げ、長篠は織田・徳川軍の大勝利に終わりました。

織田信長に呼び出された直之と六左!!
暗がりの中にいるのは恐れ多き殿・信長!!
「面をあげよ」そう言った信長は、血のような赤いワインを飲んでいました。
キンチョーの二人・・・


その頃、武具をたくさん・・・1か月も作っていた万千代&万福!!
長篠は大勝利で、遠江の武田の城まで攻めるから武具がたくさんいるという!!
兵糧と武具を届けよ!!との事で、喜ぶ万千代ですが・・・。

「お持ちしました!!
 かようなこともあろうかと、昼夜を徹し!!」と、あの万千代たちをいじめていた小姓が自分が作ったの如く振る舞う始末!!
手柄を取られてしまいました。

「おやめなされ、行っても無駄にございます。
 あれは酒井の一門!!
 立場が悪うなるだけにございます!!」byノブ

「向こうが徳川での権勢を誇る家の子を強みとしてくるなら、こちらは今川の国衆の、しかも潰れた家の子であることを強みとしてはいかがですか?」byノブ

「潰れた家の子の強み??」by万千代

「はい・・・あれは、潰れた家の子にしかできぬ。
 さすがは潰れた家の子!!
 いや、あっぱれ!!そういわせるのです。」byノブ
 
ノブは・・・流石は裏切り者と言わせる働きをするつもりだ・・・恥知らずだ・・・と言われるような働きをいつかすると言う。

「あ・・・しかし、井伊の殿様がまさにしておられることではないですか?
 潰れた家を利用するというのは。」by万福

今は無理かもしれないけれど、必ず意味がある・・・殿を信じてその時を待て!!
というノブ!!
殿は信じて良いお方だと・・・!!


戦いで亡くなった近藤の者たちはいないと安堵するおとわ。
なんと、直之と六左が信長から褒美をいただいたとか!!
それは、城一つにも値する茶碗!!

その茶碗を寺に寄進をするという。。。

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戦で亡くなった者たちを偲んで読経を始めるおとわ。

しばらくして・・・家康たちが浜松に戻ってきました。
どんちゃん騒ぎのお城!!
そんな中でも、万千代、万福、ノブは働いていました。

榊原様に殿の寝所に呼ばれてしまった万千代。
どうして寝所・・・??
もしかして・・・そういうこと・・・??

あたらしい褌を締めて戦闘準備完了!!

とっても可愛い勝負服の万千代です。

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??呑気にお菓子を食べるとのですが・・・??
「かような契りは結んだことはございませぬ故・・・」by万千代

「何の契りじゃ??」by家康

と、キンチョーしていたのに、笑い飛ばされてしまいました

「あの・・・槍弓を整えたのは、そなたと万福か。
 いつもよりずいぶんと細かく手入れされておった故・・・
 弓や槍は磨き込まれ、矢は寸分の狂いもなく真っすぐに・・・。
 新しくあつらえたのかと言うものもおった。
 
 小五郎がやったと言うておったが、以前はさようではなかった故、新しく入った者がやったのではないかと思うてな。

 草履棚も様変わりしておったし。。。
 そなたの事じゃ。 日の本一の留守居と言われたら、日の本一の留守居を本気でやろうと思うたのではないのか?」by家康

「誰も・・・気付いてなど下さらぬと・・・
 取り乱し、失礼いたしました。」by万千代

そう・・・家康はすべてをわかっていたのでした。

「いっそ、まこと、色小姓としてしまうという手もあるか。
 万千代!!
 ここはひとつ、まことそういうことにしてしまわぬか??」

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そんな万千代を可愛いと思ってしまったのかしら・・・??

そうね、色小姓・・・そういう説もあるぐらい、家康は直政を可愛がったといわれています。
だって、三河武士でもないのに徳川四天王だもんね

この時、直政は15歳です。
草履番をしていたのか??それは多分していないでしょうけど・・・
15歳の直政がどうやって活躍し、家康の目に留まるのか??
それは、15歳では、武功ではなかなか難しいんじゃなかったかと思います。

とにかく、直政の子供の頃の境遇は、家康の子供の頃に似ています。
家康は子供の頃、ず~っと人質生活でした。
今川にやられ、織田にとられ、嫁は今川の息がかかった女性で・・・
そして、直政も・・・子供の頃は、親元を離れ、寺での生活を余儀なくされていました。
強い大名に惑わされながら生きて来た弱小な家・・・自分の非力さを痛感する時期が長かったと思います。
そんな二人の似た境遇が、家康が直政を可愛がり、直政はご恩に報いるために命を懸ける!!そんな関係になっていったんじゃないかな??って思います。

いい感じ。
やっぱり大河ドラマは男性じゃないとね!!って思っちゃいます

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今回も草履番の回です
なんと、日の本一の草履番となったので、小姓にあげてもらったのだそう。
って・・・前回、松下源太郎が出てきていたんだけれども、彼は回収しないのかしら・・・??

