日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:西郷吉之助

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大好きな幕末、大好きな大河だというのに、不覚にもウトウト居眠りしてしまった。

今回は、正助が主人公のようです。
ちょっと政治的に頑張ってくれると思いましたが・・・
上記の通り、居眠りしてしまいました

菊池源吾として島で愛加那と一緒に生きていく決心をした西郷さん・・・。
愛加那は、結婚したので、夫や新しくできるであろう家族の魔よけのために、もう片方の手にも刺青をしたのでした。

話は1年前にさかのぼります。
1859年・・・西郷さんのいなくなった薩摩でのお話です。
主人公は、もちろん正助・・・父は隠居して、立派になっていました。

斉彬亡き後、薩摩を思うように動かしていたのは久光ではなく・・・斉興でした。
斉彬を否定し、幕府に・・・井伊に、恭順の意を示しました。

その頃、吉祥院では・・・
幼なじみのみんながグダグダいう中、正助が囲碁をしていました。
でもって、久光と一緒に碁をやる仲に・・・
正助に負け、碁石をはらったり、短刀を抜いたり・・・ほんと、いいおぼっちゃまのやることではないなあ・・・と、興ざめの久光。。。

don3
















だいたい、男が刀を抜いたらそれなりの覚悟を持ってのことだと思うから・・・嘘くさい・・・。
ま、正助に説得されて政に関わることを決意する久光なんですけどね??
「国父様」とおだてられ、いきなりまんざらでもなくなるところが、バカボンみたいで嫌だわ・・・。
もっと、思想的に説得してほしいのよね・・・。


その頃、満寿はお由羅のお茶会に参加していました。
犬を見せたり、「部屋に籠って囲碁ばっかりやっている」と、久光をぼやくお由羅。
「黒と白の石を並べて何が面白いのやら!!」って言ってますが、太古の昔から、囲碁が戦術にいいと理解もできてない側室=お由羅がどれだけあほかということを語りたいのか??
そして、囲碁に長けているということは、政に長けているはずだ・・・神君家康公もそうだったと、満寿に軍略や政に通じているからだと言わせ・・・
「さすが久光殿、遊んでいるわけではなかったか!!」byお由羅
「・・・ほんと、バカなのか??いいや・・・馬鹿に違いない・・・」by私の心の声・・・と、こっぱずかしい話が進んでいきます。
いいんだよ・・・そんな話・・・
これでお由羅の覚えめでたくなった満寿は、褒美に犬をもらうのでした。
なんだよ・・・このBGM・・・。
なんだかなあ・・・朝ドラでもないわ・・・こんな呑気な曲・・・。
で・・・ごますりに行って怒られた満寿は、仕方なく西郷家に犬を預けるのでした。

don4
















死にかけている斉興・・・
久光に斉彬にはなれない・・・とか言う始末。。。
何が言いたいんだか・・・。
古き良き薩摩を守れと言われるのでしたが・・・頷かない久光・・・。

「十二分に生き申した。」by久光とか、
「最後のお言葉ですよ」byお由羅とか、
最後にはまだ死んでもないのに、ご苦労様でしたみたいなことを言い出すお由羅・・・
そんなに死んでほしいのか??と、違和感Maxでした。

そして・・・”しばらくして”斉興が死んで、久光が国父となるのでした。

でもって・・・斉興が死んだから寂しいからと正助の家に犬を引き取りにやってきたお由羅。
「お久しぶりね~~!!」byお由羅って、もうええねん!!小柳ルミ子がとれへんやろ~~~!!
なんやかんや、正助に隠していたことがバレ、怒られ、「何にも話してくれない!!」とか、満寿がいいだします。
呑気なBGMにのって・・・
もう・・・どうでもいいよ・・・こんな話・・・。

で・・・いきなり橋本左内や吉田松陰が殺されたから、井伊を斬るとか言い出す場面に・・・。
これで何が解るのか??
「薩摩が天下の笑いモンになる!!」とか言っていますが、何にも思想のない時点で、笑いモンだろ・・・

脱藩をしようとするみんなに・・・久光を引きずり出して脱藩をやめさせる正助・・・。
う~ん・・・なんとも瓢箪から駒状態の久光です

時が満ちるのを待て!!脱藩するな!!不忠はするな!!

