日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:真田信幸

真田昌幸: 徳川、北条、上杉、羽柴と渡り合い大名にのぼりつめた戦略の全貌

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関ケ原は徳川の圧勝で終わった。
敗軍の将となった昌幸親子は徳川についた信幸の助命嘆願の末、紀州の九度山に幽閉されることとなった。

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九度山です。紀ノ川が流れ・・・山深い・・・未だにこんな感じの九度山です。
でもね、私の住んでいるところからすると、和歌山でも寒そうな九度山ですが、それでも上田よりましだと思うんですが・・・心が寒いのかな・・・??!!


お屋敷の隣に番所が設けられ・・・抜け出すことなどできないようです。
真田家の人々は、九度山に馴染もうとしてくれているようですが・・・

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父に代わって村長・長兵衛に挨拶に来た信繁。
こちらでもやっぱり厄介者のようです。

兄・信之が・・・昌幸の「幸」を捨てたことを文で知った昌幸・・・。
それは、徳川に対する忠義のため・・・わかってはいても、ちょっぴり寂しそう・・・。

「源次郎・・・源三郎が捨てた幸の字・・・もろうてくれんか・・・」by昌幸
「私がですか・・・??」by信繁
「真田・・・幸・・・信繁・・・??」by昌幸

ああ・・・これが、幸村へ・・・大変身の蛹中なんですね・・・??
九度山が蛹・・・??じっとこらえているところがなんかそっくり・・・。


その頃、上野・沼田城では・・・

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徳川の家臣中。
内府様にご赦免を願う文を書いている信之・・・。

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上杉景勝は、徳川家康に謝罪し、会津120万石から米沢30万石に減俸されることとなりました。

120万石!!は凄いですが、ま、太閤検地があったとはいえ、この石がきっちりこの通りだったかどうかはわかりません。
が、30万石に減らされたのは、かなりしんどい!!
おまけに、義に厚い景勝や兼次は、誰一人家臣を切り捨てることなく、財政がひっ迫・・・日向高鍋藩から養子に入った上杉鷹山が、傾いた財政を立て直したのは有名な話。

なせば為る 成さねば為らぬ 何事も
         成らぬは人の なさぬなりけり」by鷹山

は、かのアメリカ第35代大統領J・F・ケネディや、第42代大統領ビル・クリントンの最も尊敬する日本人政治家です。


1603年2月家康は、征夷大将軍に任ぜられました。

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同じ年に、孫娘の千姫を豊臣秀頼に輿入れさせ、絶頂を向えようとしていました。

全ての武士の棟梁として・・・徳川の世になってしまう・・・。
もしかすると許されて上田に帰れるかもしれない・・・。
と、かすかな期待を寄せる昌幸。。。
九度山に流されて2年・・・赦免にはいい頃ですが・・・
しかし家康は・・・許しません。

1605年4月、家康は征夷大将軍を秀忠に譲りました。

将軍の座を息子・秀頼に譲ったということは、これからの世は徳川の世になるという事・・・。
秀頼公が天下人となる機会が奪われてしまいました。
浮かれている家康を倒す最後の機会・・・赦免も最後の機会・・・。

流罪となって4年となっていました。
本多正信も、もうそろそろいいのでは・・・??
と言いますが、絶対に許さない家康・・・!!

「あれが九度山を離れるのは骨になった時じゃ・・・。」by家康

「源次郎・・・これは・・・ひょっとすると・・・わしはもうここから出られんのかもしれんな。。。」by昌幸

1606年7月、豊臣秀頼主宰の大掛かりな鷹狩りが催されることとなりました。

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右大臣・豊臣秀頼公・・・だそうだ。

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立派な男子になりましたね。
秀頼!!
でも、右大臣・・・関白ではありません。
この時すでに、関白には家康の息のかかったものがなっており、右大臣のままとなっていたのです。
なので・・・もうだめなのかしら・・・??

ただ・・・関白秀吉をひっくり返したのが家康です。
今の家康の立場が危うい事は、本人が一番わかっている事でしょう。
もちろん、それは、家康が亡くなって秀忠の代になった時に・・・となるので、征夷大将軍の座を早々と秀忠に譲ったわけです。


九度山では・・・

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江雪斎が北条氏直を弔いに高野山へやってきたついでに会いに来ました。
引退する・・・とのようですが、信繁には、まだまだ諦めるな!!と言って去っていくのでいた。
って、この時、徳川の人間なんじゃないの??
信繁を探りに来たんじゃないの・・・??なんて、穿った見方をしちゃいました。


なんだか外が騒がしい・・・
村人たちが、隣村ともめているので、昌幸にアドバイスをもらいに来ました。
戦の仕方の・・・!!

「倍以上の敵と戦うときは、真正面から攻めても勝ち目はない。
 その時は20の兵を二手に分け・・・」と言い出して・・・フッとやめてしまいました。

村同士の勝手なケンカは太閤殿下によって禁止されました。
もし、誰かが死ねば、村長が磔となる・・・信繁に浅野の殿様に話を持って行くように言われるのでした。

そう・・・昌幸もわかっているんですよ・・・。
もう、武士も、農民も、戦の時代ではないことを・・・
自分の時代が終わったということを・・・
なんだか、切ないなあ・・・。


その頃・・・本多忠勝は孫に竹とんぼを作っていて・・・手を怪我してしまいました。

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このことで隠居を決めた忠勝・・・。


もう・・・世の中は太平になったから・・・。
武士の忠勝・・・暑苦しい忠勝・・・でも、そのほとんどを家康のために尽くして戦った忠勝・・・。
寂しいですがこれも時の世の流れ・・・。

生涯57回の出陣・・・しかもほとんどが最前線であったにもかかわらず、ただの一度も怪我をしたことがなかったと言います。
そして・・・実際に彫り物をしているときに指に怪我をして・・・隠居を決めたとか・・・そして、実際に、その数日後に亡くなったと言われています。


その頃、信之は、北政所様に会えるように・・・京都のつてを探していました。
探し出したのはお通・・・書をたしなみ、和歌を詠み、当時一流の文化人・小野お通。


秀頼から家康に、上洛命令が出ました。
大坂城に行くのはちょっとな家康は、二条城なら・・・と、OKを出しました。
家康が立て直した家康の城に・・・秀頼を呼ぶ・・・世間は豊臣が徳川の臣下となったと思うであろう・・・。
というのが、家康の目論見。

それをわかっていて、了承する秀頼。。。
「どんな形であれ、大事なのは私と家康が会う事・・・そうではないのか??」by秀頼
なんと・・・賢い、賢いというか、純粋な秀頼です。
この聡明さがいけないのよ~~~!!
家康が、やっぱたたいておかないと!!って思っちゃうのよ・・・!!

そして・・・1611年4月8日・・・家康は秀頼と二条城で会見。

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この時・・・立ち会ったのは加藤清正。。。
そしてあの時の三成のささやきは・・・??

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「もし私が志半ばで斃れたら・・・
 豊臣家の事お主に託す・・・
 命に代えて、秀頼さまをお守りしろ・・・!!」でした。

下れ・・・と、正信に言われ、大御所様の警護に行くのだ!!と、返して立ち会いますが、これって、あながち間違っていないんですよね。

すでに、清正は、家康と姻戚関係にあるし、関ケ原は参加しないまでも九州での大坂方と戦ったことによって領地も大幅アップ、肥後守にもしてもらってますからね・・・。
三成に託されて・・・ってのが一番かっこいいんですが・・・。

ただ・・・下がらずに家康側に座ったこと・・・
これって、秀頼に上座を譲らずに上座に座っていた家康に対してお前の方が下座だよ!!と、結局、秀頼を上座に見立てたって思うのは私だけでしょうか・・・??

「豊臣秀頼である・・・!!」by秀頼
「御無沙汰いたしております。」by家康
やはり・・・立場は変わっていないのか・・・??

余りのりりしさに・・・
あれは本当に太閤の子か・・・??と、見事な若武者ぶりに、訝し気な家康・・・。
「いかんのう・・・」「いけませんな・・・」
凡庸な二代目でないこと・・・それが家康の気に障ったようです。
それって・・・秀忠の事・・・??
いえいえ、秀忠は、武士ではありませんが、大政治家ですよ、お間違いなく・・・!!


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そして・・・服部半蔵によって・・・
というか、会見の後、肥後に戻る途中、船の中で発病し、2か月後に亡くなることとなります。
って・・・やっぱり半蔵が・・・??


信繁たちは、九度山に来てもう、10年が経とうとしていました・・・。
そして、昌幸の武功も・・・昔話になりつつあったのです。
そして昌幸も・・・

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死を予感していたのか、自分の戦いを記録していたのです。
戦の事を考え・・・戦に出て死にたかった昌幸の遺言・・・

「いずれ必ず・・・豊臣と徳川はぶつかる。
 その時はここを抜け出し、お前は豊臣に付け!!
 これより話すは、徳川に勝てるただ一つの道・・・10年かけてわしが考えた策じゃ・・・
 まず・・・手持ちの軍勢をもって先に尾張を制する。
 徳川が攻めてきたら、頃合いを見て、尾張を捨てる。
 いったん、近江まで退く・・・一時でも尾張を抑えたということが大事よ・・・
 そこで、日本中の徳川に不満を持つ大名の心を掴む・・・
 さらに、瀬田と宇治の橋を落とし、敵の追撃を阻む・・・
 その間に二条城を焼き払う・・・そうなれば、徳川勢は大坂に攻めかかるしかない・・・
 それを大坂城で迎え撃つ・・・!!

