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1868年3月・・・
奥羽鎮撫総督・世良修三の暗殺をきっかけに、奥羽越31からなる奥羽越列藩同盟が成立しました。
そうなのです。
小さな藩がちょこちょこあるんですが、31もの藩が、会津に味方してくれているんですよね。
東国の方がそれだけ保守的だったのかもしれませんね。
白河城が手に落ち・・・戦火は東北一体に広がって行ったのでした。
その頃覚馬は・・・
相変わらず牢の中・・・管見を書こうと・・・
でも、見張りに破られて・・・そんな毎日が続いていました。
5月・・・目標は会津に定まりつつありました。
八重たちは・・・
丸よりも、実包の方が、飛びやすくって安定する・・・。
と、鉄砲の弾を研究中。
そこへやって来た伊藤悌二郎、白虎隊に入ることになったと嬉しそう。
鉄砲の腕がいいと推薦されたそうです。
嬉しそうですが、その嬉しさが・・・なんとも儚い。。。
そして、高木盛之輔も若殿の護衛に。。。
みんな、戦いに向かって・・・
でも、山川健次郎は先を越されたようでちょっと悔しそう。。。
そんな悔しい健次郎は、尚之助のお供で城下の鍛冶に鉄砲の修理を教えに行くことになりました。
勉強の方が向いているのかしら???
白河にいる大山の元へ、300人の兵を連れて板垣がやって来ました。
軍議の為にやってきたのでした。。。
その敵は、新政府軍を完璧に封じていた日光口の山川大蔵。
日光口の山川が駄目なら・・・
奥州街道を断ち、越後口を封じれば・・・
会津への武器の流れが絶てる!!
そう読んでいるようです。
会津が白河城の奪還もできないまま・・・
そうして白河を落とした新政府軍は、その勢いで棚倉を落とします。
落胆する頼母。。。
その失敗の申し開きの為に容保の元へ・・・。
そして・・・切腹覚悟で容保に進言します。
「殿・・・何卒停戦のお申し出なされてくださりませ。」
今までの事を思うと、ほかの家老たちは大反対!!
特に、息子が切腹した神保内蔵助なんかは、とっても悔しかったでしょうね。。。
謝罪恭順の事を話し合うのは・・・
もう時期が遅すぎる・・・遅すぎたのです。
しかし、武器の性能の差は歴然・・・
おまけに反射炉も、武器も、人も、何もかもが足りなくて・・・
軍議というよりも、ののしり合いが続く中・・・
遂に頼母は言ってはいけないことを言ってしまいました。
「土佐!
だから、あん時一刻も早く都を出ていれば!!」
あ~言っちゃったよ。。。
さっき頼母の言った通り・・・
戦場に出ていない人が、武器の性能の差が解らないように、都にいなかった頼母に都の何が解ったのでしょう???
もう一人の家老・神保内蔵助が重い口を開きました。
「にしゃに何が解る・・・
我ら・・・都で戦った。血も流した。筆舌に尽くしがたい屈辱も共に味わった。
何も知らないにしゃが出過ぎた口をきくな。」
そう・・・きっと、この場にいる中で一番悔しいのは内蔵助。
その通りなんだけど。。。
ホントに、幕府は江戸を守るために、会津に新政府軍の鉄槌を完膚なきまでにくらわしてくれて・・・
容保は・・・
「介右衛門。
白河総督の任に当たれ。
頼母、総督の任を解く。」
遂に、というか、またもや頼母が任を解かれてしまいました。。。
後味の悪い・・・っていうか、戦争なんだから何も生まれないよね。。。きっと
色々自分たちの武器を研究している八重と尚之助。
諸藩の武器は、関ヶ原の武器を使っているところもあるようで・・・。
勝てそうにない・・・そんな空気の中、秋田藩が敵に下りました。。。
そう、会津には背後にも敵が。。。
色々なところが手薄になって・・・
人も足りなくて・・・
そして、新政府軍は、二本松にも。。。
二本松の少年たちも、戦いの準備をしています。
「鉄砲を教えたことが仇に・・・??」
と、思案する木村銃太郎がそこにはいました。
京都では・・・
岩倉具視の傍らにいるのは木戸孝允。
万機公論で決めることが、ここら辺で決められている・・・
と、松平春嶽がやんわりと嫌味を言います。
それは、春嶽が提出している会津討伐取りやめの建白書を取り上げてくれない・・・
と、岩倉に詰め寄って。。。
しかし、
「会津は朝敵や・・・!!」
「会津殿が朝敵とは、誰かのでっち上げでは・・・??」
錦の御旗に背いた会津、しかし・・・太政官の中には、御所に向かって発砲した者もいる・・・
そう、木戸孝允の長州の事です。
そう、新政府軍が恐れていたのは、官軍と賊軍が入れ替わること・・・。
長州征伐された時のように・・・
あ~なるほど・・・自分たちがやってきたから恐ろしいのね、長州は。。。
言い争う春嶽と孝允。しかし・・・
「全ては御叡慮や・・・」(天皇の意思ってことね)
と、すます岩倉・・・あ~おじゃるっていつの時代も恐ろしい・・・
これだから生き残るのね・・・
7月には、二本松にやって来た新政府軍・・・
あの少年たちが戦います。
あ~あんな防備じゃ、まさに無防備・・・無駄死に感たっぷりです。。。
若先生は。。。皆を守ろうとして・・・
いやあ・・・今回は辛かったですね。。。
その後の、「もっともっと、遠くまで飛ばさねえと・・・」
という八重が鬼婆に見えちゃいます。
そう、あなたの作っているのは、武器なのですから・・・
泣いちゃって、このまま書けません。。。
才二郎・・・先生の仇がとりたかったんですね。。。
八重は逃げてきた二本松少年隊の子供たちと再会します。
泣き崩れる八重ですが・・・
でも、やっぱり八重が作っているのも武器なのです。。。
今回は、ほんと、久しぶりに辛い回でした。
少年たちを見送った母は、どんな顔して見送ったのかなあ・・・
私には絶対にできないなあ・・・
と、思うけれども、これがその時代だったのかもしれませんね。。。
ちなみに、二本松少年隊の才二郎、とってもいいですね。
おや?どっかでみませんでしたか???
そう、家族ゲームの吉本荒野の生徒・真田宗多君です。
あ・・・いや、吉井一肇君でした。
今後も活躍してくれそうな、いい味出してるでした。
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