日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:真田信繁

「日本一の兵(つわもの)」・・・と敵からも称賛された戦国武将・・・
天下人、徳川家康の首まであと一歩と迫った男、真田信繁・・・真田幸村です。
信繁が名を上げたのは、大坂冬の陣!!
最大の激戦地で、彼の作った出城があの”真田丸”でした。

長野県上田市にある眞田神社・・・
真田家代々の武将が祀られています。
ここは、戦国時代、真田家が守り抜いた場所です。
真田は、億差上手で知られる徳川軍の攻撃を二度も退けています。
一体どうやったのか??

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1571年、真田信繁は真田家の次男として生まれます。
父は真田昌幸・・・兄は信之です。
当時、真田家は、武田信玄の配下で、わずかな領地を治めていました。
ところが・・・
1582年、武田家が滅亡。
すると、周辺国の北条、上杉、徳川が、旧武田の領地に勢力を拡大。
昌幸は家を守るためにその時々の有力な大名に忠誠を誓うことで生き残りを図ります。
その為次男の信繁は、上杉景勝をはじめとする有力武将に何回も人質として送り出されました。

信繁の初陣について、後世の軍記物にこう書かれています。

当時真田家が仕えていたのは徳川家康でした。
その徳川は、敵対する北条と和睦、すると、家康は昌幸にこう言いました。

「沼田を北条へ渡せ」by家康

「沼田は、家康より与えられた領地ではない
 アクマで真田が自力で獲得したものだ
 到底、承知できるものではない」by昌幸

家康は、命に背いた真田を討つべく、上田城に攻めてきました。(1585年第1次上田合戦)
立てこもる眞田の兵は2000!!
徳川の兵は7000!

はじめは家康が優勢でした。
徳川の兵は、手柄を立てようと城内になだれ込みます。
それが真田の狙いとも知らずに・・・!!
狭い通りに入ると、隠れていた真田兵が一斉射撃!!
慌てて撤退しようとする徳川軍に対し、別の城に潜んでいた兄・信之が挟み撃ちにしました。
真田は3倍の兵をもろともせずに、徳川軍に勝利し、家康を蹴散らします。

1587年真田家は新しく有力武将を探し、その配下となりました。
豊臣秀吉です。
信繁は、またしても人質となり、秀吉のもとに送られます。
しかし・・・これが幸運をもたらします。
秀吉に気に入られた信繁は、馬廻りに抜擢されます。
24歳の時には、宮中の官位を授かり、大名に取り立てられます。
さらに、豊臣の姓を名乗ることを許されました。
そして、秀吉の重臣・大谷吉継の娘と結婚。
豊臣家の家臣としての地位をゆるぎないものとしました。

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ところが・・・1598年、秀吉が死去。
やがて、秀吉の部下・石田三成と天下を狙う徳川家康が対立。
関ケ原の戦いへと発展します。
石田三成の西軍につくか、それとも徳川家康の東軍につくか・・・判断を間違えれば一族滅亡の危機でした。

1600年7月、栃木県佐野市にある犬伏で、真田家の3人が話し合いをしました。

「我は石田方につこうと思う」by昌幸

信繁もこれに同意・・・
しかし、兄・信之はこれに反対します。
信之は、家康の重臣・本多忠勝の娘と結婚していました。

「今更、逆心を企てるのも不義というものではないでしょうか」by信之

互いに譲らず、激論の末・・・

「親子離れ離れとなる
 それが家のために良いことであろう」by昌幸

真田親子は、西軍と東軍に分かれる道を選びました。
後に、犬伏の分かれと言われた話し合いです。
一方、徳川の軍は岐阜に兵を進めようとしていました。
信濃には上田城がある・・・
無視すれば、後ろから西軍と挟み撃ちにされる恐れがありました。
家康は軍を分け、秀忠に東山道を西へ向かわせます。
真田を討ち、その後合流して西軍との決戦に参加する予定でした。
その数3万8000!!
対する昌幸と信繁の兵はわずか5000!!

1600年第2次上田合戦・・・
数で劣勢の真田軍は、城に敵を引き入れると、集中砲火!!
退却する秀忠軍に、信繁が追い打ちをかけると敵は総崩れ・・・
またも、真田は徳川を退けたのです。

予想外の足止めを受け、秀忠軍は関ケ原の戦いに間に合わなかったと言われています。
勝利に意気上がる信繁のもとに、思わぬ知らせが・・・
関ケ原の戦いで、石田三成率いる西軍が敗北!!
わずか1日のことでした。
昌幸、信繁親子は、西軍として奮闘しましたが、最後は孤立無援となって降伏します。

真田に二度も苦杯を飲まされた家康は、死罪を命じます。
しかし、徳川方についた兄・信之の必死の嘆願で、なんとか命だけは取られずに済みました。
真田親子は流罪と決まりました。
この時、信繁30歳でした。

1603年、関ケ原の戦いで勝利した家康は、江戸幕府を開きます。
それから11年・・・戦国時代最大の戦い・・・大坂の陣が始まります。
この時信繁は、大坂城の南に出城を築きます。
真田丸です。

1600年、30歳・・・
和歌山県九度山町・・・関ケ原の後、信繁と父・昌幸は、ここに幽閉されていました。
高野山の人里離れた寺・・・ここで信繁は、7人の子供を授かります。
さらに、16人の家臣を養わなけれBならず、生活は苦しかったのです。
救いの手を差し伸べたのが、兄・信之でした。

故郷・上田で、十万石ほどの大名となった信之は、昌幸と信繁に仕送りを続けていました。
領地が与えられているわけではなかったので、お金については本当に苦労していたようです。
高野山周辺には行くことができました。
畑を耕したり、村人といろんな活動をしたり・・・それなりの自由はあったようです。
そんな中、信繁の楽しみは・・・酒でした。

生きてはいても、先が見えない幽閉生活・・・

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1611年・・・九度山に来てから11年目・・・信繁は41歳になっていました。
父・昌幸が64歳でこの世を去ります。
故郷・上田に帰ることは、叶わぬままでした。

41歳の信繁は、故郷・上田の親族に向けて・・・

”私も去年から、急に年もとり、ことのほか病気がちになりました
 歯も抜け、髭なども黒いところはあまりありません”

1614年・・・幽閉生活14年・・・秀吉の息子・秀頼の使者が来ました。
背景には、豊臣と徳川の深刻な対立がありました。
江戸幕府の開設後も、大坂城にいる秀頼が、大きな影響力を持っていたからです。
発火点は、寺の鐘でした。
方広寺・・・寺の鐘に”国家安康”とあります。
家康を、安の字で分断すると、徳川が糾弾する騒動となったのです。
これをきっかけに、開戦の機運が高まっていきます。
秀頼のもとには、職を失った武士、牢人が続々と集まっていました。
信繁は、秀頼の要請に応えようと、長男と共に九度山を脱出!!
大坂城に向かいました。
日頃から信繁と親しくしていた地元の人々は、誰一人、徳川に密告しませんでした。

信繁が大坂城についた頃、集まった牢人は10万に膨れ上がっていました。
城で開かれた軍議には、豊臣家の重臣・大野治長をはじめ豊臣恩顧の大名・長曾我部守親、毛利勝永、そして信繁は参加しました。
信繁は、城の外に打って出るべきだと主張します。
しかし、賛同する者は現れませんでした。
大野治長たちが選んだのは、籠城策です。
秀吉の築いた大坂城の守りの固さは、絶大だったのです。
意見が受け入れられなかった信繁・・・しかし、切り替えて、籠城策の中では最善と思う手を打ちます。
大坂城の南側・・・後に、真田丸と呼ばれる出城です。
真田丸は、大坂城から独立した出城と考えられています。
ここで、徳川の大軍を迎え撃つ・・・いよいよ、大坂の陣が始まろうとしていました。
この時・・・信繁44歳!!

1614年11月、大坂冬の陣が始まりました。
豊臣10万に対し、徳川は20万!!倍の兵力差です。
しかし、信繁は、真田丸で徳川の大軍をことごとく迎え討ち、一躍有名を馳せます。
予想外の苦戦を強いられた家康は、和睦を選ばざるを得ませんでした。
実戦経験が豊富なわけでもない・・・なのに、どうして家康を苦しめることができたのでしょうか?