 戦は長引かせるだけ長引かせよ。
 その間に各地で徳川に対して反旗があがる。
 半旗があがれば、敵は大坂攻めに関わってはおられん。
 やがては退くしかなくなる・・・
 負ける気がせん。」by昌幸

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「しかし、父上ならきっとうまく運ぶでしょうが、私では難しいのでは・・・??」by信繁

「なんで・・・??」by昌幸

「私には、場数が足りません。」by信繁

「わしの立てる策に、場数などいらん。
 心得は一つ。
 軍勢を一つの塊と思うな。
 一人一人が生きておる。
 一人一人が思いを持っておる。
 それを努々忘れるな・・・」by昌幸

疲れて眠る昌幸・・・
そう、この10年・・・この策をず~っと考えていたんですね。
実際、戊辰戦争の時、一番の山場は、薩長が関ケ原を越えることができるのか??というところでした。
西をにらんで、最前線に忠義な井伊や桑名を置いていたわけで・・・
それって、家康と同じこと考えてたってことですよね。
ほんと、タヌキオヤジな策士だったんでしょう。
まさに、無念!!

「信濃に・・・帰りたかった・・・上田の城に・・・」
???誰か・・・??
お館様・・・??
迎えに来たのは、お館様・・・??
もちろん、武田信玄公です。

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そう・・・信濃への想い・・・
上田への想い・・・
そして・・・甲斐への想い・・・
全ては御館様のために・・・!!

紀州・・・紀ノ川の奥。。。高野山の山裾に、その小さな村はあった。。。
その外れで・・・一人の戦国武将が死んだ・・・。

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ああ・・・ついに死んでしまいました。次回から寂しくなります。
だって、主役だったじゃない・・・この大河の!!??

そうですね、和歌山人としては、九度山に来てくれて・・・とっても嬉しいですが本人はほんと、不本意だったことでしょう。
あのいけずな本多正信が許してやったら??と言っているのに、許さなかった家康。。。
そうとうトラウマになっているというか、大っ嫌いだったんでしょうね。

この大河、お父さんの昌幸が主役じゃないの??と思えるほどの大活躍でしたが、実際、息子の真田信繁という男、よくわかっていません。
真田幸村として有名ですが、幸村は本名じゃありませんし、何もわからない・・・というか、残っていないというのが正しいと思います。
いきなり大坂の陣で彗星のごとく現れたって感じでしょうか・・・??
あ・・・だから、シャアは赤なのか・・・??

なので、ドラマの感じと同じかな??な、印象です。
そんな・・・まさに、歴史と同じように、大活躍だった昌幸です。
ほんと、戦って死にたかったでしょうね・・・無念の一言な九度山生活だったでしょう。



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三成の挙兵を知った昌幸。
以降、信幸は徳川に、昌幸と信繁は豊臣に付くことになる。

真田の、生き残りを賭けた大勝負が始まった。

1600年7月・・・関ケ原もいよいよですが・・・

「これより上田へ引き返す!!」by昌幸

下野・犬伏にある昌幸の陣にて・・・。
いよいよです!!

信幸の陣では・・・家康が間もなく小山に入るという知らせが・・・。

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もごもごしゃべっているのは、河原綱家。
「歯が欠けただけにございます。」by綱家
って・・・とっくり投げて欠けさせたのはあなたですよ??信幸・・・??
そんなことも気にかけられないほどの緊張かしら・・・??

知らせは岩櫃城にも・・・!!

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緊迫した雰囲気の中で、相変わらずのラブラブな二人です。
「軍議を開く!!諸将をすぐに呼び寄せろ・・・!!」by家康。

今回兵を挙げたのは、毛利、宇喜多の老衆です。
ま、後ろで糸を引いているのは三成ですが、やっぱりそこは、事務次官なわけで、担ぐ神輿は大名なんですよね。

で・・・諸将を集めて軍議を開くんですが・・・みんな一緒に行動しているわけではないので、”諸将を集める”こと自体が緊急事態です。
とにかく、命を懸けた何かが起ころうとしているのは、集まってくる武将たちもわかっているはず・・・!!

7月24日・・・一人で家康のもとを訪れる信幸。
父・昌幸が離反したことを伝えに来ました。

「すでに陣を払い、上田に戻りましてございます。
 以後、徳川様の命には従わぬということでございます。」by信幸

「何故お主は残った・・・??」by正純

「それがしの妻の父親は、本多平八郎殿。
 義理の父親は徳川内府様。
 それが答えにございます。」by信幸

「殊勝なことを申しておりますが、真田安房守が離反するのを見逃したことに相違ございませぬ。
 由々しき事ですぞ・・・!!」by正純

代わりに腹を切るという信幸をかばってくれる平八郎・・・
でも、正純はおかんむりですが・・・
結局は態度で示せと許してくれる家康です。

「伊豆守・・・お主の親父に去られたのは痛いが、それ以上にお主が残ってくれたことをわしは嬉しく思うぞ。
 まれにみる忠義者じゃ・・・!!」by家康
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ま、この時点で信幸を許さない=信幸以下家臣たちは、上田で合流することになるでしょう。
つまり、味方が減るだけではなく、敵が増えてしまうことも必定!!
なので、家康としてははらわた煮えくり返ってるかもしれないけれど、許してしまう状況にあったと言えるでしょう。

「今後も・・・徳川家のために、身命を賭して働きとうございます。」by信幸

会議が始まりましたよ~~!!
「大坂にとって返し、秀頼公をお救い参らせ奸賊どもを打ち果たす!!」by家康

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あ~、討ち果たすことはもう決まっているんですね。。。
この言葉を見てもわかるように、家康にとっても秀頼公のおひざ元で兵を挙げた三成を処罰するという考えです。
ま、本心はやっつける気満々ですが・・・
なので、ここにいる豊臣子飼いの加藤清正や福島正則なんかも、家康の策略に引っかかってしまったのかもしれませんが、全部秀頼公のためにしている事なんですよね。

どちらの命令が本当なんだろう??って、悩んでいる諸将・・・福島正則の(↑)の一言で、みんな徳川につくことになったんだけれども、この言葉、山内一豊だったというのは有名な話。
ま、今まで出て来ていませんからね・・・。
逸話だったかもしれませんけどね。

で・・・離反したのは、昌幸・信繁親子だけらしいよ・・・。

「断じて許さぬ・・・!!」by家康

上田に向かっていた昌幸と信繁は、稲たちと合流!!

「お前たち、何をやっとるんじゃ。。。」by昌幸

「大坂から急ぎ立ち戻ったところでございます。
 上方は、石田治部様が挙兵されて、世の終わりが来たような大騒ぎ・・・

 母上様や春様は、大谷刑部様のもとに匿われておりますが、私は徳川の家臣の娘・・・
 これ以上、大坂にとどまっては危ない故、逃げて参りました。」by稲

おこうと息子達も連れて・・・

「して。。。我が夫は何処に・・・??」by稲

「源三郎はおらん。」by昌幸

「・・・父上は、徳川に背き毛利様に付つことに致しました。
 しかしながら兄上は・・・。」by信繁

「徳川に残ったのですね。」by稲

「話し合った末の事です。」by信繁

「あの方らしい筋の通し方。」by稲

「敵と味方という訳ですか・・・」byこう

おお・・・さすが稲です。

「詳しい話はあとでゆっくり・・・」by昌幸

「お城にお越しなら、夫に変わり私がきちんとお迎えせねばなりませぬ。
 支度を整えて、お出迎え致します故、しばしのご猶予をいただきとう存じます。」by稲

何か策を練っているのでしょうか・・・??稲、楽しそうです。

先に城に戻るという稲&こう&子供達

ところが・・・


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「これより、一歩たりともお通しするわけにはまいりませぬ!!

 我が殿、真田伊豆守は、徳川方。
 ならば、徳川に刃向かうこの歯、すべて敵でございます!!
 お引き取りを・・・!!」by稲

「お引き取りを・・・!」byこう

おお!!かっこいい!!稲姫!!
おこうも可愛いわ・・・!!
沼田には入れないわっ!!と、頑張っとります。


「射かけよ~~~!!」by稲

「さすがは徳川一の名将、本多平八郎の娘じゃ!!
 源三郎はよい嫁をもろうたのう・・・!!」by昌幸

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と、稲一番の見せ場です。

きりっとしていてカッコいい!!

