日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:山本八重

十二歳の戊辰戦争

新品価格
¥2,100から
(2013/6/20 11:51時点)


 1868年3月・・・
奥羽鎮撫総督・世良修三の暗殺をきっかけに、奥羽越31からなる奥羽越列藩同盟が成立しました。
そうなのです。
小さな藩がちょこちょこあるんですが、31もの藩が、会津に味方してくれているんですよね。
東国の方がそれだけ保守的だったのかもしれませんね。
白河城が手に落ち・・・戦火は東北一体に広がって行ったのでした。

その頃覚馬は・・・
相変わらず牢の中・・・管見を書こうと・・・

yae1












でも、見張りに破られて・・・そんな毎日が続いていました。

5月・・・目標は会津に定まりつつありました。

八重たちは・・・

丸よりも、実包の方が、飛びやすくって安定する・・・。
と、鉄砲の弾を研究中。

そこへやって来た伊藤悌二郎、白虎隊に入ることになったと嬉しそう。
鉄砲の腕がいいと推薦されたそうです。
嬉しそうですが、その嬉しさが・・・なんとも儚い。。。
そして、高木盛之輔も若殿の護衛に。。。
みんな、戦いに向かって・・・

でも、山川健次郎は先を越されたようでちょっと悔しそう。。。

そんな悔しい健次郎は、尚之助のお供で城下の鍛冶に鉄砲の修理を教えに行くことになりました。
勉強の方が向いているのかしら???


白河にいる大山の元へ、300人の兵を連れて板垣がやって来ました。

軍議の為にやってきたのでした。。。

その敵は、新政府軍を完璧に封じていた日光口の山川大蔵。

yae2













日光口の山川が駄目なら・・・
奥州街道を断ち、越後口を封じれば・・・
会津への武器の流れが絶てる!!

そう読んでいるようです。

会津が白河城の奪還もできないまま・・・
そうして白河を落とした新政府軍は、その勢いで棚倉を落とします。

落胆する頼母。。。

その失敗の申し開きの為に容保の元へ・・・。

そして・・・切腹覚悟で容保に進言します。
「殿・・・何卒停戦のお申し出なされてくださりませ。」

今までの事を思うと、ほかの家老たちは大反対!!
特に、息子が切腹した神保内蔵助なんかは、とっても悔しかったでしょうね。。。

謝罪恭順の事を話し合うのは・・・
もう時期が遅すぎる・・・遅すぎたのです。

しかし、武器の性能の差は歴然・・・
おまけに反射炉も、武器も、人も、何もかもが足りなくて・・・

軍議というよりも、ののしり合いが続く中・・・

遂に頼母は言ってはいけないことを言ってしまいました。

「土佐! 
 だから、あん時一刻も早く都を出ていれば!!」

あ~言っちゃったよ。。。
さっき頼母の言った通り・・・
戦場に出ていない人が、武器の性能の差が解らないように、都にいなかった頼母に都の何が解ったのでしょう???

もう一人の家老・神保内蔵助が重い口を開きました。
「にしゃに何が解る・・・
 我ら・・・都で戦った。血も流した。筆舌に尽くしがたい屈辱も共に味わった。

 何も知らないにしゃが出過ぎた口をきくな。」

そう・・・きっと、この場にいる中で一番悔しいのは内蔵助。

その通りなんだけど。。。
ホントに、幕府は江戸を守るために、会津に新政府軍の鉄槌を完膚なきまでにくらわしてくれて・・・

容保は・・・
「介右衛門。
 白河総督の任に当たれ。
 頼母、総督の任を解く。」

遂に、というか、またもや頼母が任を解かれてしまいました。。。

後味の悪い・・・っていうか、戦争なんだから何も生まれないよね。。。きっと

色々自分たちの武器を研究している八重と尚之助。
諸藩の武器は、関ヶ原の武器を使っているところもあるようで・・・。
勝てそうにない・・・そんな空気の中、秋田藩が敵に下りました。。。

そう、会津には背後にも敵が。。。
色々なところが手薄になって・・・
人も足りなくて・・・


そして、新政府軍は、二本松にも。。。
二本松の少年たちも、戦いの準備をしています。
「鉄砲を教えたことが仇に・・・??」
と、思案する木村銃太郎がそこにはいました。

