日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:海江田信義

逆説の日本史 20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎 (小学館文庫)

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御無沙汰していました。
ほんと、なんだかやる気の出ない「西郷どん」です。
風雲急を告げているはずの幕末は、遠く・・・どこにいったのかしらん??

食べるものも食べず、小さな牢で死にかけた吉之助は、島民に助けられます。
って、この吉之助、「意地でも食べない!!」子供みたいな抵抗をしているようにしか見えないのは、私だけだろうか??
ただ単に、食事もほとんど出されず、牢の半分がトイレで、あまざらし・・・
普通に死にかけて、見かねた島民が助ける・・・それだけで、十分な気がします。
最初に島民たちに食べ物をたくさんもらって、薩摩藩の命ではなかったことを知って=食べない!!っていうのは、ほんと、子供じみた演出のように思えます。

で・・・島民たちに新しい牢を作ってもらう吉之助なのでした。

吉之助が具合が悪く寝ている間に、島の家人の子供たちが吉之助の食べ物を盗んだと、怒られています。
気が付いた吉之助は・・・子供たちの言うとおりだ・・・許してやってくれ・・・と、言うのですが・・・。
この家人、いわば黒糖地獄に発生した奴隷のことです。
どうして吉之助の食事を盗まなければならなかったのか?とか、いろんな背景はノータッチで、「許してやれ」と、だけ言う毎度ながらその場限り優しい吉之助です。

川口雪篷のことにも、ちょっとだけ触れてくれます。
今後の吉之助にどうかかわったのか??そんなに大切な人な感じが全くしないんですけどね。。。

家の中に吉之助の牢を作って、生活改善に努める島民たちです。
食事もいい食事に代わって・・・感動して食べることにした吉之助・・・なんか・・・意志弱いなあ・・・西郷。
そんな気持ちで食事を拒否していたのか・・・!!

そして、子供たちに字を教えることとなった西郷さんです。

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家人とは一緒に勉強はできないという島の子供達・・・。
「薩摩ではの、幼か頃より日新公のいろは歌」ちゅうもんを教えられる。
 住む家の立派さや身分で、そん人の値打ちは決まらん。
 心の在り方によって、人間の高い低いが決まるっちゅう教えじゃ。
 家人の子も、役人の子も、こん屋根の下では皆同じじゃ。
 おはんらはの、みんな国の宝じゃ!!」by吉之助

西郷先生の言うとおりに・・・と、土持に言われ、家人の子も勉強に入れてもらえることに・・・。
ああ・・・土持さんは、薩英戦争の時に家人を売ってるんですけどね??
そんなツルの一声で片付くほど、差別はもっと根の深いもんなんだよなあ・・・
吉之助の言葉、ありがたいかもしれないけど、抽象的でよくわかんないじゃないの??子供達。
自分だって貧乏で、汚い恰好でウナギとってたじゃないの・・・。
あ・・・ウナギは貧しいからじゃなくって、仲良し一致団結パフォーマンスだったんだった

その頃、久光は、薩摩への帰路のについていました。
生麦村に差し掛かった時・・・と、生麦事件です。
ああ・・・本当に、チンピラのような久光だし、俊斎はあっという間に斬りかかっちゃうし・・・。

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これが一大事件に・・・!!
このことに対して、賠償金を求められる幕府!!

don3















幕府は薩摩を見捨てるつもりのようです。
っと、ほとんど説明もないのに、沖永良部島にはさっと情報が伝達されていました。
その手紙には、薩摩にイギリスが軍艦を送ったと書かれていたのです。

ああ・・・このドラマでは大久保一蔵が、最後の一兵卒になってでも戦うんだそうです。
そう、久光に進言しています。
いや・・・本当はそこじゃないでしょ??

最初イギリスは、斬った本人を差し出すように要求してきました。
でもって、薩摩の方が「久光の首を出せ」と言われていると勘違い。
当時は殿さま第一なので、殿・・・ま、国父だけど・・・その首を出せない!!ということで、戦争になるわけです。

そして、賠償金に関しても、薩摩側は・・・2万5000ポンド、幕府は10万ポンドの賠償金を支払うこととなるのです。
が・・・薩摩が拒否ったので、薩英戦争へと進んで行くのです。
ちなみに・・・この2万5000ポンドは、薩摩が幕府に「払えません!!」と脅して払ってもらっています。

ああ・・・
俊斎が腹を斬るだの・・・なんだのかんだの大きな声でわめいています。
一団結して戦うそうです。
やる気満々の大久保なのでした。
ってほんとか??


??
沖永良部島も砲撃されてるの??
物資もないイギリスが、そんな島を襲うのか・・・??
調べても何もわからんかった・・・。

砲撃にビックリした吉之助たち。
島抜けしようとする川口雪篷!!
う~ん・・・薩英戦争は・・・??

島民たちも怯えて・・・どうするか心配しています。
う~ん・・・大久保たちは??