ここで一つ・・・来年の「女城主 直虎」には不安しかない私です。
当時の女性はかなり資料が少なく、なんて呼ばれていたのかもよくわかんないぐらい・・・。
「花燃ゆ」も、有ったか無いか、わかんない情報を1年間詰め込んだ作品だったと思います。
私が男尊女卑感が強いのかもしれませんが、なかなか女性が活躍できなかった時代が長い間続いてきました。
江戸時代や平成の女性が強いのは、戦いのない時代だからだと思います。
反対に言うと、戦国時代や幕末、明治から昭和20年までは戦いの時代・・・は、女性が活躍できない時代だと思うのです。
なので、補佐する女・・・つまり、坂本龍馬のお龍、木戸孝允の松子・・・男を陰で支える気の強い粋な女がかっこいいと思うんですが、まさに、稲はそんなタイプかもしれません。
男女平等間のないこの時代にしっくりくる活躍というか・・・
四の五の言わず、カッコいい!!なのです。

こんな普通にかっこいい女性を書いてくれると嬉しいんですけどね・・・。

上田城では、 徳川をどう迎え撃つのか考え中・・・!!
兄・信幸が徳川についたことで、兵には動揺が・・・!!

一方、徳川では、兄・信幸が先鋒を任されていました。
ま、徳川にとって、これから信じうる人物となるのか・・・??
家康としては、試す絶好のチャンスだったでしょう。
まさに踏み絵状態ですね。
どちらも生き残るための作戦であったはずなのに、いきなりピンチ!!

「わしはお前を信じるが、僧でない者もおるのだ。
 そのための先鋒である。
 有無を言わせぬ戦いぶりを見せてみよ!!」by家康

ま、これで家康以外の・・・信幸に不満タラタラな家臣たちも、一目置くかもしれない・・・
家康のやさしさってパターンはあるかしら・・・??

沼田に入った信幸・・・


その頃上田では・・・三成から「小諸、深志、川中島、諏訪、切り取り次第」で領地にしていいという。
昌幸は・・・値をつり上げる・・・「甲斐・信濃、二か国」も要望して・・・
許可を得ることに成功!!

「よっしゃ~~~!!」by昌幸

ところで、この切り取り次第って、曲者ですよね??
明智光秀の出雲・岩見の時もそうでした。
自分でなんとか取ったらあげるよ的な考えなので、絶対くれるわけではありません。
そして、言ったもん勝ち・・・はったりで、簡単に甲斐・信濃もつけて・・・となったんでしょうが。。。
やっぱり昌幸にとっては、自分が大殿(武田信玄)と活躍した甲斐は絶対外せないみたいですね。
かなり固執してますから・・・。

この戦・・・真田が要やもしれぬ・・・と、吉継・・・徳川の最前線にいますからねっ!!

宇都宮で上杉をけん制していた秀忠は、東山道を3万の兵と共に信濃に・・・もちろん、真田を討つために・・・!!

上杉では・・・出陣しようとする景勝に・・・

「伊達や最上の動きも気になりまする。
 我らが動くのは、石田勢と徳川勢がぶつかってから。
 天下分け目の戦でござる。
 ひと月、蓋つきで勝負がつくとは思えませぬ。」by兼次

そうなんですよね・・・誰もがそう、思っていたことでしょう。
長い、長い、戦国時代・・・前回日の本を二分にした戦いはのらりくらりの応仁の乱でした。

長~い時間をかけて攻略するって誰もが思っていたことでしょう。


9月1日江戸を発った家康軍3万が、西へ向かいました。
2日後・・・秀忠が小諸城に入りました。
いよいよ上田で戦いが・・・


昌幸から信幸に書状が・・・。
どうも降伏するらしい・・・。

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やってきたのは信繁!!
降伏条件は・・・??
①城は明け渡す
②兵は皆、城から帰す。
③真田安房守の命はとらない
④城はいずれ返していただく
⑤本領安堵
⑥真田安房守を今後徳川の家臣として丁重に扱う

これを認めていただけるのなら・・・という信繁。

「申し訳ございません!!」と、平謝りの信幸。

時を稼いでるとしか思えない・・・という信幸。

「これは・・・怒ってもいいのか・・・??」by秀忠

そうそう、百戦錬磨の昌幸VS凡庸ボンボン秀忠・・・
格が違うんですけど・・・ですが、ま、怒ってもいい部分は⑥かな??

小田原攻めの時もこんな感じでしたよね。
秀吉が約束守らなくって命とっちゃいましたけど・・・。

「上田を攻める~~~!!」by秀忠
怒っちゃいましたよ・・・。
交渉決裂!!

「これでよい・・・!!」by昌幸

9月9日・・・秀忠は小諸を出て染屋原に陣を敷きました。

「源三郎とは戦いたくないのう・・・」by昌幸

つぶやく昌幸に、私に策があるという信繁!!

一芝居打って信幸に砥石城を攻めさせるという。
戦っていると見せかけて、”内通者”に門を開けさせ、なだれ込んできた信幸軍が勝利するというものでした。
そして砥石城明け渡すというのです。
こうなると、信幸のメンツも立つわけですが・・・

「門を開ける役をお前に頼みたい。」by信繁

”内通者”の役は、三十郎・・・。

「そしてわれらが去っても城に残れ。」by信繁

「どういう事でしょうか」by三十郎

「内通者が一緒に逃げてはおかしい。」by信繁

「しかし・・・!!」by三十郎

「これ以降は兄上に従うのだ・・・!!」by信繁

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「嫌でございます。
 三十郎は・・・三十郎は、源次郎様の下にいとうございます。」by三十郎

「お前が一番信じられる男故、頼んでいるのだ!! 
 父と兄が本気で戦うことを避けるにはこれしかない!!
 いずれ、真田がまた一つになるまでの辛抱だ!!」

泪で熱くなる三十郎・・・!!

うまいなあ・・・!!
この矢沢三十郎頼幸、信繁と同世代のように見えますが、実は昌幸の従兄弟にあたります。
3歳年上って説も、15歳以上上って説も。。。
でもって、武勇優れた男なんですが、信繁→信幸→信幸の子供達・・・と、仕える人間が変わっています。
どこで、どんなふうに変わるのか??楽しみだったんですが、ここで変わるんですねっ!!
グッとくるとってもいい演出です。

このことは、兄・信幸にも伝えられました。

前回の上田攻めでコテンパンにやられてしまっていた徳川軍・・・
ジリジリと攻める作戦のようで・・・誰か砥石城を・・・!!
とそこで信幸が自ら名乗り出ます。

「その役、どうかこの伊豆守にお任せくださいませ。
 砥石城は勝手知ったる城・・・攻めるにはそれがしを置いて他にはございません。」by信幸

親子で戦わせるのは・・・と、訝し気に言った正信でしたが、
「それもそうだなあ・・・」という秀忠・・・
信幸に本多様は、私を疑っておられるのです。と言われ、そうなのか??という始末。
面白みのない真面目な信幸にまで突っ込まれる秀忠って・・・どこまでボンクラ書かれちゃうんでしょう??

砥石城に内通者がいるので、任せてくれと自信気な信幸・・・
真田家の作戦が始まっちゃいましたよ。

城を守っているのはもちろん信繁!!
戦いが始まりました。
開門するは三十郎!!

「矢沢三十郎頼幸!!
 真田伊豆守の命を受け、只今より徳川方にお味方仕る!!」by三十郎

「ご苦労であった・・・!!」by信幸

ということで、三十郎は信幸の下へ行っちゃいました。
いろんな気持ちが交錯する中・・・勝鬨が・・・砥石城は信幸によって落城!!

この日から信幸は、砥石城から一歩も動かなかった・・・
徳川勢が上田を攻めている間、真田勢同士でぶつかることは一度もなかった。。。

おお!!素晴らしい作戦です。

結果的にこうなったのか、作戦でこうなったのか・・・そこはよくわかりません。
もともと昌幸が降伏すると言っていたのに降伏しなかったことで、信幸は徳川方にもっとこっぴどく怒られたともいわれています。
そこで、窮地に陥った信幸が砥石城攻めを進言したともいわれています。
あ・・・策を練ったのはもちろん昌幸ですけどね。
ということで、もっと情けない信幸だったのかもしれませんが、なかなかカッコいい信幸に仕上がっていましたね。
最近の存在感大です。

徳川は3万の大軍勢・・・ネックは兵糧!!
それは、正信もわかっている・・・
刈田をさせるか?させないか??これは、とっても重要です。
どの戦いでも、大軍が通った後には、何一つ残っていない(食料も女も)ということは普通でした。
庶民・・・特に農民にとっては大軍勢の戦いなんて、百害あって一利もないのです。あ・・・マイナスか・・・??

徳川の兵糧小屋を攻める小山田誠茂、刈田をさせない堀田作兵衛。
それにしても、作兵衛、ほんとカッコいいわ~~~!!