京都では・・・
岩倉具視の傍らにいるのは木戸孝允。
万機公論で決めることが、ここら辺で決められている・・・
と、松平春嶽がやんわりと嫌味を言います。

それは、春嶽が提出している会津討伐取りやめの建白書を取り上げてくれない・・・
と、岩倉に詰め寄って。。。
しかし、
「会津は朝敵や・・・!!」
「会津殿が朝敵とは、誰かのでっち上げでは・・・??」
錦の御旗に背いた会津、しかし・・・太政官の中には、御所に向かって発砲した者もいる・・・
そう、木戸孝允の長州の事です。

そう、新政府軍が恐れていたのは、官軍と賊軍が入れ替わること・・・。
長州征伐された時のように・・・
あ~なるほど・・・自分たちがやってきたから恐ろしいのね、長州は。。。

言い争う春嶽と孝允。しかし・・・

「全ては御叡慮や・・・」(天皇の意思ってことね)

と、すます岩倉・・・あ~おじゃるっていつの時代も恐ろしい・・・
これだから生き残るのね・・・

7月には、二本松にやって来た新政府軍・・・
あの少年たちが戦います。
あ~あんな防備じゃ、まさに無防備・・・無駄死に感たっぷりです。。。

若先生は。。。皆を守ろうとして・・・

yae3











いやあ・・・今回は辛かったですね。。。
その後の、「もっともっと、遠くまで飛ばさねえと・・・」
という八重が鬼婆に見えちゃいます。
そう、あなたの作っているのは、武器なのですから・・・

泣いちゃって、このまま書けません。。。

yae4














才二郎・・・先生の仇がとりたかったんですね。。。


八重は逃げてきた二本松少年隊の子供たちと再会します。
泣き崩れる八重ですが・・・
でも、やっぱり八重が作っているのも武器なのです。。。


今回は、ほんと、久しぶりに辛い回でした。
少年たちを見送った母は、どんな顔して見送ったのかなあ・・・
私には絶対にできないなあ・・・
と、思うけれども、これがその時代だったのかもしれませんね。。。



ちなみに、二本松少年隊の才二郎、とってもいいですね。

おや?どっかでみませんでしたか???
そう、家族ゲームの吉本荒野の生徒・真田宗多君です。

yae5














あ・・・いや、吉井一肇君でした。
今後も活躍してくれそうな、いい味出してるでした。

↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると嬉しいです。


にほんブログ村 歴史ブログ 歴史の豆知識へ
にほんブログ村

幕末・明治(日本史) ブログランキングへ

数学者が見た 二本松戦争

新品価格
¥1,680から
(2013/6/20 11:50時点)

新版 白虎隊と二本松少年隊

新品価格
¥1,680から
(2013/6/20 11:50時点)

決定版 河井継之助

新品価格
¥2,205から
(2013/6/17 14:22時点)


あ~先週、三郎が死んで、覚馬が行方不明になったとの知らせが山本家に届いていたのでした・・・

1868年3月・・・
旧幕府軍は、鳥羽伏見の戦いで敗れ・・・
新政府軍は、会津に迫っていたのでした。

奥羽鎮撫隊総督が仙台にやって来ました。
仙台藩に会津討伐の命を下すために。。。
参謀の世良修蔵は・・・会津を討つ気満々です。

東北一円が、戦火に見舞われようとしています。。。

山本家は・・・うらがまだまだ悲しみの底に打ちひしがれていました。。。
そんなうらを、八重は薙刀に誘うのでした。

そこに来たお雪は・・・喪が明けてもないのに薙刀の稽古を始めるようです。
修理に申し訳ないと・・・。

会津の女たちも、立ち上がって・・・信念を以て戦うようです。。。


慶喜は・・・江戸城を去る日が来たようです。

「徳川が残り、江戸が戦火を逃れた・・・
 では、会津はどうなる???」  

と、勝に言葉を投げかけて、水戸へと去る慶喜。。。

藩士が一致団結して容保公に尽くした・・・
そんな容保が羨ましかったようです。


東北の各藩は・・・
会津を討伐することを望んでいませんでした。
奥羽鎮撫隊の言いなりになるのか???