全国の大名を動員した20万の徳川勢に、大坂城は完全に包囲されました。
最前線の真田丸には、信繁率いる6000の兵が立てこもります。
彼等の姿は、敵からもひときわ目を引きました。
寄せ集めの牢人たちを集め、士気を高めるために信繁が用意したのは赤備え・・・!!
徳川勢にとっては、格好の標的でした。
真田丸に向けて兵を進めます。

「攻め潰してやろうと襲い掛かってくる敵に、そう簡単にはやられはしない」

家康の命令により、徳川の兵は真田丸に不要に近づかずにいました。
信繁は部下に命じて、敵をあざけり挑発させました。
これに我慢できず、一部の兵が突撃を開始!!
すると・・・他の部隊も遅れまいと、雪崩をうって真田丸に押し寄せます。
徳川勢は、大きな空堀にどんどん落ちていきます。
そこで・・・当時のイエズス会の文献には

”あらしのように銃撃したため、大虐殺が繰り広げられた”

と記されています。

家康は、不甲斐ない味方の姿を見て、こうこぼしたといいます。

「戦い慣れない者が多すぎる
 足手まといになっただけだ」

関ケ原などの大きな戦いが終わった後は、合戦がない時代が続きました。
なので、実戦経験の乏しい人が増えてきていました。
大名も代替わりした家が多く、部隊を統制しきれず、前線の武士たちが動くことを止められませんでした。

豊臣勢が夜襲に備えて堀に提灯をつるしていましたが・・・
徳川軍は、弾除けとして竹を束ねた盾を作り、塹壕を掘り進めていました。
しかし、真田丸に向かう兵は、塹壕を掘っていません・・・孤立した出城に過ぎないと、真田丸を見くびっていたのです。
激戦となったのは、たったの1日でした。
それでも文献にはこう記されています。

”徳川方の死者、その数を知らず”

一説では、大坂冬の陣で討死した徳川勢の8割は、真田丸のこの一戦の犠牲者だといわれています。

徳川勢は、真田丸を攻略できず、戦いは膠着状態に・・・
正面突破が難しいと見た家康は、裏から手をまわ層としました。
信繁の叔父を密かに派遣し、味方になれば10万石を与えるという条件を示します。
しかし、信繁は・・・

「高野山で、困窮していたところを秀頼様に召し出され、一つの曲輪を預けられたことは幸運であり、その恩があるので徳川につけと言われても困る」

すると家康は、条件をさらに上げ、味方になった暁には信濃一国を与える・・・と伝えます。
しかし、これに信繁は激怒!!
家康は諦めるしかありませんでした。
信繁の奮戦で、戦いは1か月以上!!
その為、徳川勢の20万は野営を強いられます。
士気が低下し、寝返るものを恐れた家康は、水面下で和睦交渉を進めます。
それと並行して、大坂城に昼夜を問わず大砲で揺さぶりをかけます。
すると、その中の1発が、淀殿が居住する御殿を直撃!!
侍女が死亡するという事態となりました。
動揺した秀頼や淀殿は、家康との和睦に応じることにしました。
信繁は、戦いを続けるべきだと主張したと言われています。
ある資料には・・・信繁は、これで徳川方が油断するとふみ、家康の襲撃を企てたといいます。
しかし、家康は、豊臣の牢人たちが和睦に不満を募らせていると警戒していました。
その為、信繁は奇襲を断念したといわれています。

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12月19日、大坂冬の陣集結。
豊臣と徳川に和睦が成立!!
大坂冬の陣は終わりました。
家康は、秀頼の身の安全と、領地の安堵を保障する見返りとして、大坂城の堀を埋め立てるという条件を出します。
その結果、真田丸も取り壊されました。
戦いが終わって1か月後、信繁は故郷・上田の姉にあてて手紙を送っています。

”まずまず無事に済み、私も死なずに済みました
 明日になればどうなるか、わからぬ状況ですが・・・”

この時、信繁45歳でした。

大坂冬の陣が終わり、つかの間の平和が訪れました。
講和によって、堀はすべて埋められました。
しかし、集まった牢人たちは居座り続けていました。

「諸大名は、家康を恐れて我らを召し抱えてくれない
 再び戦をして報奨金をもらうしかない!!」

それが彼らの言い分でした。
大坂城の重臣たちは、和平派と再戦派の真っ二つに分かれ、秀頼も考えを決めかねていました。

1615年3月、信繁は、義理の兄に手紙を送っています。

”秀頼様のご寵愛は、程よいものではありますが、何かと気遣いが多いです

 定めなき世の中ですから、一日先のことは全くわかりません
 私などのことは、この世に生きている者とはお思いにならぬようお願い申し上げます”

大坂に、再び戦の気配が漂ってきました。

4月4日、徳川家康、大坂へ!!
豊臣方の牢人が、大坂城で戦の準備をしているとの知らせを受けたからです。
信繁は考えます。
堀が無ければ、籠城は不可能だ!!
野戦で決着をつけるしかない!!
信繁は、作戦を進言します。
秀頼が陣頭指揮を執り、畿内を押さえて徳川を迎え撃つと!!
しかし、豊臣の重臣たちは、京への秀頼の出陣に同意しません。
結局、大坂城の南で決戦に・・・!!

「敵が来たならば戦い、討ち死にするつもりだ」by秀頼

1615年4月27日、大坂夏の陣!!
徳川勢15万、信繁たち豊臣勢5万!!
しかし・・・戦力の差は歴然!!
豊臣方は、大坂城の南10キロの地点から大坂城に後退していくしかありませんでした。
5月7日、追い込まれた豊臣側は、一大決戦に出ます。
この時、豊臣の重臣が味方の全軍に向けて指令を出します。

「真田、毛利とよく相談するように
 迂闊な戦いをしてはならない」

最後の最後になって、信繁はようやく自分の考え通りに全軍を動かすことができたのです。
信繁こそが頼りになる武将だ!!
信繁が考えた起死回生の策は・・・??
信繁たちが総力をかけて闘い、徳川勢の主力をひきつけます。
その間に、奇襲部隊が迂回し、手薄となった家康本陣を一気に襲撃する!!
目指すは、家康の首!!
ところが、ことは作戦通りに運びませんでした。
奇襲部隊が配置につく前に、戦が始まってしまいました。
信繁は、それでも秀頼が出陣すれば、士気が上がると考えます。
信繁は、一緒に出陣した息子・大助を呼び寄せ、大坂城に戻って秀頼の出陣を乞うように命じます。
大助は、共に戦って最期を迎えることを願いますが、信繁は許しませんでした。

「お前が私と一緒に死んだら、誰が私に二心がないことを明らかにするのか
 行って、秀頼公を生死を共にせよ」

その間、戦いは信繁の考え以上に早く進み、激しい乱戦となります。
もはや、奇襲部隊が家康に迫ることは不可能でした。
万事休す・・・??
その時、信繁が目にしたのは、徳川勢に起きた異変でした。
味方に裏切者が出た!!という噂が流れると、気弱な兵が、我先にと逃げ出したのです。
天が与えた最後の好機!!

信繁は、一直線に家康の本陣へと突き進みます。
信繁の突進のすさまじさに、徳川勢は押される一方!!

”重臣たちは逃げ出し、家康の周りに残ったのはひとりだけだった”

家康は、徳川家の馬印が倒れるのも構わず、逃げだします。
家康は、二度、切腹を覚悟したといいます。

戦場を稲妻のような速さで家康に迫る信繁・・・
その姿を見た兵は、こう呼びます。

「真田 日本一の兵」

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しかし・・・ようやく徳川勢の援軍が駆けつけると・・・信繁はあと一歩及びませんでした。

大坂城の4キロ南にある安居神社・・・ここで信繁は討ち死にします。
45歳の生涯でした。

信繁を討ち取った武将によると・・・

”馬で高き所に乗り上げたときに、よき敵と遭遇
 言葉をかけ、互いに馬から降りて槍で組みあい討ち取った”

その夜、大坂城は落城し、大坂の陣は終わりを告げます。
信繁の武勇は、徳川勢にも鳴り響いていました。
信繁にあやかりたいと、その首から紙を抜いて持ち去る者が絶えなかったといいます。

信繁の息子・大助は、秀頼とともに自害。
しかし、真田家は、兄・信之によって受け継がれ、信濃国・松代藩として江戸時代を生き抜いていきます。
真田家の宝物を保管した「吉光御腰物箱」・・・
中にある文書には、西軍・石田三成から眞田家に送られた書状もあります。
兄・信之が入れたものだと考えられています。
幕府から謀反の嫌疑を受ける危険を冒してでも、昌幸と信繁が生きた証は真田の家宝として守られました。

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豊臣と徳川の決戦が始まった。
大坂城を出、野戦に持ち込む信繁だったが、形勢は圧倒的に不利。

そんな中、後藤又兵衛が討死する。

ということで、遂に、最終回となってしまいました。
ああ・・・本当に寂しい・・・。

信之は、大坂からの帰り・・・休むことになった尼寺で・・・本多正信と一緒になってしまいました。
本多正信、何を思う・・・??

