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とっても有名な方です。
徳川300年に終止符を打って、朝廷に大政奉還をした人です。
って、みんな知ってるんですが、なかなかそれって坂本龍馬や西郷隆盛、新選組なんかの資料にちょっとずつ出てくるって感じで、本人のことはあまり知らないんじゃないかなあ・・・って、私自身は思っています。
「八重の桜」では、小泉孝太郎さんが演じてくれます。
権力者となった・・・って、お父さんも元総理大臣だし、弟は第44代青年局長です。
血筋から行ったらサラブレッドですね。
今まで演じて来られたどのドラマの慶喜さんよりも、ダーク慶喜さんで気に入っています。
賢い人だったんですよね。
で・・・慶喜さん、水戸烈公こと徳川斉昭の七男です。
1866(慶応2)年、14代将軍・家茂の急死で徳川家最後の将軍の座につきました。
「東照神君は、天下のために幕府を開かれたのであるが、余は天下のために幕府を葬ろうと思う・・・」と言って将軍になった慶喜。
14代将軍になれなかった慶喜。。。
権力がままならない15代目の将軍になってしまった頭の切れる慶喜。。。
そんな慶喜は、英明の誉れ高く「権現さまの再来」ともいわれています。
将軍後見職の時に、会津藩を京都守護職に任命。
鳥羽・伏見の戦いで旧幕府軍が敗北すると、兵を残したまま会津藩主・松平容保たちわずかな側近とともに大坂城から江戸へ帰り、すぐさま謹慎。
「え~???徳川幕府って本当に負けちゃうの??」
って、まだまだ思われていました。
こんなことしなかったら、もしかしたら鳥羽伏見の戦いで勝っていたかもしれないのにね・・・。
その変わり身の早さから「百才あって一誠足らず」と評されています。
ホント、周りが・・・先が見えていたんでしょうね。。。
徳川慶喜は、明治になってずっと後に、子息に対して次のように語ったと伝えられています。
「あの時は、ああするより他なかった。やっぱり、あれが一番よかったんだ」
「あの時」というのは、もちろん、彼が行った大政奉還のこと。。。あの時代のこと。。。
色んな人を巻き込んで・・・でも慶喜は生き残ります。
どんな気持ちで明治を迎えたのでしょうか???
やがて大日本帝国憲法ができあがったとき、彼はそのことを大変に喜んだといいます。
諸外国と比べて遜色のない、近代国家としてのさまざまな要件を整えた憲法ができあがったと。
「ナンバー1の苦悩~徳川慶喜~」はこちら。
「徳川慶喜将軍のナンバー2~勝海舟~」はこちら。
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