丸太を並べて大砲に見せかけようという雪篷。
言っている意味は分かるけど・・・必要か??
このシーン・・・。
大好きなんですよ・・・石橋蓮司さん・・・この人で育ったと言っても過言ではない私・・・。
なんだか可哀想・・・。
誰も手伝ってくれない丸太を並べて大砲に見せかける作戦・・・家人の子供たち、役人の子供達が手伝ってくれます。
これでフレンドリー感を出したいんだろうな・・・
出すなら薩英戦争のキンチョー感出せよ・・・
大体からして、そんな村の中じゃあ、大砲見えやんやろ・・・海から!!

でもって、昔話を話し出す雪篷・・・。
もういい・・・もういいんや・・・そんなもん・・・
って、それはナポレオンの話でした。

ご飯だよ~~と、サツマイモを持ってくる鶴、大砲に見せかける丸太を作ってくれる島民たち・・・

「まるで革命のようじゃ・・・」by雪篷

革命ってね、”統治体制が急激かつ根底的に変革されること”です。
みんなが西郷どんを慕ってくれるようになったことじゃないんですよ・・・

でもって・・・ヤドカリなんか出てきたと思ったら、薩英戦争が2日で終わったという知らせでした。
何じゃ・・・こりゃ・・・。

そして吉之助に召喚命令が・・・!!
迎えにやってきたのは信吾でした。

信吾によるスイカ売りの話が・・・薩英戦争が、爆笑になってしまった・・・

帰っていく吉之助・・・鶴も、もっと若かったら・・・なんてそんなこんなどうでもいいんだよ・・・。ゲンナリだ・・・。

don4
















旗を振って別れを告げる雪篷。
映像だけで見ると、石橋蓮司さん、カッコいいのに・・・何のために出てきたんだか・・・。
吉之助が死んでから西郷家を支えて行ってくれる人ですよ??
どうしてそんな関係になったのか全く解んないわ!!このドラマ!!と思っていたら・・・

ゲッ!!愛加那登場!!
前回の別れは何だったんだよ!!
最悪~~!!
ビデオ飛ばしちゃお!!
と思っていたら、紀行まで飛んじゃった

どうでもええわ!!
薩英戦争、やってくれよ~~~!!

何にも印象に残らないかい・・・いやいや、否が応でも愛加那かっ!!
会えなかったまま、島の横を船で通り過ぎておけば切ない・・・二度と会えない二人で感じ良かったのになあ・・・。
だって、それならどうして前回自ら身を引いていい女になったのだ??愛加那??

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寺田屋騒動っていっても、あの龍馬さんの寺田屋事件とは違うお話し。
今までのほほんとやってきた西郷どんで、こんなキツイ事案をするのは、とっても大変だったんじゃないかなあ・・・って思う回・・・だと思う。なるはずだ!!

血気にはやり、志士たちを押さえるために京へ向かった吉之助・・・
下関で待っていなかったことで、久光の逆鱗に触れてしまいました。
ま、当たり前だわな・・・

久光より一足早く京に入った一蔵は、吉之助を探します。

その頃、吉之助はまたもや遊郭で、食事中。
今回のお仲間は、有馬新七と、過激の急先鋒・長州藩久坂玄瑞と土佐藩士吉村虎太郎でした。
ほんと、いっつも思うわ・・・なんで遊郭やねん!!
もっと、アジトみたいなことでこそこそしてくれよっ!!
緊張感ゼロ~やねん!!

もう・・・久坂のことをこれ以上いじらんといてくれ~~~!!
このお金が黒糖地獄から出とると思うと、なんでそんなに呑気に食っとんねん!!

「おいたちはみな、思いは同じじゃなか・・・
 こんニッポンを変える・・・!!」

と息巻いている西郷さんですが、この時点で薩摩は緩やかな攘夷・・・つまり、公武合体派で、薩摩出身の篤姫様が一生懸命工作してくれているはずなんですが・・・
前年には、和宮さまが降嫁してるんですけど・・・
この時点では、薩摩は、会津・桑名と同じで公武合体派なんだよ~~~!!
薩摩はともかく、長州は薩摩の事が大嫌いなはず!!
攘夷派と公武合体派を一緒にするな、やめてくれ~~!!

と思っていたら、飲んで歌って踊るそうだ・・・。
島で教わったらしいけど、お金の使い方も教えてもらったのか・・・??

怒りにやっていた一蔵・・・
どうして待っていなかったのか?という一蔵・・・
いきなり刀を抜いて・・・二人で刺し違え・・・みたいな話になって・・・
でもね、なんだか頭に入ってこないんだよ・・・台詞が・・・。
重みもへったくれもないからかなあ・・・
とりあえず、吉之助は切腹だそうだ。

なんと、二人が話している間に、久坂も吉村も帰ってしまったとの事・・・。
ま、帰った方が身のためだよ・・・
急先鋒をかっこよく生きているのに、西郷と膝附合わせて酒を飲んだなんてトンマな久坂なんて・・・
本人が呪って出て来るだろ??