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大坂城では・・・名もなき武将が・・・って、ダメ田十勇士じゃん!!

ダメ田十勇士はこちら


そんなこんなの、名もなき者たちが活躍していた大坂城・・・。

「命を惜しめ、そして必ず勝て・・・!!」by幸村

そんな幸村は、大角与左衛門の元へ・・・
そこには、上田から連れてきた与八の亡骸が・・・。

「もっと早く気付くべきだった・・・」by幸村

そう、徳川の間者は与左衛門??

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しかし、徳川に仕えたことなどないという・・・。
「娘は太閤に手籠めにされ・・・それを苦に命を絶った・・・妻も一緒だ。
 以来、ず~っとここにいる。
 秀吉と大坂城が、此の世から消え去るのをこの目で見るまで・・・。

 役目は終わった・・・
 この城も、明日で終わりじゃ・・・」by与左衛門

と、腹を突く与左衛門・・・。
この時、息の根を止めとけばよかったんだよ。

戦略会議で、遂に、千成瓢箪とともに、秀頼の出陣が決定!!

そして、茶々は・・・
城が落ちる夢をよく見るという。
茶々には誇り高く生きることを望む幸村。。。
そして・・・茶々に臨むのは・・・
「家康が死ねば、戦は終わります。
 豊臣と徳川がこの先、どう折り合いをつけていくかの談判が始まります。
 また戦になれば、つぎは必ず負けます。」by幸村

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「左衛門之佐がいれば勝てる・・・!!
 死ぬつもりなのですね・・・!!」by茶々

「戦に勝った後なれば、より良き和議の案を突き付けることができます。
 大坂城を捨て、豊臣家を四国全土の主として認めさせるのです。」by幸村

「わかりました。」by茶々

「そして万に一つ、私が家康を討ち損じ、徳川の兵が城に攻め込んできたときには・・・その時には、和睦の使者として、千姫さまを秀忠の元へお使わし下さい。 
 
 くれぐれもお忘れなきよう。
 望みを捨てなかったものに飲み、道は開けるのです。」by幸村
 
戦支度をしながら・・・

「私は、私という男がこの世にいた証を何か残せたのか??」by幸村

「人の真の値打ちというものは、己が決めることではございません。」by内記

「誰が決める?」by幸村 

「時でござる。
 戦国の世に・・・義を貫き通し、徳川家康と渡り合った真田左衛門之佐幸村の名は、日の本一の兵として、語り継がれるに相違ございません。」by内記

「どんな終わりを迎えてもか・・・??」by幸村

MARU21















「大事なのは、いかに生きたかでございます故。。。」by内記

おお・・・さすが、内記。。。

幸村は、六文銭を手に何を思う・・・??

5月7日早朝・・・
豊臣方は、茶臼山から岡山にかけて布陣、明石隊が船場口で待機!!
徳川方は、南から数段で陣を配備・・・!!

キンチョー!!いよいよ戦いが始まる・・・!!

徳川としては、味方の豊臣恩顧の大名がいる・・・もし、秀頼公が出陣するようなことがあったら裏切られるかもしれない・・・??
と、真田が寝返ったという噂を流します。


出てこない秀頼・・・。
しかし、千成瓢箪でなんとかカバーする??

午前10時過ぎ・・・
松平忠直隊から毛利勝永軍に対し、鉄砲が撃ち込まれました。
秀頼の出陣は・・・??
真田幸村が裏切った・・・??

「罠かもしれません。
 城を出られてはなりません。」by大蔵卿局

毛利隊は、破竹の勢いで本多隊を破り、そのまま家康の本陣へ・・・!!
その手前には、真田信吉の陣が・・・!!

真田信吉隊とぶつかった毛利勝永隊・・・!!
圧倒的に撃破!!
小笠原、榊原、酒井、諏訪・・・毛利の勢いはとまりません。

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未だ出ない秀頼・・・出陣を促すよう大助を城に戻す幸村・・・!!

与左衛門は・・・自分で腹を刺したのに、真田にやられたと秀頼に進言。
理由は、”徳川の間者との密会を見てしまったから・・・。”
疑心暗鬼に駆られる秀頼。。。

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進んできた幸村・・・
そこには真田信吉の軍が・・・!!

かつて仕えた若に槍をもって打ちかかる三十郎・・・!!

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「・・・・・・!!
 源次郎様・・・!!」

そう・・・これはきっと、倒すためではなく、死にに行く幸村を止めたかったんだよね、三十郎・・・!!

徳川軍は大混乱・・・!!
真っすぐ、真っすぐ、家康の本陣へ・・・!!

「目指すは家康の首・・・!!」by幸村

逃げる、逃げる、逃げる・・・!!

家康の馬印が倒されたのは、武田信玄に敗れた三方が原の合戦以来のことでした。

逃げる、逃げる、逃げる・・・!!

戦況は、圧倒的に豊臣方の有利であった。
岡山口にいた大野治房隊は、秀忠の本陣に襲いかかった。

逃げる、逃げる、逃げる・・・!!

戦いは、豊臣軍の圧勝に思われました。
秀頼公に出馬を促すために大野治長が城に戻る途中・・・馬印・千成瓢箪を掲げて持ち帰ってしまいました。(これは本当)
そう・・・このことが、敗因・・・

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千成瓢箪が大坂に帰る・・・秀頼が負け帰る・・・??

おまけに・・・

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与左衛門が放火・・・!!(これも本当!!)
でも・・・とりあえず、与左衛門は間者という立ち位置というより、豊臣を見限って、放火を手柄に徳川に・・・って感じのようですが・・・
仕えていた豊臣を見放したことで、家康には雇ってもらえなかったとか・・・??

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大坂城に火の手が上がってしまいました。

最後の戦国武将は、戦には流れが変わる瞬間があることを体で知っていた。
彼はそれを逃さない・・・!!

好機だ!!陣を立て直す家康!!

徳川軍の反撃が始まりました。
奮戦する真田軍が待っていたのは、秀頼公の出陣でした。

後手後手に回る大坂方・・・!!
出陣しようとする秀頼公・・・!!
真田も毛利も苦戦・・・!!
流れが変わってしまった・・・!!

徳川の猛反撃・・・!!

作兵衛が・・・!!
槍で奮戦するも・・・撃たれちゃいました・・・。

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大蔵卿局を押し切って、出陣したい秀頼・・・しかし、茶々が許さず・・・!!

千姫が、きりに連れられて大坂城を脱出!!

大坂城内にも敵が・・・!!
猛追する徳川軍に立ちはだかる老兵・内記・・・!!

「若は、秀頼公の傍へ・・・!!」by内記
「内記も参れ・・・!!」by大助
「わしはここで敵を防ぎます。」by内記
「内記・・・」by大助
「早く行かれよ・・・!!」by内記

若(大助)を守るために・・・!!

戦いの後・・・力いっぱい戦い、尽き果てた内記の姿が・・・!!
その懐には大殿の位牌が・・・!!

そして作兵衛は・・・いつも耕していた畑で・・・尽きるのでした。


彼らが仕えていた殿は・・・ついに家康のもとへ・・・!!

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宿敵・真田・・・!!


maru8













「殺したいなら殺すがよい!!
 されど、わしを殺したところで何も変わらん。
 徳川の世は既に盤石!!
 豊臣の天下には戻らん・・・!!

 戦で雌雄を決する世は終わった!!
 お主のような、戦でしか己の生きた証を示せぬような手合いは、行きていくところなど、どこにもないわ・・・!!」by家康

「そのようなことは百も承知・・・!!
 されど、私はお前を討ち果たさねばならぬのだ・・・!!
 わが父のため、わが友のため、先に死んでいった愛する者たちのために・・・!!」by幸村

そして一発の乾いた銃声が・・・!!

それを撃ったのは・・・参陣した秀忠軍でした。

「真田左衛門之佐・・・そこまでじゃ~~~!!」by秀忠

落ち延びた・・・

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西尾宗次(たぶん)に見つかっちゃいました。
この時点でここまでボロボロとは・・・もう、ほとんど兵が残っていないぐらいに戦ったのかもしれませんね。
で・・・返り討ちにしちゃいましたよ・・・??

「ここまでのようだな・・・

 長い間・・・よう、仕えてくれた。
 いくつになった。」by幸村

「55でございます。」by佐助

「疲れたろう・・・」by幸村

「全身が痛うございます。」by佐助

「だろうな・・・」by幸村

最後まであの六文銭を・・・

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何を思う・・・??