焦る秀忠・・・雨まで降ってきました。

「なるほど・・・これか!!」by正信

正信は昌幸の本当の狙いに気が付いたようです。
退路を断たれてしまいました。

そしてあくまでも裏をかこうとする昌幸・・・

「兵500を連れて、本陣の裏へまわれ。
 蚕山じゃ・・・。
 秀忠の首を取ってしまえ!!」by昌幸

「本陣まで気づかれずに攻め込めるでしょうか?」by信繁

「そのために、半月欠けて山麓から染屋原の攻め口を切り開いてきた。
 一気に突っ込めるぞ!!」by昌幸

「ここに本陣を置くのがわかっていたのですか?」by信繁

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「染屋原は、上田城を攻めるには絶好の高台にある。
 ここしかないと、はなから踏んでおったわ!! 
 戦はな、源次郎。
 始める前が肝よ・・・!!」by昌幸

おお!!
戦は戦う前が肝心!!
それは、秀吉も家康もおんなじことを言ってるわ!!
特に、策謀に長けていた秀吉は100%そうだったんじゃないかしら??
昌幸も同じなのね。
戦っているときがウキウキ、とっても楽しそうです。

上田の・・・真田の全てをかけた戦いが始まろうとしていました。

「果たして総大将の首、取れますか・・・。」by内記

「取れんでもよい・・・
 秀忠は初陣じゃ・・・思い切り怖がらせてやるのよ。
 初陣で戦の怖さを思い知らされた者は、生涯戦下手で終わる・・・。」by昌幸

今までの戦いの全てをつぎ込むかのような昌幸がそこにはいました。
百戦錬磨の戦上手!!
そこに負けの二文字はありません!!

しかし・・・陣はもぬけの殻・・・
上田を攻めることなく、撤退していたのです。

血気に逸った福島正則が、石田方の儀布教を落としたのである。
これで西国の緊張は、一気に高まった。
慌てた家康は、秀忠軍に合流を急ぐよう命じた。

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勝っておった・・・と悔しがる秀忠・・・。
秀忠が関ケ原に間に合っていたら・・・というifもよく言われますが・・・最近は、あんまり変わらなかったんじゃないかなあ・・・とも思っています。
ま、恩賞を与える段になって、「豊臣恩顧ばっかじゃん!!」と家康が焦ったのは本当でしょうけどね。

9月15日、石田三成率いる8万の軍勢は、関ケ原に陣を張った。

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対する徳川家康軍は9万。
天下分け目の対戦が今、始まろうとしている。

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そんな中、上田では祝杯があげられていました。
どうして秀忠軍が撤退したのかも知らずに・・・。

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そこへ・・・神妙な顔をして佐助登場!!
「関ケ原に於いて、石田治部少輔様と徳川内府様との軍勢がぶつかりました・・・!!」by佐助

「ついにぶつかったか・・・!!」by昌幸

「当たった~~~!!」
「甲斐、死なのは殿の物でございます!!」by etc.

「静かに~~!!
 佐助・・・続きを・・・!!」by信繁

佐助・・・何を言う・・・??

「はい・・・
 戦は朝方に始まり、昼過ぎには勝敗が決しました。
 徳川方の大勝利でございます。」by佐助

「なんだと・・・」by昌幸

「大谷刑部様はお討ち死に・・・
 石田治部様は行き方しれず・・・。」by佐助

いきなり関ケ原の戦いが終わっちゃいました。
が・・・当事者の家康さえも、こんなに早く終わるとは思っていなかったでしょう。
だって、息子・秀忠と密に連絡とってないですもんね。
だから、秀忠も関ケ原に後れちゃったわけで・・・。

誰も予想できなかった関ケ原の戦い・・・
端の方で戦っていた真田や上杉に・・・あ・・・九州勢もか・・・
だれも、昌幸のような苦虫をかみつぶしたような顔をしたことでしょう。

真田家としては、風雲急を告げる・・・急転直下の事態が待っていますが・・・。
楽しみにしています。


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上杉討伐に乗り出した徳川家康。
その機に乗じて、三成は、打倒徳川家康の旗を挙げる。

風雲急を告げる中、真田昌幸が選んだ道は。。。

大坂にある真田屋敷にて・・・

maru












上杉討伐の命が徳川内府から発せられたが、真田と上杉は固い絆で結ばれているので、上杉につくという。。。

「裏切るのではない・・・表返るのだ。」by昌幸

大坂を出発し、昌幸は上田、信幸は沼田で軍備を整え会津へ向かうという。
女たちも大坂にいてはいかなる被害があるとも・・・と、大坂を出て上田に向かうようにと・・・!!

そして徳川の人間だった稲は・・・昌幸に話があるという。。。

「わが父、本多忠勝より書状が届きました。
 内府様は、真田のことをまだ心底から信じておられぬご様子。
 もし、裏切るようなそぶりを見せたらすぐに知らせよと書いてあります。
 されど・・・稲は真田伊豆守の妻でございます。
 徳川に動きを知らせる様な真似は、決して致しませぬ。」by稲

「よくぞ言うた・・・稲。
 お前は立派な真田の嫁じゃ・・・。」by昌幸

その頃大坂城では・・・上田に帰る信繁が、寧に・・・ご挨拶。。。

会津では・・・戦準備をしている景勝&兼次。
江戸城に入った徳川・・・総勢10万!!
 
上杉討伐に加わるために、美濃・垂井まで兵を進めた吉継・・・
そこへやってきたのは、三成・・・!!

maru3













「我らに・・・同心願いたい!!」by三成

「勝てると思っておるのか・・・??」by吉継

「やらねばならぬのです。
 五奉行は、内府の策略で3人となり、利家さま亡き後の前田家はすっかり骨抜きにされました。
 上杉討伐も、明らかに徳川の言いがかり・・・
 今倒さねば、豊臣の世は終わります。
 お命、私に預けてはいただけまいか・・・??」by吉継

「今日はもう遅い・・・泊まっていかれよ・・・」by吉継


体がいうことを利かなくなってきた吉継・・・

「わしは・・・あの男が来るのを待っていたのかもしれんな・・・」by吉継

「勝てるかどうかわからぬと申したな・・・
 そのような男に命を預けるわけにはいかん!!
 ともに死ぬなどまっぴらごめん。
 そのような弱気な言葉、二度と口にするな・・・!!
 兵を挙げるからには必ず勝つ!!その気概無くしてどうする・・・??!!
 まずは、秀頼公の名のもとに、家康内府を老衆から外す!!
 さすれば、上杉討伐は徳川が起こした勝手な戦という事になる。
 次に来るまで、内府がいかに太閤殿下のご意志に背いてきたか、弾劾状に記して、先刻の大名に送りつける・・・!!
 事は急を要する。
 治部殿、泣いている暇はござらぬ!!
 わしが、お主を勝たせて見せる・・・!!」by吉継

おお!!かっこいいですね、吉継!!
今まで人徳がない、人徳がないって言っていたのは、この場面への布石だったんでしょうか??
三成の唯一の親友ですからね。
いろいろ親友エピソードはあるんですが、がしかし、関ケ原、あっという間に徳川が勝っちゃうなんて、家康も思っていなかったことでしょう。
もちろん、このセリフでも、勝つって言ってますが、もちろん、吉継としては三成と心中しようとしたんじゃなくって、三成を勝たせるために味方したんですよ。。。
それでこそ、漢!!親友なのです。


信濃・上田城では・・・
戦いに高ぶる昌幸がいました。
もちろん、甲斐・信濃を取り戻すために・・・!!

maru4













「例の刀狩で、もう二度と戦に出ることはないと思っていたが、こんな日が来るとはのう・・・」by作兵衛

そうね・・・この人たちは、畑を耕しているから・・・
やっぱり生産性のない戦がないのが一番だと思っているんでしょうね。
この一言で、身勝手な武士を揶揄ってるのよね。

maru6













吉継の言ったように、弾劾状を全国諸大名、徳川内府に送り付け、戦のはじめとする。
諸大名の妻子を人質として大坂城に集める・・・!!
伏見城攻めも・・・!!
江戸に押し進め・・・総大将は毛利!!

太閤殿下が築いた豊臣の世の行く末はこの一戦にかかっている・・・!!

戦をやりたくないとぼやいている小早川秀秋の傍にいるのはこの男。

maru7













板部岡江雪斎!!
「実は・・・拙僧・・・徳川内府より間者として送り込まれた者でござる・・・!!」by江雪斎

って、そんなこと言っていいのか・・・??
これが、あれにつながるのか・・・??
なんて思いますが、ま、僧ですからね。
佐助のように、忍者ではありません。
この時代の僧は、国をまたいであっちこっちに簡単に行ける存在でした。
なので、情報をたくさん持っていて、どの大名にも一人はこんな人がいたんです。
ま、一番有名なのは安国寺恵瓊かな??
なので、お館様のために戦うんじゃなくって、情報収集的なスパイ・・・って言うか、結局誰の味方でもないんでしょうね。。。


続々と大坂城に人質がやってきました。
阿茶は混乱に乗じて大坂城を脱出!!

そんなころ・・・ガラシャの屋敷から火の手が・・・!!
人質に取られえるようなことがあれば、屋敷に火を放ち自害せよ・・・!!と、忠興命令が出てるそう。

maru8













ああ・・・自分を殺すことのできないガラシャ・・・
家来・小笠原秀清に胸を突かせて自害!!

このお話でとっても有名になったガラシャですが・・・
自分で胸をついたというお話もあります。

しまった・・・!!
このガラシャの死で、 自分が徳川に近い人間なので、人質を殺すのでは・・・??と、思った稲は、こうと協力して沼田に逃げる算段を・・・!!

