先日久しぶりにゆっくり本屋を見ることができて・・・
今、どんな本が流行っているのかなあ・・・と、雑誌や小説、マンガなんかを1時間ぐらい観ていたのですが・・・
なんと(*_*;!!

歴史の歴史群像や歴史読本なんかを置いているコーナーに・・・
一緒にあったのがこちら。

武士道と男色―花咲ける忠義と恋の道 (SAKURA・MOOK 25 歴史考察シリーズ)

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”武士道と男色”~花咲ける忠義と恋の道~です。

って、こんなの堂々と出していいわけ???ということで、ビックリです。

中もちょっと立ち読みしてみましたが・・・
あ~、知ってる、知ってる・・・って感じのことも書かれてありましたが、でもなあ・・・。
なんか、誤解を招きそうな題です。。。
歴女な腐女子を狙っているのでしょうか???

男色は、古代ギリシアから当たり前のようにあり、日本でも武士のそれは衆道・若道・若色・・・なんて呼ばれています。
始まりは平安時代に僧侶や公家から始まって・・・武士にも。
武士社会の男色は、それまでの公家の美少年趣味とは異なり、女人禁制の戦場で武将に仕える美少年を「お小姓」として連れて行ったことなどが始まりだとされていて。。。
時に女性の代わりに男色の相手をすることもあったのです。

ということで、武家社会の男色は「出世の手段」や「戦術」、或いは軍団の団結強化の役割もあったと思われます。

まあ、本当に読みたい人が読むのはいいですが、興味本位で読む人がたくさん出るとちょっとなあ・・・
っていうか、本の題にこういうのを持ってくるのはどうかなあ・・・

私が子供の頃は・・・って、30年ぐらい前ですが、そんな書物は堂々と平積みされていなくって・・・
それこそオタクな、同人誌なんかであったぐらいなんじゃないかなあ・・・
と、思います。

そう言えば、私と同じように歴史オタクだったお友達が「JUNE」買っていたのを思い出しました。
そうか・・・あの頃は”耽美”って言ったのか・・・。

いつの時代もそんな趣味があるってことね。。。

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