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徳川家康の陣にやってきた・・・おじじ様のもとへ帰ってきた千姫・・・。
その千姫を連れてきたのはきりでした。
その場を去るきり・・・。

幸村は、死んでいった者たちのために戦った・・・
しかし、他にも・・・生きている者もいる・・・。

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領地に帰ってきた本多正信・・・。
あの知恵者も、領地ではとってもいいお殿様のようです。
今年は豊作・・・そう・・・時代は、平和に向かってきていました。

そこへ・・・大坂から火急の知らせが・・・。
聞くまでもない・・・信之はすべてを悟ったのでした。
そんな兄もまた六文銭を持っていました。

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ということで・・・カンドー!!です。
そのカンドーはどこで??
というお話はあとで・・・。

この真田幸村、亡くなったのは・・・
疲れて休んでいるところを見つかって・・・討ち取られたと言われています。
その時・・・「わしの首を取って、手柄にせよ・・・!!」と言ったとか。
まさか・・・返り討ちにするとは思わなかったわ・・・。

こちらの方が、個人的にはカッコいいとは思うのですが・・・女性も見ているのでちょっとグロイかな??
って、私も女ですが・・・。

で・・・私、昔っから主人公は好きにならないタイプ。
この大河は、作兵衛にフィルターをかけてみてました・・・。
が、最終回で誰がかっこよかったか??
もちろんみんな見せ場があってかっこよかったんですが・・・

やっぱり内記と三十郎がワンツーでしょう。
号泣しちゃいましたよ。

あんなに仕えたかった幸村に槍を向けた三十郎の気持ち・・・
本当は、徳川の陣へ・・・死地に赴く幸村を、命を懸けて止めたかったんだろうな・・・
でも、それは幸村の本意じゃないことも、三十郎は解っていた・・・
ってとこかな??
幸村第一の理解者だったのかもしれませんね。

で、もう一人はもちろん内記
最初から、いい味出してるな・・・さすが!!って思っていたんですが、すごかったですね。
内記は本当に、真田三代に仕えてくれました。
最後の大助との会話・・・きっと大助に生きてほしかったでしょうね。
自分が凛々しく育てた大助に・・・。
大助とのやり取りで号泣!!
なのに、最後の大殿の位牌でまたもややられてしまいました。
戦うこともできず、無念にも死んでいった大殿と一緒に戦ったのね・・・!!
ほんと、かっこよかったです、高梨内記!!


ということで、個人的には、高梨内記にやられてしまいました。
ほんと、昔っから弱いのよね・・・。
機動戦士ガンダムで、大好きなキャラはシャア・アズナブルでした。
当時小学生だったんですが・・・恥ずかしくって言えなかったんですが、実はランバ・ラルやドズル・ザビも好きでした。
一本気で・・・子供ながらに、私って渋いな・・・って思ってたんです。

負けるとわかっていても戦う男に弱いんです、私。。。
そして時代遅れで不器用な男たちも・・・
だから、新選組も大好きなんですが・・・
そう思うと、彼らは徳川の世には必要ない人々だったのかもしれません。
なので・・・ここで亡くなって幸せだったのかなあ・・・??

とにかく、毎週楽しみにしていたのに、とっても残念です。
真田丸ロスな人が沢山出ているようですが・・・
時代遅れの不器用な男の好きな私が・・・
何がいいって、時代劇は耐え忍んだり、義に生きたり・・・そんなところがいいと思うんですよね。
ということは、女性はず~っと忍んでいないといけないわけで・・・
となると、女性の主人公の大河ドラマに感情移入できるんだろうか??
かなりの不安を感じてしまいます。

とにかく、今は、真田丸に浸って・・・明日の総集編を見よう!!
そういえば・・・昔は総集編って大々的にやってましたよね。
久し振りじゃないかしら??総集編!!
それだけ、真田丸が好評だったってことね。


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大阪城内では、和平派と主戦派の対立が激しさを増す。
その中で、信繁は打倒徳川の策を巡らす。
最終決戦は刻々と近づいていた。

いよいよ「前夜」です。
ああ・・・ほんと淋しいなあ・・・と思いつつ、ドラマとしてはかなり盛り上がってきているように思います。
大河ドラマで最後が盛り上がるって結構珍しいですよね。
みんな老人になって終わるからなあ・・・

幸村が、決心したと・・・覚悟を決めたと理解した・・・手紙を読んで知った信之は、大坂へ向かうことに・・・!!

死ぬ覚悟を・・・説き伏せることができるのか・・・??
しかし・・・見つかったら内通していると思われてしまう・・・!!
大願成就のお守りと・・・こうに渡されたのは・・・

maru9















六文銭でした。
「道中・・・御無事で・・・。」byこう

「こうなった以上、まずは大坂を出て、京を押さえる!!
 そして、伏見を本陣として、近江瀬田にて進軍してくる徳川勢を迎え討つ・・・!!
 足並みがそろわぬうちに、攻め崩し、その乱れに乗じてあわよくば一気に家康の首を取る・・・!!」by幸村

maru












偉そうに幸村がいってますが、堀を埋められた今、常套手段ってとこでしょうか??
家康の首だけを狙うためには・・・!!

秀頼公に伏見城にて采配を振るってほしいという幸村・・・
しかし、大蔵卿局が大反対!!
そうね・・・大将として出陣してくれれば、みんなの士気も揚がったんでしょうけど・・・
ま、大坂城が難攻不落イメージが強いからなあ・・・丸裸なのに・・・。

それに対抗する毛利勝永&後藤又兵衛の案は・・・??

大軍は南側から攻めてくるはず。
これに対して、天王寺に兵を進め、一帯を固めて・・・敵を城には一歩も近づけさせない・・・という作戦。
秀頼公は城で高みの見物。。。

「素晴らしい~~~!!」by大蔵卿局

もし東から来たら・・・??
平野川の堤をあちこち切っておこう・・・と、幸村。

ということで、勝永&又兵衛案が採用されました。
あ~、大蔵卿局、いい味出してるわ~~~!!
ホントに軍議にまで口を挟んだのかしらね??って思わなくはない。。。
実践経験の全くない女性に、ここまで関わらせるのは凄いわ・・・。

「すべて・・・豊臣家の御為。。。
 茶々様と秀頼公をお守りするのが私の役目・・・
 言葉がきついのは性分です。」by大蔵卿局

「つまりわれらは、同じ方を向いているという事。」by幸村

「ただし・・・牢人は大嫌いじゃ!!」by大蔵卿局 

それぞれの想いが交錯する大坂城・・・。


1615年4月22日・・・徳川に味方する・・・総勢30万が集まってきていました。
総攻めを・・・!!という秀忠に、大坂城にいる秀頼に文を送れという家康。

「今すぐ牢人を追放し、城を出れば兵を退くと・・・。」by家康

しかし、秀忠は、秀頼を亡き者にする方向で・・・!!

「豊臣の血は、この戦で断ち切るのです!!」by秀忠

おお!!秀忠の大政治家的なところが出て来たでしょうか??
秀忠は、家康のできなかったこと・・・その後の藩おとり潰しなんかも精力的に行っています。
そう、家康のやりたくない嫌な仕事を率先してやる政治かな秀忠なんです。
決して頼りないわけでは・・・。

大和の郡山城に移るのか??秀頼・・・??
しかし、牢人は連れてはいけない・・・

「徳川とは、これにて手切れと致す!!
 よいな、左衛門之佐!!」by秀頼

家康からの文を破棄してしまった秀頼・・・

これで豊臣の家も、難攻不落の大坂城も家康の手に落ちるのか・・・??

山城と河内の国境近くの真田信吉の陣には・・・
父・信之が来ていました。
源次郎・・・つまり、幸村に会うために・・・!!
どうにかして幸村に会えないものか??
そんな折、大御所様命令で、叔父・信尹が幸村に会いに行くという・・・

 4月29日、樫井にて・・・大野治房勢と、徳川側の浅野勢が衝突!!
大坂夏の陣の火蓋が切って落とされました。
塙団右衛門が討死・・・

道明寺で敵を食い止めなければ・・・!!
「俺が行こう!!」by又兵衛
又兵衛と全登が行くことに・・・そして後詰は毛利&幸村!!

「出来るだけゆっくり来てくれ。」by又兵衛

長宗我部盛親は木村重成と一緒に若江・八尾に・・・!!

「それでは各々ぬかりなく・・・!!」by幸村

5月1日、後藤又兵衛と明石全登は平野に兵を進めます。
そんな目の上のたんこぶ又兵衛を、どうにかしようと考える策士・本多正信!!
調略しようとします。
又兵衛の陣へやってきた徳川の者・・・又兵衛に有馬35万石一国を・・・と。

「ふざけるな!!」by又兵衛

しかし、徳川の者がやってきたことは、皆に知れ渡ってしまいました。
そう・・・これが調略・・・
有馬35万石をやるつもりなどないのです。

噂を消そうとして又兵衛は・・・戦で結果を残そうと焦る、焦る・・・
老獪な・・・正信!!


