日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:来島又兵衛

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1864年6月・・・久坂玄瑞は長州藩の復権をかけて、兵を率いて京へ向かいました。
しかし・・・久坂たちも一枚岩ではなく・・・久坂VS来島の構図が出来てきていました。

その頃・・・周布政之助が野山獄によっぱらって侵入!!
晋作に恨み節~~~!!
これは史実です。

「お前だけは死なさん・・・
 吉田稔麿が死んだぞ・・・」by政之助

と、崩れ落ちるのでした。。。

で・・・稔麿の妹のもとへ、その事実を報告しに来たのは”文”でした。
なんで文やねん。。。と、思うのも、もう疲れてしまったような気もする・・・。

どうして兄上が殺されなければならなかったのか??
ふさや文にはわかんないみたい。。。
今で言えば政権にたてつくテロリストなわけで・・・。
この大河の文は、玄瑞から何も聞かされず、周りの人からいろいろ聞いて不信感を持つ・・・
みたいな展開のように思いますが、実際の文は、玄瑞からの手紙でいろんなことを知っていたようです。

なので・・・そんな風に描いてくれていたら、文も賢い女性に見られるし、もしこんな場面に立ち会っても説得力があると思うのですが、いつも情報は高杉雅や他の人からもらっているでしょう??
そこらへんが、賢い女には見えないんですよね。

「戦にはせん!!」と言った玄瑞を信じる文。。。

その頃玄瑞は・・・京にはいることすら敵わず・・・
来島隊は嵯峨・天龍寺、福原隊は伏見、そして玄瑞は山崎・宝積寺に足止めを食らっていました。

逸る来島に対して、鷹司の取次ぎを待って・・・あくまでも戦にしたくない玄瑞。。。

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長州とどうするのか?ことを、鷹司・近衛・西郷で話し合って・・・

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おお、近衛さん・・・悪そうで腹に一物有り??って感じに仕上がっていますが、その腹の内はいかに??

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西郷さんも対等に話してるんですが、一段下に座さなくていいのか??

いろいろ話して!!謀して!!なんて思っていたら、西郷さんは兵を薩摩に戻してしまっただとか言っているうちに・・・

場面は久坂玄瑞。
訪ねてきたのは幾松・・・。
なんで幾松??だし、そもそもみんな幾松って知ってる??
歴史ファン以外は知らないんじゃ・・・

知らない方は。。。
木戸孝允を命がけで支えた芸妓はこちら
ちなみに桂さんもこの大河では全く何者かさえも解らないので・・・こちら

歴史上はあげまんでカッコいい女、幾松。。。
でも、この大河では全く出てきていなかったのに・・・
あまり知らないというキャラを、ここで使うか・・・??
だって、そもそもこの幾松が来るってお話はフィクションのように思うのですが、間違ってます??

どうも辰路が身籠ったことを知らせにきたみたい。。。
いてもたってもいられず辰路に会いに行く玄瑞。
この場面みて思う・・・。
ご飯三杯の件、要らんやろう・・・。

おまけに、「京の町を・・・戦の炎で焼くことはせん」などと辰路に言う訳ですが・・・
文には帰ってくるといい、辰路には京の町を焼かないといい・・・
史実を見ると、このドラマの玄瑞はウソつきになっちゃうじゃないの・・・??
きっと女性が絡んできて、ラブラブっぽく約束するからこんなふうになるんだと思うの。。。
どんな場面でも、きっと女性は帰ってきて!!とか、死んだらアカンで!!というけれど、それを振り切って行くのが闘ういい漢(おとこ)だと思うのです。

で・・・話は萩へ・・・って、やっぱりこの大河、ブチブチ場面が変わってほんと、感情移入できなくなってきちゃいました。

なんと、この一大事に杉家でて、久坂家を構えると言い出した文。
きっと、何かしていないと・・・いてもたってもいられなかったのでしょう。
示唆するように割れる玄瑞の茶碗・・・。


