日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:真田信繁

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大坂城は三十万の徳川軍に包囲された。
南の出城・真田丸に立てこもった信繁は、迫りくる敵兵を知略の限りを尽くして、撃退する。

「いたずらに攻めかかるのはもうやめじゃ!!
 真田丸がここにある限り、らちがあかん!!
 左衛門之佐・・・全く、親子二代で手こずらせてくれるわ・・・!!」by家康

そう・・・副題の「砲弾」からして、もう予測できちゃいますが・・・家康、本腰入れての戦いとなってきましたよ。
ということで・・・エゲレス製の大砲を待っている家康です。

まずは、30万の兵を、3つに分けて、かわるがわる一晩中、鬨の声をあげさせることに・・・!!


勝ったと思っている秀頼に、現状を説明する幸村・・・。

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「策とは、ただ戦に勝てばよいというものではございませぬ。
 いかに味方の命を損なわぬか、ここは守りに徹するのです。
 
 焦る敵は、必ず押し寄せて参ります。
 それをまた打ち払う。
 なすべきは、城を守りきること。
 徳川が大軍をもって攻めようとも、大坂城はびくともしなかった。
 そのことを天下に知らしめるのです・・・!!
 さすれば、敵の中に心変わりする者が必ず現れます。
 徳川を見限り、我らにつくものが・・・!!
 それを待つのでござる。
 攻めに転じるのはそれから・・・!!」by幸村

「私は父上が残されたこの城を守り、父上が築かれた安寧の世を守り、そしていずれ、父上を越えたい・・・!!
 この先も、力を貸してくれ、左衛門之佐。」by秀頼

「喜んでお手伝い仕る。」by幸村

二人の間に信頼関係が築かれているのがわかりますね。
偉大な父の記憶のない秀頼が父のように慕う幸村。。。
そんな感じがします。

その信頼関係から・・・

「殿様には、もっとご自身のお言葉の重みを知っていただきとうございます。」by幸村

最後に断を下すのは殿様であって、茶々ではないということを・・・!!

鬨の声をあげる徳川勢に、おろおろする豊臣上層部・・・!!
無理もありません、大蔵卿局や茶々は女性ですからね。

「大丈夫! 
 本当に攻めてくるときは、あんな呑気な声は出しません。
 私たちを怖がらせようとしているんですよ。
 いいですか?恐がったら負けですよ?」byきり

さすが、百戦錬磨なきりちゃんです。

maru7















弱い犬ほどよく吠える!!
まだまだ余裕の大坂城ですが・・・??

気丈に振る舞う茶々を支えるのは妹の常高院(お初)。

「私には、あの人が死にたがっているように思えてならないのです。
 心のどこかでこの城が焼け落ちるのを待っているような・・・
 
 私たちの父も母も、城とともに命を絶ちました。
 姉も、自分が同じ運命であると半ば信じています。


 姉を救ってやってください。」by常高院

と、幸村に言うのでした。
本当なんだろうか??
母として、息子・秀頼の命が全てではないのかな?とも思うんですが、茶々の周りで落城→死とならなかったのは、にっくき?秀吉だけですからね。。。
命を全うするいいお手本がなかったのは事実でしょう。


真田屋敷では・・・平野長泰が愚痴をこのしていました。
七本槍の・・・七人のうち、生き残った者、誰一人豊臣に味方をしていないことを残念に思っているようで・・・
秀頼公のお役に立ちたい・・・!!
余りにも太閤殿下が可哀想だ・・・
平野&信之・・・大坂に・・・幸村の元へ兵糧を届けようとします。

おお!!出浦昌相!!

「大坂へ行ってはなりませぬ!!
 もしこれが、徳川に知れたら、真田は終わりだぞ!!
 徳川の目を盗んで城に兵糧を入れるなどできるわけがない・・・!!」by昌相

と、反対します。

「父上も源次郎も、さんざん無茶をしてきたではないか!!
 わしだって、一度ぐらい・・・!!」by信之

「そなたの父は、どんなに無茶に見えても、常に先を見据えていた。
 お前がやろうとしていることは、それとは違う。
 お前の父親が必死になって守ってきた真田の家を滅ぼすつもりか・・・!!
 大坂に行ってはならぬ・・・!!
 このわしが行かせん・・・!!」by昌相

ということで、昌相の罠にかかって行かせてもらえなかった信之・・・

そうですよね、不良な子がちょっといいことをすると褒められるのと似ているような気がします。
愚直にも真面目に生きてきた信之・・・やっぱりちょっとでもそぶりを見せただけで、バレてしまうと感じたんじゃないかと思うんです。
そう・・・信之はこれから先・・・80歳を超えて家康に仕えるわけですが、ず~っと頭を下げて下げて、下げまくる・・・華々しく散った弟の方が武士としての名を残し、楽だったんじゃないか??という一生を送るわけです。
だから、行かせるわけにはいきませんよね・・・??


その頃大坂城では・・・

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先の戦での大助の高砂・・・とっても良かったとみんなが褒めてますが・・・
母上・春は怒っていました。
どうしてそんな危ないことをさせるのか・・・!!と!!
ま、これが戦なんですけどね。
大助はちょっと自信がついてきたんじゃないかしら??この顔!!

が・・・徳川の鬨の声も続いていました。


豊臣、徳川両軍はやる気持ちを抑えきれない様子・・・どちらが先にしびれを切らすのか??
いかに兵を損なわずに戦うのか・・・??

家康の陣に、真田信尹が呼ばれました。。。
真田には真田??

「真田左衛門之佐を調略せよ・・・!!」by家康

「お断りいたす。
 源次郎信繁は、父親に似て度胸があり、知恵も働き、そのうえわれら兄弟に似ず、義に厚い男でございます。
 寝返ることはまずないと・・・!!」by信尹

「わしはあれをかっておる。
 寝返れば左衛門之佐に・・・10万石を与えよう・・・。」by家康


信吉の陣では・・・この調略に乗るかどうか??
「信吉、信政、真田家の行く末は、そなたたちにかかっておる。
 しかと頼むぞ・・・!!」by信尹

・・・佐助から・・・叔父上から幸村に密書が・・・!!
そして、久し振りの叔父上との対面です。

が・・・何も言わずに去ろうとする叔父上。

「大御所様からの書状だ。
 寝返った時の褒美が書いてある。
 読まんでいい。」by信尹

破り捨てる幸村・・・

そうそう・・・何回も、何回も、幸村にラブレターを送る家康なんですが、ず~っとシカトされちゃうんですよね、家康。
本当に、真田は徳川に反抗する、反抗する!!で、家康としてはやりにくさこの上なかったことでしょう。
それが・・・江戸時代に入って・・・
”ほうら、あの真田が、わしに仕えているのだ・・・!!”と、低姿勢な兄・信之が仕上がっていくこととなります。
で、それとは反対に、赤穂浪士の芝居が人気が出たように、幕府に物申したい人たちが、理想の真田幸村&十勇士を作っていくんですよね。


調略が失敗したことがわかると家康は・・・この人を使いますよ。

「大御所様は、和睦を望んでおられる
 一日も早く、城内を和睦でまとめよとの事」by正純

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「難しいご注文ですが・・・
 かしこまりました。」by有楽斎

と言ってますが、思い出してください。
この人、信長の弟君です。
世が世なら・・・の人なんですよね。
こんなに下手に出ていたのかは不明ですが・・・
ま、豊臣と徳川の架け橋になりたかったというのは本当なようです。


和睦に傾く大坂城・・・

「いすれは和議を結ぶ時が参りましょう。
 しかし、今ではない。
 戦に勝ったのは我ら。
 向こうが和睦を乞うならまだしも、こちらから持ち掛けては家康に足元を見られます。」by幸村

「戦に勝ったからこそ、有利に話を運べるのではないか?
 近々、敵はさらなる大軍勢で攻めて参りましょう。
 その時、それこそ家康の思うがまま・・・!!」by有楽斎

「和睦いたしましょう!!
 殿、和睦でございます!!」by大蔵卿局

判断難しいなあ・・・秀頼・・・!!
幸村に言われたように、もう少し待って、敵が名が得るのを待とうと頑張ります!!

