日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:吉田寅次郎

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副題は??”エリート藩校VSアウトロー私塾”でした。
なんと、本当に少年漫画のような・・・??

自宅蟄居を命じられた松陰が、わずか三畳藩の幽囚室で始めた塾は、武士、百姓、町人の別なく学を志す者が集い、昼夜を問わず常に開かれている型破りな学舎となっていました。

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で・・・伊藤利助や吉田稔麿の登場で。。。
今回は、この稔麿さんが主役のようです。

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なんと、意欲に燃えて江戸に留学したいようですが・・・
明倫館に入れるような地位もなく、家にはお金もなく・・・どうしたものか??

と、悩む文・・・叔父の文之進に頼むものの・・・椋梨藤太によって握りつぶされるどころか・・・
蟄居の身の寅次郎が・・・罪人の暇つぶし塾なのに、藩の事に口出しするのか・・・??と、反感を買うことになってしまいました。

毒のあるフグは食べる・・・??
今回は、これがお題ですよ~~~
答えは後ほど、初代内閣総理大臣・伊藤利助が考えてくれます。

江戸に行くのは・・・??
「私塾ではなく明倫館からだ~~~!!
 吉田松陰の弟子だから駄目!!
 そんなことは椋梨が許さないんだよ~~~!!
 
と、周布政之助や長井雅樂に言われてしまう稔麿・・・
激怒して一体となる松下村塾メンバーでしたが・・・

稔麿が何をしたいのか???
松陰の問いに答えられない稔麿の志・・・。
「何をしたいのか???
 志が無いのなら、江戸に行っても無駄です!!」
とまで松陰に言われてしまった稔麿。。。


志???みんな考えます。

”志とは何ぞや・・・??”

伊之助の元へ行く晋作・・・そこにいたのは玄瑞でした。

「君らを恐れる者など城には一人もおりゃあせん。
 おまえたちはいつもそう言う・・・
 ”これは嫌じゃ””あれは許せん!!”
 じゃが、お前たちがまことに何かを成したということを・・・
 俺は一度も聞いたことがない!!
 何かできるというなら、いつでもやってみたらええ!!」by伊之助。

伊之助は明倫館にも発破をかけます。


稔麿は・・・最近は塾には来ていませんでした。
船着き場で見かけたのは利助。


話は変わってフグの話。。。
寅次郎は食べないという。
皆が食べる中・・・食べずに考えていたのは利助。

”食べるか?食べんか??”

それは・・・フグの話ではなく・・・
寅次郎の言いたかったのは・・・死ぬこと・・・苦しむこと・・・臆病者と笑われること。。。??


船着き場を覗きに行った文が見たのは・・・
稔麿が来ていました。どうして江戸に憧れるのか???
それを探しに来ていたのです。

あ、稔麿・・・火事の話をしてる・・・これが京都大火に・・・??

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明倫館のみんなに見つかって・・・稔麿を探しにやって来た松下村塾メンバーと大喧嘩。
文之進から大目玉!!

「みな・・・私を守ってくれたんです。
 さきに乱暴したんは向こうです!!」by文

??こういうのはあんまり好きじゃないわ~~
志で喧嘩したんでしょ・・・??

文之進が起こるのも無理はなく・・・
朝、伊之助から届いた手紙には・・・吉田稔麿の江戸行きは無理だと書かれていました。
しかし・・・江戸に行きたいという稔麿。

書物の上の学問ではなく・・・リアルな江戸をみたい!!より良き日本を作りたい!!という稔麿。
松下村塾の門人として江戸に行きたいとみんなに頭を下げる稔麿。

「諸君!!狂いたまえ・・・!!」

という寅次郎の号令のもとに駆け出す門人たち!!

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その頃・・・明倫館に殿がやってきていました。
そこに乱入してきた門人たち・・・

どうして吉田松陰先生門下生たちが江戸屋敷のお勤めにつくことはまかりならないのか?
という事実に対して、椋梨に聞いてますよ。
それは・・・先生、先生!!と言っている人が大罪人だから。by藤太。

家中の秩序のために、吉田松陰の弟子をお家の大事につかせることは金輪際あってはならぬ!!ということなのですが・・・
やってきたのは殿。。。
「そうせい・・・」そうせい公の名前のままに、稔麿の江戸行きを、あっさりと許してくれたのでした。

そして・・・
寅次郎がこの世で一番恐れているものは・・・
「何事もなさんことじゃ・・・ 
 そして、成そうとせんことじゃ。
 志の果てに向える死以外で死にとうない・・・!!」by寅次郎