入京のお許しの知らせは届きません。。。
陣中見舞いの米が来たと言っていますが・・・
これは事実、そんな京都の人もいたのです。
この頃・・・何が大変だったって、武器も武器ですが、兵を連れて行っているもんだから、兵糧の不足は深刻でした。
薩摩藩が帰ってしまった(↑)のも、いわゆる兵糧不足なのです。
文のおにぎりといい・・・米の事は詳しく書くのね。

でもって、文は椋梨様のお宅に・・・美鶴さまに家の紹介を乞いに行ったのですが・・・

「恥を知りなさい!!
 こんな状況で、よくもそんなずうずうしい頼みを・・・
 長州が今にも滅ぼうとしているこの時に、誰がその張本人たる久坂玄瑞に家など貸すものですか!?」by美鶴

「あの・・・それはどういう・・・」by文

「何も知らないのですか?
 哀れな・・・」by美鶴

で・・・いきなり伊之助の玄瑞への手紙を読む声で現在の状況・・・長州の立ち位置がわかるわけですが・・・

そうなんです。
この文さん、何も知らされていませんが、玄瑞は結構手紙を書いています。
”賢い女・文”を前面にださなければいけないのに、”何も知らされていない”では、本当に哀れでしかありません。


伊之助の手紙で分かったことは・・・
下関で久坂が砲撃したことで怒ったイギリス、フランス、アメリカ、オランダの四国連合艦隊が日本・・・長州に向かって海を進んでいたということ。
1か月ほどで、異国の軍艦が20隻も向かって来る!!というのです。
元徳様到着と共に、8千の武力を以って天子様への嘆願を!!
と考える玄瑞のことを、教えてくれる美鶴さま。。。
長州を絶体絶命に追い込んだ張本人は・・・久坂玄瑞である!!ということを親切に教えてくれるのです。

お・・・反論していますよ・・・文。
でも、この事実、今まで知らなかったんだよね??

さすがです、このシーン。
本当は、主人公をいじめる悪役なんでしょうが・・・美鶴さまは、”文菌”に侵されていないまっとうな人物であることが判明します。


家に帰ってくると、この椋梨家の全ての事を知っている杉家のみんななのでした。
もしかしてエスパー

美鶴さまに断られたものの・・・それでも久坂の家を決めてきた文。
もう、意固地になってるんでしょうね。

そんなこんなよりも・・・禁門の変に向けての覚悟をしてほしいと思うのは、私だけでしょうか・・・??

ついに・・・毛利元徳は京へと旅立ちます。
その頃京では・・・
長州が軍を以って天子様に嘆願を望むなどと・・・朝廷に対する不敬への至り・・・許せない!!
と、長州を討つという西郷がいました。
う~ん、ごもっとも!!
薩摩の兵・2万が京に登ってきました。

一橋慶喜は・・・長州兵を退去させなければ、征討令を発する!!との返事が返ってきました。
窮地に立たされる長州!!

そして・・・7月17日・長州軍の進退を決する軍議が、石清水八幡宮で行われたのです。
イケイケの来島又兵衛VS元徳&三条を待っての久坂玄瑞。

「何のために戦うんです??
 会津薩摩への私怨をはらす為か!?
 己の面目のためか!?
 我らが冤罪を解き、かつての勢力をとり返さんとするんは何のためか!?
 危機に瀕するこの国を守るためじゃ!
 ただひたすらに!!
 この国を一つにするために動くべきです!!」by玄瑞

「この卑怯者めが!!
 おまえに戦の何が解る!?医者坊主め!!
 そねに命が惜しければ、お前はここに残れ!!
 皆の者!!今こそ我らを愚弄する者を討ち取るぞ!!
 進撃じゃ~~~!!!」by又兵衛

う~ん、この期に及んで”何のために戦うんです??”って、カクンって、なったわ・・・
今まで政局を全くやって来ず、おにぎりにぎってきたもんだから、政治的な台詞・・・今更とってつけたように聞こえちゃうんですよ。。。
おまけに・・・ここでも文のカットが入って、来島又兵衛を止められなかったという勢いが衰える。。。