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負けてもいないのに、どうして和睦なのだと、みんなもお怒りです・・・!!
佐助に有楽斎を調べるように言いつける幸村

そんな幸村のいない場所で・・・

「真田を信じてはなりません。」by有楽斎

「あの者たちは戦が大好きなのです。
 もう、戦いたくてたまらないのです。
 口車に乗ってはいけません。」by大蔵卿局

「我らは・・・すでに勝ったのです。
 兵の命を無駄にしてはなりません。
 今こそ和睦を・・・!!
 亡き太閤殿下もそうなされたはずです。」by有楽斎
 
おお・・・これが最後の一押し・・・??
そして若殿・・・秀頼は・・・押し切られてしまいました。

「左衛門之佐・・・なんとかならんか??」by治長

???お前のオカンだよ・・・!!と、言いたいわ・・・。


ひとり茶々の元へ向かう幸村。。。

「秀頼公をお説き伏せ頂きたい・・・!!」by幸村

「まことのことを言います。
 私は秀頼と一緒にいられればそれでよいのです。
 子の城だって、手放せというのなら手放しましょう。
 そこか遠くのちいさな国へ移って、そこで皆で暮らせれば、それ以上は望みませぬ。
 私と秀頼と、そして左衛門之佐がおれば・・・」by茶々

ということで、幸村の意を汲んでくれたかしらね??茶々、秀頼を説き伏せると引き受けました。

「和睦はなりませぬ!!
 左衛門之佐が戦を続けると申しておるのです。
 それに従っておけばよい!!

 私は右大臣・秀頼殿の母なるぞ・・・!!」by茶々

「母上・・・断を下すのは、あくまでも大坂城の主であるこの私です。
 そうであったな・・・左衛門之佐・・・」by秀頼

「・・・・」by幸村
 
「そなたを産んだのは誰じゃ??
 我こそがこの城のまことの主ぞ・・・!!
 断は私が下します。
 
 和睦は決してなりませぬ・・・!!」by茶々

ああ・・・ショックなのは秀頼・・・初めて自らきちっと決断したのに・・・
それをこんな形でかえさせられるなんて・・・!!

「左衛門之佐・・・
 母を説き伏せたのはそなただそうだな。
 己の言葉の重みを知れと申したのはそなたではないか。
 一体、何がまことなのじゃ・・・!!」by秀頼

「断を下すべきはもちろん殿でございます。
 しかし、その断に誤りがあれば、私はいかなる手を使っても食い止めまする。
 私は戦に勝つためにここに参ったのでござる・・・御免!!」by幸村

何が何だか分からなくなってきた秀頼です。
が・・・戦の真ん中にいる人って、みんなそうなんだろうなあ・・・って思います。

じっと待ってるのは勘弁・・・と、夜討ちをしようと画策するメンバーに参加する幸村。

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むしゃくしゃするんだよ~~~!!と、戦いに来た男たちが戦う戦う・・・!!
ちょっとガス抜きできたかしらね・・・??

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しかし・・・徳川軍にイギリスの大砲が到着しました。

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大坂城へ大砲を打ち込むという・・・

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且元にどこが茶々の部屋か確認する抜け目ない家康。

「そればかりは・・・」by且元

「案ずるな、何も狙い撃ちしようというのではない。
 その逆だ・・・
 居場所がわかれば、そこを外すことができよう。」by家康


「天守の南を狙え・・・!!」by家康

正純に、茶々の部屋を狙えと命じる家康です。
ほんと、食えないタヌキオヤジですね。
内野さんも面白いんじゃないかな??だんだんとタヌキオヤジに拍車がかかってきましたよ・・・!!
と、家康のタヌキオヤジ化が激しいですが、実はこの大坂城に大砲を打ち込んだの・・・指揮したのが片桐且元って説もあるんですよ??
それじゃあ、みんな食えないタヌキオヤジじゃないの・・・??


慶長19年12月16日。
この日、徳川の陣から最新鋭のカルガリン砲が、大坂城に向けて発射された。
その一発の砲弾が、多くの人々の運命を狂わせる。

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侍女に砲弾が・・・!!
「なりませぬ!!」
パニックに陥る茶々を引き留めるきりがそこにはいました。

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きり、とってもいい味出してますね。
この真田丸に欠かせないキャラとなりました。
って、この真田丸、みんなキャラだってるから、誰一人かけちゃいやよね??

ということで、大坂城に砲弾が飛んでくる事態が・・・まさに、緊急事態勃発です。

「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。
 負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある。」

この言葉は、キャプテン・ハーロックの言葉
ハーロック・・・海賊旗のもとに集まった仲間たちと、自分の信念を負けずに戦う男です。

そんなこんなを思い出した真田丸でした。



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徳川勢の襲来を前に、豊臣方の方針は籠城と決まった。
信繁は、城の南側に出城を築き、真田丸と名付ける。
決戦は目前に迫っていた。


慶長19年11月19日。
冬の陣の前哨戦となる事件が起こった。
深夜・・・徳川方の蜂須賀勢が突然、明石全登の隊が守る木津川口砦を襲ったのである。
その時、明石全登は大坂城にいた。。。
木津川口砦は徳川の手に渡った。
さらに11月26日未明、今度は大和川の岸300の兵が守る今福砦を、佐竹義宣率いる1500が襲った。
8000近くに膨らんだ徳川の勢を前に、木村重成の兵はなすすべもなかった。

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それでも大丈夫だと・・・敵の狙いは南!!という幸村。

そんな幸村に・・・勝永はどこかから情報が洩れているのでは??と・・・。

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木津川の砦が襲われたのは明石のいなかった時・・・
そして今福砦は守りの兵を増やそうとしていた時だからだ。。。

城内の様子が洩れている・・・??

そして・・・台所で有楽斎に他言無用を耳打ちします。

「一番心配なのは城の西側です。
 特に、博労淵の砦は、早く守りを固めねばと思いつつ、いまだに手薄な有り様。
 今、攻め込まれたらあっという間に奪われてしまいます。」by幸村

と・・・情報を流すと、あっという間に博労淵砦は徳川に落とされてしまいました。
やっぱりスパイは有楽斎・・・??