新しい者を指南してくれ・・・そう頼まれてやってきたのはこの人。

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本多正信でした。
う~ん、イメージが・・・違う。。。

「ノブ」と呼んでいいらしい。
このノブ、もちろん出来る男です。
この人も百戦錬磨の男です。

代わって井伊家・・・
松下は、直久を養子にもらうそう。
近藤殿もどうすればいいのか・・・
そして、六左の再就職先を探さなければ!!

人柄も良くて畑仕事ができると言っても、近藤としては不必要!!と言われてしまいました。
が・・・
「馬の世話がお上手にございますよ。」by高瀬
と、鶴の一声のようで再就職先が決まりました。
高瀬のことが好きなのか??近藤殿??!!


そして・・・ノブを教育しようとする直政ですが・・・
そこへ本多忠勝登場!!なんだか怒っていますが・・・
ず~っと徳川に仕えていた忠勝・・・
しかし、正信は・・・三河一向一揆で家康に刃を向け、他国へ逃げていました。
そんな本多一族の身内の恥なのです。
ちなみに家康は、裏切り者のこの本多正信を重用していきます。
何と言っても、諸国を歩いてきた生きた情報を大切にしていたのです。

家臣の行動から、武田が攻めて来るのでは??と、感じたノブ。
流石、これを家康は欲しかったのでしょう。
武田勝頼が三河・遠江へ進軍を開始!!
その勢いで徳川方を圧勝し、長篠城を包囲するに至ります。
浜松と岡崎が分断されてしまう!!
武田を叩けと言っている織田!!

その頃六左は・・・

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窓際に追いやられていました。
いっそ武家を辞める??というおとわでしたが・・・
柄にもなく六左は武功をあげてみたいという。
戦に向いていないが故の憧れだと・・・。
そんな六左は等身大でとってもいい感じ
ほんと、この人数の少ない「おんな城主直虎」で、いい役者さんです。

その頃、草履番として上達したノブは、どんな順番で出てくるのか?ピタリと当てます。
洞察力が鋭いようです。
そこから情報を得ていくノブ。
近いうちに木が必要だということ!!
丸太を3000本用意するように織田に仰せつかったというのです。

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そこで、井伊が丸太を用意することを申し付けてくれるように願い出る万千代。

万千代の望みは「初陣!!」。

ということで、材木の調達を言いつかります。
おとわに書状を書くも、井伊の所領は今では近藤のもの。。。
どうする??

方久が家康のもとへやってきました。
薬や綿布、刺繍などをしているという・・・もちろん本題は・・・??
おとわからの手紙が・・・。
そこには、井伊谷に材木を・・・という話でしたが、そこはすでに近藤殿のもの。
物事の筋道を通して、万千代を甘やかすことなく、近藤殿にお役を命じ直してほしいと書かれていました。

そして近藤殿にお沙汰が・・・!!
10日のうちに丸太を500戦場に届けよ!!と。
そこで力を発揮するのは・・・もちろん、奥山六左衛門でした

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違った形だけれどもこれも武功・・・材木を調達し、そして徳川は長篠へ・・・!!

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ということで、草履番の事ばかりだったらどうしよう・・・って思っていたけれど、今回は、各々がいい味を出していましたね。
実は私、結構六左が好きなんですよ。
気は優しくて力持ちタイプです
ほろっとしちゃったわ・・・

で・・・本多正信も!!
草履番かどうかは知らないけれど、彼もまた一筋縄ではいかない曲者です。
そして・・・やっとわめいているだけのおとわさまから変身してくれたのかもしれませんが・・・
おとわの母としての厳しい態度です

期待していなかっただけに、とっても面白い回でした
きっとそれは、単純明快だからでしょう。


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「天正の草履番」ってことで、前回の続きです。
15歳の少年に、戦場や陰謀を・・・とは思いませんが、なんとも戦国時代にしては華のない内容になっていると思います。
副題も、「天皇の料理番」だろうしね・・・
ほんと、オリジナルをリスペクトできていないというか、バカにしているんだろうか・・・??
だって。。。このあまりにも盛り上がりに欠ける内容・・・。

井伊万千代として出世の一歩を歩み出した虎松ですが・・・草履番です。

浜松城の玄関で、草履番をする万千代&万福。

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松下ではなく、井伊として家康に仕えたこと・・・それを焚きつけたのは和尚ではないかと、怒って乗り込むしの!!