残りのみんなで遊郭で話し中、お腹が鳴るとか・・・そんな演出要らんねん!!
旦那曰く「そんなん史実やから、仕方ないやん」だそうだ
お腹が空いてるから、食べるんだとさ・・・。

「飯も酒も女子も要らん。
 こげなとこで話は出来ん!!」by一蔵

そう、その通り!!
みんなが言いたかったことを、言ってくれたね、一蔵!!
でもね、おゆうは後に、一蔵の妾となり陰で支えることとなります。
この大河の感じからすると、この一蔵のひとこと、ただのツンデレに見えてしまうのは、私が穿っているからだろうか・・・??

そこへ、海江田信義登場!!
やっぱり遊郭にいるのが解るんだな・・・ず~っと、入りびたりだから!!

海江田が言うには、自分が久光に進言したことで、腹を斬らされるそうだ・・・。
なんでも、吉之助が他藩の志士を集めて先導していると報告していたのです。
会いたがって、西郷の元に詰めかけていると・・・

「噂ではないのか??」と、やんわり誘導してくれているのに、ダメ押しの一言!!

つまり、久光の命令である下関で待っていろという命令と、他藩の者と交わるなという命令2つを破ったことになったわけで・・・
なんだか・・・そんな幕末の志士がおしゃべりってのも、なんだかなあと思います。
それも薩摩隼人が・・・!!
まあ・・・そんなうっかりだから、あんまり功績を残せていないのかな??なんて、思っとけばいいか??

と、西郷切腹の話をしているのに、またもや新八のお腹が鳴って・・・
必要か??お腹が鳴るの??
旦那曰く「そんなん史実やから、仕方ないやん」だそうだ

みんなが揃ったからややりたいことがあると言った吉之助。
やりたいこと・・・それはうなぎとりでした。
うなぎとりで決着つけるんですって・・・

もう・・・なんだかなあ・・・どうでもいいよ・・・って感半端ないなあ・・・
と思っていたら、「吉之助には負けられない!!誰が一番か勝負だ!!」みたいなことを言い出す一蔵。
・・・一蔵だけはまともだと思っていたけど、同じ穴のムジナだったんだね・・・
ウナギ取りがしたかったといった信吾の夢も叶ったんだね。って思わせたいんか~!!
なんとも呑気な人たちです。

「西郷はん、逃げとくれやす~~!!」byお虎

と言われても・・・捕まってしまう吉之助。
負ぶっていた信吾をなんと、有馬新七に預けましたよ??
いいんかい??
新七は、尊王尊王!!攘夷!!攘夷!!の急先鋒なのに??
こんな時こそ、一蔵に預けんかい!!

そして・・・久光がついに京へとやってきました。
召し出される吉之助・・・口答えもしっかりしているんですが・・・
「もう斉彬公はおられもはん!!」などと・・・久光は、久光で賢いんだよ・・・。
日本をを変えるためには・・・変えるためには・・・と一生懸命言いますが・・・そんなこんなも何も考えのない、食べて歌って相撲を取って、ウナギを取っている西郷さんの何が心に響くんだよ・・・
でもって、最後には・・・
「国父様には使いこなせます!!」と一蔵が言って命は助かるんですが・・・
どんだけ使いにくい男なの??人のいいこの西郷が??
全く解らんわ・・・
結局、島送りになることに・・・一時、薩摩に帰されるのでした。

帰ってきたら、またみんなでウナギを取るんだってさ・・・!!

「西郷はん~~!!」と、追いかけてやってきたのは、お虎。
なんだか旅支度してる!!と思ったら、すっころんで、見送るのでした。
これも必要か??どこがいいんだよ??
まったくわからん!!

don2















朝廷より志士始末の命を授かった久光に驚愕した薩摩藩過激派は、有馬新七の元に集合!!
大久保一蔵、海江田信義、奈良原喜左衛門らが説得するも聞かず・・・
1862年4月23日・・・
寺田屋にて、薩摩藩同士の斬り合いが・・・久光による粛清が行われるのでした。
そりゃあ、京都を火の海に・・・なんて話、志士始末の命を授かってしまった久光はどうすることもできないでしょう。
そんな苦渋の決断を解っていないなあ・・・
そして・・・寺田屋で、こんな話し合いがあったんだろうか??
う~ん・・・今まで全く政治的なことをやってきていないので、大山格之助と有馬新七が真剣に話していても、全く話が入ってこない・・・

don















「あ・・・亮ちゃん男前・・・。」
と思っていたら、斬りあいが始まっちゃったわ・・・。
「おいごと突け~~~!!」の有馬の言葉はありましたね!!
本当の斬りあいって・・・こんなにわかんないもんなんかなあ・・・漠然と観ました。

手を汚さなかった一蔵・・・その一蔵に懐紙で顔の血をぬぐって一蔵の懐に突っ込む大山格之介はかっこよかったですね

一蔵からの手紙が、謹慎中の吉之助の手に渡されました。
そん時の吉之助・・・三味線ひいてるってどうよ??

とにかく、「こんな事がありましたよ~~」みたいなドラマでした。
彼等の想いがどこにあるのか、志がどこにあるのか、何に命をかけているのか?そこを書いてくれないと、うわべだけの作品に成り下がってしまう!!


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