「そのためには、つまらんことに足をすくわれたくない・・・ 
 じゃから、フグは食べんと・・・??」by寅次郎

「伊藤君・・・偉ろうなりんさい!!」by寅次郎。


遂に、稔麿が江戸へ・・・見送る文。。。!!
江戸の事をたくさん書いて下さいと見送るのでした。
そして・・・杉家の納屋を改造して、新しい教室を作ることになりました。

「みなさん!!ご飯ですよ~~~!!」


いやあ・・・みんな文を好きみたいなの嫌だわ~~~!!
こういうのが少女漫画なのよね・・・
いくらヒロインといえども、こういうの要らないわ~~~!!
だって、日本の行く末を語ろうというのに、世間が狭くなっちゃうじゃないの・・・!!

いや~、今回は、文の少女漫画大爆発な回だったような気もします。
ほんと、みんなが文を好きになる件は止めて欲しいわ~~~

良いところで利助が出てきて・・・私の中ではポイント高めです。
そう、この人は、豊臣秀吉の次にどど~んと、大出世した人です。
人を見る目があり、大胆かつ繊細・・・おまけに女好き・・・もしかすると秀吉と似ているかもしれませんね。

そう言えば・・・伊藤博文の奥さんは、置屋「いろは楼」の小梅。。。
芸者見習いが内閣総理大臣夫人・・・彼女は日本史上最強の出世人でした。
賢かったらしいですよ。

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前回、久坂玄瑞が仲間になりました。
って書くと、少年漫画みたいですが・・・。
今回は、高杉晋作が仲間となるようですよ。

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たくさんの若者が、入塾のために集まってきました。
が・・・高杉晋作は明倫館に通っていました。

「つまらん・・・」

中二病のようです。
伊之助に、寅次郎のもとへ促される晋作。

そんな晋作は、松下村塾きってのお坊ちゃまです。
そんなところからも、事実、玄瑞は晋作に対抗心を燃やしています。
農民のような、足軽のような出の者が、幕末を動かし、明治維新をしていくのですが・・・この晋作だけは、結構いい家の武士・・・大組200石の高杉家の跡取り息子でした。
なので、晋作が一番志が高かった・・・??変り者かもしれません。


ドラマでは、敏三郎がすったもんだで杉家に連れて来ていますが、本当は玄瑞が連れてきたとも言われています。

塾生からは、何ももらっていない寅次郎。。。
でも、塾生たちには食事を用意している・・・それは文。。。
ただでさえ貧乏なのにね・・・杉家。。。

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そんなこんなで文はお坊ちゃま晋作を引き入れようと考え中。。。
自分の出来ること・・・今回は、饅頭を作って家に持っていったり・・・
で、文に気があるのか?それに振り回される玄瑞。。。

って・・・まさに”花男”
道明寺司VS花沢類みたいだ。。。

お・・・梅田雲浜やって来ました。。。
なんだか突然すぎて・・・前ふりなしですか・・・??
雲浜って誰だ・・・??って感じじゃないの??これじゃあ・・・。


お・・・富永有隣も野山獄から出てきましたが・・・結局杉家に居候することに・・・。
食い扶持は増える一方な杉家なのでした。

なので文は、高杉家に饅頭を持って・・・お金持ちの晋作を引き入れようと試みますが・・・
父・小忠太に「お前の来るところではない」と、叱られてしまいました。

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う~ん・・・ほんと、花男だ・・・。

玄瑞は家計の心配をして農家の手伝いをしてさつまいもを持ってきてくれました。
???一回断っているのよ・・・文との縁談。。。

跡取りとして人生の決まっている晋作に・・・

「お前の人生がつまらんのは、お前がつまらんからじゃ!!」by玄瑞
「志は誰も与えてくれません。
 君自身が見つけ、それを掲げるしかない・・・!!
 君は何を志しますか・・・??」
と、父の跡を継ぐことを望んではいないことを見抜く寅次郎。。。

どうする??晋作・・・??

そんな矢先に、杉家のお財布が紛失・・・!!

敏三郎が色町で・・・

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お財布は、敏三郎が持って出てきてしまっていたのです。
連れてきたのは晋作。。。

「もう・・・子供じゃない・・・。」by敏三郎。。。

強い男になりたかった敏三郎・・・。
塾のために、写本でお金を稼ごうとしていたという。
と・・・自分と重ねあわせる晋作。。。


物思いにふける晋作・・・
父親の依存性パーソナリティーから独立したい晋作は・・・

この夜中に・・・吉田寅次郎の元へ・・・!!
自分を退屈から救ってくれた初めてであった男たちの元へと・・・!!