その頃・・・七本槍の生き残りたちは、徳川につこうとも、大坂城へ兵糧を運び込もうと画策。

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大坂城に弟が籠城している信之に、一枚かんでほしいとやってきました。
信之は稲に相談するも・・・怒られちゃいました。

「稲は、決して許しませぬ!!」

しょぼんと廊下を歩いている信之に・・・

「蔵に行って調べて参りました。
 すぐに運び出せるのは、そば粉1700貫。
 そばがきにすればおよそ10万個。1000人で食べてもひと月以上は持つ勘定です。」byこう

ほんと、稲とこうのコンビはいいですね。
稲の言い分はもちろん正当ですが、こうのやさしさもホッとします。


その頃大坂城では・・・きりが茶々お付きになることが決まってしまいました。


茶臼山の家康の本陣では・・・真田丸をつぶさなければ何も始まらない・・・!!という家康。
ただの出城では・・・??という秀忠を教育する家康。
実戦経験の少ない秀忠はピンときません。
考えただけでも肝が冷える・・・その真田丸をどう攻略する??

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そう・・・真田丸からは、徳川勢が丸見えですよ??

「あちらにも赤備えがおりますぞ!!」by内記

「あれは井伊直孝の陣。
かの井伊直政の次男坊じゃ。」by幸村

「井伊でございますか。」by内記

「向こうにも、ここに至るまで物語があるのだろうな。」by幸村

「一度聞いてみたいものですなあ。」by内記

と、来年の大河ドラマの番組宣伝をしてくれるお茶目な二人です。


そして・・・そこには上杉の旗印も・・・!!
幸村の築いた真田丸・・・
父親が死んでくれたというのに今度は息子が・・・!!
立ちはだかる息子・幸村・・・真田丸を落とすように言われちゃいました。

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「さきの戦では、わしにたてついてくれたのう・・・
 大層な文を送りつけおって・・・
 おかげで120万石が・・・何万石であったかのう・・・??」by家康

「30万石でござる。」by景勝

「考えよ・・・これは、唯一無二の機会だと思うがのう・・・」by家康

縁の真田と戦うことで、忠義を示せと言われ・・・

「かしこまりました。」by兼次

ここで拒めば・・・上杉の生きる道はない・・・!!

ここ・・・いいですね。
苦虫をかみつぶしたように・・・??それとも、放心状態の景勝に代わって、兼次が了承しています。
こんなところにも主従の関係が偲ばれます。
だって、お館様に頭を下げさせるわけにはいかないものね・・・。


総大将として先人に立ちたいという秀頼・・・
有楽斎はもちろん幸村にまでも・・・皆に反対されて・・・
茶々が鎧姿でみんなを励ましに行くことにしました。
これは茶々発案なので、誰もNoと言えず・・・!!

真田信吉の陣では・・・
上杉の下につき、出城の真田を攻めるように徳川から文が届きました。
徳川のために真田と戦って忠義を示すべきという信政に、叔父上とは戦いたくないという信吉。。。

三十郎は佐助に連絡し・・・
これを知った幸村は、甥たちと戦わなくていいように、前田勢に自分たちから仕掛けていきます。
が・・・誰か内通者がいるので、秘密裏に行われました。
知っているのは、秀頼&治長と・・・

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メインメンバー!!
戦いの準備が始まりました。

初陣の大助・・・この戦いは大助の肩にかかっているらしいよ・・・。
というのも・・・

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おお!!
カッコいい・・・というより、まだまだ可愛いですかね。
父譲りの踊りで相手を挑発!!
敵を・・・前田を引きずり出します。
前田が笹山を急襲したとき、すでに真田勢はおらず・・・!!

前田勢を柵の前まで誘い込んだ!!
佐助によって真田丸大爆発!!

城の中からの爆発音・・・豊臣方が仲間割れをしたと思った前田勢は・・・

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一気に攻め込みます!!
後ろから井伊も来ている前田勢は、突き進むしか道なし!!
もっとひきつける!!もっとひきつける・・・!!

手柄を立てようと必死に突き進んでくる前田勢!!

そこを鉄砲!!

戦況を伝え聞いた家康は・・・
「いかん・・・真田の思うつぼじゃ・・・!!」by家康

指揮する非情な幸村・・・!!

戦いは、真田勢有利で進むかに見えた・・・。

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真田丸に迫る敵、敵、敵・・・!!

又兵衛も槍で対抗!!勝永は鉄砲!!内記も弓矢で応戦!!

徳川勢の退却が始まりました。

「敵を逃すな~~~!!
 一兵たりとも討ち漏らすな~~~!!」by幸村

そこで追い打ち~~~!!

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とってもかっこいい!!

「我こそは、真田左衛門之佐幸村!!」

作兵衛も戦う、戦う・・・!!

あっけにとられる上杉景勝&直江兼次

「源次郎め・・・あっぱれな戦いぶりよ・・・!!
 日の本一の強者・・・!!真田左衛門之佐・・・!!」by景勝

成長したなあ・・・と、そこには・・・景勝の羨ましいって気持ちもあったんじゃないかな・・・??
 

幸村マジックにしてやられてしまった家康・・・。

「次の手を考えよう・・・」by家康


意気揚々と帰ってきた幸村・・・!!

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勝鬨・・・!!勝鬨・・・!!

真田の戦いを見ることができた!!と、キラキラお目目で感動している木村重成・・・。

「これから話すことは、決して人には漏らすな。
 実は・・・かような大戦、私も初めてなのだ・・・。
 心の臓が・・・口から飛び出そうであった。
 
 秀頼公がお待ちじゃ・・・!!」by幸村。

って、なんてお茶目な幸村なんでしょう??


いよいよ大坂の夏の陣が始まってしまいましたね。
あと少しで終わる・・・
大河ドラマって、最後は主人公が亡くなるパターンが多いですが、こんな風に盛り上がって終わるのって、あんまりないですよね。

この哀愁がきっと、400年以上、真田幸村を日の本一の兵にしているんだと思います。
あと少し、贅沢な時間を楽しみたいですね。



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戦国時代屈指の名将・真田昌幸、日の本一の兵・真田信繁・・・
二人の英雄のはざまにあったのが、嫡男・真田信之でした。
信之がいたからこそ、江戸260年、真田の家名は絶えることなく明治維新まで続きます。

真田の名が天下に轟いたのは、戦国時代最後の大坂の陣!!
徳川VS豊臣の戦いでした。総勢30万人の戦いで、信之の弟・信繁は、出城・真田丸を拠点にして徳川をさんざん悩ませます。
2016年2月真田丸の新しい絵図が発見されました。
大坂の陣に一番近い絵図・・・そこには、今まで考えられていなかったことが書かれていました。
しかし、信繁が活躍すれば活躍するほど信之は苦境に立たされていきます。
真田家存亡の危機に・・・!!

天下に勇名をはせた父と弟・・・陰に隠れているかに見える兄・信之・・・生涯をかけて真田を守った男の決断とは・・・??