と言う久光にいきる面々でした。

諭書は正助が書いたのでは??チクったのか?とみんなに言われ、自分が書いたと言えば、国父様を貶めることになる。自分ではないとしか言いようがない・・・なんて、そんな言い方ある??
自分が書いたって言ってるようなもんじゃん・・・
もっと飲み込めよ!!

う~ん・・・売ったとか、救ったとか・・・そんな話、どうでもいいよね・・・。
「そんなことまでして出世したいのか?」みたいな、ヤンキー張りの語彙のなさに失望・・・。
おまけに正助も正助で、「出世したか~~~!!」とか大声で言う始末・・・。

この藩を変えるとか、変えられんとか・・・
ケンカまみれな幼なじみですが・・・
吉之助を呼び戻す嘆願書を正助が書いていたことを知ると、もう仲直り・・・。
何がしたいんだか、全くチープな仲間です。
ほんと、少年漫画でも、寡黙なbrainキャラがいると思うんだけどな・・・。
もしかしてそれがこの正助・・・??
なんだかなあ・・・。

don
















でも、納得できない有馬新七!!袂を分かったか??

何でもお互い話そう!!と、約束した正助&満寿ですが・・・
どうして吉之助のように、みんなを束ねることができないのか?と、悩みを打ち明ける正助・・・。
う~ん・・・みんなを束ねてましたっけ??
一体何をしたんでしょう?吉之助。。。
こんなときに吉之助さんがいてくれたら・・・みたいなことを言う正助に、「そんままの旦那さんがよか・・・」とか、フツーのことをいう満寿。

色々話をするからついてこれるか??と言い出す正助ですが、始まってはや6か月・・・小難しい話は一切なしの西郷どんで、どんな難しい話が出てくるのやら・・・??
みんな待ってるんだよ!!その小難しい話を!!
命をかけた話をさ~~~!!

その頃、吉之助は南の島でラブラブでした
そこへ正助からの手紙が・・・
なんと、桜田門外の変なんだそうだ・・・。

don2
















え~~~!!
佐野史郎さん無念!!演じることも許されず??

殆どが元水戸藩脱藩浪士の中、薩摩藩士が1名いました。
そして、その一人が井伊を斬首・・・彼の名は、有村次左衛門・・・有村俊斎の弟でした。

この桜田門外の変によって、それに参加したほとんどの者が自刃、刑死・・・
彦根藩も、大老を守れなかったことで切腹、お家断絶・・・と、散々な結果に終わったのです。
そんなこんなも全く触れず!!

「おいの弟たちが・・・!!
 大義のために、命を散らしたっちゅうとに、おいたちはこげなところでないをしちょっとじゃ・・・!!」by有村俊斎

弟たちの髻を手に、慟哭の俊斎!!

ですが・・・いきなり脱藩とか、血生臭いこと言われても、誰が死んだのかもわからないようなキャラクター・・・
何も感じないわ・・・。
有村次左衛門も、書こうと思えばとってもいいフィクションも書けただろうに・・・
どうして水戸浪士の中に一人いたんだよ・・・とかね??
何が悲しくて南国のラブラブを見ないといけないんだよ・・・

血生臭い・・・幕末をする時点で、それはわかっていたはず・・・
何の思想もなく、なんの志もなく、ただ叫ぶキャラを見ているのが辛い・・・

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あらまあ・・・今回もダイレクトな副題で・・・。
でもね、それなら「上様の死」はどうなるんだよ・・・。

今回は、全く訳の分からないままドラマが終わってしまいました。
わが家では、文句を言いながら見ている私の横で、「そんなん史実やからなあ~~~!!仕方ないわなア~~!!」というわが家の旦那さんの言葉が茂蔵のごとく1時間聞こえてくるだけでした。

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「そんなん、怒っても、これが史実やろ~~!!」って!!

