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副題は??”エリート藩校VSアウトロー私塾”でした。
なんと、本当に少年漫画のような・・・??
自宅蟄居を命じられた松陰が、わずか三畳藩の幽囚室で始めた塾は、武士、百姓、町人の別なく学を志す者が集い、昼夜を問わず常に開かれている型破りな学舎となっていました。
で・・・伊藤利助や吉田稔麿の登場で。。。
今回は、この稔麿さんが主役のようです。
なんと、意欲に燃えて江戸に留学したいようですが・・・
明倫館に入れるような地位もなく、家にはお金もなく・・・どうしたものか??
と、悩む文・・・叔父の文之進に頼むものの・・・椋梨藤太によって握りつぶされるどころか・・・
蟄居の身の寅次郎が・・・罪人の暇つぶし塾なのに、藩の事に口出しするのか・・・??と、反感を買うことになってしまいました。
毒のあるフグは食べる・・・??
今回は、これがお題ですよ~~~
答えは後ほど、初代内閣総理大臣・伊藤利助が考えてくれます。
江戸に行くのは・・・??
「私塾ではなく明倫館からだ~~~!!
吉田松陰の弟子だから駄目!!
そんなことは椋梨が許さないんだよ~~~!!」
と、周布政之助や長井雅樂に言われてしまう稔麿・・・
激怒して一体となる松下村塾メンバーでしたが・・・
稔麿が何をしたいのか???
松陰の問いに答えられない稔麿の志・・・。
「何をしたいのか???
志が無いのなら、江戸に行っても無駄です!!」
とまで松陰に言われてしまった稔麿。。。
志???みんな考えます。
”志とは何ぞや・・・??”
伊之助の元へ行く晋作・・・そこにいたのは玄瑞でした。
「君らを恐れる者など城には一人もおりゃあせん。
おまえたちはいつもそう言う・・・
”これは嫌じゃ””あれは許せん!!”
じゃが、お前たちがまことに何かを成したということを・・・
俺は一度も聞いたことがない!!
何かできるというなら、いつでもやってみたらええ!!」by伊之助。
伊之助は明倫館にも発破をかけます。
稔麿は・・・最近は塾には来ていませんでした。
船着き場で見かけたのは利助。
話は変わってフグの話。。。
寅次郎は食べないという。
皆が食べる中・・・食べずに考えていたのは利助。
”食べるか?食べんか??”
それは・・・フグの話ではなく・・・
寅次郎の言いたかったのは・・・死ぬこと・・・苦しむこと・・・臆病者と笑われること。。。??
船着き場を覗きに行った文が見たのは・・・
稔麿が来ていました。どうして江戸に憧れるのか???
それを探しに来ていたのです。
あ、稔麿・・・火事の話をしてる・・・これが京都大火に・・・??
明倫館のみんなに見つかって・・・稔麿を探しにやって来た松下村塾メンバーと大喧嘩。
文之進から大目玉!!
「みな・・・私を守ってくれたんです。
さきに乱暴したんは向こうです!!」by文
??こういうのはあんまり好きじゃないわ~~
志で喧嘩したんでしょ・・・??
文之進が起こるのも無理はなく・・・
朝、伊之助から届いた手紙には・・・吉田稔麿の江戸行きは無理だと書かれていました。
しかし・・・江戸に行きたいという稔麿。
書物の上の学問ではなく・・・リアルな江戸をみたい!!より良き日本を作りたい!!という稔麿。
松下村塾の門人として江戸に行きたいとみんなに頭を下げる稔麿。
「諸君!!狂いたまえ・・・!!」
という寅次郎の号令のもとに駆け出す門人たち!!
その頃・・・明倫館に殿がやってきていました。
そこに乱入してきた門人たち・・・
どうして吉田松陰先生門下生たちが江戸屋敷のお勤めにつくことはまかりならないのか?
という事実に対して、椋梨に聞いてますよ。
それは・・・先生、先生!!と言っている人が大罪人だから。by藤太。
家中の秩序のために、吉田松陰の弟子をお家の大事につかせることは金輪際あってはならぬ!!ということなのですが・・・
やってきたのは殿。。。
「そうせい・・・」そうせい公の名前のままに、稔麿の江戸行きを、あっさりと許してくれたのでした。
そして・・・
寅次郎がこの世で一番恐れているものは・・・
「何事もなさんことじゃ・・・
そして、成そうとせんことじゃ。
志の果てに向える死以外で死にとうない・・・!!」by寅次郎
「そのためには、つまらんことに足をすくわれたくない・・・
じゃから、フグは食べんと・・・??」by寅次郎
「伊藤君・・・偉ろうなりんさい!!」by寅次郎。
遂に、稔麿が江戸へ・・・見送る文。。。!!
江戸の事をたくさん書いて下さいと見送るのでした。
そして・・・杉家の納屋を改造して、新しい教室を作ることになりました。
「みなさん!!ご飯ですよ~~~!!」
いやあ・・・みんな文を好きみたいなの嫌だわ~~~!!
こういうのが少女漫画なのよね・・・
いくらヒロインといえども、こういうの要らないわ~~~!!
だって、日本の行く末を語ろうというのに、世間が狭くなっちゃうじゃないの・・・!!
いや~、今回は、文の少女漫画大爆発な回だったような気もします。
ほんと、みんなが文を好きになる件は止めて欲しいわ~~~
良いところで利助が出てきて・・・私の中ではポイント高めです。
そう、この人は、豊臣秀吉の次にどど~んと、大出世した人です。
人を見る目があり、大胆かつ繊細・・・おまけに女好き・・・もしかすると秀吉と似ているかもしれませんね。
そう言えば・・・伊藤博文の奥さんは、置屋「いろは楼」の小梅。。。
芸者見習いが内閣総理大臣夫人・・・彼女は日本史上最強の出世人でした。
賢かったらしいですよ。
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