吉田松陰の妹・文 その生涯と真実 (メディアックスMOOK)

新品価格
¥950から
(2015/1/30 05:37時点)



私は・・・ブログの”八重の桜”カテゴリーで、人物紹介もしていましたが・・・
”軍師官兵衛”になって・・・今更、殿や猿や古だぬきを紹介してもなぁ・・・と、思っていたので、人物紹介はしていませんでした。。。
先日、パパと”花燃ゆ”を見ていて・・・
「ママと見やんと誰が誰やらわからん・・・」と言われました。
そう・・・パパは地理や歴史が大好きなのに、幕末は全く興味のない男なのです。
う~ん・・・一番面白いと思うのですが・・・

Katori_Miwako





なので、今回の”花燃ゆ”では、人物紹介も織り交ぜていきたいと思いました。



まず・・・最初は松陰・・・ではなくって、主人公の杉文さんです。
後に小田村伊之助(後の楫取素彦)の奥さんとなって・・・楫取 美和子となります。


”花燃ゆ”では、井上真央ちゃんが演じてくれています。

mao


元気いっぱいのかわいい感じです。

そう・・・幕末男子の育て方なので、元気にやる気スイッチ押してくれそうです。


が・・・門下生が引き留めても突っ走る・・・そんな松陰先生の時代・・・


やる気スイッチ押してくれる女子は必要なんだろうか・・・。

いえいえ、杉文さんの事でした。

お父さんの杉百合之助は、石高25石・・・
極貧の下級武士です。
なので、何処の藩でもそうですが・・・下級武士同様、兼業農家でした。

松下村塾の前身は・・・叔父さんの玉木文之進が作ったと言われています。
1857年に松陰が継いで・・・文は”女幹事”として采配を振るったと言います。
塾生とも親交を深め・・・15歳の時に、18歳だった久坂玄瑞に嫁ぐのでした。

1859年・・・安政の大獄に連座して・・・斬首刑にされた松陰の後を継いだ玄瑞・・・。
長州藩の尊王攘夷の急先鋒として・・・活躍・・・
しようとしたところで、蛤御門の変・・・今は禁門の変かな??で自刃・・・25歳でした。
その新婚生活は・・・3か月だったとも言われています。
22歳で未亡人となってしまった文。。。
文は聡明であったようで、1865年・・・23歳の時に、毛利元昭(興丸)の守役としてお城に上がります。
それは。。。萩から山口に移った際にも同行し、明治初期まで仕えるのでした。

ちなみに・・・姉・寿が亡くなったので・・・1883年、姉の旦那様だった小田村伊之助(後の楫取素彦)の元に嫁ぎます。
乗り気ではなかったとも言われていますが・・・甥っ子たちの世話もしなければならない・・・と、母の勧めもあったようです。
その時の文の条件は、久坂玄瑞からの手紙を持参してもよければ。。。というものでした。
そして・・・群馬県令・老院議官・男爵・・・となる楫取素彦を支えていくのです。

どうでしょうか??
比べては駄目ですが、女だてらに鉄砲を放つ山本八重にはちょっと遠い・・・。
賢いとは思いますが、かなり地味な主人公かと思います。
おまけにお兄さんがお兄さんですからね。。。

とりあえず・・・最近出ている本の中には、三人の男(吉田松陰・久坂玄瑞・梶取素彦)に愛された女性として取り上げられているモノもあるのでそんな感じになるのかもしれませんね。

大河は男性・朝ドラは女性・・・カチコチの頭でそう思っている私。。。
昔は女性の資料もあんまり残っていませんし・・・
この三人の男性を見て、この一年が終わるのかもしれません。


↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると励みになります。


にほんブログ村
幕末・明治時代(日本史) ブログランキングへ

吉田松陰の妹・文のことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)

新品価格
¥1,404から
(2015/1/30 05:38時点)

杉家の女たち~吉田松陰の母と3人の妹~ 【2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン・文をはじめとした4人の女たちの物語】

新品価格
¥1,404から
(2015/1/30 05:38時点)