では、そんなめちゃくちゃな史実をどうぞ!!

前回、「俺が将軍になろう!!」と、啖呵を切った慶喜。。。
将軍が慶喜となるように、朝廷に口添えを近衛&月照にお願いしに行く左内&吉之助。

帰ったのか??
貴族を前に、飛んで出ていくなんとも作法のなっていない左内&吉之助。
そして、月照の数珠が・・・。なんと不吉な!!
同じく左内&吉之助も鏡のように割れてしまいました。
何のこと??不吉ってことかな??

ということで、OP。始まり始まり~~~!!

江戸城では・・・”次期将軍の事で、思いを一つにした家定と篤姫が・・・”とナレ。
この二人で将軍が決まってしまうのなら世話ないんだよ!!と言いたくなってしまう。。。
仲睦まじく過ごす二人・・・。

don1















上様は、秋でもないのに柿を書いていました。
秋になったら、甘い柿を食べようと約束するのです。
が・・・いきなり倒れる上様。。。

またいきなりかよ・・・。
持病の脚気が悪化して、予断を許さない状況に・・・!!
そこへやってきたのは、悪者丸出しな井伊直弼・・・

don2















井伊が用意したのではなく、自ら「筆と紙を・・・」と、御所望して持ってこさせます。
??ちょっと足りないんじゃなかったの??上様。
と思いつつ・・・。
ああ・・・このシーン、2年前にも見たような気がするけど・・・その時みたいに感情移入できないわ・・・。
そして、次の公方は井伊の陰謀通り、慶福となりました。
「たのむ・・・!!」by家定
こんな都合よく言う訳ないだろ??って感じ。
いや・・・策を弄するにも、演じるも恥ずかしいほどの拙い演出でした

おまけに、突然大老に就任する井伊直弼。
ナレで、突然って言っちゃってるのもおかしいよね?何が突然なんだよ・・・。
なるならなるで、策を講じてくれ!!
手に持つ赤鬼も恥ずかしい・・・。

そして、条約締結に向けて、跡継ぎ問題も一気に解決に動き出す!!
ああ・・・井伊直弼は、もともと14男なので、部屋住みで終わるはずでした。
なので、文化芸術にも明るいし、政治の事もよく勉強していました。
開国する以外に方法はないということで、一生懸命考えた末の開国だったんですが・・・
なんのこっちゃのいきなりな展開です。

跡継ぎが紀州・慶福ということで、知らせるべく薩摩に早馬・・・でなく、吉之助がで走るようです。
江戸で、京都で何かあったらどうすんねん!!

紀州・慶福となったということで、ご満悦の本寿院。。。
納得のいかない篤姫・・・。
この時点で私と旦那さんは・・・
「??こんなに呑気な話し合いで、上様、もう死んじゃったん??」でした。
まだ生きているのになんだか緊張感がまるでありません

そこへ・・・賢く慶福登場!!

慶福のあいさつで、まだ生きていることが分かったわ~~~。

don3















嬉しそうに慶福と話をする本寿院ですが・・・自分の息子が死の淵を彷徨っているのに高笑いです。
自分の子はいいのか・・・??

ドロドロになりながら、道なき道を走る吉之助・・・だから、馬に乗れよっ!!
その格好のまま、斉彬の元へ・・・!!
何が分かったのか??斉彬。。。
う~ん、全くわからん視聴者です。

いきなり馬を走らせる斉彬に斉彬を有難がってひれ伏する農民たち・・・。
あんたたちが重税に苦しんでいるのはこの人のせいだからね・・・??
って・・・この何かあったら壮大な自然でロケをするという展開必要なのかっ??
ということで、西郷が初めて声をかけてもらった場所へきているのでした。

「夢は砕けた・・・」by斉彬。

う~ん・・・そんなこと言わないと思う、斉彬さま。。。
本当の斉彬さまはこちら。
「幕末ヒーロー列伝~これが薩摩藩の底力だ!!~」

ドロドロになって、失意のどん底で家に帰ってきた吉之助。
やっぱり嫁に行った妹は家にいました。

don5















何でか知らないが、殿からお役を解かれてしまったらしい・・・。
??そんなこと言ってたかな??

