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花燃ゆいよいよ萩の乱をやってくれそうですが・・・
まずは群馬の生糸作り。
生糸は明治の代にあって重要な輸出品でした。
ここまで生産性の高い働き場がすでにできているので、なかなか賢い人たちがいる素地はあるようです。
美和は、その工場で母と一緒に働いている小さな少女が働いていることに気を留める。。。
少女の名はおキク。。。
でもね、このころ子供が働いているのは当たり前だと思うのよ・・・。
今やっている「5→9私に恋したお坊さん」の三休・・・寺田心君のほうが、学校行かなくっていいの??って思っちゃいますが・・・。今の時代、小坊主さんはいないでしょ??
そしてトメの夫は博打で借金をこさえて、こさえて・・・の人でした。
国定忠治な人がたくさんいたのかもしれませんが・・・。
上州は、舘林藩もあるし、戊辰戦争時は、遅参して・・・金2万両を献上したことによりこれを許され、政府軍の一員として奥羽征伐で軍功を挙げたと言われています。
なので、県としてもお金の面では不安定だったようです。
この頃の男たち・・・士族階級は、・・・薩長土肥が政府を牛耳っているので、出世の道も閉ざされていたり・・・
農民たちも戦いで疲れ果てていて・・・政府に絶望し・・・これが現状だったのかもしれません。
群馬だけではないということです。
映画でもありますが、娘が郭に売られたり、女工として売られたり・・・そんな世の中でした。
女の子が産まれると喜んだといいますから・・・。
食べていくためには仕方がなかったのかもしれません。
しかし、そこは学問に明るい美和は、勉強することで人々の底上げをしようと考えます。
ちなみに上州は・・・
文化・文政期頃からは藩校や寺子屋の普及によって学問・文化活動が盛んになり、儒学・国学・蘭学などの分野で多くの学者や文人を輩出しています。
さらに赤城・榛名・妙義山などへの社寺参詣や湯治などを目的とした庶民の旅も一般化し、草津・伊香保などの温泉地を訪れた江戸の文人・画人らとの交流し、和歌・俳諧などの庶民文芸も各地に広まっていっました。
なので、美和が勧めなくても文化的にも発達していたようにも思えるんですけどね。
働かなければならない低所得者がいるのです。
美和が、世間知らずなお嬢様に見えてしまいますよ。
萩ではきな臭いことが起こりそうな雰囲気です。
が・・・どうしてそうなっているのか??とか、まったくわかりません。
おまけに、突然でまったくわかりませんが・・・前原一誠から美和宛に、乱を予想させる手紙が届くのでした。
いきなり、萩の乱です。
木戸と伊藤しかいない政府は、たもとを分かった元同士と戦わなければなりません。
その苦悩もまったくなし!!
政府が鎮圧を・・・!!
それもやっぱりナレーションで終了・・・。
梅兄の長男の吉田小太郎がこの乱に参加しているのに、ナレか??ナレなのか・・・??
「無事で生きて・・・!!」と、亀が井戸で水をかぶり願掛けしています。
萩に向かおうとする素彦、それを止める寿が倒れてしまいました。
粂次郎も萩に向かおうと・・・結局粂次郎についていくのは美和でした。
品川弥次郎が、萩の乱が鎮圧したと、素彦に報告に来ます。
報告に来る必要があるほどの人物かどうかは疑問だよ・・・。
当時の政府は忙しくっててんてこ舞いなはずだから。。。
萩に帰ってきた粂次郎と美和。。。
小太郎が亡くなった事を知ります。
ああ・・・なんで、どういう志で死んだのか、全くわからないわ・・・。
叔父上が、小太郎の東京行きを止めなかったら、巻き込まれずに済んだと、亀が言っていますが、ま、いろいろ会議にも参加し、賛同していたでしょうから、こうなることはわかってたと思われるのに、普段の生活が”せわあない”と、のんきなもんだから、ひとこと言ってしまうのです。
「小太郎が命をかけようとしているのに、みんなしらんかったんかい!!」と。。。
そう、叔父が東京へ行かせてくれなかったからではないですよきっと・・・。
第一、塾生がたくさん参加してるんだから、率先しても知らないわけないだろう!!
兄上・松陰の言う”志”が、みんなにはあったはずだよ!!
そして・・・叔父の切腹も、回想で終わっちゃったよ。。。
ちなみに、みなさん書いていますが、叔父・玉木文之進がこの萩の乱に塾生がたくさん参加していたことで、責任を取って切腹した時に、介錯したのは美和の長姉・千代です。
このドラマでは亡霊のようですが・・・
ああ・・・責任とった叔父上・・・書きようによったら、萩の乱の西郷に書き上げることができたのに・・・。
ちなみに・・・忘れられていますが、杉家長女・豊子の夫・玉木正誼(なんと乃木希典の弟)もこの戦いで戦死していますが、そんなこともスルー・・・。
当時の女性は家を守ることがしごとでした。
政治もろくに書いてくれないのに、杉家をメインに描くのではなかったのか・・・??
ホームドラマにしたかったんじゃないの・・・??
粂次郎は傷心のまま東京に帰りますが・・・やっぱり美和は帰らず。。。
ここら辺も、受け入れられませんわ。。。
親族に三人も犠牲者が出たというのに、美和が自分の作ったご飯を食べろというのも無神経なもので・・・。
前原一誠が斬首されたというナレで、萩の乱終了!!
ぽかんと穴の開いた杉家・・・。
家族が泣き明かせるように、家事を一切する美和。。。
ま、昔はそうでした。
葬儀の時は、家族は泣いているだけでいいんです。
そう、故人のために泣いてあげなければならないから・・・。
群馬では、せいが楫取家を訪問。
美和が病人をほったらかして長い間家を空けていることを暗に批判してます。
ごもっとも!!
そうなんです。
この”せい”、悪者というよりは、当時の気風の言い女性の普通のような気がします。
なので、こちらも今一つインパクトが少ないんですよね。
「とうとう最後まで、あの子に泣き言の一つも言わせんでおくりだしてしもうた・・・」と滝が言っていますが、美和にそんなに泣くことがあったのか・・・??
自分の息子も、婿もを亡くしてないじゃないか・・・??
と思ってしまう私は、血も涙もないんだろうか・・・??
そして・・・その悲しみは・・・義兄が受け止めてくれたのでした。
めでたし、めでたし・・・??
そんなバカな!!な光景です。
当時、”男女七歳にして席を同じゅうせず”ではないのか・・・??
寿がかわいそうです。
そうか・・・不倫ドラマだったんだ・・・。
そんな大河はいらん!!
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