密命を帯びて徳川方にやってきた信尹と信之・・・

maru4












その陣には・・・尾張徳川家家臣・室賀九太夫。。。??
室賀・・・そう、あの室賀正武の息子です。

maru2












真田と聞いて・・・
真田安房守は父の仇!!

「黙れ、小童!!」by信之

maru3













と、先を急ぐのでした。

おお!!
なんと、こんなところで「黙れ小童!!」が聞けるとは・・・!!
とってもファンサービス旺盛ですね。
でも・・・室賀九太夫、ほんとはもっと武骨な感じなので、もしかするとこれでビックリはしないかも・・・

で・・・幸村に会いにやってきました。
密命・・・家康がぜひ幸村を欲しいという信尹・・・。

「有難迷惑だ」by幸村

しかし、前とは事情が違う・・・
信濃一国ではどうか??と、大御所様は言ってくれているらしい。。。

「兄上が終生臨んでいた、信濃の国主になれるのだぞ・・・!!」by信尹

「源次郎は死ぬつもりなのです。
 しかも・・・大御所様を道連れに・・・!!」by信之

「兄上、買い被りです。
 いくら私でもそれは・・・」by幸村

「徳川に刃向かいたいなら刃向かえばよい。
 ひれ伏したくないならひれ伏すな。
 しかし、死んではならん!!」by信之

「捕まれと申しますか?」by幸村

「そうじゃ。
 今度もまた、俺は必ずお前を助けてみせる。
 死に物狂いで、江戸と駿府と手をかけ廻り、赦免を勝ち取ってみせる。」by信之

「そしてまた14年・・・」by幸村

「決してお前を死なせはせん。
 それがわしの使命だからだ。
 あの時わしは、お前と父上と三人で誓った。
 またいつか、晴れて酒を酌み交わそうと・・・
 父上はもうおられぬが・・・わしはまだ、その約束を果たすつもりでいる。
 それを言いに来た。」by信之

「では・・・今ここで酒を・・・」by幸村

信之の説得空しく、幸村の意志は固い・・・
立ち去ろうとする信幸に・・・

「兄上と・・・酒を酌み交わしとうございます。」by幸村

「これは今生の別れではない。」by信之

そう言って立ち去ったのでした。

「生きたいように生きればよい。。。」by信尹

そうね・・・それが次男ってもんだわ。。。

5月5日・・・徳川軍は二手に分かれ河内平野を目指しました。


maru5













「いよいよですね。
 後藤様には、いろいろと・・・学ばせていただきました。
 お会いできて光栄でした。」by重成

「二度とそういうこと言うな!!
 戦の前にそういうこと言うとな、必ずどっちかが死ぬってのがお決まりなんだよ。
 ??お前、いい匂いするな??」by又兵衛

「万一首を取られたときに恥ずかしくないように、夕べから兜に香を焚きき占めておりました。」by重成

って、ビックリですが・・・
この時代の武将はあんまりしなかったんですが、もっと前の武将はこんな風に香を焚くのが普通だったようです。
ま、重成はやったんですけどね。
ちなみに家康も気づいたとか・・・。

持ち場に戻って・・・さあ、戦いが始まりました。

伊達政宗が率いる3万5000が後藤又兵衛が守る道明寺に向けて・・・
家康が率いる13万軍が木村重成が守る若江・八尾方面へ・・・!!

道明寺では・・・幸村を待たずに逸った又兵衛・・・!!

maru7












猛反撃を受ける・・・!!

maru8












ああ!!又兵衛・・・討死!!

木村重成&長宗我部盛親は本体と・・・!!
後藤隊の敗走を知らず、戦う・・・!!

maru6












重成、討死!!

長宗我部盛親は・・・??
長宗我部再興の夢は潰え・・・各々生き延びよ!!と、家臣たちを諭すも・・・

「殿、殿・・・!!」

「付いてくるな・・・!!」by盛親

maru10




 



 






徳川に見つかっちゃいました。
のちに一族郎党処刑!!
ああ・・・私、このドラマで全く泣かなかったんだけど、ここでジーンと来ちゃいました。
やっぱり忠義なのがいいわ~~~。
優しかったんだろうな・・・盛親。


どうにもこうにも自分たちの策が筒抜け・・・??
有楽斎以外に間者がまだいるのか??

maru11
















五人衆の中に・・・??
いや・・・常に聞いていた男が・・・

それは・・・いつも台所仕事をしていた大角与左衛門!!

道明寺を崩した徳川勢は、後詰の幸村に・・・!!
って、本当は、天候悪化で又兵衛のところに行けなかったんですけど・・・幸村、そこは主人公だから、かっこ悪い所は目をつぶったのね・・・??

大助も矢が・・・怪我を・・・!!
矢を折って・・・と、作兵衛、とってもきびきび、カッコいいわ!!

maru12















「これでしまいか~~~!!
 徳川兵に真の武士は一人もおらんのか~~~!!」by幸村

追わない伊達・・・!!
ここに、幸村&伊達の密約あり!!

春に・・・大助以外の子供たちを連れて城を出るように言う幸村。
行先は伊達の陣!!
そう・・・密約があるのよ、密約が・・・!!
内記は・・・足手まといになると・・・
作兵衛は春たちを送り届けて戻ってこい・・・

皆の身の振り方を考えている幸村。。。

「お前には大事な仕事がある。
 残ってくれるか・・・。

 決して永遠の別れではない。
 暫しの辛抱じゃ。。。」by幸村

「旦那様の事、なにとぞよしなに頼みます。」by春

「かしこまりました。」byきり

maru13















「ご武運を・・・!!」by春


ずんだ餅を食べている伊達政宗のところへやってきた春と子供達。。。
ずんだ餅を食べさせてくれる政宗。

そうそう、このずんだ餅、料理を振る舞うのが大好きだった伊達政宗が考案したと言われています。

梅は・・・この伊達政宗の片腕・片倉小十郎景綱の息子の元へ嫁ぐこととなります。
大八もまた、真田の名を捨てて生きる道を歩むのです。


「私は明日、城を出て家康に決戦を挑むことにした。」by幸村

「いよいよですね。」byきり

「お前はいざとなったら千姫さまをお連れしてここを抜け出し、秀忠の陣へ行け!!」by幸村

「大仕事ではないですか?」byきり

「だからお前に頼むのだ。
 おかみ様にはお伝えしておく。」by幸村

「姫様をお送りしたらその後は・・・??」byきり

「・・・沼田にでも買えるがよかろう。」by幸村

「いいえ、ここに戻ってきます。
 こうなったら、おかみ様とご一緒しますよ。最期まで!!
 
 源次郎さまがいない世にいてもつまらないから。」byきり

maru14















ああ・・・健気ですね、きりちゃん。
「何するんですか!!
 遅い・・・」byきり

「すまぬ・・・」by幸村

「せめて10年前に・・・
 あの頃が、私、一番綺麗だったんですから・・・!!」byきり

高梨内記の娘に関しては、様々な言い伝えがある。
真田信繁の側室であったとも、彼の子を宿したとも・・・
真偽はともかく、一つだけ確かなのは、信繁に関わった女性たちの中で、最も長く傍にいたのは彼女だという事である。

そうね・・・。

この正室と側室の関係なんだけど、信之の稲ときり、家康の旭姫と阿茶局、有名なところでは織田信長の帰蝶と吉乃・・・これを見てもわかるように、正室はやっぱり人質というか・・・政略結婚な感じがプンプンするでしょう??
最近のドラマでは、正室一人だけ・・・みたいな作品も多くって・・・
例えば信長協奏曲なんかでは、帰蝶とラブラブに結婚式をあげよう・・・みたいな感じでしょう??
あ・・・あれはファンタジーか・・・??

それは子孫を残すためであり、沢山の政略結婚をさせて勢力拡大を図る・・・
戦国時代には当たり前のことです。
なので、腹違いの子供とは仲も悪かったり・・・だいたい、一緒に育っていなかったりしています。
つまり何を言いたいのか・・・??
側室の方が、本当に好きな相手なのかもしれません。
家康は、阿茶といる時が一番こころ穏やかだったともいわれてますしね。
信長も、吉乃の間に3人の子供がいます。

なので、やっぱりきりちゃんが、幸村の一番だったんじゃないかと思います。
なんだか、出てきたときは何とウザいと思ったものですが、それも年を重ねるごとに可愛くなってきましたね。
ウザくないと物足りない感じがします。
きっと、幸村にとって、素の自分を見せることのできる唯一の女性だったのかもしれません。

最後の最後によかったね、きりちゃん!!




