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いよいよ大坂編突入です。
いえいえ、もっと早く突入してるんですが、私が遅いんです。
家太上において、真田勢は徳川の大軍に圧勝した。
世に言う第一次上田合戦である。
しかし、その戦の中、源次郎信繁は、最愛の妻、梅を亡くす。
ということで、徳川との戦いが終わり、ちょっと一息な回かしら??
時代は天正13年(1585年)秋・・・
上杉に・・・越後・春日山城に戻った信繁・・・。
景勝&兼次は、梅を亡くしてしまったとこ・・・戦いが見事であったこと・・・信繁の労をねぎらいます。
7000の兵を2000で追い返したのだから・・・!!
その頃・・・
「真田ごときに何をしておるのじゃ!!」by家康
鳥居本忠が家康に、こっぴどく怒られているのでした。
次は代わりに忠勝が戦う気満々です!!
そうそう・・・”追い返したというだけで真田の窮地は”全く変わってない”もんなあ・・・。
「今度こそ、真田を根絶やしにするのじゃっ!!」by家康
ということで、駿府城を作り直しているという家康に、戦の長期化を危ぶむ信幸・・・
しかし、昌幸は、徳川に囚われの身である信尹がなんとかしてくれるという・・・。
囚われの信尹が・・・??
「それでも何とかしてしまうのが、あのお方のすごいところでございます。」by内記
何とか・・・??
でた~~~!!
石川教正です。
徳川に衝撃が・・・!!
長年仕えていた石川教正が出奔!!羽柴秀吉のもとへ寝返ったのです!!
お膳をひっくり返して怒り狂う家康!!
それもそのはず、徳川の機密を知り尽くした男・・・石川教正が出奔したのです。
不安のどん底に落とされた家康は・・・それどころではなくなって・・・信濃から撤退するのでした。
徳川大打撃・・・!!
ちなみに、この出奔、未だに謎です。
裏切り・・・というか、出奔・・・。
例えば、本能寺の変の光秀の家臣たちは、当たり前ですが、信長様についているわけではなくて光秀についています。
なので、光秀が「信長討つんだよ!!」っていえば、信長を討つんです。
つまり、直属の上司がいて、家臣がいる・・・。
そして寝返る場合は、一族郎党で領地ごと寝返るんですが・・・。
この教正・・・出奔・・・身一つで・・・家臣も領地もほったらかしで秀吉に寝返ったのです。
家臣(兵隊)もなく、領地もなく・・・秀吉は本当に教正の頭脳だけ欲しかったんでしょうかね・・・??
寝返ろうとしていたのがばれて、命からがら逃げたのかもしれません。。。
そして、秀吉にすると・・・もしかすると厄介者だったかもしれません。
そんな教正でも、家康は秀吉が攻めてくるのでは・・・??
と、気が気ではありません。
そこへ・・・マグニチュード7の天正大地震が!!
最も被害が大きかったのが近畿・・・。
秀吉は復興に力を入れなければならなくなって、それこそ家康を討つどころではなくなってしまったのです。
くぁあ・・・こんなの見ると、やっぱり天は家康に味方したのかなあ・・・??
そして・・・このドラマでは石川教正を後ろで糸ひいているのは真田信尹ですから・・・
信尹の才覚にほれ込んだ家康が自分の家臣にしようとします。
自分と同じ匂いがするのかしらね・・・??
「牢に居りながら、教正を調略し、わしを窮地に陥れるとは見上げた物じゃ・・・
おぬしの才覚、是非ともわしのために使ってくれ。」by家康
「お断りすれば・・・?」by信尹
「むろん。」
首を掻っ切るようなしぐさをする正信
「拙者は真田安房守の弟でございます。」by信尹
「承知しておる」by家康
「殿にお仕えするふりをして、これから先も安房守と裏で通じあうやもしれませぬ。」by信尹
「それも承知」by家康
「では、お断りする理由はございませぬな。」by信尹
ということで、叔父上、徳川に召し抱えられることとなるのでした。
ああ・・・良いですね、策士!!策士!!
秀吉が言った「表裏比興の者」・・・これってやっぱり、この弟・信尹もまとめてのことだと思うんですよね。
ああ・・・なんてカッコいいんでしょう!!
そして大坂・・・羽柴秀吉です!!
賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を破り、小牧長久手の戦いで家康と和睦・・・大坂に巨大な城を築き、関白となった秀吉。。。豊臣を名乗るようになります。
天下統一・・・各地の大名に上洛を求め、忠誠を誓わせます。
その書状は北条にも・・・真田にも届いていました。
「大名でもない父に・・・」どうして・・・??
しかし・・・信長の跡を継ぐのは本当に秀吉なのか・・・??
そして・・・その手紙は上杉にも届いていたのでした。
秀吉に会ってくるという景勝・・・しかし、上洛はするものの屈するわけではないという。。
そして、その上洛についていくことになった信繁・・・!!