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「あの人はきっと起きちょる・・・!!
         学問がしたい・・・!!」

少年漫画になってきましたね。。。
そう考えると、スラムダンクはイケメンばっかりなのに、なんでキャラだってるんだろう・・・??
”花燃ゆ”もそんな感じでお願いします。


で・・・最後は、お・・・伊藤利助・・・初代総理大臣となる伊藤博文登場です。
ほんとイケメンばっかり見ていたので、ひとりさんの利助、良いですね。
そのボロボロ感は・・・秀吉と、岩崎弥太郎に匹敵するかもしれません。

個人的には少年漫画が好きなので、一人の男の元へ志のある者が集まってくる・・・というのは大好きなシチュエーションなのですが、あちらこちらに文への恋心がちりばめられているようでちょっとゲンナリです。。。
個人的にはどちらかというと、男(塾生たち)が男(吉田松陰)に惚れて欲しい・・・

ま、久坂玄瑞も高杉晋作も、若くして死んでいるので大人物となったのか・・・??
それは解りませんが、玄瑞は”私心”の全くなかった男と言われています。
なのでたぶん文との結婚に対しても、寅次郎が薦めているにもかかわらず、顔が好みではないから辞退するんだと思うのです。
なので、いちいち文さんにというのはなあ・・・
創作の多いところが・・・個人的にはちょっと興ざめしちゃいます。


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今回の副題は・・・「熱血先生、誕生~日本一の塾生はこう育つ~」でした。

1年8か月ぶりに野山獄を出ることができた寅次郎・・・。
杉家は久々の幸せに包まれていました。
でも・・・寅次郎が出てきたからにはこの幸せも・・・??

その頃・・・宮部鼎蔵にあっていた久坂玄瑞。。。
そう、九州遊学中の玄瑞に、松陰を紹介したのは玄瑞と同じ立場・・・熊本藩・藩医の宮部鼎蔵なのです。

そう、この宮部鼎蔵によって、寅次郎と引き合わされるのです。

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この時、玄瑞17歳!!
と思っていたら・・・もう、玄瑞から・・・寅次郎へとお手紙が来ました。
で・・・返事は文が届けに・・・
そして、寅次郎の塾に入るようにすすめるのです。
が・・・??

で・・・伊之助は、寅次郎を守るために??椋梨藤太に寝返ったのです。
椋梨藤太ですが、内藤剛志さんがやっているので重要なんだろうなあ・・・とは思いますが、毛利敬親を挟んで周布政之助との対立構造があんまりわかんないので、伊之助の寝返った感もあんまりわかんないなあ・・・なんて思っちゃうのでした。
もっと丁寧に描いてくれると、対立がはっきりして分りやすいのになあ。。。

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おっと、吉田稔麿登場です。
私は「PEACE MAKER」の妖艶な吉田稔麿が気になって・・・
瀬戸君はとってもかわいいので、京都火の海計画には似合わないわ・・・。



寅次郎と玄瑞は、文通しておりますが・・・
寅次郎は、松下村塾の双璧・玄瑞と晋作を叱咤&野放しで育てています。
そんな教育方法だったようです。

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実際に寅次郎は、ことあるごとに弟子たちに手紙を書いています。
その手紙で弟子の長所や期待を伝えているのです。
その気持ちを知った弟子たちは、励みになること間違いなし!!
師弟関係&絆は強固なものへとなっていくのでした。

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って書くとカッコいいですが・・・先週までは少女漫画だったのが、いきなり少年漫画みたいになっちゃってます。
熱血先生というよりも、熱血弟子って感じ。
それにしても、東出昌大さん大きいですね。
実際に玄瑞も身長は180cmあって美声だったと言われていますから。。。

刀も持てない医者坊主・・・!!
そんな悔しい気持ちが、一番弟子への道・・・松下村塾一番の秀才へと開いていくのでした。

「病人を治す処方ではなく、天下を治療する処方を!!」by玄瑞なのでした。

ひとりひとり集まるのかと思いきや、結構集まってきましたね。
あとは・・・高杉晋作。

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まさに、少年漫画そのままのストーリーです。
なんてったって・・・この高杉晋作・・・