細川屋敷があんなことになって訳の分からない三成。
そうそう、このガラシャの死で、人質に不安を抱かせてしまった三成・・・
人質を強制的に大坂城に連れてきにくくなってしまいました。
もし、多くの人質が大坂城に来ていれば、西軍有利で勝てたかもしれないので・・・
このガラシャの死が関ケ原の運命をも決めたと言えば言い過ぎかしら・・・??


maru9













戦場で存分に戦うことができないという吉継・・・
魂を込めて考え、書状を書く!!・・・って、病気が苦しくって結局書くのは三成・・・
やっぱり右筆でいいんじゃね・・・??


7月19日、徳川秀忠が3万の兵を従え江戸城を出発!!
同じ日、大坂では宇喜多秀家、小早川秀秋が挙兵!!

天下分け目の大戦の火ぶたが切られました。

7月21日、徳川家康率いる3万の軍勢が江戸を発ちました。
同じ日に・・・昌幸たちは犬伏に陣を張りました。
戦が始まり、攻撃命令が出たときに上杉につく・・・!!
そんな気でいた昌幸でした。

佐助が急いで登場!!
石田三成が挙兵したという・・・

「早すぎるわっ・・・!!」by昌幸

というのも、昌幸は、徳川VS上杉となったら、横から攻め、家康の首を取ろうと思っていたからです。

いずれにしても大戦・・・!!

maru11












これから。。。
いつまで戦が続くかわからない・・・どうする・・・??


徳川とも豊臣とも距離を置き、上田に籠り、守り・・・攻めてきた者が敵!!とする父・昌幸。
まだ戦国乱世が続くことを望んでいるのです。

「果たして父上のお考え通りになりましょうか?
 今や、合戦の成り立ちは大きく変わりました。
 敵味方が巨大な力にまとまり、それがひと所で一気にぶつかり合う・・・
 そうなったら、この戦・・・案外早く決着がつくかもしれません。

 徳川と豊臣・・・勝った方が、次なる覇者となります。
 どちらにもつかぬということは、どちらも敵に回すという事・・・
 いずれかかっても、真田の居場所はなくなります。」by信繁

「その時はその時じゃ・・・!!」by昌幸

「徳川であれ豊臣であれ、戦に勝った後は、今よりはるかに大きな力になっています。
 太刀打ちなどできるはずがありません。」by信繁

「その時は、上杉と伊達と組んで・・・」by昌幸

「夢物語はもう、終わりにしてくださいっ・・・!!」by信繁

徳川か豊臣か・・・どちらかにつくしかないという信繁・・・。

maru10













「あっちへ行っておれっ・・・!!」
様子を見に行った河原綱家ブチ切れる信幸!!
徳利を投げつけられ、歯が折れちゃいました。
緊迫しているのがわかります。

結論はなかなか出ません・・・。

父・昌幸は・・・またもや鬮で決めようと・・・

「こういうことはもうやめましょう。
 私は決めました。
 私は決めました、父上。
 私は決めたっ!!

 源次郎・・・お前と父上は豊臣につけ。
 俺は徳川に残る・・・!!
 それが最善の道だ!!
 いずれが勝っても、真田は残る・・・!!」by信幸

「しかし、敵味方に分かれるというのは・・・。」by信繁

「そうではない!!源次郎!!
 われらは、決して敵味方に分かれるのではない。
 とよとみが勝ったときは、お前はあらゆる手を使って俺を助けよ。
 そしてもし、徳川が勝ったならば、俺はどんな手を使っても、お前と父上を助けてみせる・・・!!

 これは、われら親子三人が、いつの日にかまた、膝を突き合わせて語り合う日のための策じゃ!!
 たとえ徳川と豊臣に分かれても、常に真田は一つでございます!!」by信幸

カンドー!!
信幸カッコいい!!
さすが、最後まで長生きする信幸です。
初めから信幸は沈着冷静!!
父上には面白くないと言われていましたが、父上はこうも言っていました。
二人がかみ合うと最強!!みたいなことを!!
ここで兄上、長男としての責任もMaxに感じている事でしょう!!

犬伏の別れが・・・涙の別れではなく、希望の別れとなった瞬間でした。

われらはこの時のために生まれてきたのかもしれぬ・・・ババ様の言葉をかみしめる兄弟でした。

最後の夜を・・・韓信の「背水の陣」のお話で盛り上がる親子三人・・・。

「「背水の陣」という言葉があるだろう。 これは韓信の策なのだが、意味を知っているか?」by信幸

「皮を背にして、背後には逃げられないように布陣をすることですよね。
 退路を断つことで、兵は死に物狂いで敵に向かう・・・
 そこに尋常ならざる力が生まれる・・・」by信繁

「・・・と思うだろう?
 だが、大事なのはそこではないのだ。」by信幸

「川を背にするということは、敵もまた、背後に回れないという事じゃ。」by昌幸

「さすがは父上!!」by信幸

「その分、前方の敵に集中できる・・・!!」by昌幸

「なるほど、筋が通っています。」by信繁

「この話を読んだ時、俺は、韓信と父上が重なったわ。」by信幸

「戦はな・・・兵たちの心を動かすのも大事じゃが、一番肝心なのはここ(頭)じゃ!!」by信幸

「しかも、韓信がスゴイのは、それだけではないのだ。
 ある大戦のおり、川を背にして陣を張ったことで、敵は”こいつらは戦を知らぬ”と油断した。
 総攻めをかけて来た敵に対し、韓信は相手の背後に忍ばせておいた伏兵を動かし、なんと敵の城を乗っ取ってしまったのだ。

 討ち死に覚悟の戦と思わせて、実は勝つための作戦だったのだ。」by信幸

「父上のお考えに通じるものがありますね。」by信繁

「父上は、日本の韓信だと俺は思っている。
 だからこそ、父上の突拍子もない策を聞いても、いつも安心してそれに従うことができる。」by信幸

「しかし・・・わしに言わせれば、韓信はバカだな・・・
 背水の陣の真の狙いをすべて見抜かれておるではないか・・・
 そんなことまで書物に書かれては、もう誰も、背水の陣なんかできんわ・・・!!」
maru12












声高らかに笑う三人・・・時を惜しむかのように・・・
これより2月ののち、真田軍と徳川軍は上田で激突する・・・!!


ということで、犬伏の別れの・・・この大河のクライマックスの一つと言っていい場面が終わってしまいました。
兄・信幸の策が豊臣と徳川に分かれる・・・というのは、よくよく考え、最後まで生き残る信幸の策だと思います。
ま、お父さんはやっぱり鬮ですからね。
そこはやっぱり、長男な体質なのでしょう。

ホント、かっこよかったわ~~~!!大泉洋!!




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徳川家康打倒に立ち上がった石田三成。
徳川屋敷襲撃を画策するが、未遂に終わる。

三成を敵視する大名は、日に日に増えていた。


さあ・・・いよいよ挙兵です!!

伏見にある石田屋敷では・・・三成が謹慎していましたが・・・

maru












自分が居なければ、政が滞る・・・と、
日本人らしく家でもお仕事中!!
「この文書はどうされたのですか?」by信繁

「騒ぎの隙に、伏見城から運ばせた。
 時があるうちに小田原攻めや朝鮮出陣の記録をまとめておこうと思ってな。」by三成


2月29日、前田利家が伏見にある徳川屋敷を尋ね、三成の処遇について話します。
家康襲撃事件で、現在、謹慎中ですからね。。。

maru2













この時点ではかなり体調が悪いはず・・・
きっと命を懸けての会見だったと思うの。
みんな、みんな、殿下の豊臣を守ろうとしての行動なんですけどね・・・。
あ・・・家康は違うか・・・!!

石田治部は豊臣になくてはならない男・・・と、本気で思っているのか?
利家を立ててこれているのか??
はたまた、利家に恩を売ろうとしているのか・・・??

maru3













水に流すと言ってくれた家康です。

おかげで、三成は謹慎が解かれ、政務に復帰しました。

しかし、福島正則や加藤清正は怒りが収まらず、利家に不満タラタラ・・・!!

「よう聞け。
 ここだけの話、わしはもう長くはない。

 わしが死んだ後も、治部と力を合わせて豊臣の家を守り抜け。
 それがお主らの役目だ。。。 よいな・・・!!」by利家


仕事に復帰し、寧に騒ぎについて改めて謝る三成。

「佐吉・・・誤解せんといて・・・
 わたくしは、仲ようしてほしいだけ・・・
 こんな子供の頃から知っとるで・・・」by寧

「では・・・」by三成

と、謝るだけ報告していってしまった三成。
こんな心のないパフォーマンスだからこそ、好かれないんでしょうね・・・。
熱演です。

「左衛門佐・・・いいですか・・・
 
 つまらぬ騒ぎに巻き込まれるのはもうたくさん・・・
 秀頼殿の婚儀が整ったら、出家するつもりだわ。。。

 今から少しづつ、身の回りの片づけをしていることろ・・・
 それで、きりにも暇を出すことにしました。

 本人のたっての願いで、細川殿のお屋敷に奉公させることになりました。」by寧

??さらっと言いましたが、秀頼の婚儀って・・・

maru4












家康の孫・千姫との婚儀でしょうか??
って・・・これは、家康が伊達や加藤などと親戚になろうとやっていた・・・そうそう、殿下が禁止していた大名同士での婚姻となるのでは・・・??
と思いがちですが、この婚儀は、殿下がお亡くなりに決めていたものです。
それって、やっぱり徳川に一目を置いていたってことで・・・
既に、徳川の強さを認めていて、別格だったって示してしまってるんじゃないの??秀吉!?