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豊臣と徳川が和睦。
しかし、真田丸は取り壊され、城は堀も埋め立てられた。
裸同然となった大坂城。
真田信繁の本当の戦いが、ここから始まる。


前回、阿茶と大蔵卿局の大活躍によって、お堀まで埋められて・・・丸裸にされてしまった大坂城・・・。
鉄壁の城ではなくなってしまいました。
万策尽きたか??と、思われる幸村ですが、家康にどう立ち向かうのでしょう??

maru













茶臼山の家康本陣にて・・・
豊臣方による夜討ちが・・・!!

そうね・・・万策尽きたらゲリラ戦か、暗殺、闇討ちしか残ってないものね・・・。

「家康は昨夜の夜討ちで、さぞ慌てたことでしょう。
 急ぎ陣を引き払い、京へ戻るはず・・・
 その道中を狙います。
 どうでしょう??」by幸村

相談の相手は有楽斎!!
そう、スパイかも知れない有楽斎です!!

「よき案じゃ・・・」by有楽斎

「いずれ敵は攻めて参ります。
 家康の首を刎ねる以外、勝ち目はござらん。。。」by幸村

その情報は・・・家康にもたらされました。

裏をかいて、今日のうちにここを発つという家康・・・。

でも、それは幸村もわかっていたようで・・・そのまた裏をかいて、今夜のうちに暗殺に向かう佐助!!

その前に・・・きりちゃんに告るも・・・こちらは瞬殺・・・!!
そんなハートブレイクで頑張れるのか・・・佐助??

家康は、陣を引き払ったら、牢人たちも退去せざるを得なくなり・・・そこを狙って総攻め作戦!!

しかし、大蔵卿局は相変わらず、戦は終わったの一点張りです。
そして、牢人達も一日でも早く出て行って欲しいと言っとります。

そして有楽斎も、その牢人達が更なる戦いの火種になるかもしれないのに、どうして置いておくのか??と・・・!!
わかっていても、牢人達を手放せないのが、次の戦に向けてです。
が、前回も書いた通り、牢人達の処遇に困っていたというのも事実。。。
10万人もの牢人を養える財力など、豊臣にはないのです・・・!!

秀頼は、牢人達に恩義を感じているので、なんとかしてあげたい・・・!!と、ピュアに感じていました。

有楽斎の家康へ書いた密書を手にしたのは・・・

maru2












幸村でした。

「徳川とまともに戦っても、勝ち目はない。
 いかにして秀頼公をお守りするか、おかみさまに安寧にお過ごしいただくか、わしなりに考えてのことじゃ。」by有楽斎

これは、本当でしょうね。

「言いたいことはそれだけですか?」

「徳川と通じておったことは認めよう。
 しかし、豊臣に不利なことを敵に流した覚えはない・・・!!
 わしは、織田信長の実の弟、命乞いなどせぬわ・・・!!

maru3











 ちとまて・・・!!
 豊臣と徳川の架け橋となるのはわししかおらん・・・!!
 それでも斬るというのなら、斬るがよい!!」by有楽斎

「今すぐ出て行かれよ・・・そして二度と戻ってきてはならん!!」by幸村

肩を落として大坂城を出る有楽斎・・・。
後は、茶人として生きるのですが・・・実はこの時点で、有楽斎は徳川から禄をもらっています。
そのうえで、豊臣と徳川のBESTな架け橋になっていたことも事実です。

”豊臣に不利なことを敵に流した覚えはない・・・!!”って言ってるんですが・・・そこには、密書のからくりがありそうですよ・・・??

そんな家康は、京まで後五里・・・
黒い影が・・・!!
それは佐助!!
なんと、家康が暗殺されちゃいました。

しかし・・・それは影武者・・・!!

家康も駿府に帰り、秀忠も江戸に帰り・・・集められた大名たちも陣を払い始めました。
が・・・大坂城には牢人達がいまだ溢れていました。
戦の前が8万・・・今では10万にも・・・!!

家康は本当に攻めてくるのか??
しかし、幸村は・・・家康の本当の狙いは豊臣をつぶすことだと考えていました。
堀を埋められた今・・・どうする??

「城のはるか南に新たな防壁を築く。
 茶臼山、そして岡山。
 この間を空堀でつなぎ、この一帯そのものを巨大な要害とします。
 ここで敵を迎え討つ・・・!!」by幸村

「茶臼山は家康が、岡山は秀忠が陣を敷いたところ・・・」

「此度は先にそこを抑えてしまう・・・」by幸村

「左衛門之佐、お主の不屈の気構えには感服仕る。」by治長

「私は勝つためにここに参ったのです。」by幸村

「この先、面倒はすべて私が引き受ける。
 存分に力を尽くしてくれ。」by治長

そうそう、治長、最初っからそういってあげれば、勝てた戦いだったのかも??どうだろう??

ということで、牢人達は留め置かれることになり、大蔵卿局がアタフタ、アタフタ!!

「これより母上は、口を挟まないで頂きたい。
 後は秀頼公と私ですべてを決めて参ります。」by治長

そうそう、頑張れ、治長・・・!!

要害を作るためには時を稼がなければ・・・!!
家康は、牢人達が大坂城を去るのを待っている。
そこで、牢人が増えすぎて、出すのに手間取っていると言っておいて・・・留め置くようです。

「牢人達は手柄を立てようと逸っております。
 されど今は、その時ではございません。
 牢人の身内がお城に出入りすることをお許しいただけないでしょうか。
 さすれば、あの者たちは気を静めてくれましょう」by幸村

ということで、みんな家族と団らんです。

千姫は幸村に内緒話があるようで・・・

「私が江戸へ戻る代わりに戦をやめるよう、大御所様に掛け合ってみてはくれまいか?
 江戸へ帰りたいのじゃ。」by千姫

「伺わなかったことに致します。」by幸村

しかし・・・それは叶わぬようです。。。

幸村は大助を連れて、甥っ子たちに会いに・・・
こちらも団らん・・・と思いきや、団らんなのは、幸村と三十郎&茂誠なようで、子供たちは・・・??

大助に話しかけようとしている信吉に信政は・・・

「兄上、あまり親し気な口を利くものではありません。」by信政

「どうして?」by信吉

「大助の父親は、大御所様に逆らった大罪人です。」by信政

「我らの叔父上だぞ。」by信吉

「叔父上であろうがなかろうが、徳川に刃向かったことは間違いありません。
 許してはなりません・・・!!」by信政

って・・・会ったこともないしね、これが普通なのかもしれませんが・・・
これを見て・・・私が育てたなら、のんきな信吉になるなあ・・・なんて、思ったりして。。。
ここが、乱世を終わらせる家康について行った信之の・・・跡継ぎに”喧嘩たれ”ではなく、何の疑問もなく自然に”和を選ぶ”息子を跡継ぎに・・・
つまり、こうの主たる血統ではなく頼りなさそうな和を尊ぶ??ただの戦嫌い??を、跡継ぎに選んだのかもしれませんね。

「一族などと思ったことなどないわ・・・!!」by信政

と、大助と取っ組み合いのけんかが始まっちゃいました。
三十郎に相撲で止められるのでした。

そして幸村は、茂誠に・・・
「私は城で戦った事はあっても、野で大戦をしたことがありません。
 兄上は、武田家に仕えていた頃から、何度も野戦をしてこられた・・・
 そこで伺いたいのです。」by幸村

何を??

「「敵陣に馬で突切るときはやはり槍が一番でしょうか??
 狙うのは・・・大将の首!!」by幸村

槍は囲まれたら最期、狙うなら短筒・・・??
どちらも切り刻まれた武将を見たことがある茂誠・・・。

「ましてや敵の本陣など・・・」by茂誠

なにか気付いてしまった??茂誠??
苦虫をかみつぶしたような・・・すべてを悟ったような・・・??