まさに”浮浪雲”って感じ。
いやいや、高良健吾くん、結構好きなんですよ、私。

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そんな健吾くん、晋作さんも、似合っていてカッコいいですが、やっぱり私は伊勢谷友介さんの晋作がかっこよすぎて・・・。

今回、文が走り回っての生徒募集でしたが・・・
実際は、父・百合之助や兄・梅之介が最初の弟子だったと言われています。
やっぱり寅次郎は第一級の科人ですから・・・みんな門をたたくのを躊躇したから。。。
でも・・・あの熱気で、口コミで広がったようです。

これからどんな風になっていくのか楽しみですが・・・あまりにも漫画チックで・・・。
「おにいちゃん、ガチャ」観てます。”でもかきましたが、最近はマンガが原作の作品も多くって・・・今一つ表現が漫画的になってきているように思います。
それならそれで、中途半端な表現でなくって突っ走って振り切ってください。
って、この作品は、原作が漫画ではなかった・・・。


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おお!!今回は、とってもカッコいい題です。
「放たれる寅」!!副題は・・・”今夜解明、日本一自由な塾の誕生秘話”でしたが・・・解明されていました??

なんとか寅次郎を野山獄から出してやりたいと思う文ですが・・・
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今回のポイントは寅次郎が書いた「福堂策」。
これをきっかけに、寅次郎を獄から解放しようと考える文なのですが・・・。

この寅次郎の「福堂策」は、獄に関する意見書でした。
囚人が更生するための自治・教育・処遇など人材育成に役立ち・・・その矯正と将来の赦免をも視野に入れたような内容なのですが、罪人が意見するなど以ての外の・・・それこそ死罪です。

で・・・文は、この「福堂策」をまたもや伊之助に託すのでした。

??やっぱり、男の人が中心のこの世の中、主人公は寅次郎⇒伊之助で良かったんじゃないの??って思ってしまいます。
わざわざ文を絡ませるのも・・・って感じがします。
テンポも悪いしね。。。

この書が伊之助⇒小五郎⇒そうせい公(毛利敬親)へ・・・
なんだか梅太郎がそうせい公に呼ばれわけわかんないうちに家で蟄居なのですが、獄を出ないと言い張る我儘な寅次郎。

でもって、何回も獄に足を運ぶという梅太郎に、怒りだす亀。
その通りだ!!寅次郎に振り回されて・・・!!
寿でも毎回怒ってんのに、嫁の亀はもっと怒りたいやろ・・・!!
と思いきや、獄にいる久子に対する嫉妬なんて・・・
なんだこの茶番は・・・??

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獄のみんなも、「吉田殿は渡さん!!」なんて・・・オカシイやろ・・・の連発。。。
個人的には、ほんわかした学びではなくって、もっと侃々諤々の学びが見たかったんですけど・・・。

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でもって・・・宿敵と思われていた椋梨藤太もあっさり出獄を認めちゃうの・・・??
良い人に変わるんだろうか・・・??
伊之助に、寅次郎という刀の鞘になるように言いつけるのでした。
??もっと、悪役じゃなかったんだ・・・。それとも、なんか含みがある・・・??


でもって・・・寅次郎の追い出しコンパ・・・ならぬ句会が行われ・・・
ほんわかムードの中、句によって追い出される寅次郎なのでした。
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なんて良いムードなんだ・・・。
これじゃあ、獄を出たくはないわな・・・。

でもって・・・二十一回・・・こんな出方すんの・・・??
訳分らんやろ・・・。

『二十一回猛士』・・・これは、吉田松陰の号なんですが、獄中から兄宛の手紙で記しています。
これは、21回スゴイことをやる!!という意味なんですが、①脱藩②殿様への意見書③密航・・・なので、あと18回やるよ!!と、兄宛に手紙を送って・・・

兄からは、あと18回もやったら死んじゃうから止めてくれと、獄に手紙が届くのですが・・・
つまり、タイミング的に出獄するときではおかしいんですよね。。。

獄に繋がれている時に、悶々と考え、考え・・・出獄したくってたまんない方が、あってるような気がする・・・。
ま、とりあえず、伊之助のおかげで文がしゃしゃり出すぎない構成になっていて・・・。
”江”みたいに「そんな馬鹿な!!」って感じがそんなにしないですが・・・。

それでも、しゃしゃり出てます。。。それは、主人公だから。

とりあえず、なんだかんだと出獄しましたが、出獄できた理由もあんまありわかんないですね。。。
松陰先生は突っ走るので、白か黒!!って感じなので、もっと突き進み感というか、はっきりしてほしいなあなんて思いはたくさんありまして・・・。


でも、今夜解明されませんでしたね。。。日本一自由な塾の誕生秘話
これってジャンプの「ズシャア!!」な影の引き延ばし作戦に似ている・・・。


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吉田松陰 異端のリーダー




??なんか副題みたいなのに気付きました。
「獄の中でも生まれ変わる白熱教室誕生」???こんなのあったっけ??