で、きりは・・・おお・・・いい感じにガラシャのところに入りましたね。きり!!
これでガラシャの死を傍でレポートできますよ!!
細川ガラシャ・・・ガラシャは天下分け目の関ケ原の勝敗を決めてしまった女・・・というイメージがあるので、その歴史の目撃者としてガラシャのもとへ行くんでしょうが、本当はどうなんでしょうね。
多分、この時点でガラシャは、三日天下の父と、忠興の異常なまでの愛情で、軟禁状態だったので、だれなと会えないはずです。
あ・・・でも、寧のつてなら潜入できる・・・??

徳川屋敷襲撃事件について、申し開きをしようとする三成ですが・・・
茶々は何も知らない・・・と、巻き込まれないように頑張って・・・大蔵卿局に話すことさえさえぎられてしまいました。

maru8












3月3日・・・前田利家が亡くなってしまいました。
maru9












反三成派の武将たちの抑えが・・・効かなくなってしまいます。
その中には、細川忠興も・・・!!

maru6












ガラシャから情報を仕入れたきりは、信繁に報告・・・!!
メンバーは、加藤、福島、細川、黒田、藤堂、蜂須賀、浅野!!
そう、秀吉子飼いの子達ばかりだったのです。

避難する三成!!
そしてそこには・・・

maru5













襲撃したら・・・なんと、信幸&信繁で将棋!!

石田治部少輔を出せといわれ・・・

「加藤殿、石田治部少輔との諍いは、身内のもめ事で済ませても、我が真田と一戦交えるならばもはや国同士の戦でござる。
 それをお覚悟の上か・・・??
 お覚悟の上とならば、お受け申すが・・・!!」by信幸

おっと、信幸、貫禄出てきましたね、とってもかっこいいです。
よっ!!男前!!

清正たちは三成を血眼になって探しているようですが、見つかりません。
今は宇喜多邸にいるものの・・・治部少輔丸に立て籠もろうと言い出す三成。

寧に会いに行き断られ・・・茶々に会いに行き大蔵卿局に断られ・・・
いろいろ手を尽くす信繁ですが・・・

「 秀頼殿が言えば、治部は助かるのですか?
 それは、秀頼殿のためになりますか?
 
 徳川内府と治部は犬猿の仲・・
 秀頼殿が板挟みにはなりませんか?
 秀頼殿のためになりますか?
 おかえりなさい。」by茶々

ごもっとも、茶々!!

遂には吉継の案で、家康に救いを求めに行く信繁!!

「いまだ治部様の引き渡しを迫っている加藤様たちをお諫めいただきとうございます。
 内府様がお出ましくだされば、必ずや矛を収めましょう。」by信繁

「じゃがなあ・・・今は合議で全てを決することになっておる・・・
 わしひとりがしゃしゃり出るわけにはいかんのじゃ。。。」by家康

おお!!ああいえばこういう!!
合議、合議と言っていたのは三成・・・
なんだかんだと一筋縄ではいかない家康・・・まさに古狸!!
利家が亡くなってしまったことで、ほとんどが子供世代に移って行っている中で、一人で頑張っているんですが・・・
やっぱり”小童”には負けられないでしょう。

でも・・・立ち回りの上手い家康の事・・・
この事件を丸く収め、七将たちを説き伏せてくれましたが・・・その代わり、三成は蟄居・・・政から手を引くこととなりました。

「なぜだ・・・
 殿下にすべてを捧げ、殿下亡き後は豊臣家にのために、すべてをなげうってここまでやってきた。
 何故私が伏見を追われなければならぬ・・・!!」by三成
佐和山へ引っ込むことになってしまいました。

最後に・・・「虎之助に会いたい」と、信繁に頼む三成。

maru7













はて・・・清正・・・虎之助に何をつぶやいたんでしょうね・・・??

三成が伏見を去った3日後・・・伏見城に入ったのは家康・・・高らかな勝利宣言でした。


三成が蟄居して・・・家康が信繁を引き抜こうとしている・・・!!
断る信繁ですが・・・
ま、最期を知って人間は思いますよね??
ああ!!勿体ない!!どうしてこの時、家康に鞍替えしなかったのか???って。
でも、それはその後を知ってる私たちの考えで・・・この頃は何もわかっていなかったはず・・・!!
ただ・・・この時家康についていれば、後世にわたって愛されキャラの真田幸村は登場しなかっただろうし、真田十勇士も作られなかったかもしれません。。。
なので、やっぱりここは、断って正解です。
???断る男だからこそ、大坂の陣に豊臣方として馳せ参じるのでしょう!!
でもって、愛されキャラになるのだ・・・!!

ただ・・・「お断りいたします!!」ってそっけない言い方・・・多分、信繁はそんなご身分ではないのだ。
雇われ人の方なんだから。
ただ・・・ドラマ的にはかっこいいですよね。
自由にならない一目置く男だから欲しいんですよ、家康も!!

お役御免となって信幸と真田のために尽くしたいという信繁がそこにはいました。

1600年5月・・・

ほぼ天下を手中に収めている大坂城に入っている家康・・・。
発端は、謀反の疑いが出てきた上杉景勝!!

maru10












兼次は”直江状”を送り付けてきました。

”われらが戦道具を集めているとのことなれど、髪型の武士が茶器などをお集めになるように、われら田舎節は鉄砲や弓矢を集めるだけ。
 maru11












そのようなことにこだわるのは、天下を預かるお方らしからぬご了見!!
 われらに逆臣はないと申し上げたはず。
 にも拘わらず、「逆心なければ上洛できるはずだ」とは、赤子の理屈で、全く話にもなり申さぬ。
 家康様に分別がついたころには上洛できると存ずる。
 どこぞの誰かのように太閤殿下のご遺言に背き、起請文も破り、秀頼公をないがしろにしたりは致しませぬ。
 さようなことをして天下をとっても、悪人と呼ばれるは必定!!
 末代までの恥と相成りますゆえ・・・!!”by兼次(直江状)

もう一つの関ケ原 ~直江兼次の誤算~はこちら

兼次の声がまたいいのよね~~~!!
怒り狂う家康!!

その上杉から密書が届いたのは昌幸!!
味方になってほしいという。。。

「わしはそれに乗ろうと思う。
 合戦が始まったら横合いからいきなり徳川本陣を攻める・・・!!
 徳川はひとたまりもあるまい。

 
 世は再び乱れる・・・
 その機に乗じて、甲斐・信濃・駿河・・・信玄公が治めていた領地をこの手で奪い返す!!
 小田原の陣で、死を覚悟した北条氏政にわしは言った。
 「死にたければ死ね。されど生きておれば、また楽しいものが見られますぞ。」と・・・
 
 これはわしにとって、今度こそ最後の機会じゃ。
 わしの我儘、聞いてくれんか?
 どうか頼む・・・!!」by昌幸

そう、信繁が言ってますが、徳川を倒した後はどうするのか??
オールドタイプにはそんなこんながわからないようです。
昌幸のやんちゃなキャラは、とっても魅力的なんですが。
1477年の応仁の乱以降・・・100年以上も戦い続けている人たちには、きっと”平和”がわからないのでしょう。
なので、父・昌幸の考えが間違っているのではないのだけど・・・
それこそ北条氏政が死んだ時点で、その時代は終わっていたような気がします。
そう・・・戦いは終息に向かっているのです。


「徳川家康はもはや太閤殿下のご遺言を踏みにじる大悪党となり果てました。
 許しておいてはなりません。」と、父に賛同する信繁。

「・・・私は真田安房守の嫡男・・・
 父上に従うに決まっておるではありませぬか・・・!!」by信幸

父と舅の間に挟まれて、しんどそうな信幸がいます・・・が、父が戦がなければ生きていけないことをこの兄弟はわかっているのです。

そして・・・時流は・・・?? 

上杉征伐を「上杉VS徳川」にしたい片桐且元ですが・・・「上杉VS豊臣」にしたい家康。
??これって、前回の三成・・・家康を討つために、千成瓢箪が欲しい!!と言ったのと同じ構図です。
みんな錦の御旗(豊臣の権威)を最大限に利用し・・・そのNo,2となりたいようです。

って思うと、本当に日本はNo,2な国だと思います。
って・・・天皇のNo,2、天皇あっての征夷大将軍ですからね・・・。
この構図はいつからんだろう??天皇ですんごい頑張った人って奈良時代とか、後白河天皇とか、後醍醐天皇とか知らないもの・・・。
ってことは、奈良時代に、天智天皇が血なまぐさい大化の改新を起こしてドタバタし、桓武天皇が平安京へ都を移して以降はほとんどNo,2の時代だったのね・・・。

今回は秀頼のNo,2として戦いたい家康なのです。
三成は上手くいきませんでしたが家康は・・・??
老獪・・・おまけに老衆筆頭ですからね・・・。

ああ・・・片桐且元では器が・・・
頑張っているんですけどね。。。

「片桐には悪いが・・・ここは是が非でも豊臣と上杉の戦にしておきたい・・・
 戦の重みが違う・・・!!」by家康


と、茶々に願い出ます。

「陣中お見舞いなどを賜われば、士気も上がりましょう。
 軍用金二万両、兵糧の米2万石では・・・??