城に帰ってきた幸村・・・。

maru7
















この・・・作兵衛が畑として耕している場所は、利休の茶室の跡だそう・・・
掘り返していると・・・千利休の魚マークの木箱が・・・
中に入っていたのは・・・??

maru8















なんと、短筒・・・
毛利勝永によると、馬上筒だそう。
火縄を使うことなく撃てる・・・当時の新しい武具を隠していた利休・・・。
これを使う・・・??

maru9
















家康の手紙には・・・
これ以上、牢人達を留め置くなと、書かれていました。
もちろん、大蔵卿局は大賛成!!
しかし、そこはビシッと治長が止めました。

ただ・・・牢人達に与えた支度金が底をつき始めていました。
そのお金をあげればどうかという秀頼に、あげても同じこと・・・次の戦で勝ってから・・・と、話はついていました。
が・・・

その夜・・・大野治房が、自分の配下の牢人たちのために、勝手に蔵を開け、金銀や米を持ちだしてしまったのです。

「何という事をしでかしたのじゃ!!
 せっかく牢人達がおとなしくしてるのに、お前がこんな事してどうする??
 全く、出来の悪い弟を持ったものよ・・・!!」by治長

「気がかりなのは、牢人達です。。。」by幸村

ということで、他の牢人達に金銀を用立てることになってしまいました。


「私にも一人、優れた兄がおります。
 私は兄を越えようと必死だった。
 超えたとも思った。
 しかし、超えられるものではなかった。
 ところが、兄に言わせれば、向こうも私に負けまいと必死だったらしく・・・
 兄弟とはそういうものではないのかな・・・??」by幸村

と・・・治房を慰めてはみるものの・・・

秀頼は牢人達に金銀を配りました。
それが裏目に・・・!!

maru10















金をもらった牢人達がこぞって武器を買い求めたのです。

今この時期に武器を集めるのは・・・外から見れば、戦の準備をしてると思われかねない・・・!!
徳川・・・どう出る・・・??

何もかも・・・悪い方向に・・・

maru4












治長が、弟・治房に襲われてしまったのです。
そこには母も絡んでいるらしい・・・。
身内のケンカだ・・・と、いう治長。

maru5












そして・・・又兵衛たちとも一触即発に・・・!!

そして、治房によって、堀の掘り返しが始まってしまいました。

「みんな、戦がしてえんだよ・・・!!」by又兵衛

そうね・・・戦うために集まったメンバーだもんね。
戦いたい、褒美をもらいたい・・・!!そうよね。。。
それはわかるけど、そこは機を見ないとね・・・??
でも、果たして機はあったのかなあ・・・??

「戦が起きるときは・・・誰も止めることはできぬ・・・」by幸村

二の丸の堀が掘り返されていることが、家康の耳に入っちゃいました。
そうね・・・これ(堀の掘り返し)がとどめの一撃ですね・・・。

諸大名に、戦支度をするように・・・そして、家康自ら出陣の用意を・・・!!
滅ぼ!!という言葉が、家康の口から出ちゃいました。

 こなたは無事にて候。
 思い通りにならぬ事おおけれども、殿様にはお気遣い賜り皆、日々満足に過ごしより候。
 本日、信吉殿、信政殿に対面いたし候。
 ご両名、めでたく成長なされ、嬉しく存じ候。
 いずれ、真田の家の双璧となること、疑いなく候。
 兄上様には様々お骨折りいただきそうらえども、かような有り様となり申す言葉もござなく候。
 
 我が娘、すえが事、お見捨てこれなきよう、頼み入り候。

文を読んだ信之・・・すべてを悟ったようです。

「今度の戦・・・前と違い、城は丸裸・・・
 豊臣方が勝つ見込みはないに等しい・・・
 いくら源次郎でも苦戦するであろう。」by信之

「そこを何とかするのが、源次郎様でございます。」by三十郎

「いや・・・
 俺にはわかる。
 弟は死ぬ気だ。

 文には書いておらぬが、わしにはわかるのだ・・・。
 おそらくは、大御所様と刺し違えるつもりであろう。
 止められるのは、わししかおらぬ。
 大坂へ参る!!」by信之

maru11
















決意した幸村・・・
そんな幸村を、止めることができるのか・・・??信之・・・?!

ということで、真田を守るために動こうと決心した兄・信之です。

どうでしょうね??
この兄弟、一貫しているのは、二人とも真田家を守るために頑張っているのですが・・・
弟が真田を守るために生きているとはいえ自分の意志で動いているのに対し、兄・信之は一貫して自分の意志を押し殺して、真田を生かすために努力しているのがわかりますね。

まさに、長男と次男って感じがします。
が・・・二人とも、真田のために戦っているのよね・・・??

ああ・・・悲しいなあ・・・もうすぐ終わっちゃう。


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徹底抗戦か、和睦か。
大坂城に籠る豊臣勢は、決断を迫られた。
信繁の後押しで、茶々は戦う道を選んだ。
そんな時、天守に一発目の砲弾が撃ち込まれた。

ということで、いよいよ家康の反撃が始まりました。
もう、わかっているのに面白い!!そこが真田丸の凄い所だと思います。

破壊力抜群の砲弾!!

この日、大阪城内では多くの女たちが命を落としたという・・・
砲撃は一日で終わった・・・。

で・・・この砲弾に驚き、茶々が和睦することを決めちゃいました。

「今は和睦の時ではございません・・・!!」by幸村

しかし、憔悴しきっている茶々・・・

和睦に・・・舵を切ってしまった豊臣上層部!!
浪人たちは、かかえてもらえないのか・・・??自分の先行きに不安を感じていました。

和睦に持ち込んで、浪人たちを追いやって、新たに攻める・・・
家康の策がわかっているのに決定権のない幸村・・・どうする??

そんな中、評定が始まりました。

牢人たちを少しでも雇うように・・・と、進言する幸村ですが・・・
大蔵卿局が牢人を毛嫌いして首を縦に振りません。
茶々を江戸に人質に出すことも首を縦に振りません。
そして・・・秀頼が大坂城を出ることも首を縦に振らない大蔵卿局・・・。
一体どうしたいの・・・??

ってことですが、大蔵卿局の言うことも、一理あります。
秀頼が治めていた頃とは違って、領地も少なくなってきた豊臣家。
おまけに、あの頃のように貿易もままなりません。
収入が少なかったので、牢人達10万も養えなかったんです。
1万人ぐらいなら養えたでしょうか??
なので、みんなの「大嫌いキャラ」を演じている大蔵卿局ですが、じつはあながち間違ったことは行ってないのです。



大坂にはこだわらないという秀頼・・・
秀頼の方がよっぽど大人だわ。。。


茶々は、さっきまで話をしていた侍女たちが亡くなったことに相当なショックを受けていました。

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「心配ございません。
 出来の弾はつきました。」by幸村
「茶々を叱ってください。
 あれほど和睦はしないと言っておきながら・・・!!」by茶々

「ご案じなされますな。
 なんとかうまい形で和睦に持ち込もうと・・・今、皆で思案しているところ・・・」by幸村

やはり、心細い・・・ずっとつらい思いをしてきた茶々。。。

そして・・・牢人達も・・・八方ふさがりで戦うこともできず、悶々としていました。
爆発寸前・・・??

皆の前に引きずり出された作兵衛・・・尋問が始まりましたよ??

「真田幸村ってどんな野郎だ・・・??」by又兵衛
「俺達が命を預けるに足る男か・・・?」by勝永
「しらぬ!!
 あのお方が京におられる間、わしは上田を守っておった。
 九度山にもついて行っておらぬ故、おそばにいたのはわずかな間じゃ。
 しかし、あのお方の父君、安房守様のことはよう知っておる。
 真田家の家風もわかっておる。 
 安房守様ほど、義に厚いお方はおられなかった・・・。
 
 安房守様は、生涯をかけ、武田の領地を取り戻そうとされていた。
 信玄公への忠義を死ぬまで忘れなかった・・・。
 そのためには、どんな手でも使った。。。
 卑怯者の汚名も着た。
 源次郎さまはその血を受け継いでおられる。
 あの方は、太閤殿下のご恩に報いるためには何でもする。
 そういう御方じゃ。
 わしに言えるのはそれだけじゃ。」by作兵衛

もう戻ってもええかの??と、啖呵きって、可愛く帰っていった作兵衛!!
カッコいい!!
気は優しくって力持ち!!まさに、私の大好きなパターンです。
そうね・・・昌幸が亡くなったころ・・・本当に思いました。
信濃が欲しかったんだなあ・・・って。
ってことは、やっぱり昌幸のお館様への忠義・・・すべて・・・
その大義名分があれば、どんな卑怯な、姑息な手を使っても勝ち取ろうとした。。。
そう思うと、昌幸の生き方にも一本筋が通りましたね。
死んでなお、真田丸をかっこよくしてくれる昌幸パパです。

大坂から徳川に、和睦の案が届きました。
牢人達を養うために、領地を増やしてほしい。。。
秀頼は大坂城を出るので四国2か国をほしい。。。ということでしたが・・・

和睦と見せかけて、敵を丸裸にし、総攻めをしようとしている家康がいました。

「四国はやらん。
 国替えを望むなら、江戸の近くにしてもらおうか。
 安房と上総がよい。」by家康

その文を見た大坂方は・・・??