この回は・・・レポート書くことあるんだろうか・・・??と思うほど、話の進まない回??
いえいえ、寅次郎が復活するんだから、とっても話の進んだ回なのでしょう。

で・・・”女囚の秘密”って何だったんだろう・・・??罪ってこと??子供が愛しかったってこと??両方かなあ・・・??


今回の主役は高須久子さんです。
が・・・有隣先生は筆をもらって楽しそうでしたが、この内容じゃ・・・私の筆は進みません。。。

久子⇒寅次郎のお願いで、文は高須家にお願いをしにやって来ました。
それは久子からの、「亡き父を弔うための・・・父の遺品をもらって来て欲しい」という願いでした。

何回も断られる文・・・

「何度でも・・・何度でも訪ねていただけませんか・・・。」by久子

やっぱり名家だからかしら・・・??
ちなみに・・・高須家は330石で杉家は26石です。

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そして・・・その代わりに、久子に・・・兄上に渡してほしいと重輔のボタオを託す文なのでした。

??みんな、牢を勝手に出て良いの・・・??
結構やりたい放題ですね。

寅次郎の手紙に紛れ込んで・・・有隣先生の書き物が入っていました。
その字はとてもきれいでしたが、筆が痛んでいて・・・
その有隣先生に筆を差し入れする文。。。
あの堅物・有隣先生も大喜びで・・・みんなも書を学びたいとやる気満々になってきました。

ほんと、やる気がみなぎってきたというか・・・ここって牢獄・・・??

で・・・そんな間も高須家に門前払いをくらいに行く文。。。
そこで出会ったのは・・・久子の娘・糸でした。

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この母子にはなんか確執がありそう。。。

野山獄に行って・・・なかなか遺品をもらえないということを伝えた文・・・

「もう構わないで・・・」by久子。

??どういう意味・・・??

城では・・・伊之助が奮闘中!!

富国強兵、殖産興業にもっと力を入れる様に・・・洋学所を作るように進言する伊之助ですが・・・。
日本国よりもお家を守るのが先決だと宿敵・椋梨藤太に怒られてしまいました。

「足元を見ずして何の憂国か・・・!!」by藤太

ということで、相変わらずの明倫館での教授となってしまいました。

腐っている寅次郎の元へ、焦っている伊之助がやって来ました。
一向に動こうとしない藩の偉いさんの事をぼやいております。
意見をぶつけ合って、迷い道から脱しようともがいている二人なのでした。

自分が焦っていたことを反省する伊之助・・・それを見送る文。。。
そう・・・主人公なので、どこにでも出没する文です。

なんと・・・文の家に野山獄の司獄・福川がやって来ました。
明日・・・糸が久子に会いに野山獄にやってくるので、文にも立ち会って欲しいという・・・
なんで・・・??それは、主人公だからです。

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ぎこちない二人・・・。

「二度とこのようなことはしないでください。」by糸

立ち去ろうとする糸を止める文・・・

「この人は・・・母ではありません。
 知っていますか?この人の罪を。。。不貞です。

 この女は、夫を亡くした寂しさから歌舞音曲に溺れ、気に入りの三味線弾きを夜な夜な屋敷に引き入れた挙句、密通に及んだのです。
 身分低き者との不貞を咎められ、身内の者が訴えてここへつないで頂きました。
 皆が辛い思いをいたしました。わが家も取り潰されるところでした。
 二度と私に関わらないでください!!」

「母上様は・・・あなたを怒らせたかったんです。
 何度も私が訪ねれば、あなたはきっとここに怒鳴り込んでくるに違いない。。。
 そう考えたんです。
 あなたに会いたかったから。。。
 嫌われても、怒らせてでも、それしかあなたに会う術はなかったから・・・!!」
 
本心をつかれ・・・否定する久子。。。
そんな久子に糸は・・・

「私はあなたを憎みます。
 ・・・憎んだ人の事は、忘れないでしょうから・・・!!」

と、久子の手を取るのでした。


久子が捨ててあった文の差し入れだったお手玉・・・
そのお手玉を捨てた理由・・・どうして捨てたのか・・・??