そして・・・新選組も、近藤勇が斬首・・・
怪我をした土方歳三に代わり、会津では山口二郎(斉藤一さんね)が、新選組を指揮することになりました。

あっ斉藤一と時尾が初めて顔を合わせてる・・・

奥羽25の諸藩は、嘆願書を提出・・・。
米沢藩の人々も、鉄砲を習いに山本家にやって来ました。


yae












米沢の軍備も、まだまだ旧式のようです。。。

しかし、この懇願も・・・
世良は破り捨ててしまいました。
同じころ江戸の総督府では・・・
勝海舟の添え状を持って・・・会津狩りの目を逃れて、西郷に会いたいと広沢富次郎がやって来ていました。

君臣一体となって御上の為に戦ってきたこと・・・
それを聞いてもらうために。。。
西郷にあえると思っていたのに・・・
なんと、捕えられてしまいました。。。

4月19日福島の遊郭遊んでいた世良は・・・
「奥羽をみな敵と見て討つべし」という密書を書いていました。。。
直訴嘆願も・・・聞き入れられなかった
成り上がりの下郎なので・・・仙台藩士によって斬!!!

世良を斬ってしまったこと・・・
総督府に攻め込まれるきっかけを作ってしまいました。。。
もう後へは引き下がれなくなってしまった会津。

yae2













これをきっかけに・・・奥羽諸藩は新政府軍との全面戦争へと進んでいくのです。。。

5月1日白河城攻撃が始まりましたが。。。
敵陣に弾が届きません・・・。
敵の弾は到達しているのに・・・。
その武器に、大きな差があり。。。

yae3













会津藩の戦死者は300人に及び、あっさりと城は落ちたのでした。。。

あ・・・河井継之助登場!!
ガトリング砲です。
奥羽越列藩同盟がなされたのでした。

白河から戻ってきた尚之助・・・銃を見てみたら・・・
思っていた以上に、各藩とも旧式の銃でした。

銃の研究をしたかった尚之助でしたが、八重は負傷者のお世話をしに日新館へ行くのでした。
日新館には・・・大勢の負傷者が待っていたのでした。。。

そして・・・覚馬は何かを思いついたようです。。。
なにをする?覚馬???


yae4












あ!!!来週は二本松少年隊なの???


今回は・・・新政府軍との和解の望みが絶たれ・・・
奥羽越列藩同盟がなされたという回でしょうか???

なんともわかりにくかったんじゃないかしら???

あの世良さんじゃ・・・芹沢鴨もびっくりの悪役だし。。。
ま・・・新政府軍って言ったって、みんなあんな感じ(横暴で奪略しながらいってる下級武士てこと)だったような気もしますけど・・・
その悪代官並みの悪が長かったんじゃないかな???
と、思っちゃいました。

奥羽越列藩同盟・・・っていうか、河井継之助、いきなりでぱっと終わっちゃうし・・・
この人はすごい人なのよ~!!って、またやってくれるんでしょうか???
ちなみに河井継之助を見ると思い出しちゃうのが・・・
越後長岡の若武者・河井武士。

takesi















そうなのよね、多分、継之助からとったと思うんですよ。
そんな重要な人を・・・っていうか、ガトリング砲を日本で初めて手に入れた人だとか、藩の軍備を重要視した人だとか・・・
もうちょっと説明があっても良かったんでは???
またしてくださいね

と・・・その話はおいといて・・・

でも、修理が責任を取って死んだんだから、この展開だと、ほかの人が責任を取って戦争回避ってこともできたんじゃないかなあ・・・と、思える回でした。

ま・・・誰も死んじゃあ困るんですけどね・・・

河井継之助~武装中立を目指した長岡藩家老~はこちら

↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると嬉しいです。


にほんブログ村 歴史ブログ 歴史の豆知識へ
にほんブログ村
幕末・明治(日本史) ブログランキングへ

河井継之助のことば

新品価格
¥1,050から
(2013/6/17 14:22時点)

風と雲の武士―河井継之助の士魂商才

新品価格
¥1,575から
(2013/6/17 14:23時点)

幕末会津の女たち、男たち 山本八重よ銃をとれ/中村彰彦【クーポンがもらえるメルマガキャンペーン実施中!】

価格:1,470円
(2013/5/10 12:54時点)
感想(0件)

西郷が大久保が・・・春嶽が・・・退助が・・・孝允が・・・国の在り方を模索しております。
西対東の構図が出来あがりつつあります。。。
さて・・・岩倉の企みは???