井伊の再興を嬉しいと思わないのか??という南渓和尚。
井伊を再興する気はないと・・・面倒だと言い出すおとわ。
しのに賛成のようです。
う~ん、家が一番の時代、だからこそ正室以外に何人もの女性がいて、子供を作ることは絶対だった価値観の時代に、どうしてこの考え方になるのか・・・本当に興ざめだ・・・。

その頃、草履番として奮闘する万千代。
常慶は井伊として仕えたことを怒っていました。

松下が万千代の件で家康に訴えてきました。
近藤殿も、疑心暗鬼に陥っています。
それでも、井伊を再興する気はないといいはるおとわ。
本当ならば、万千代の方に当時の常識や正義があるのに、おとわも意固地にも程があると思っています。
常慶が、「井伊にとり迷惑だ」と、万千代を諫めてほしいと言ったので、浜松へ行くこととなったおとわ。


そして・・・この頃、男前の氏真は・・・優雅に京を楽しみ、歌を詠んでいました。
そんな呑気な氏真に文が・・・凍り付く氏真。
「尾張のうつけが、余に蹴鞠をせよと・・・」by氏真
父を殺し、今川を没落させた張本人に・・・どうする??氏真!!

その頃、万千代は、草履の棚を作っていました。
そこへやってきたのはおとわ。

「亡き御方たちは確かに喜んでおるかもしれぬ。
 じゃが・・・生き残っておる者たちにとっては、ありがたいとはいいがたい・・・
 これは、誰も望んでおらぬ行いではないのか??」byおとわ
「何故、今更そなたに指図されねばならんのだ??
 そなたはもう、当主でも何でもないただの百姓ではないか??
 ただの百姓に、なぜ、俺が説教されねばならんのじゃ!!」by万千代

そうね・・・ほんと、その通り!!

ということで、当主とはなんだ??
生き残りが望んでもいないのに、生きているものを困らせ、悲しませるのが当主なのか??と、おとわに言われ、怒る万千代ですが・・・。
本当に誰も望んでいないの??
私にすれば、この脚本家の意固地な思いが望んでいないように持って行こうと必死にしているように思えて違和感Maxです。

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来たのが直虎と知って、話し合いを持つ家康。
家康には、井伊に対して負い目があるので・・・。

「此度の事、井伊の生き残りといたしましては、松下に顔向けできぬ上に、井伊谷に住む上でもやりにくい事この上なく・・・」byおとわ

「近藤の手前ということか・・・」by家康

「井伊を再興せぬということで、中野や新野を召し抱えてもろうております。
 加えて潰れた家の者であるからこそ、通る話が多くございます故・・・」byおとわ

何を言っているのか全くわかりません。
戦国時代から文治政治となったのが赤穂浪士の時代です。
あの頃までは、平気で人を殺して・・・みたいな感じでした。
綱吉公は、犬を大事に・・・とは言いましたが、それだけではなく、人間や動物の命を大切にするように説きました。
そんなころまでは、お家が一番大事で、お家再興は本当に悲願だったんですよ・・・
ま、戦国時代と江戸時代、違うとは思うけど、みんなお家再興のために・・・明智光秀だって、宮本武蔵だって、貧乏浪人しながら仕官を望んでたんですよ・・・。

どこをどうすれば、お家再興を望まない当主がいるというのか・・・
あ・・・おとわは百姓でした

しかし、納得した家康は・・・

「井伊を助けたかった。
 直親殿の時も、井伊に攻め入った時も・・・。
 じゃが、助け得るだけの力がなかった。。。
 わし自身、その思いから解き放たれたかったというのが一つあるかの。
 
 瀬名の願いというのも大きいかの。
 わしは、瀬名を泣かせてばかり・・・
 
 じゃが、一番の理由は、その方が万千代が武将として大きく育つと思うたからじゃ。
 松下の跡取りとすれば、皆の目は温かい。
 今川の国衆の子、銭で潰れた家の子、あるのは家格だけ。
 なれど、あの子は叩かれれば叩かれるほど、奮い立つような気がしての・・・違うか??