真田信之の菩提を弔う大鋒寺には、信之の生前の姿の門外不出の木像があります。
信之が実際に戦ったのは関ケ原までです。
以降、60年近くは武器を持たず・・・しかし、関ケ原が終わってからが、信之の武器を持たない戦いの始まりでした。
後に、徳川幕府から天下の飾・・・武士の鑑と称えられた信之・・・信之はどうやって真田家の家名を存続させていったのでしょうか?
そこには信之の苦悩がありました。
日本を二分にして戦った関ケ原の戦い・・・実は、この戦いの前夜・・・真田一族の命運をかけた大きな決断がありました。
1600年7月、上杉征伐参陣の途中・・・真田に密書が届けられました。
大老・家康の不在をついて、石田三成が反徳川の兵を挙げたのです。
密書は、家康を糾弾し、三成の西軍に組するように依頼する内容でした。
東につくか?西につくのか・・・??選択に迫られます。
信之の正妻は、徳川重臣・本多忠勝の娘、信繁の正妻は西軍首謀者のひとり大谷吉継の娘でした。
兄弟の姻戚関係は東西に分裂したのです。
昌幸は西軍に組する決意を明かし、弟もそれに賛同・・・しかし、信之は二人に異を唱えます。
ひとたび家康公に従い出陣した以上、逆心を示せば、不義のそしりを受けかねない・・・!!
結果、信之は東軍に、父・昌幸と弟・信繁は西軍に組することとなります。いわゆる”犬伏の別れ”です。

しかし、関ケ原の戦いは、わずか1日で東軍の勝利に終わります。
信之は勝者となり、父と弟は敗者となりました。
関ケ原の戦いは、真田一族の運命を大きく変えていきます。
勝者となった信之は、もともとも領地の沼田に加え、父の領地であった上田などを合わせ9万5千石の大名に列します。
一方、反旗を翻した昌幸に対し、のちの二代将軍・秀忠は「必ず昌幸を処刑すべし!!」と、怒りをあらわにしたと言います。
なぜなら・・・関ケ原の前哨戦となる第二次上田合戦で、昌幸に足止めを食らった秀忠は、天下分け目の合戦に間に合わなかったからです。

信之は、徳川家の重臣たちに助命嘆願の根回しをします。
この時の命がけの言葉が残っています。
「昌幸を誅するならば、それより先に、この私に切腹をご命じください!!」
命がけの信之の嘆願に、父と弟は罪一等を減じ、高野山の麓の九度山に幽閉されることとなります。

そして関ケ原から3年後の1603年、家康、征夷大将軍に就任。
以後、信之は江戸幕府に組し、徳川を支えていくこととなります。
徳川家に忠誠を誓った信之・・・しかし、信之の領国経営は苦悩の連続でした。
江戸城普請など、幕府の公役負担、浅間山噴火による作物被害・・・そのうえ、父と弟の幽閉生活を支えていました。
幽閉先の昌幸からお金の催促も・・・
真田領は災害がひどく、復興にたくさんのお金がかかっていました。
それだけではなく、農民たちは年貢が払えず、借金も払えず、身売りをしていました。
それを自分がお金を出して村に帰してやっているのです。
信之は、厳しいやりくりの中、領国復興を行おうとしていたのです。
おまけに、父と弟の仕送りはかなりの負担でした。
しかし、そんな信之の努力も無に帰します。
1611年6月4日・・・父・昌幸が赦免されることなく九度山で亡くなります。
享年65・・・無念の死でした。
信之は、父の葬儀を行うべく、幕府の許しを請うものの・・・その許可が下りることはありませんでした。
昌幸は危険人物とみなされていたのです。

幽閉先には、信繁が残されます。
父亡きあとも、弟の生活を支えていく信之・・・
しかし、徳川と豊臣との戦いが、二人に亀裂を生じさせていきます。

江戸幕府を開府し、全国統治を目指す家康にとって、どうしても排除しなければならないのが豊臣家・・・
1614年8月、方広寺小鐘銘事件!!
国家安康・・・家康の文字を分け、呪詛をかけている!!という言いがかりを機会に、両者の決戦は避けられないものとなっていきます。
九度山に幽閉されている信繁に心情の変化が・・・??

「こちらにお見舞いに来ることは無用!!
 特に変わったことはありません。」
それまでの信繁は、寄ってほしい、来てほしいという内容の手紙を送っていました。
異質な内容の手紙・・・大阪入城直前の手紙かも知れません。

万が一、弟が大坂城に入れば、信之にとって敵となり、責任を取って改易される可能性もある・・・
おまけに信之は中風を患っていました。
信之は歩くこともままならない・・・弟の説得にも向かえない・・・
どうすればいい??

幕府にとって父・昌幸は”公儀御憚りの仁”・・・徳川と戦った時の主将はあくまでも昌幸、信之ではない・・・。

信繁を説得する・・・??
強行策・・・??
もし信之が弟を亡き者にしようとすれば・・・家臣団は分裂する・・・??

弟の大坂入城をどう阻止する・・・??

1614年10月・・・豊臣と徳川の激突が・・・!!
信之は弟・信繁の入城を阻止するべく、九度山に家臣を派遣、説得を試みます。
幕府に味方するように説得します。
しかし、信繁は、父・昌幸の遺言もありこれを拒絶!!
結果・・・信繁、大坂城に入城!!

信繁同様集まった浪人たちは10万余り・・・!!
対する幕府軍は20万で大坂城を包囲!!
大坂冬の陣の幕開けです。
信之は病のために参陣できない・・・
幕府の許可を得た信之は、長男と次男を大坂へ従軍させています。
大坂冬の陣で大軍勢を破った信繁・・・信繁が築いた真田丸!!
しかし、真田丸にはまだまだ謎が多く・・・知られていません。
今年2月・・・松江で新しい発見がありました。
真田丸の絵図の中でも、大坂の陣に最も近いものです。
真田丸とは陸続きで防御が手薄なために大坂城の南に作られた出城です。
従来の真田丸は、大坂城に接していると考えられていましたが・・・
200mをこえる谷を挟んで大坂城から独立する形になっていました。

さらにこれまでと異なる点は、土橋という出入り口です。
敵が攻め寄せれば防御に徹し、敵が撤退すれば反撃に打って出ることができます。
守るためだけの真田丸・・・と思われていましたが、信繁は反撃する事を考えていたようです。
実際、徳川軍の混乱に乗じて出撃し、手痛い一撃を加えています。
真田丸の信繁の活躍に衝撃を受ける家康。
信濃一国を与える代わりに寝返るように・・・と、調略します。
信繁はこれを相手にしなかったと言います。
しかし・・・信繁の奮戦空しく、大坂城を狙う大筒によって・・・豊臣方の動揺を招き、一時休戦・・・
12月19日講和成立。
講和から半年後、大坂夏の陣!!
徳川15万に対し、豊臣5万・・・
真田丸はすでになく、大坂城の総構えは埋め立てられ、場外出撃を余儀なくされた豊臣方は決死の戦いを敢行!!
しかし・・・1615年5月7日・・・幕府勢を蹴散らし、家康の本陣を目指した信繁は戦乱の中で壮絶な死を遂げます。
享年49歳と言われています。