何もできなかった・・・万策尽きた・・・と、泣きごとを言う吉之助。
「やっせんぼ・・・」と言いつつ、励ます正助・・・。
やっせんぼの意味もあんまり解んないし、女の格好して知ろうとしたとか、御前相撲で殿を投げ飛ばしたとか・・・それをやり抜いてきた吉之助がスゴイと言い出す正助・・・。
「そいが・・・俺の知っちょう西郷吉之助っちゅう男じゃ。」by正助
ふ~ん・・・この大河が始まるまで、きっと誰も知らんかったわ・・・。と思ってしまった

西郷さんは基本、軍人です。
清濁併せ飲める男だと思っています。
なので、もっと策を・・・賢いところを見せてほしいものだと思うんです。
でもって・・・庭先で相撲を取る吉之助・・・もっとやることないんかい!!と、こちらも突っ込みたくなります。

江戸では、将軍継承に勝利した井伊が、幕府を意のままに動かし始めていました。

上様が身罷られました。
家定の死が公表されたのは、亡くなってから1か月後の事で、条約が全て終わるまで伏せておいたという・・・
将軍継承問題は、南紀派の勝利に終わりました。
と、全て井伊が目論んだふうな感じに仕上がっていましたね。

う~ん・・・この将軍継承問題に関しては、斉彬、春嶽、慶喜も謹慎蟄居でした。

みんなが無理ってことを諦めなかった・・・などという正助の言葉が吉之助に頭の中でリフレイン・・・。
突然、殿の元へ押しかけて・・・

「兵を挙げてたもんせ!!
 こんままでは、異国に飲み込まれてしまいもす!!
  そげんなる前に、殿が立ち上がり、こん国を守ってたもんせ!!

 向かうは江戸ではなく京!!」by吉之助

展開速すぎて何を言っているのかわかりません。
天子様に詔を改めてもらって幕府に開国を迫ろうというのです。

斉彬さまはわかったようで・・・

「西郷!よういうた!!
 まさか、あのやっせんぼに言われて腹が決まるとはな!! 
 泣くな!!
 西郷、今すぐ京へ戻れ!!
 道中我等と思いを同じゅうする諸藩に告げよ!!
 京へ着いたら近衛さまを通じてすぐに天子様にも申し上げよ。
 支度が出来次第、わしもすぐに後を追う!!
 京で会おう!!
 西郷、今からお前はわしになれ!!」by斉彬。

??何言ってんねん、突然!!って置いてきぼりの視聴者(私)です。

戦じゃ、戦じゃ、と、喜ぶ幼なじみたち・・・。

京に来た吉之助ですが・・・
お虎という女性が登場!!
「お虎・・・おこしやすは一元さん、西郷はんはお得意はんやからおいでやすでええんや!!」
そんなんどうでもええねん!!
朝ドラでやってくれよっ!!

左内、月照と密談です。

そしてお虎が案内してきたのは・・・俊斎でした。
嘘をついて、江戸を出てきたのだそうだ。
そんなんも、どうでもええねん!!

吉之助お虎もどうでもええねん!!
大体、メロメロになるほどこの西郷どんは魅力的かい??

そして、用意のための教練中・・・いきなり斉彬死亡!!

don4

















「安政5年7月16日。
 島津斉彬さまはこの世を去られました。
 あまりに突然な、そして心を残してのご最期でございました。」

??いきなりナレ死でした。
あんなに吉之助に影響を及ぼした人なのに・・・こんな死に方って・・・どうよ??