 それとですなあ・・・此度は秀頼公よりそれがしは豊臣の軍勢をお借りして上杉を懲らしめんとする戦・・・
ついでに豊臣の旗・幟もお許しいただければ、更に士気は高まりましょう」by家康

「好きにせよ」by茶々

控えながら、ほくそ笑む家康がいました。

6月16日、家康は豊臣の軍旗を高らかに揚げ、会津への進軍を開始!!
そして大坂では、徳川内府を弾劾すべく・・・

maru12













立ち上がる男たちがいました。
もう・・・あとには退けない・・・!!

日本史上未曽有の大戦が始まろうとしていました。

ということで、大詰めな回となりました。
前回も書きましたが、今回の真田丸の三成ですが・・・
こんな三成な気がしてきました。

勝たせてあげたい三成なんて、はじめてです。



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太閤秀吉の死後、老衆徳川家康と、
奉行石田三成の対立は、次第に激しさを増していく。
そして遂に事態は、三成の徳川屋敷襲撃に発展する。

遂に三成の堪忍袋の緒が切れたって感じなんでしょうが・・・
あの人望だけに、独り相撲感が半端ないです。
っていうか・・・本当にあったのかしら・・・??この事件!!

1599年1月21日・・・
伏見城・治部少輔丸にて・・・

「徳川屋敷を襲いまする。
 徳川内府と正面から渡り合っても埒があきませぬ。
 ここは思い切って、屋敷に討ち入り、内府の首を挙げる所存!!」by三成

maru













参加しているのは宇喜多秀家・小早川秀秋・・・そして真田信繁・・・。
私も兵を出そうという宇喜多に・・・

「大事にはしたくないので、我が配下の者だけで行います。」by三成

少数精鋭でやろうとしているのか??
他の人に迷惑をかけないようにしているのかもしれませんね。

よばれたのは島左近。

maru2













左近については・・・
こちら「三成に過ぎたる猛将~島左近~」をどうぞ。

そうそう、

 「三成に 過ぎたるものが二つあり  
       島の左近と 佐和山の城」

の島左近です。

当時の左近は家康よりも年上です。
三成に仕えてからは4年ぐらいかな??
筒井順慶に始まりいろんな人に仕えたと言いますが、三成は、自分の石高4万石のうち半分を左近に差し出してまで招くのです。
主従関係と言いますがそれは江戸時代の話。
当時は「七度主家を変えて我が家を知る」と言われ、命を懸けるんですからね・・・バカ殿についていたら死んじゃいます。
なので、家臣が主君を選ぶ時代だったんです。


そして・・・そこを通りかかったのは・・・

maru3














板部岡江雪斎!!
各地を転々とし、今は、小早川秀秋に仕えているという・・・。
本当かしら・・・??
だって、この人も最後は徳川家康のブレーンとなるんですもの。。。
もしかするとこの時点ですでに徳川側の人間だったのかもしれません。
あ~、えいやー!!と、戦えない分、騙し騙されな頭脳戦になってきましたね。

徳川を襲撃するという事・・・
「今ここで、家康を討ち取ってよいのか・・・それが、豊臣家のためになるのか・・・。
 私には皆目わからぬ。
 霧の中だ・・・!!」by信繁
三十郎に愚痴をこぼしちゃいました。
が・・・ついているものとしては嬉しいもの。。。

「源次郎さまがこんなに迷っていらっしゃるお姿、はじめてです。」by三十郎
「かつては真田のためにとそれだけを考えればよかった。
 今は違う。。。」by信繁

自分の地位が上がっていくほどに責任も増していく・・・
その重圧を感じる信繁でした。

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4人で軍議が・・・

その頃・・・
「石田治部は、今宵ここに夜討ちをかけるつもりでござる。」by江雪斎

「よくぞ知らせてくださった・・・引き続き頼みまするぞ・・・!!
 江雪斎殿・・・!!」by正信

おお・・・!!
やっぱり家康に差し向けられていたんですね・・・
あ、本多正信か・・・!?

「江戸へ帰るぞ!!」by家康
「殿、ここで逃げては徳川末代までの恥でござりますぞ。

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 こういうのはいかがでございましょうな。
 石田治部は密かにことを成したかったようですが、これを大ごとにしてしまう。」by正信

「どういう事だ・・・??」by家康

「この屋敷を守るように、伏見在住の諸大名たちに呼びかけます。
 豊臣恩顧の大名たちが、どれほど使えるか、見極めるよい折かと・・・!」by正信

ああ・・・正信、悪ですね。。。
この家康が古だぬきというよりも、正信が悪狐なんでしょうかね・・・??
今までコツコツと正信が手なづけてきた大名たちが、どんな風に立ち回るのか・・・??

事前に漏れてしまったので、奇襲にはならない・・・と、やめるように進言する信繁ですが・・・。

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「大義名分がこちらにあることを世に知らしめる・・・!!」
と、正義は自分にあると、止めそうもない三成・・・!!

豊臣の許可をもらってくるので、毛利を説得してほしいと言われる秀秋・・・。
こちら、秀秋の方が位が上なので、お願いするしかない三成ですが、秀秋もなかなか毛利での立場を考えると・・・
もともと寧の親戚筋に当たる秀秋です。
もしかすると、秀頼が生まれていなければ、豊臣家を継いでいたかもしれない秀秋です。
が・・・秀頼が生まれたことで、毛利としては押し付けられた形となりました。
秀吉とすれば、秀秋を毛利に養子に出すことによって、中国地方をも手に入れる・・・天下統一を盤石なものにしたかったがための厄介払いなんです。
ただでさえ気が小さいのに、毛利に進言できるの・・・??秀秋!!

信繁には上杉を説得するようにお願いされ・・・戦の準備が着々となされていきます。

「これ以上、お館様を巻き込むのは勘弁してもらいたい。
 おぬしが頼めば、必ずあのお方はできぬ約束をされる。
 わしはもう、お館様の苦しむお姿を見とうはない。」by兼次
徳川を敵に回したくはないという兼次・・・説得のできない信繁。

吉継の病状はよろしくないようで・・・
味方が揃わなかったときどうするのか・・・友として心配しています。

その頃真田邸では・・・徳川より文が届いていました。
兵を集めているようです。
徳川は本気で戦を始めようとしているのか・・・??

「今更、徳川のために戦えるか・・・??
 わしはこないだ刺客を放ったばかりだぞ。」by昌幸

「父上はそれでよろしいかと存じます。
 ただ私の場合は・・・」by信幸

この時点で、刺客を放ったのが昌幸ってばれてましたっけ・・・??
今まで通り、何食わぬ顔で呑気に徳川についていれば、もしかするとこのまま真田家は続いたかもしれませんね。
ただ・・・400年後、大人気の真田幸村&真田十勇士が出現することはなかったかもしれませんけどね??

ひとまず顔を出すという兄に、治部少輔丸へ戻るという信繁。
「敵味方に分かれて戦うのだけは、勘弁してくれ。」by信幸

そこへ・・・きり登場!!
寧の様子が・・・??
すぐに参上する信繁!!

息子のようにかわいい秀秋をごたごたに巻き込むのはやめてほしいと願う寧。
加藤清正と福島正則も寧のもとを訪れ・・・今回の件を悩んでいたという。
佐吉に就くか?徳川につくか・・・??

「決まっとるがね・・・徳川様をお守りするんよ。
 佐吉もいくら内府様がにくいとはいえ、伏見で戦などあってはならぬ事だわ。
 戦のない世の中をおつくりになったのは殿下です。
 殿下の命に逆らうものに、味方などしてはいかん!!」by寧

そういわれては、子供のようにかわいがられた清正・正則は徳川につくしかないでしょう。
寧に、戦をやめるように命じられる信繁。。。

「石田様・・・”しまった”と、思っていらっしゃるのでは??
 男の人って妙に誇り高いところがあるから、止めたくても止められないんですよ。
 特に、自分から言い出したことだから・・・そんな気がしますね、私は!!」と、きりがバッサリ!!

伏見の徳川屋敷には、信幸の姿がありました。
思った以上に物々しい・・・。
なるべく隅に・・・静かにしていよう・・・と、思っていた信幸、舅・忠勝に見つけられちゃいましたよ、残念。

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秀頼の出馬を願い出るのに反対な利家・・・
佐吉は馬印の千成瓢箪を貸してほしいと願い出ます。
千成瓢箪を旗印とし・・・お・・・錦の御旗みたいに使いたいみたいですが・・・??
こちらが敗れたらどうなるのだ・・・??
豊臣が徳川に負けたことになってしまうからダメだ!!と、断られてしまいました。

ああ・・・人望のなさ、大爆発です

そんな中・・・徳川には結構有名な面子が揃ってきていました。
こちらは人望が・・・根回しが大爆発・・・??