 この先、万千代が手柄を立てれば、わしはそれなりの処遇をするつもりでおる。
 少し大袈裟かも知れぬが、それが、今後の徳川の生き残りをわけることになると思う。

 徳川の所帯も大きゅうなってきた。
 三河者でのうても実力次第で出世が望める・・・
 そう言う歌風を作らねば。。。
 万千代は、その先駆けとなる力を秘めておるような気がする。
 わしは信玄公のように戦に長けておるわけでもなく、信長公のように天武の才があるわけではない。
 その分、人は宝じゃ。大事にせねば!!」by家康

おお!!
家康の懐の大きさが伺えます。
そうそう・・・これを素直にドラマ化してくれればいいのに・・・裏をかいて裏をかいて・・・
本当にわかりにくくなって困るわ・・・

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少し前に、万千代の真意を知っていた万福。
「亥之は、このまま奥山を名乗るつもりなのか。
 俺は、徳川に井伊を再興してもらうつもりだ!!
 誰かのためにするのではない。
 己があの日、そう誓ったからだ!!

 いつかのう・・・井伊を見事に再興し、ゆるぎない大きな家とし、その時殿にこう言ってやるのだ。
 間違いだったといった殿は、間違っておりました。
 なれど、殿がおらねば、虎松は今日の日を決して迎えられなかったでしょう。」by万千代

そんなこんなをおとわに話します。
本当に、単純明快じゃないよね・・・この作品。
年寄りたちは面白いと思うんだろうか・・・。

「後押ししてくれとは申しませぬ。
 せめて、静かに見ていてくれませんか?
 殿は我らに、思うように生きよとおっしゃったのですから・・・!!」by万福

それにしても、万福、本当にいい家臣ですね。
この万福がいたからこそ、万千代が大成功するのだという確信は出来ました
万福に、一本取られたな・・・おとわ。
ほんと、最近は、お家再興は望んでいないと叫ぶだけの主人公に成り下がっていたからな・・・
15やそこらの万福の方が大人だわよ・・・。

やっと草履番で努力していることを認めてくれるおとわ・・・ほんと、大人げないわ・・・。
結局何もできなかったことを家に帰って話すおとわ。
なにしに行ったんだか・・・。
常慶も諦め・・・
「話がおかしい」というしのですが・・・
「もうかまわん」と許してくれる源太郎です。
ほんと、みんないい人です。
しのが一番、当時の常識ある人だと思います。
しのは筋を通せと言いますが、許してくれる源太郎なのです。

よくできた優しいかただと、ほっこりするおとわですが・・・
今回も何もしなかったな・・・主人公なのに!!

なのに、突き詰めれば、おとわが蒔いた種となってしまっていました。
主人公を持ち上げ!!ですが、何が蒔いた種なんだか・・・それすらよくわかりません。


その頃、万千代は万福のおかげで必殺技を考案しました。

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必殺!!草履手裏剣!!
っと、この技は本当にあったようなので、「え~~~!!」とは、思ってはダメですよ??
日の本一の草履番です。
なので、新しい者を育ててくれということで、やってきたのは松下源太郎でした。
松下の働きを


「井伊の方と今、話しをしおってな。
 そなたに代わる跡継ぎを探しておる。
 こうなったら、井伊と松下、一体となり進んでいくがよかろうと・・・
 これからは、一蓮托生になる。
 よい働きを頼むぞ!!
 井伊万千代殿!!」by松下源太郎

なんていい人なんでしょう、松下の父上!!

そして・・・仇・・・織田信長の前で舞う氏真・・・。

「織田殿は、徳川の力強き味方じゃ・・・せめてこれくらいのことはせねばのう・・・
 これを機に、織田殿の懐に入れればしめたものではないか・・・。
 何も、戦ばかりが仇の取り方ではあるまい・・・??」by氏真

おいたわしや・・・と家臣。

信長の前で・・・

「はい・・・心得ましてございます。」

と、華麗に舞う氏真なのでした。

ほんと、カッコいいですね、氏真!!
今まであまり書かれていなかった氏真ですが・・・
去年の武田勝頼も、この今川氏真も、2代目・・・ていうか、強い父に対してお家を没落させてしまった張本人のように書かれがちですが、今年の大河の一番いいところは、この氏真のカッコよさを書いてくれている事かな??っと思います。

ま、万千代はまだ15歳ですから・・・何でもありでしょう
ただ、徳川四天王となり、西側の目付として彦根に留まる・・・そんな井伊家の基礎ができ始めてきましたよ~~~!!


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