1867年八重と尚之助は、白河を目指していました。
体力Maxの八重です。
yae2












「ここは・・・覚馬さんと約束した場所なんです。
 いざとなれば、背炙山に大砲の鋳造所をつくると。。。」

猪苗代湖までやって来ましたが・・・
尚之助、何だか変???

湖を見て・・・大砲を何処まで運べるか考えていたようです。
矢面に立ちすぎた会津を案じて・・・。

京都では。。。
再び呼び戻されてきた秋月悌二郎。
もう、時すでに遅しなんだけどなあ・・・
そして・・・諸外国を旅して、ひと回りも二回りも大きくなってきた山川大蔵。。。
軍備・学門・・・色々勉強してきたようです。
いつ何が起こるかわからない・・・
頼母の案じていたことが現実のモノとなってきました。

しかし、要は”志”。
時代は若手に移ろうとしているのが解りますね

八重と尚之助は、白河の関までやって来ました。
「都をば 霞と共に立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」 ですね。

二本松では・・・
木村銃太郎と出会い、銃についてお勉強
”女子が鉄砲を撃つ”と、八重は大人気です
「妻は変わり種でして・・・」と、尚之助。
なかよしですね

薩摩は何か企んでいるようです。。。
京都の薩摩藩邸には・・・西郷隆盛・・・大山弥助(巌)が・・・後藤象二郎も来ていたようです・・・。
yae














会津も・・・みんな、銃の買い付けに大忙し・・・。

世間では”ええじゃないか”大爆発!!!
そんな中に、西郷をみた覚馬・・・追いかけるも、ええじゃないかに阻まれて・・・
暴漢に襲われる覚馬・・・
左門寺右京でもなく、遠山の金さんでもなく、大垣屋清八に助けられます
何だか・・・眼が・・・

薩摩も長州も、戦の段取りが整っている・・・
そんな時に戦をすれば・・・負けるのは会津・・・

木戸孝允と大久保一蔵も密談中・・・
土佐と手を切って、戦いを進めようとしています。
ま・・・容堂公は、大政奉還を進めていましたからね・・・。


会津では、尚之助がお城に呼び出されていました。
yae3














なんと、日新館砲術師範13人扶ちでお召し抱えとなりました。
良かったね
でも、仕官が叶ったのは・・・砲術が重要になってきたから・・・???
しかし、お召し抱えとなったがために・・・
”お金がない”ので新式銃も、吟味するもなかなかすすめられない事実を痛感することになります。

岩倉邸では、岩倉具視と大久保一蔵が密談中。。。
密勅ですね・・・
有名な錦の御旗・・・錦旗が登場です。
あ・・・この件、岩倉の独断で錦の御旗作ったってするのね
ま、そうだろうなんだけど。。。

二条城では、容堂が持ってきた大政奉還を吟味しています。
土佐藩としては・・・龍馬も討幕は考えていませんでしたし・・・
それは、後藤象二郎も容堂公も同じでした。
大政奉還を受け入れると慶喜は考えているようです。。。
事実、政権を返しても、実権まで取り上げられるとは思っていなかったようで・・・
明治という時代にあっても、徳川が時代を動かすと思っていたようです。

時代がどんどん変わって行っていますね。。。
目まぐるしいとはこのことです。
朴訥な東北の人が、色んな策謀に望んでもないのに巻き込まれていきます。。。


幕末維新前夜のナンバー2~坂本龍馬~はこちら
長岡謙吉~文章で支えた龍馬の知恵袋~はこちら

↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 歴史ブログ 歴史の豆知識へ
にほんブログ村
 
幕末・明治(日本史) ブログランキングへ

【1000円以上送料無料】山本覚馬伝/青山霞村/住谷悦治/田村敬男【RCP】

価格:1,995円
(2013/5/10 12:55時点)
感想(0件)

カメラが撮らえた新島八重 山本覚馬 新島襄の幕末・明治 (ビジュアル選書) (単行本・ムック) / 吉海直人/編著

価格:1,680円
(2013/5/10 12:56時点)
感想(0件)

新島八重 愛と闘いの生涯 (角川選書)