弟の名声が高まる一方・・・戦後、疑いがかけられています。
真田家が大坂に援軍を送り、密かに領内の信繁とはかりごとをしていたというのです。
それに対し信之は・・・
「若し、反逆の心があれば、関ケ原の時に父と弟と一緒に敵となっている!!
親兄弟と袂を分かち、徳川のために忠義を尽くしてきたわれらが今更反逆を企てるものか?
そう思うなら、言い訳などしない。
速やかに自決して見せよう!!」
それを聞いた秀忠は、信之の幕府に対する忠義を認めたといいます。
かろうじて真田家の存続は保たれました。
しかし、実際、弟ともに戦った家臣たちもいました。
大坂に行った真田領の者の妻子を詮議し、京都に送りました。
処刑されたと言われています。
過酷な処置をとらなければ、幕府からの疑念、弟と密談の結果家臣を贈ったという疑念を払しょくできなかったようです。
真田の家名を守るために・・・!!
93年の長きにわたる生涯を、真田家存続のために奔走することとなるのです。

信之は第二次上田合戦で上田城を壊されて上田に入ります。
立派なお城に・・・とせずに、上田城はそのままに、堀だけ掘って近くの館に暮らしています。
当時の大名としてはあり得ない・・・しかし、それでいいという合理性と、上田城を立派に復興すれば、徳川から目をつけられかねない・・・とわかって配慮に配慮を重ねていたようです。

戦国時代から江戸時代の初めまで、武名が全ての時代に・・・
徳川に一泡吹かせたことで真田の名が天下に轟きました。
反徳川の空気のある人たちは、みんな真田を憧れの目で見ていました。

そんな中でひたすら忠義を尽くす犬に徹する兄・信之・・・
強い真田も徳川の犬となる状態・・・
あれだけ強かった真田も今となっては徳川家の飾りとなった・・・。
だから、改易に処されなかったのかもしれません。

長野県松代は、江戸時代、初代藩主となった信之の治めた土地です。
信之の菩提寺には、信之の隠居後にあった板戸が・・・不思議な絵が描かれています。
籠の中に入れられた鳥・・・
父・信之と、弟・信繁を思ってこんな形の供養をしていたのかもしれません。
もしかすると信幸自身かも・・・。

晩年の信之の、父と弟に対する思いは、単純なものではなかったでしょう。
そして、歴代の藩主が秘蔵してきた箱が・・・「吉光御腰物箱」。
この箱の中には、家康などの将軍家からの書状が沢山ありました。
その中に、関ケ原の戦いで敗れた石田三成や大谷吉継が、西軍に味方するように書かれた書状が残されていました。
幕府に憚りある代物が・・・。
こうした危険な文書を・・・どうして後世に伝えようとしたのでしょうか。
真田家の重要な記録として・・・自分自身が父や弟と袂を分かたねばならなかった・・・本来であれば一緒に行動していたのかもしれない・・・
信之が再興した天厩寺・・・英雄・武田信玄の弟を弔う寺です。
奇しくも信玄の弟の名も信繁でした。
墓の横にある小さな供養塔は、大坂の陣で戦死した弟の供養塔だと伝えられています。
信之が幕府に遠慮し、ここで弟を弔ったのだと言われています。
兵として戦場で華々しく散った弟・信繁、一方真田の名を守るために一生をかけて命がけの折衝をした信之・・・
歩んだ道は違えど、父・昌幸の意を汲んだそれぞれの決断でした。


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徳川と豊臣の戦が目前に迫る中、
信繁は、監視の目をあざむいて九度山から脱出、大坂城へ入城を果たした。
そこで彼を待っていたのは・・・


幸村を待っていたのは、歓迎だけではなく・・・仲間となるはずの浪人たちとの実力を計る小競り合いや確執がありました。

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14年ぶり・・・懐かしい茶々との再会・・・そこにいたのは、織田有楽斎でした。

この有楽斎、真田丸では新キャラですが・・・本当はもっと有名。
信長の弟・・・というよりは、千利休の弟子・・・茶人としての方が有名かもしれませんね。
織田家が滅びている中、秀吉の御伽衆として仕え・・・しかし、関ケ原では家康方として戦い・・・つまり、秀吉と家康の間を取り持っている重要人物ってとこでしょうか??
でも、ここだけ聞くと、信長の弟でなければ暗殺されてんじゃないの・・・??って思っちゃいます。

怪しい・・・胡散臭さも感じる有楽斎・・・どうする??幸村・・・!!??

「真田殿が来てくだされば、我らの勝利は疑いなし!!」by有楽斎

しかし・・・幸村が退席した後・・・

「これくらいおだてておけば十分でござろう。
 浪人たちの間でも、真田の人気は凄まじい・・・
 使い方次第・・・といったところでござろうなあ。。。」by有楽斎

煮ても焼いても食えぬ男・有楽斎・・・といったところでしょうか??

でも、ちゃんとした血筋の有楽斎からすれば、真田の方が胡散臭いのかも・・・。

今も大坂城にどんどんと増えつつある浪人たち・・・
石田三成や大谷吉継がやっていたであろうその世話を、今は大野治長ひとり。。。
人材のなさが悲しい豊臣家ですが・・・

多くの浪人たちが相部屋の中・・・幸村には一人部屋、いろいろな便宜が治長(秀頼の命)によって図られていました。
が・・・それを断る幸村。
幸村の特別扱いに、後藤又兵衛・毛利勝永に絡まれちゃいました。

なので・・・相部屋に・・・。お相手はこの人!!

maru2













長宗我部盛親!!

怖い感じの鬼瓦!!

その頃・・・駿府の家康は・・・真田の大阪入りに激しく動揺!!

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「それは、父親か!!息子か・・・!!」

真田という名を恐れ・・・うろたえにうろたえるも・・・

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「大御所様は、日に日に年老いていかれているのでございます。
この戦、大御所様にとっては、最後の戦となることでございましょう。
日の本中の大名を率いるのでございます。
一気に攻め滅ぼしてしまわれませ!!」by阿茶

が・・・家康は秀頼に嫁いだ孫娘・千姫を気にしている様子・・・

「豊臣家は・・・どうなさるおつもりで・・・??」by阿茶

「どこか遠国に追いやって、そこでおとなしく暮らしてもらうよりなかろう。」by家康

「あ~、そのような生ぬるい事を・・・!! 
 先々の不安の芽は摘んでおくに限ります。
 千姫さまの事は、どうにでもなります。
 千姫を返せば、秀頼の命は助けると伝え、姫様を取り戻したら討ち滅ぼしてしまえばよいのです。」by阿茶

「怖い女子じゃ・・・」by家康

「殿!!かようなことで悩まれますな!!
 信長公も、秀吉公も、もっとひどいことをしてこられました。
 それが、乱世というもの!!
 そして大御所様が、その乱世を終わらせるのです・・・!!by阿茶

って・・・阿茶・・・怖い・・・。

この真田丸の家康は、とっても人情味のある家康となっているので、悪役は忠勝と阿茶になっちゃうんでしょうね。

10月11日、家康は手勢を率い、大坂に向け駿府を出発した。

江戸城では・・・駿府に行くまで待つという約束だったのに・・・
と、フライングな家康にあきれる秀忠。

居眠りしている正信・・・
みなさん、歳をとってきて、代替わりをしてきているのだから当たり前か・・・。
そして信之に代わり出陣することとなった息子達も・・・。


秀忠の軍は、大坂に向けて江戸を出発。その数5万!!