徳川屋敷にいた清正が、三成に会いにやってきました。

「悪いことは言わぬから、兵を退け・・・!!」by清正

「それはできぬ!!
 お前こそ、なぜ徳川についた・・・!!」by三成

「徳川内府は太閤殿下に後を託されたのだ・・・!!
 むやみに殺すわけにはいかぬ。」by清正

「なぜ、徳川の魂胆がわからぬのだ!!」by三成

「お前が内府を憎んでいることは、よ~く分かった!!
 だがな、力づくで相手を倒そうなど、お前らしくなかろう。
 どちらかと言えばわしだ・・・!!」by清正

「やらねばやらぬ時はやるのだ。」by三成

「お前はそういう男ではない!!」by清正

「私はそういう男だ。」by三成

「わしにはわかる。
 よっぽどなんだろ??よっぽどなんだよな!!」by清正

「何を言っているのだ・・・??」by三成

「振り上げた拳、どうしたらいいのか困っておるのだ。
 だったら、わしと腕相撲しようではないか・・・!!」by清正

「徳川屋敷へ帰れ!!」by三成

なんだかんだと佐吉の事はよくわかっている虎之助なんですよ!!
でも・・・戦になったら殺すぞ!!そんな清正の悲しい叫びも、三成には届かなかったようで・・・
喧嘩別れしてしまいました。


頼みの綱の、毛利と上杉も動かない・・・!!
万事休す!!

急に・・・細川忠興を思い出しちゃいました。
って、急に思い出すなんてところが人心を掌握できない三成ならではって感じ。
根回し工作がどうにも苦手な三成です。

そして、自ら細川邸へ・・・!!

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干し柿持ってきましたよ~~~!!
加勢を願うも・・・。
嫌いな清正や正則が大の苦手だが、それよりも三成には怒りを覚えると言われる始末・・・!!

「バカにするのもたいがいにせい!!」と、どちらにつくのを迷っていた細川忠興が徳川屋敷に行ってしまいました。

父・昌幸はどうする??
徳川につくように進言する信繁。
そうすれば、戦をする前に、降参するかもしれないから・・・!!
ということで、パパ上様も徳川へ・・・!!

おまけに持つべきものは友・・・吉継さえも、徳川屋敷に行ってしまいました。
もしかすると、昌幸と同じ考えだったのかもしれませんね。

「お主は間違っておる。
 徳川内府が要となって秀頼さまをお守りしていく。
 それ以外に、豊臣の世を守る道はない。」by吉継

「ここだけの話としてほしい。
 太閤殿下は亡くなる直前に、私の耳元で言われたのだ。
 ”家康を殺せ”・・・と。」by三成

「死を前にした老人の世迷言に振り回されるな!!」by吉継

「今の言葉、たとえ刑部殿とはいえ、許さぬ!!」by三成

「徳川内府を殺して、その後はどうする?
 お主は自分が政の要となるつもりか?」by吉継

「ほかにおらぬならば・・・!!」by三成

「お主に人がついてくるのか・・・??」by吉継

「やってみねばわからぬ!!」by三成

「ならば今宵、どれだけの大名がお主に従った。
 徳川屋敷は既に、大名たちであふれておる・・・!!
 まだ間に合う・・・今兵を退けば・・・咎められることはない・・・」by吉継

「もはや、手遅れじゃ・・・」by三成

「お主を咎めるものがあれば、わしが抑える・・・」by吉継

「これまででござるな・・・」by三成

唯一の親友・吉継もこんなきついことを言わなければならないなんて・・・心が痛い事でしょう。
そして・・・親友にここまで言わせるなんて・・・本当に、人心を読めない三成ですね・・・。

そうね。この三成、本当の三成に近いのかもしれませんね。
今までのドラマでは、寧と話したり、茶々に取り入ったり・・・策を練ったり・・・いろんな三成がいましたが、この事務的に何もかも済まそうとするがゆえに、何を考えているのかわからない・・・というか、情の全く感じられない・・・豊臣家存続のみにポイントを置いた三成ならば、”人望がないといわれる三成”なのかもしれません。


大谷刑部が徳川屋敷にやってきたことに家康もビックリ!!
病を押して来た吉継をねぎらいます。
そうね・・・家康は、吉継には一目置いていたって言いますからね・・・
関ケ原でも、生き残らせたかった武将の一人でしょうね。

「誤解のなきよう申し上げる。
 それがし、内府殿のために参ったのではござらぬ。
 太閤殿下の築かれた太平の世を乱すものを正すのが、我が務め。。。
 大谷刑部は秀頼公の家臣でござる。」by吉継

「さすがは・・・豊臣家随一の忠臣・・・言葉の重みが違う・・・」by家康

そうそう、これこれ、家康も認めている男・吉継なのです。
そして、昌幸も屋敷に参じます。

「こうなってはもう・・・石田治部も、もはや手も足も出まい・・・!!」by家康

ちなみに・・・加藤清正も、家康と婚姻関係を結んだりしていますが、この時点では本当にどうにかしてみんな仲良くさせたい・・・秀吉の作った太平の世を、活かす最大限の努力をしていたんだと思います。
ま、最後は家康によって徳川300年・・・太平の世が続くということで、あながちみんなの判断は間違っていないんですが・・・いかんせん、担ぐ神輿は”秀頼公”でなくなってるからなあ・・・
やっぱり不本意なのかもしれませんね。


昌幸は・・・何か策があるようですよ・・・??

「内府様、さっそくでござるが軍議を開いてよろしいか?」by昌幸

と、仕切りだすのでした。


一方、石田邸では・・・

「我らだけで戦う・・・!!」by三成

細川忠興の賛同を得られなかった三成なのです。
4人(小早川・宇喜多・信繁・三成)で戦うとは、無謀!!
策も練れたもんじゃないわよ・・・!!
錦の御旗(今回は千成瓢箪)でもあれば、みんな参陣してくれるんでしょうが・・・三成にその人望なし!!
義のためとはいえ・・・いくらなんでも無謀!!

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「いざ!!参らん・・・!!」by三成

そこへ・・・徳川方に吉継の幟・真田の幟を見つけたと報告が・・・!!

それでも戦おうとする三成。。。
惣無事令にも反してしまった・・・!!

全て、自分一人でしたこと・・・宇喜多も、五大老として残ってほしいと・・・
あくまでも、自分一人で戦うという三成。

ここら辺もそうですね。
不器用というか・・・
秀吉の決めた惣無事令に自分が反していることを恥じている・・・
そして、秀吉の決めた五大老にも、残って秀頼公を支えてほしい・・・
全て豊臣のためにしている事なのに・・・どうしてこうも、空回り・・・!!

左近と共に、討ち死に覚悟で出陣しようとする三成。

「いけませぬ!!
 石田様には、まだまだ生きていただかねばなりませぬ。
 石田様には、常に天下の安寧のために働いてこられました。
 時には、太閤殿下にさえ逆らった。
 命がけで天下万民に尽くしてこられた姿を、私は見てきました。
 あなたにしか成しえない事!!
 己の欲で動く、徳川内府には思いもつかないことでございます。」by信繁

そうかもしれませんね。
家康にも理解しがたいのなら、他の武将にも理解しがたい三成なのかもしれません。
そこが最大のネック・・・!!

ここまでにしてくれ・・・と、上杉もやってきました。
「徳川内府は・・・わしが倒す!!」by景勝
??そんなこと、軽く約束しちゃっていいんですか??

「御屋形様は本気になられた。」by兼次

??兼次、とめんでいいんかい・・・??
義をないがしろにするものを、許せない景勝・・・戦をしようと考えているようです。
「義はこちらにある。その時は必ず来る・・・!!
 時を待つのだ・・・!!」by景勝


・・・三成が戦支度を解きました。

「存外・・・大したことはなかったのう・・・??

 正信・・・わしは決めたぞ・・・!!
 石田治部のおかげじゃ・・・
 わしの一声で、豊臣恩顧の大名がこれだけ集まった
 これは・・・いけるかもしれんな・・・!!

 お主の誠の狙いはこれであったか・・・??」by家康

「殿は、腰の重いお方故・・・。」by正信

徳川家康の天下取りの道が・・・!!

そして真田も・・・どうする・・・??

ということで、この大河、本当に石田三成を丁寧に書いてくれています。
領民にとってはとってもいい領主だったと言われる三成ですが、どうしてここまで人望がないのかなあ・・・??
とも思います。

でも、この大河ではそこら辺のことがきっちりとわかるように書いてくれているかなあ・・・。
例えば、三成がみんな(寧とか、茶々とか、清正とか・・・)ともっとコミュニケーションを取っていれば、こんなことにはならなかったという事。
ま、寧も茶々も、お付きの者がいるんだろうかなそんなに取り次いではもらえなかったのは明らかでしょう。
なので、今までのドラマな感じ・・・が、不自然なのかもしれません。

おまけに、男性陣は、みんな豊臣に仕える武将ですから、丸く収めようと考えていたと思います。
この三成の暴挙も、あったのか、なかったのか・・・わかんないんですが、清正も吉継も、三成を裏切ったというよりは、戦わないように最善の努力をした・・・という感じがあっているように思うのです。

そう思うと・・・
三成を忌み嫌う人ばかりではなかったんじゃないかな・・・??
とも思えるのです。
ただ・・・命を懸けるのですから、男が男に惚れる・・・そんな男に命を預けたいですよね・・・。



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