新品価格
¥1,680から
(2013/5/9 17:14時点)


1866年12月25日・・・孝明天皇が崩御されました。
突然の事だったので、暗殺説も浮上するほどで・・・まさに青天の霹靂だったことでしょう。
そして・・・後ろ盾を失った容保は・・・失意のどん底だったことでしょう・・・。

人々は不安に・・・そしてその不安は的中していきます・・・。

武器調達のために長崎についた覚馬・・・。
お医者様に目を見てもらっています。
覚馬の目は・・・やはり治らないようです・・・
長崎の知識の多さに・・・しかし、自分には時間が残されていないという事実に、焦り始める覚馬。。。

グラバー商会では、長州の伊藤俊輔と薩摩の村田新八が商談???密談中・・・。
薩摩が長州に武器を横流ししていると感づく覚馬と修理・・・。
ホントにこの事実を知っていたのか・・・かなりの疑問ですが。。。

新参者のプロイセン商人と商談に臨みますが・・・
レーマンは旧式のゲベールやミニエー銃を薦めます。
yae2












この事に・・・焦っている覚馬は、スペンサー銃が欲しいと喧嘩になってしまいます。
目が見えなくなってしまう焦りが、覚馬をそうさせていたのでした。

1867年春・・・孝明天皇の大喪の礼が行われました。
yae



三郎は
江戸修行に
行くことに・・・


yae3




家族全員で見送ります。。。

ああ・・・
これが今生の別れになるのかなあ・・・



土佐の乾退助と薩摩の西郷隆盛が密談中。。。
土佐も加えてほしいと高圧的に願っています。
ホント、頑なに龍馬さんも慎太郎さんも出てきませんね

容保の名代として養子・余九丸(慶喜の実弟)を京に残して、会津は1年のみの帰国を許される。
はずでしたが・・・
慶喜は・・・

「国元に戻るのはしばらく待ってくれぬか?」
?????
「会津殿は都を放り出されるのか?
 薩摩や土佐が長州藩主親子の官位復旧を公家たちに説いて回っていること・・・存じているであろう。
 我らを信頼してくださった先の帝とは違って、新帝の祖父・中山忠能卿は薩摩に同調しておいでだ。
 会津殿が都を去れば、薩摩から朝廷を操り争乱を起こすやもしれぬ。」

でも・・・大火もあり、体調もすぐれない容保は帰りたい
yae4












「その抑えの為に、藩兵1000人を残しておきまする。
 事があれば・・・その時は・・・!! それがしもただちに・・・!!!」

「それでは間に合わぬ!!!
 朝廷にすり寄る薩摩らは、何を企んでいると思う。。。
 幕府を倒し、取って代わることなのだぞ!!!
 そうなっては、公武一和を願われた、先の帝のお志はどうなる!!
 我らを厚くご親任くださった先帝に対し、あまりに不忠ではないか!!!」

いやあ・・・酷いですね、black慶喜。。。
孝明天皇を出されては容保、反論しようがありません
結果的に、会津への帰国は見送られました。。。

都から帰ってこれない覚馬から贈り物が・・・
yae5



最新式の銃でした。







この銃を見て・・・
まだまだ帰ってこれないと悟った尚之助、前に三郎の言っていた会津の城が丸見えという不安を思い出し・・・
城の守りを固めるために、白河を探索に・・・
yae6


「まさか・・・
 ついてくる
 とは・・・」







尚之助の心配をよそに、けっこうピクニック気分でついて行く八重なのでした。
今回は、政治状況というよりも、ひとりひとりの内面を重視して作ってくれていました。
みんな人間ですから、こんな気持ちも織り込んでくれると分かりやすいというか、親しみやすいですよね。
幕末維新前夜のナンバー2~坂本龍馬~はこちら
幕末大転換!逆境に活路を開け~横浜・生麦事件~はこちら
↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 歴史ブログ 歴史の豆知識へ
にほんブログ村

幕末・明治(日本史) ブログランキングへ

新島八重と幕末

新品価格
¥1,680から
(2013/5/9 17:15時点)

明治の兄妹 新島八重と山本覚馬

新品価格
¥1,260から
(2013/5/9 17:15時点)

八重と新島襄

新品価格
¥1,575から
(2013/5/9 17:15時点)