そこへまずい知らせが・・・

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幸村が大坂に入ったとの報が信之にも伝わったのです。
「もっと早く届けんか!!」by信之

しかし・・・佐助にもうその足の速さはありませんでした。
信之も、病を押していけばよかった・・・と後悔する・・・

「弟は名前を変えた・・・ 
 わしが捨てた”幸”の字を拾いおった・・・
 奴は本気じゃ・・・
 この戦、長引くぞ・・・!!」by信之

そして佐助が・・・大坂で幸村が作兵衛を呼んでいると・・・

「しかし、ようご決心なされたのう。
 徳川は亡き殿の仇敵、源三郎さまのお立場もわかるが、せめて、源次郎さまはと思うておったが・・・
 殿もあの世でお喜びであろう・・・。」by作兵衛

大坂方につくことに決めた作兵衛。。。
今更、徳川につくのは気が進まなかったと大喜びの作兵衛ですが・・・

一つだけ心残りが・・・
すえに仮祝言を挙げさせる作兵衛。。。

出て行くところ・・・信之に見つかっちゃいました。

「黙って見過ごすわけにはいかん・・・
 今なら何もなかったことにしてやる。」by信之

「今更、徳川に組みしとうはございません。」by作兵衛

「甘えるな!! それが、戦国の世に生まれた者のさだめじゃ!!」by信之

「源次郎さまが待っておられるのです。」by作兵衛

「それは、聞いた!!」by信之

佐助を制して・・・信之に槍を向ける作兵衛・・・。

「作兵衛・・・わしに斬らせるな・・・わしに斬らせるな・・・!!」by信之

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槍を真っ二つに斬られてしまった作兵衛・・・絶体絶命!!

「わしは徳川に忠義を誓ったのじゃ!!
 源次郎のようにはなれんのじゃ・・・!!
 覚悟・・・!!」by信之

危機一髪!!信之の手が・・・刀を握れなくなって・・・
情けを書けたわけじゃないんですが・・・
作兵衛・・・行っちゃいました。

いいですね、このシーン。
実は、私、作兵衛が大好きなんです。
というか、藤本隆宏さんのやる役って、私にとっていつもドストライクなんです。

takeo



初めて知ったのは、「坂の上の雲」の広瀬武夫でした。

広瀬の生き方も、一本筋が通っていて、とっても男らしくってよかったのよ~~~!!

でもって・・・またやらないかなあ・・・なのがこちら。





このシリーズは、ほんと大好きでした。

豪快に良く食べて、一本筋は通っているけれど、気は優しくて力持ち!!
わたしが子供の頃から大好きなキャラ要素が満載です。

このシーンで、戦いたくないという与八の想い、源次郎について大殿の無念を晴らしたい作兵衛の想い、そして気持ちはわかるが長男として真田家を守らなければならない・・・我慢ばっかりしている信之の想い・・・
みんなの想いが入り混じって、よくわかるシーンになっていましたね。

でも、やっぱり作兵衛、大好きだ~~~!!

maru5












秀頼&千姫にお目通りなった幸村。
そうそう、秀頼と千姫は仲が良かったんですよね。
若いのに、可哀想・・・。

豊臣の総大将となってほしいと頼む秀頼。。。
しかし、滅相もないと断る幸村。

味方のほとんどは、関ケ原以来の浪人たちで、上に立つ者が欲しいという・・・

「左衛門之佐を於いてさようなものが他におろうか・・・??」by秀頼

おお!!殿に言われて、断るなんて出来るでしょうか??

「恐悦至極に存じます・・・!!」by幸村

「それは、誉れの限りではございませんか。」by内記
目出度いと喜ぶ内記ですが・・・気が重いという幸村です・・・。
後ろで植木に水をやっている長宗我部盛親がお茶目で可愛すぎて・・・頭に入りません・・・??

同室になった長宗我部盛親にも総大将を勧められます。

「やはり戦は、柱になる者がおらんと・・・
 わしなんぞは、とうに・・・戦の仕方も忘れてしもうたわ・・・」by盛親

そういう盛親は、京で寺子屋を開いて子供たちに読み書きを教えていたという・・・
長宗我部家再興のために、家臣たちに後押しされて、戦に加わったと・・・。
強面の顔して、戦が怖いんだって。
だって、関ケ原の戦いに参加して、1回も戦わなかったんだから、戦うことが嫌いでしょう・・・??
そんなところも可愛い!!
第一、家臣たちに望まれて・・・というところが、きっと、家臣想いのいい人だったんでしょうね。

「わしは・・・肝のちいさな男でな・・・!!」by盛親

幸村が来るまで、大きな部屋で一人、寂しかったらしいよ・・・。

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上に立つであろうと思われる幸村に、名刺を差し出す者も・・・

しかし・・・そんな風に言ってくれる人ばかりではない。。。

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皆が集まる・・・。

「我々は皆・・・豊臣家の御為に、馳せ参じた者ばかりでございます。
 皆・・・徳川に刃向かったために、禄を失い、そして皆、殿様をお守りしたい一心で、ここに集い申した。
 思いは一つ!!
 となれば、昔の身分、禄高、しがらみなど一切なくしてもらいたい。
 禄を失えば皆浪人。そんなことで、差をつけられてはたまらん・・・それだけは申しておく・・・!!」by又兵衛

そして・・・全軍の総大将を選ぶことに・・・

「殿は、真田左衛門之佐殿をお望みである。」by治長

と言ったものの・・・横やりを入れる又兵衛。

「我らは、真田に使われるために、入城したわけではない。」by又兵衛

「私も総大将になりたいわけではござらん。」by幸村

「では、辞退なされよ。」by勝永

「しかしながら、我らはそれぞれに腕はあっても、まとめていく力がなければ徳川には勝てませぬ。
 対局を見ることの出来る誰かが上に立つ。
 それによって、何倍もの力を得ることができるのです。」by幸村

「だからそれが何でお前なのだ・・・??」by又兵衛

「私には二度、徳川勢と戦い、二度勝ちを手にした武功がござる。
 徳川の戦を熟知しております。」by幸村

「確かに・・・上田城の話は聞き及ぶ。
 しかし、はじめの戦いは、今から30年も前の話・・・
 お主は二十歳にもならぬ若造だったはずだが・・・
 その時は、旗を振っていただけだという噂もあるが・・・」by勝永

「噂は噂・・・!!」by幸村
ガヤガヤ・・・軍議が紛糾しちゃいました。
そうねえ・・・こういうところが一枚岩になり切れていない・・・勝てないところなのでしょうが・・・
ま、又兵衛や勝永の言っていることは当たっているんだけれども・・・
いきなり又兵衛に総大将を乞われる四国の大大名・長宗我部盛親も驚いちゃいます。
だって、戦嫌いなんだもん・・・!!

第一、秀頼が頼んでいるんだから幸村でいいんじゃないの??
て、私なんかは思うんですが、そこは禄もなく、苦労に苦労を重ねてきた浪人たちの心がそうさせるのかもしれませんね。

辞退する幸村・・・そして盛親も辞退・・・

「私に一つ策がございます。
 誰か一人が際立ってしまうと、かえって角が立つ事がわかり申した。
 されど、勝つための戦をするにはやはり大将は欠かせませぬ。
 10万の兵を5つに分け、それぞれに大将を置き、その上に総大将として右大臣・秀頼公御自らが立たれるというのはいかがでしょう?」by幸村

それならば・・・と、又兵衛も、勝永も了解!!

