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今年9月3日、秋篠宮家長女・眞子内親王のご婚約内定に、日本中がお祝いムードに包まれました。
お相手は大学時代の同級生。
自由恋愛の末、内親王自らがお相手を選ばれたことで注目を浴びました。
今から100年ほど前の文久元年10月20日・・・
京都から絢爛豪華な婚礼行列が出発しました。
花嫁は時の孝明天皇の妹・和宮親子。。。嫁ぐ相手は、徳川幕府14代将軍徳川家茂です。
当時、1853年の黒船来航に端を発した攘夷運動によって、日本中が混乱!!
失墜した幕府の権威を朝廷の力をもって回復するという公武合体が進められました。
その象徴として、皇女和宮が家茂に嫁ぐこととなったのです。
天皇の娘である皇女が武家である徳川との前代未聞の結婚・・・。
中山道を進む花嫁行列は50km。
一つの宿場を通るのに、4日かったといいます。
その人数は、道中の警護も含めると、3万人、総費用は740億円といわれています。
和宮一行が江戸に着いたのは、10日20日に京都を出発してから11月5日・・・。
その翌年・・・1862年2月11日に婚儀が行われました。
慣れない江戸での暮らしにかたくなな態度の和宮でしたが、優しい家茂に次第に心を開き、二人は仲睦まじく家茂が亡くなるまで幸せに暮らしました。
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