来島隊は嵯峨・天龍寺、福原隊は伏見、そして玄瑞は山崎・宝積寺・・・時間差で御所を目指すことになってしまった長州軍・・・。

玄瑞はまず鷹司邸をめざし・・・御所・蛤御門に最初に到着したのは来島隊だったのです。
お~~、会津の旗に萌えるわ
が・・・会津藩の人々も全く出てこないこの大河、何で戦っているのか全く解らず。。。
そう、八重の兄がいますよ。

ということで、禁門の変・前編が終わりました。
が・・・みなさんどうでしたか??

江戸時代の女の人は働く女性も多く、強かったといいます。
現代の女性のように。。。

歴史でクローズアップされるのは、戦国時代、幕末・・・
そんな戦う時代は、男性が強く輝く時代だと思います。
この時代はそんな戦う幕末なので、戦う男をカッコよく書いて欲しいなあ・・・命を賭けているんだから・・・
と思うのでした。


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あ~、テンションあがりませんね・・・この題・・・。
ほんと、こんなのは昼ドラでやってほしい。。。

前回・・・壊滅的に負けてしまった長州・・・敗戦の責任を負ったまま・・・京都へと向かう玄瑞がいました。
攘夷実行に奔走する玄瑞。
お・・・桂さんもいる。。。
でも・・・最重要人物・孝明天皇いないわ・・・。

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・・・そんなことを教えてもらっていなかった文・・・。
またもや、晋作の妻・雅からの情報でした。
ま・・・そこが一番可哀想だな・・・。信頼してもらえていないというか・・・。

そして・・・辰路は薩摩藩のスパイとして、玄瑞の情報を探ります。

なんと・・・ひとりで旅立った玄瑞のもとへ・・・長州の志士たちが京都へやってきました。
そして、みんな・・・大きな歴史の渦に巻き込まれていくのです。

みんなが戦いに協力する中、敏三郎も奇兵隊に参加すると言い出しました。
晋作が誘ったのです。
って、玄瑞よりも頼りになるよ・・・晋作。。。

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さすがに・・・「せわあない」では済まない母。。。

が・・・結局、敏三郎は奇兵隊に参加します。
もちろん史実でも志願はしていますが・・・本当だったのかなあ。。。
そんな敏三郎を文が送っていきます。


玄瑞は、三条実美らに働きかけ・・・尊王攘夷派をまとめ御上による大和行幸を実現させようとしていました。
晋作は・・・下関で砲台を造り・・・調練を行っていました。

下関に着いた敏三郎と文。

そこで京で一大事が起きたことを晋作の口からきくのでした。

「久坂を助けに・・・!!」

そう・・・八月十八日の政変ですね。
お・・・薩摩の旗、会津の旗に萌えるわ・・・。

って・・・この八月十八日の政変・・・重要ポイントですが、本当にややこしくて・・・
よーく考えないと理解しにくいんですが・・・
このやり取りをやってくれないのね・・・。

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天子様に銃を向けてはならないと、伊之助に踏みとどまることを命じられる奇兵隊・・・。
すでに、七卿をこちらに迎えて再起を図るというのですが・・・
玄瑞は責任もので切腹かも?と、心配するとか、晋作が奇兵隊総督を免じられこの危機に藩の政に参加するように言いつけられるのですが・・・。

こんな一言で済ませて良いのか・・・。
「七卿落ち」のシーンは無いのか・・・??
待ってるんですけど・・・。

敏三郎を置いて、萩に帰る文がそこにはいました。

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お・・・京では・・・来島又兵衛も登場してきました。
玄瑞にとっての鬼門さんです。

杉家では、敏三郎の手紙に喜んでますが・・・

もっと七卿落ちを・・・!!