「例えばこうしてはいかがかな?
 私に、毛利殿、長曾我部殿、明石殿、そして後藤殿の5人・・・」by幸村

ということで、大坂五人衆が出来上がりました!!

前途多難な大坂の陣の始まりを示唆しているようですね。
先が思いやられる・・・
浪人たちは自分たちの事しか考えていないし、治長にはまとめる度量がないと、内記は分析!!

しかし、嬉しそうな幸村・・・

「確かに浪人衆にまとまりはない。
 だがそれは、各々が自分の行く末に望みを持っているからこそ。
 あの者たちは、今の境遇から這い上がろうとしてここに集った。
 無理やり駆り出された徳川の兵たちとはそこが違う!!」by幸村

こりゃあ、一本取られたとばかりに頭をたたく内記。

「この戦・・・十分勝てる・・・!!」by幸村

おお・・・!!
どこから来るのか・・・この自信・・・!!
って感じです。
九度山を出るときとは全然”自信”が違いますね。

この真田丸の真田幸村はポジティブというか、みんなと目線が違うんですよね。
だから・・・この幸村がいれば、勝てちゃうんじゃないだろうか・・・??って思ってきちゃいます。

そんな自信が、どんなふうに崩れていくのか・・・??
それが、これからの見どころになるんでしょうね。
ああ・・・さみしいなあ・・・終わっちゃうの。


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昌幸の死後も、信繁の幽閉が許されることはなかった。
真田紐を考案するも、九度山での厳しい暮らしは続く。
そんな折、彼の前に現れた男は・・・

明石全登・・・元宇喜多秀家の家臣です。
この当時、宇喜多秀家は流人として八丈島に流されています。
主をなくし、結構苦労の日々が続いていたと言います。
本当ならば、自分の主である宇喜多秀家のところに行かなくっちゃ!!なんですが、行けないわなあ・・・八丈島。
ってことで、九度山に来たのかしらね・・・??

「真田左衛門之佐信繁様でございますね。
 元宇喜多秀家家臣・明石掃部守全登。
 左衛門之佐さまをお迎えに参りました。」

信繁の家人たちは久しぶりの宴に賑わっていましたが・・・
気付くきり・・・。

「わたくしと共に大坂へ来てくだされ。」by全登

「何故・・・??」by信繁

「まもなく戦が始まります。
 豊臣方の将として、一軍の采配をお取りいただきたいのでござる。」by全登

「敵は・・・??」by信繁

「徳川家康っ・・・!!」by全登

「お断りする・・・!!」by信繁

囚われの身の信繁は断ったものの・・・会わせたい人がいる・・・
全登が連れてきたのは・・・・??

信之の方でも、戦になるのではないか・・・??
きな臭さを感じていました。
そんな信之・・・手がすべった・・・??
手が・・・??

信繁に会わせたい男・・・それは片桐且元でした。

もはや戦は避けられない・・・
話だけでも聞いてほしいと願う片桐且元。

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「関ケ原で石田治部、大谷刑部らがああいうことになり、その後も加藤肥後守ら豊臣家の重臣が次々と世を去って・・・
 気づいたら、秀頼公のおそばに仕えるのはわしだけになってしまった。。。
 事の発端は、方広寺の大仏開眼供養・・・
 太閤殿下が進められていた大仏殿の造営は、文禄の大地震で一旦頓挫したが、秀頼公のお声がかりで5年前から普請が始まった。
 今年は太閤殿下の17回忌。
 是非ともそれに合わせて開眼供養を執り行おうというのが、秀頼公のお考えであられた。」by且元

この大仏殿を建て直すことを薦めたのは家康・・・死者の供養が生き残った者の務め・・・と京や大坂の寺社の修復まで薦められます。
が、そう言いながら、本当は、大坂城に蓄えられた金銀を秀頼公に使わせる事・・・!!

鐘に刻む銘文を・・・

maru












南禅寺の僧・清韓に頼みます。
秀頼公の許可も出て・・・
しかし、家康から格調がないとクレームが入りました。
難癖を・・・!!

もうひとひねり・・・!!と願う且元。
そして出来上がったのが・・・あの「国家安康」「君臣豊楽」の文字が・・・!!

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「これにはいささか趣向がございましてな。
 ”国家安康”の文字がござろう。
 ”国が安らかに栄える”という意味だが、よくよくご覧あれ。
 ここに”家””康”の二文字が隠れておる。

 さらにこちらの”君臣豊楽”。
 意味は、”皆が豊かに楽しく過ごす。”だが、見方を変えれば、”豊臣を君として楽しむ”と読めなくもない。
 必ずや、家康公も、秀頼公も、お慶びくださるはず。」by清韓

家康の了解も得て、鐘にその銘文を刻んだものの・・・
いよいよ大仏開眼供養の近づいたその日・・・家康に日延べを言い渡されてしまいました。

鐘に刻んだ文言に、自分に対しての呪詛の言葉があるという・・・
”国家安康”・・・諱を二つに割るなど縁起でもない・・・!!と。
草案を見せていたのに・・・言いがかりだ・・・!!
鐘を作り直せという・・・!!
来月の供養に間に合わない・・・!!

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清韓は、洒落の分からない男だ・・・!!と、言うものの・・・
どちらかというと、二つに分けたら呪詛っぽいというのが普通だったらしいのです。
なので、この清韓が、家康のまわし者なんじゃないか??って噂まであります。
ま、どちらにしても、難癖をつけたいのは当たってますけどね。
でも、その難癖は、後ろの”君臣豊楽”の可能性の方が高いという説もあります。

茶々に相談するも・・・駿府に行って家康を説き伏せて来いと言われてしまいましたが・・・
一月待っても会ってもらえません。

そしてやってきたのは大蔵卿局。
アッサリと家康に会えることができました。

で・・・言ってしまいました。

「わしは本多正純殿から、事を治めるための三か条を預かっておる!!
 秀頼公は大坂城をお立ち退き、伊勢もしくは大和へと移ること、
 お上様を人質として関東に送ること、
 秀頼公は、諸大名と同じく江戸に参勤すること」by且元

「ありえませぬ!!」by大蔵卿局

「叶わぬ場合は、徳川に対する異心ありとして豊臣を討ち滅ぼすと・・・!!」by且元

「大御所様が、そのようなことを仰せられるはずがない!!」by大蔵卿局

「本多殿は大御所様の御意向とはっきりと申された・・・!!」by且元

と・・・且元・・・嘘をついてしまったのです。
このままでは戦になりかねない・・・そう考えての事でした。

「策を弄したのは貴殿ではないのか・・・片桐殿。
 徳川からの命と偽り、三か条を我が殿にのませ奉り、それを手土産に徳川に召し抱えられる手はすではなかったか・・・??」by大野治長