「西郷・・・」と、最後まで、西郷な殿でした。

ああ・・・今回は、何につけても残念な回でした。
幕末の志士たちが魅力的なのは、彼らに思想があって、正義を待って、大義名分があるからです。
何を考えているかもわかんない西郷どんにどんな魅力があるのか?ほんと、わかりかねます。

今回で斉彬さまが亡くなったわけですが・・・斉彬さまは「日本一致一体」を唱えていました。
今回は、新政府軍を主人公に置いているわけだから、斉彬さまの考えである「日本一致一体」「挙国一致」を学んでいた薩摩藩士たちがいたからこそ、スムーズに明治維新がなされたとドラマの筋をもって行く方がかっこよかったんじゃないかと思います。
西郷的にも、斉彬的にもね。

そうして、井伊にも井伊の正義があったわけで・・・
井伊がどうして彦根藩にいるのか??
それは、井伊の赤鬼と呼ばれた家康の信頼篤い井伊直政が大坂に目を光らせておくために西に・・・彦根に置いたということです。
それだけの信頼が、井伊にはありました。
そして、お正月の将軍様へのご挨拶は、私の記憶違いでなければ、井伊が最初だったように思います。
つまり、譜代の中でも、井伊は特別で、将軍様のためには、徳川のためには命を捨てる覚悟がいつでもあったということなのです。

つまり・・・
将軍に仇名す者は自分が死のうが引き受ける・・・たとえ殺されようとも・・・!!
それが、譜代大名・井伊家の務めだったのです。

ということで、この大河では全く腹黒いというか、「将軍様を慶福に・・・」以外、何を考えているのかわかんない井伊直弼ですが、将軍様のためを思って信念を持っていました。
桜田門外の変も、暗殺されるのを解っていてお供を増やすことなく登城したともいわれていますし・・・。
とにかく、勝てば官軍ということで、今は明治維新の人々が築いた時代です。
つまり、薩長の人々が作った世というわけです。
なので、安政の大獄で吉田松陰先生を殺してしまったことで、極悪人になってしまった井伊直弼なのです。
彼には彼の正義があったことを解ってほしいのでした。

佐野史郎さんって、すごく歴史に詳しいんだよね・・・ナビゲーターするぐらい。。。
どう思って井伊直弼を演じているんだろう・・・

「独裁者か?英傑か?~大老・井伊直弼~」はこちら
「無念なり!悲運の大老~井伊直弼・開国への決断~」はこちら
「井伊直弼 鬼か改革者か!?」はこちら
井伊直弼~死によって歴史を変えた大老~はこちら

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感想(1件)



間違っていないですよね?
題は「西郷どん」・・・「篤姫どん」ではありません

江戸に来た吉之助は、斉彬の手足となって働くお庭方となりました。
そして・・・書状を水戸斉昭に届けました。

そして、その報告を斉彬に・・・
面白い男だと、太鼓判を押される吉之助ですが・・・いったい何をしたんでしょう??
一橋慶喜と昵懇になるように言われるのでした。
って・・・お庭方なのに、何も教えてもらっていない西郷です。

篤姫に・・・国から手紙が届きました。
そのしらせは・・・大好きだった実父の死でした。

ヒー様に会うために・・・懇意になるために、品川宿にやってきた吉之助・・・。
またもや薩摩メンバーは遊んでいる模様・・・
って、あんたたち、お国の大事はええんか??

「ヒー様はおいでになっちょりもすか?」

と、あからさまにヒー様を探す隠密の吉之助。
でもって、こんなとこも結構セキュリティーというか、個人の秘密をしっかり守ってくれるはずなのに、案内してくれました。

don















いやいや、無粋でしょう・・・。
と思いつつ・・・。

「ああ・・・一橋慶喜だ・・・
 こんないい男が世の中に二人もいるわけなかろう。」

と、あっさりと自分が慶喜であると認める慶喜・・・

大きな声で話し始める吉之助です。
って、吉之助、隠密なんだからっ!!