最後の決断の時・・・
ここで本当の幕末ドラマを!!
おにぎりや男女のあれこれではなく・・・ここをやってほしかった。

史実とされているのは・・・
妙法院の中で一番大きな建物である宸殿上段の間に着座した七卿・・・
協議の末、長州に落ち延びて再起を図ることを決めました。
苦渋の決断を締めくくるかのように、玄瑞は即興の今様を歌います。
その歌は、「七卿都落舞歌」と題され名作と呼ばれているのです。
すんごいドラマチックなんですが・・・ドラマ的にもしびれるほどの絶好のシチュエーションなんですが・・・。
やってくれません。

長州藩士・阿久根に利用され捨てられた辰路と傷心の玄瑞。。。
辰路の苦労話・・・必要ですか??
神社のおみくじの話必要ですか??
七卿落ちは・・・??

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ふたりのねんごろシーン・・・要らないんですが。。。

「俺はサイテーじゃ・・・」by玄瑞。

サイテーなのは、こんなことを書いてる脚本なんじゃ・・・
やってくれよ!!「七卿都落舞歌」!!
久坂玄瑞、一世一代の見せ場だったんだから・・・!!


で・・・いきなり久米次郎養子の話を手紙でよこしてくる玄瑞。。。
帰ってきたのに京都に戻るという玄瑞。

妻として迎える文は・・・一言相談してくれてもいいのに・・・みたいなことを愚痴っとります。

「俺を見んな・・・京の女と情を通じた。。。」by玄瑞。

やっぱり・・・副題はこの事だったんだ・・・。

悔いる玄瑞がそこにはいました。

って・・・お国の事は??
松陰先生は、私事より国事を大事にしたんだよ
ほんとう吃驚。

個人的には、京に集まった志士たちは、女遊びも盛んだったといいます。
ま、土方歳三がモテてモテて仕方がないと、実家の手紙に書いたのは有名ですが、玄瑞もモテモテだったといいます。
あのお顔の局長・近藤さんもモテモテだった。。。というか、そんなカッコいい男と粋な女が集まっていたんだと思うのです。

ま、玄瑞が文を愛していたか?はよく判りませんが・・・
辰路とのことは、どこまで後ろめたさを感じていたのかは分かんないですよね。
時代が時代ですからね・・・だいたい、遊郭が公然とあった時代です。
個人的には、全く感じていなかったんじゃないかとさえ思えます。
文的には・・・ここで知ってしまうということは、後々”子供がいた”という事実のインパクトも無くなっちゃうんじゃないかと、これからの筋書きに心配を感じます。


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この「義挙三策」を書いたのは、真木和泉。

真木和泉は、久留米水天宮の神官です。
1861年「義挙三策」を書いて、討幕の指導理念を作りました。

たくさんいる攘夷志士の中では最も早く討幕意見を主張した人です。

その三策とは・・・
上策=諸侯に挙兵を勧める
中策=諸侯の兵を借りて挙兵する
下策=義徒によって挙兵を断行する
というものでした。

具体的には・・・
その兵力を以て大坂城占拠を解き、京都攪乱戦術を推し進め、天皇を比叡山に移すべし。
と説いています。

真木は・・・雄藩を頼みとし、ほかには藩主3,4人の尽力を仰ぐことを考えていました。
その為に、島津久光が1000名の藩兵を率いて上洛するという情報が舞い込むと、この兵を中心として討幕の兵をあげようと目論む薩摩の急進派・有馬新七らと合流・・・しかし、寺田屋事件で行き詰ってしまいます。

この事件のあと、真木は捕えられ国許に送還の上禁錮となります。
その後許されて、桂小五郎らと合流し、京都で活躍するも8.18クーデターで一挙に崩壊。。。
七卿を伴って長州に逃れました。

1864年長州藩の久坂玄瑞、来島又兵衛らが兵を率いて上京するのに加わり禁門の変を起こします。
しかし・・・敗れ・・・同志たちと共に天王山で自決するのでした。

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