「関東へ下校するなど断じてなりませぬ!!」by大蔵卿局

「関東はさすがに嫌じゃ。」by秀頼

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「この先は使者を立て、直に話し合うのが良いと存じます。」by有楽斎

ということで、使者は常高院+大蔵卿局+きり、となりました。

って、どうしてそんなに関東を嫌がるんでしょうね??
それは・・・
もちろん、「くだらない」という言葉があるように、江戸が田舎だからというところはあると思います。
四国なら、もともと豊臣は関ケ原で西軍だったんだし、船ですぐに大坂だしね。
でも・・・家康としては、やっぱり自分の手に届くところに置いておきたかったんでしょう。
関東なら江戸と三河でサンドイッチに出来るし・・・さすがよ~く考えている家康です。

最初は秀吉に追いやられた江戸でしたが、江戸は荒れ果てた田舎でしたが、まっさらな・・・誰のてもついていない、息のかかっていない土地・・・家康の好き放題の土地でしたね。
そう思うと、秀吉、大失敗です。


大蔵卿局は、初は全く政には接点がないというようなことを言っていますが、でも、茶々の妹であり江の姉・・・
実は、交渉にはもってこいの人物なのです。

で・・・徳川方は・・・阿茶!!

阿茶のことを、どのような女子ですか?と聞く初に・・・

「なかなかの食わせ物でございます。
 本多様が古狐ならば、女狐・・・見た目から言えば、女狸でございます。」byきり

なんと、この女子会に行くことになったきり。

「風向きが悪くなったらその場をかき回せ。
 流れを変えるのだ。
 お前にしかできぬ事だ!!」by幸村

「お任せあれ!!」byきり

12月18日、和睦交渉の会談が初の義理の息子・京極忠高の陣で始まりました。
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「戦は男の勝手で始まるもの。
 我ら女は、いつも振り回されてばかり・・・
 このように、我ら女だけで戦の始末をつけるというのは・・・
 愉快なものでございますね。」by阿茶

「さようでございますね。。。」by大蔵卿局

と、阿茶の虜になってしまっているではないか・・・??

「まずは、おかみさまについて・・・
 人質とは致しませんからどうぞご安心くださいませ。

 右大臣・秀頼公におかれましては、御領地はこれまでと同じ。
 今後とも、御身に危害が及ぶことはないことをお約束いたします。
 大坂のお城を明け渡せとも申しません。
 今後、もし大坂を離れられることがあれば、お好きな国を望まれませ。
 どこなりと。。。

 城に籠り、徳川に楯突いた牢人たちについては、一切処罰は致しません。」by阿茶

この時点で・・・言い方が、かなりな上から目線だと思うんです。
豊臣が勝ったんでしょ??
でも、阿茶マジックにかかっちゃった大蔵卿局・・・

「よいことづくめではありませぬか。」by大蔵卿局

「当たり前でございます。
 そちらは戦にお勝ちになったんですから。
 あとは・・・
 ま、おいおい・・・おいおい・・・」by阿茶

「あああ~~~!!」

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「足がつりました・・・!!」byきり

と、常高院に目くばせ!!

「牢人の処遇がまだ決まっておりませんが、あの者たちの手当てのために、ご領地を増やしていただけるという話は・・・??
 それを決めませぬと、牢人達が困ってしまいます。」by初

「牢人達は今後どうされるのですか?」by阿茶

「それについては頭を痛めておるのです。」by大蔵卿局

「このまま仕官するつもりの者も、大勢います。
 ご領地を増やして頂かないと。。。」by初

「あの出城・・・なんと言いましたか・・・真田丸
 そう、あれを壊してしまったらいかがですか?
 あんなものがあるから牢人達がいつまでも居座るのです。」by阿茶

「それは良いお考え!!」by大蔵卿局

黙れ!!!小童でなかった大蔵卿局!!
見ているみんなが言ったでしょうね。
とっても魅力的です。

「ついでに・・・お堀も埋めてしまいましょう。
 お城が裸になれば、いくら面の皮の厚い牢人達も、出て行かざるを得なくなる。
 そうお考えになりませんか?」by阿茶

出た~~~!!
やっぱりお堀、埋めちゃいます・・・??

「さすがは阿茶様!!」by大蔵卿局

「ね、そういたしましょう!!」by阿茶

「そういたしましょう!!」by大蔵卿局

そういたしましょうリフレイン・・・

ああ・・・牢人達にいてほしくないオーラ出てましたかね??

またまた足のつるきりちゃん・・・
初がこの案件を持ち帰りたいというものの・・・

百戦錬磨の阿茶&阿茶信者となり果てた大蔵卿局によって話がまとまってしまいました。

①牢人の罪は問わない
②秀頼公の領地はこれまで通り
③茶々様は江戸に住まなくてもいい
④お移りなるならば、お望みの国へ
⑤秀頼公御身の無事を。。。

でかした!!と、大手柄!!と、家康の陣!!
和睦は成立し、徳川方は、戦闘態勢を解きました。

やっぱり「おいおい」が大問題となっている大坂方・・・。

不安がよぎる秀頼。

都合の良すぎる和睦の案件・・・
治長&幸村が首をひねっていますが・・・全部話してないようです。
大蔵卿局!!

maru2















このほかに決まったことはなかったか??と、幸村に聞かれ・・・
堀のことが書かれていない・・・堀を埋めて、真田丸を取り壊すこともかかれていない・・・??

そして・・・真田丸の取り壊しと堀の埋め立てが、徳川によってはじめられたのでした。
まさに、電光石火!!

「わたくしが許しました。
 戦は終わり、あのようなものは無用の長物。」by大蔵卿局

「家康の真の狙いはそこだったのです。
 なぜお分かりにならぬ・・・!!」by幸村

「牢人達を養うだけの金銀はもうありません。 
 後は、出て行ってもらうしかない。
 堀がなくなれば、これ以上戦はできないとあの者たちも思うでしょう。」by大蔵卿局

「なんという愚かな!!」by幸村

「何が愚かです!!」by大蔵卿局

「出城も堀も失っては、戦えませぬ!!
 戦えぬわれらに、家康が約定を守るとお思いか!!」by幸村

「母上は豊臣をお潰しになられるおつもりか・・・!!」by治長

「すべては豊臣のためじゃ・・・!!」by大蔵卿局

「これでよかったのだ・・・」by有楽斎

まあ、戦いが終わって平和になろうという考えでは、有楽斎の行ってることもわかるんですが・・・やっぱりなあ・・・。ダメだ、大蔵卿局。

大坂城は、本丸を残し丸裸になってしまいました。

「これぞ、城攻めよ!!」by家康

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「総構えはすべて破却、堀も埋め立てられ、二の丸、三の丸も壊す約束を交わしたらしい・・・」by幸村

あんたの策を聞かせてほしい・・・勝永にこう言われた幸村は・・・

「策はない。
 もはや、この戦、勝ち目はなくなった。
 すべては私の力不足だ・・・。
 もうしわけない・・・
 
 皆、早々に立ち去るがよい。
 城を枕に討ち死にしようなどと愚かなことは考えぬように。」


「お前ら、行く当てあんのかよ・・・!!
 行く場所のねえ奴らが、ここに集まったんじゃねえのかよ!!」by又兵衛

「戦うつもりか・・・!!」by勝永

「堀もない城で、どうやって敵を追い払う・・・??」by盛親

「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!!
 おもしれえじゃねえか!!」by又兵衛

しかし、立ち去らなかった者たち。。。

家族にも、上田に行くように勧める幸村でしたが・・・

「何のんびりしてるんだよ。 
 早く策を立ててくれよ。
 俺達はうずうずしてるんだ」by又兵衛

「私は何のために九度山に行ったんです??」全登

「わしらはお主に従う!!」by盛親

「考えろ!!
 どうすれば勝てるか、考えるんだ・・・!!」by勝永

「あなたは勝つためにここに来られたのではないのですか?」by重成

「殿、徳川に一泡吹かせてやりましょう!!」by作兵衛

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やっとここで一つにまとまりましたね。

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「望みを捨てぬ者だけに、道は開けるとそなたは言った・・・
私は、まだ捨ててはいない・・・!!」by秀頼

「かしこまりました。」by幸村


え~い!!
お~~~~!!

ということで、少年漫画のような風になってきましたね。
私は少年漫画が大好きなんです。
みんなが結局仲間になって一致団結!!という持って行き方が。
昔は、大河な歴史漫画が沢山ありましたよね。

最近なら「信長協奏曲」や「JIN」、「信長のシェフ」なんかが流行っていますが・・・
あ・・・これらはみんな主人公がタイムスリップしてるわ・・・。

最近のライトな感じじゃなくって、私が読んでいた頃の・・・30年以上前のジャンプな感じ。
そんな少年漫画な感じをほうふつとさせる持って行き方に、ワクワクが止まりません。


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