新島八重 [ 林洋海 ]

価格:1,260円
(2013/5/10 15:30時点)
感想(1件)

この回は、八重と尚之助が・・・会津が中心の回
八重と尚之助との婚儀が無事に終わりました。
とっても綺麗な花嫁様です

が・・・酔いつぶれた尚之助を・・・yae3






こんなふうに担ぐあたりは、八重らしいです。

yae




でも、しおらしい八重さんも可愛くて・・・何だかロマンチック

とっても幸せそうな2人だけども時代の渦中へ・・・

覚馬は白そこひ・・・白内障です・・・
いつかは失明してしまう・・・
「見えなくなるのか・・・俺の目は・・・
 目が見えなくて、なじょして銃を撃つ・・・。
 なじょして書を読む・・・。
 何もかもできなくなるのか・・・???」

その頃世界では・・・アメリカでは南北戦争が・・・
南北戦争の終結によって余った武器一式が日本にやってくることになります。
今までの戦い方は全く違っていた南北戦争。
モールスが発明され、新聞が活用され、情報が第一の近代戦争への始まりでした。

そんなことを本当に知っていたのか、松平春嶽と西郷隆盛が密談中。
アメリカのように・・・戦いにならない様に・・・
西郷は、長州と手を結ぶことを考えているようです。

海外の良い部分を取り入れて、新しい”国のかたち”を!!!

幕府では・・・会津に対して幕府からの”お役料差し止め”のお達しが・・・
京に来て以来の莫大な出費で、資金繰りに困っているというのに!!
”都に止まる理由がどこにあるのか???”
それは、御上ひとりを残して、都を去ることは出来ないという容保の気持ちでした。。。
幕府と会津の間に大きな溝が出来ているようです。
でも、公武一和の為に頑張る会津・・・
神保親子の語らいも・・・これから先の事を想うと悲しくなります

会津でも・・・八重は良い妻とは何なのか???
悩んでモヤモヤしてます。。。
でも、八重はしあわせよね。一緒にいるから・・・。
だって、お雪はもう修理様とは会えないもんね・・・

そんな八重の悩みを叱り飛ばす尚之助。。。
「世間並みの奥方は望んでいない!!
 あなたはあなたでおればよい!!」と。。。
しあわせそうな八重ですね。

その頃京都では・・・将軍家茂が上洛。
長州処分の方針が話し合われました。
そう、容保公の臨んだ家茂公の上洛です。
しかし・・・これで戦に・・・。

小堺一機さんの岩倉具視と共に、徳重聡さんの大久保利通の登場です。
サイコロ振ってる人間よさげな小堺さんが、いつも悪者の岩倉具視さんをどんなふうにしてくれるのでしょうか???
薩摩と長州の考え方が近くなってきましたか???

そして・・・横山主税が亡くなり、横山が引き立てていた秋月悌二郎が蝦夷地へ行くことに・・・。
全ての事が、会津には悲劇のようになっていっています。。。
秋月悌二郎が帰ってくる頃・・・その時は、時すでに遅しですから。。。

ふたりのの回かと思いきや、なかなか難しくって・・・
これだけの説明では、解りません。。。
難しいですね。。。
やっぱりそれは、会津と江戸、京都、長州、薩摩・・・と、場面が変わりすぎるせいなのかもしれません・・・。
ま、基本八重が主役とはいえ、八重だけだと情勢が全く解りませんからね・・・。
見ていて、知ってるからこそジーンとくるシーンも、知らなければどんなに良い演技をしてくれても解んないからなあ・・・。

大久保利通~明治を創った男・維新の設計者~はこちら
千年の歴史を変えた策謀家~岩倉具視~はこちら
にほんブログ村 歴史ブログ 歴史の豆知識へ
にほんブログ村
 
幕末・明治(日本史) ブログランキングへ

新島八重 明治維新を駆け抜けた才女 NHK大河ドラマ「八重の桜」ハンサムウーマンの生涯を読み解く/福本武久【クーポンがもらえるメルマガキャンペーン実施中!】

価格:1,418円
(2013/5/10 15:30時点)
感想(0件)

ハンサム・ウーマン新島八重と明治の京都 [ 鳥越一朗 ]

価格:630円
(2013/5/10 15:31時点)
感想(0件)

このページのトップヘ