と・・・信頼を失っていく且元。。。

そんな度胸も知恵もない・・・と、茶々は庇ってくれますが・・・

責めを負って且元はお役御免・・・
おまけに・・・大野治長たちの暗殺計画に大坂城を後にする且元。。。

maru4













「わしは・・・大坂城を去った・・・」by且元
ところが・・・これがまたもや悪い方向へ・・・
大坂を追われた・・・取次役を追い出した豊臣方は・・・徳川に手切れと見なされてしまったのです。

で・・・なんでこんなことに・・・??
って思うけれど、史実を考えてみると・・・
実はこの片桐且元、小林隆さんみたいなキャラではありません。
この大河では小林隆さんにピッタリな役ですが・・・
本当は、この時点で家康とは家に泊まらせてもらえるほどの仲でした。
豊臣から領地をそして、徳川からも領地をもらっていて、このドラマのように秀頼べったり信仰ではなかったんです。
つまり、出来る男だからこそ家康との交渉に当たり、出来る男だからこそ(家康とも仲がいいってこと)大野治長たちに狙われたと言ってもいいでしょう。
そう、加藤清正も豊臣と徳川から領地をもらっていましたが、同じ感じですね。
そして・・・大坂の陣まで粘らせたのは・・・実は、家康も一大名として豊臣を残したかったのかもしれません。

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「徳川が・・・攻めてくる・・・!!」by秀頼

「秀頼公は、太閤殿下恩顧の大名たちに書状を送り、味方に付くよう呼び掛けている。
 大坂城には徳川との一線を望む浪人たちが続々と集まってきておる・・・!!
 明石殿もその一人・・・!!

 左衛門佐・・・
 わしはもう、大坂に戻ることはできぬ。
 お主の太閤殿下への忠義の心は誰よりも深い。
 秀頼公のために一肌脱いではもらえないか・・・??
 大坂城へ入って、兵を預かり、徳川勢を迎え討ってくれ・・・!!」by且元

しかし・・・

「片桐様・・・残念ながら、はじめに申し上げた通りでございます。
 お力にはなれませぬ・・・

 訳は三つ。
 まず、私は大軍を率いて戦った事がありませぬ。
 さらに、私は囚われの身。
 そして。。。私は戦がそれほど好きではないのです。」by信繁

曲げて頼まれても・・・断ってしまうのです。

とってもわかりやすい説明です。
切れ者だなあ・・・って感じがよく出ていますね。

そんな信繁を見ていたのはきり・・・??


「誰とあっていたの・・・
宇喜多秀家さまの家来に似ていた・・・明石様だっけ?
 ガラシャ様のところで何度かお見かけしたことが・・・」byきり

「まもなく戦が始まる。
 徳川が大坂城に攻めかかる。
 大戦だ・・・
 豊臣に加勢をしてほしいと頼まれた。」by信繁

「いつかこんな日が来るような気がしていた・・・
 行くの・・・??」byきり

「断った・・・
 行きたいと思った・・・
 だが・・・今の私には、もっと大事なものがある。」by信繁

「 お行きなさいよ・・・」byきり

「驚いたな・・・止めるのかと思った。。。
 向こうには淀の方様がいる・・・
 前に言っていたな・・・あの方は人を不幸にすると・・・」by信繁

「あなたは行きたいと思っている・・・
 なら、行くしかないでしょう。
 あなたに来てほしいと思っている人がいるんでしょう。
 助けを求めている人たちがいるんでしょう。
 だったら・・・」byきり

大軍と戦った事もない・・・と、弱気なことを言う信繁・・・

「真田昌幸・・・徳川と二度戦って二度勝った男!!
 あなたにはその血が流れている・・・
 真田源次郎は安房守の息子・・・戦上手に決まっている。
 この人に従っておけば間違いない。
 誰も疑わないわ。
 ほとんど戦に出たことがないなんて・・・
 あとは・・・はったりよ。 

maru7












 ここで一生を終えたいの?
 それでいいの??
 あなたは何のために生まれてきたの・・・??

 大事なのは、誰かがあなたを求めているという事・・・
 今まで何をしてきたの??
 小県にいる頃は、父親に振り回されて、大坂に来てからは太閤殿下に振り回されて・・・

 なにを残したの・・・??
 真田源次郎がこの世に生きたという証を何か一つでも残してきた??

 聚楽第の落書きの科人、とうとう見つからなかったよね。
 沼田を巡って談判はしたけど、最後は北条に取られちゃった。

 氏政さまを説き伏せに小田原城に忍び込んだみたいだけど、氏政さまがお城を明け渡したのはあなたの力ではないですから。
 後から会いに行った、なんとか官兵衛さまのお手柄ですから・・・!!

 何もしてないじゃない。
 何の役にも立ってない。
 誰のためにもなってない。

 私が大好きだった源次郎さまはどこへ行ったの・・・??
 がむしゃらで、向こう見ずで、やんちゃで、賢くて、明るくて、度胸があって、キラキラしていた・・・!!
 真田家の次男坊はどこへ行ったのよ・・・!!
 私が胸を焦がして大坂までついて行ったあの時の源次郎さまは・・・!!」byきり

「鬱陶しいんだよ、お前は・・・!!」by信繁

「わかってるわよ、そんなこと・・・!!」byきり



そんなこと、自分でもわかっていると声を荒げる信繁・・・

「もう言わない・・・二度と・・・」byきり
 
「きり・・・!!
 だが・・・自分で問いかけるよりも、お前に言ってもらう方が心にしみた・・・
 礼を言う。。。」by信繁

相変らずのケンカ腰ですが・・・
きりちゃんいきなりの愛の告白です。ってか、もっと大きな愛よね、これは・・・!!

いつも、信繁の岐路にはきりちゃんがいますね。
今回は、死ぬかも??と思っていて送り出すのですから、きりの言葉は重いですね。
でも、さすが・・・信繁をよくわかているきりだからこその言葉です。


呼び起こされる大坂城での想い・・・
 
生き生きと・・・戦っていた頃の・・・武士だったころの想い・・・。
そして、父の無念・・・。

そして・・・

「大助・・・父は、新しい名を名乗ることにした。
 その新しい名をこれから決める。
 一文字は決まっている。
 兄上が捨てた「幸」の字をいただく。
 これは、わが父・昌幸の「幸」でもある。
 我が真田一族に代々受け継がれる文字だ。

 さて・・・あとは残りの一文字だ。
 お前に決めてもらう。

 この壺の中から目をつむって一枚だけ選んでくれ。
 どの文字も、私にかかわりの深いものばかりだ。」by信繁

「しかし・・・そのように大事なことを、くじで決めてよろしいのですか?」by大助
 
 大事な事だからこそ、くじで決めるのだ。
 父は八百万神に託したのだ・・・!!」by信繁

おお・・・昌幸の縁起を担いでるんだな!!
父上と、息子に決めてもらうのね。

maru11















決めかねて・・・選んだ文字・・・それは・・・

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「村幸」??
「幸村」でした。

「真田左衛門之佐幸村・・・良い名だ!!」by信繁

その日、信繁は真田幸村となった。
後に日の本一の兵と呼ばれる戦国最後の名将の誕生である!!

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おお!!スゴイ!!なんとも涙、涙、クライマックスへののぼり方が尋常じゃないわ・・・!!
とってもかっこよく出来上がっていて・・・何回見てもいいですね。



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