しかし・・・上洛しなければ・・・屈しなければ・・・上杉のすべてが失われる・・・!!苦渋の決断だという兼次。。。
上杉家を守るための上洛なのでした。
「源次郎が大阪に行くらしいぞ!!」by昌幸
運が向いてきたと大喜びです。
秀吉の真意を探り、これから真田はどうすればいいのか・・・??
上杉に気に入られたと・・・役に立つ男と嬉しそうな父です。
が・・・兄・信幸は蚊帳の外だと・・・ちょっと嫉妬っ!!
ま、これは、長男と次男の違いだなあ・・・。
だって、長男を人質に出すわけにはいかないしね・・・。
そして・・・梅の忘れ形見・すえを育てようとしていたきりですが・・・やっぱり子育ては無理だったので・・・
父上・内記のたくらみによって上杉へ・・・!!
ビックリする信繁ですが・・・
大坂へ向かう景勝一行は、日本海にそって進み、加賀・倶利伽羅峠近くで・・・石田三成の迎えを受けます。
一応、信繁も紹介してもらいますが・・・三成に無視されちゃいました。
多分、今回に全く関係ない人物だと三成の脳が判断したのでしょう。
三成によると、京に泊まってから大阪に入るという。
景勝はまだ迷って結論が出ていないのか・・・食事を中座して信繁に話すことで結論を導き出そうとしています。
秀吉に会った方がいいのかどうか・・・??
秀吉に逆らえば大戦になる・・・戦えば上杉は滅びる・・・。
謙信公が築かれた土地、人を守らねばならない・・・。
「自分が嫌になるわ・・・。
口では”義のために生きる”と言っておきながら、やってる事はどうだ。
長いものに巻かれているだけではないか・・・。
これほど世の中は、思い通りに生きられないものなのか・・・。
源次郎・・・!!
おぬしはわしのようにはなるな
この世に義があることを己自身の生き方で示して見せよ
わしが果たせなかったことを、お主が成し遂げるのだ。。。
さすればわしは、安心して秀吉に頭を下げられる。。。」
おお!!いいですね。
上杉景勝からも生きる道を教えてもらっています。
本来、人質とはそういうもの・・・っていうか、人質=客分みたいなもんだからね。
大切に扱ってくれて、それが子供であればもちろん、お勉強も教えてもらいます。
秀吉の妻・おねは沢山の人質の子たちを育てましたし、家康も今川家重臣・太原雪斎に教育されてますしね。
そんなこんなでやっと京都まで来ました。
兼次が信繁に会いたがっている男がいる・・・と、紹介されたのは、裏切り者の石川教正!!
殿(家康)と関白殿下の仲を取り持っていた教正、しかし、殿が殿下と手を切り戦を始めた・・・。
その居場所がなくなった教正をそそのかしたのは、叔父上・信尹だったというのですが・・・??
「殿を裏切ってしまった・・・・・・」by教正
「とりあえず、前に進みましょう!!」と言った源次郎の目には涙が・・・
それは、梅を想ってのことだったのかもしれません。
いざ!!大坂へ!!
カチコチの景勝です。
が・・・殿下は忙しくて都合が合わないという・・・。
そして、景勝・兼次は大阪城内に泊まれることとなりましたが、信繁は、石田三成の屋敷・・・きりは物置で。。。
夜・・・信繁が書を読んでいると外から聞こえてきた声は・・・。
加藤清正&石田三成でした。
殿には偉くなってほしくないという清正。。。
殿にはいつまでも自分たちと一緒に野山を駆け回ってほしいというのに、自分の官位加藤主計清正は、気に入っていて返したくないらしい・・・。
酔っ払って廊下で寝てしまう清正に・・・
「ここで寝るな!!」と、怒る清正・・・こんなことはしょっちゅうらしい。。。
ああ・・・こんな楽しい幼馴染フレンドリーな関係が、あんなふうになるなんてね・・・。
ただ、近しい関係だったからこそ、生じた亀裂が修復できなかったのかもしれません。。。
そして、またもや殿下を待つ景勝&兼次・・・
控えに留め置かれる信繁・・・。
つくづく散々な大坂ですが・・・
茶々が会いに来てくれましたよ!!
「割と好きな顔・・・!!」by茶々
茶々の去ったあと、やってきたのは片桐且元がやってきました。
なんと・・・関白殿下が会ってくれるという・・・。
そこで見たのは、モンスター城・大坂。
それだけでもびっくりな信繁でしたが。。。
待つように・・・と言われた部屋にやってきたのは・・・??
ということで、この週も、あっという間に終わってしまいました。
今回は人物紹介的な回でしたが、それでもみんなキャラだっているのがすごい!!って思いました。
山本耕史さんも副長のイメージが強いし、秀吉なんて・・・ほら、「心・配・ご・無・用」な人じゃないと、許せなかったのにね。。。
本当に、いい俳優さんがたくさん出ていてくれて、本当に楽しいですね。
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