「大切な品だったかです。。。」

ここで、寅次郎、復---活ーーー!!

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自分も手放せない大切なボタオ・・・


「私にも手放せんもんがある。なのにあなたは捨てたという・・・大切だから捨てたと・・・。
 なぜじゃ??なぜあなたはそのようなことができたんじゃ・・・!!」

「あの子が嫌いでございました。
 文さんは、私が二度と求めてはならないものをあまりにも無邪気に纏っておいででした。
 獄に繋がれた時、言い聞かせました。
 二度と求めてはいけないと・・・。
 美しい物も楽しい物も全て・・・
 娘とも決して会わぬつもりでした。
 でも・・・。」

「会えたではないか・・・!! 
 諦めて背を向けておったもんにめぐり会うたではないか。」by大深虎之丞

「娘は私を憎いと言いました。
 でも・・・どうしたことでしょう。
 その言葉を聞いたとき、はじめてわかったのです。
 生きて傷つくことも償いではないかと・・・。」

久子が何を言いたいのかは凡人の私には全く解りませんが・・・
おおお・・・寅次郎の復活です。
講釈たれ始めましたよ。

生まれ変わるために・・・!!

牢獄なのに、なんだか朝ドラみたいにほんわかした雰囲気が・・・。
私もつられて・・・あきれて笑っちゃいました。
牢獄ですよ・・・!!

その後・・・野山獄を訪ねてきた文と伊之助・・・。
なんと、寅次郎は囚人相手にお勉強を始めていました。
それを見た伊之助・・・
「俺には俺のやることがある。。。
 胸を張ってそう言えるまで、あいつとは会わん!!」by伊之助。

囚人たちのやる気を出させたのも、寅次郎や伊之助が迷い道から抜け出せたのも・・・
そう・・・すべては文の筆のせいなのでした。

??ってそんな落ちなの・・・??
なんだか”江”の臭いがプンプンしてきました。

とりあえず、寅次郎のやる気が復活したので、とっても大切な回なんですよ、きっと!!

ということで、高須久子さんについて・・・。
あんまり詳しくは分っていないようですが・・・
っていうか、維新の志士でもないし、今まで必要なかったのでしょうね。
って考えると、この回が、不必要になってしまう。。。

花燃ゆでは、久子が芸事に熱をあげ・・・身分の異なる男性との不義密通が野山獄に投獄された理由でしたが・・・

で・・・久子さん、キレイですが、なんか変な気がしませんか??
今でも旦那さんを亡くした女性を未亡人と言います。
未だ死んでない人・・・とってもキツイ言葉だとは思いますが、・・・
今でもそうなんだから・・・当時は・・・未亡人となった場合は、髪を下げ髪にして・・・夫の菩提を弔わなければなりません。
そして、子供たちのためにも家を守るのが通例なります。
が・・・久子は・・・??

夫が亡くなったことを紛らわすために、三味線を弾いたり・・・浄瑠璃・・・長唄・・・流行歌にも没頭していきます。
でも、どれも武家の女性にはそぐわない大衆芸。。。
師匠について学ぼうとしましたが・・・
当時の芸能関係者は 士農工商のどこにも属さない者が教えていました。
そしてその者たちは、身分の卑しい「河原者」「河原乞食」と蔑まれていたのです。

彼等は・・・製革業・屠殺業、処刑場での下働きなどを生業としていて・・・。
それと同時に、三味線・長唄・人形踊り等をしていました。
家の戸口に立って、住人達に披露して僅かな金品を貰う・・・
ほら・・・昔の時代劇で罵声と共に銭をぶつけられるような・・・
そんな彼等は、士農工商と接触することが固く禁じられていて・・・被差別部落での生活を余儀なくされ、隔離されていたのです。

がんじがらめの時代・・・そんな人を師と仰ぎ弟子入りしようという久子、今考えると革新的な・・・寅次郎同様みんなよりも百歩ほど先をいっていたのかもしれませんね。

久子は不義密通はしていないと申し開きをしているので、この点が獄に繋がれた理由であったようです。
申し立てたのは、義父・宍戸潤平でした。


ということで、なんだかんだと調べてみると、久子も賢い女性なのかもしれません。
ま、野山獄の紅一点!!
調べてみると結構面白いかもしれませんね。

個人的にはむさい男たちの臭いがプンプンする大河が好きなので、次回を期待します。

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