「おおかた・・・俺のことを調べろとか何とか、島津の殿から言われてきたんだろう?
 俺は、将軍になどならぬ!!
 いろいろ動かれて、迷惑しているとそう伝えておけ!!」by慶喜

「ないの話でございもんそか?」by吉之助

「俺の言った言葉をそのまま伝えればよい。
 それがお前の役目だろ??」by慶喜

って・・・薩摩の隠密がバカだって、バレて最悪でしょ??
この展開!!
なめられること間違いなしってほどの、何にも知らない西郷です。
西郷の存ぜぬところで歴史が動いているのね・・・きっと。。。

で・・・隠密なのに、外で男が立ち聞きしているのに気も付かないのです・・・

そこへ・・・医者を探す声が・・・。
おタマが倒れたという・・・。

何とやってきたのは、立ち聞き男!!

「そこのお方、ちょっとその短刀を拝借したい!!」と、吉之助に言います。
そう・・・その短刀には島津の紋が入っていました。
??そういえば、あんな見えるところに差していて・・・薩摩のみんなはわかんないのかしら・・・??

「瀉血」を施して、去っていくその蘭方医・・・越前から出てきたつまらぬ者だそうです。
これが、橋本左内との出会いでした。

将軍にはなりたくないと言っていると斉彬に報告中・・・
篤姫が行方不明となったことが判明!!

「西郷!!近う!!
 もうひとり、一筋縄ではいかぬ者がおるようじゃ・・・
 篤がおらぬようになった・・・」

すぐに連れ帰るように命令されます。

って・・・他の人は探さんのかい・・・??

don5
















綺麗なベベを着ている女性を発見!!
「篤姫様・・・??」
その女性は別人で・・・着物を取り替えてもらったらしい・・・。

「その着物を着とった姫は・・・女子は・・・」と、探しているのが姫だとばらしてしまう吉之助・・・。

そして、あっさり海辺で見つけるのでした。
って・・・このエピ入れるほど?・・・すぐに見つかったじゃん・・・。
昔っからよくある姫様の衣装交換の巻でした

don2














無性に海が恋しくなったんだそう・・・。
今和泉の父が亡くなったので海が見たかったのだそう・・・。

この海は、薩摩に繋がっているとか、悲しい時は泣いたらいいとか・・・当たり障りのないいいことを言ってる吉之助ですが・・・国の大事も頑張ってください。

「父上~~~!!父上~~~!!・・・・!!」

泣き崩れる篤姫ですが・・・はしたないこの上ないとしか言いようがありません。
斉彬は篤姫を嫁に出しても大丈夫か??みたいな言い方をしますが、ここら辺の普通の人の泣きじゃくるような表現は、姫様にとってはダメだったんじゃないかしら??
もっと人間的にしっかりしていて、押し殺して、耐え忍ぶ姫の方が、日本人らしくっていいですよね・・・。
私の考え方が古いんだろうか??

「西郷!!めそめそするな!!しっかりせい!!
 西郷、改めて礼を申すぞ。
 ありがとう・・・それと・・・今話したことは、我等だけの秘め事じゃぞ。」by篤姫 

??なんのこっちゃ。

なんに対しての礼で、なにが秘め事なのか??
秘め事が、男女の秘め事・・・みたいに使われることが多いので・・・男女の間の・・・しかも、姫と下級武士の秘密なんだから・・・「秘め事」という言葉は使ってほしくなかったなあ・・・。

「改めて申し渡す。
 我が娘として、薩摩の姫として、輿入れしてもらいたい。
 輿入れ先は、徳川家定・・・紛うことなき公方様じゃ・・・!!」by斉彬

ビックリ仰天の篤姫&吉之助です。

って、なんで知らんねん??
篤姫となった時点で、解ってたことじゃないのかな??って思うんです。
才女だったから、斉彬の白羽の矢が立ったんじゃないの??

で・・・幾島登場。

don3














篤姫の花嫁修業が始まりました。
そして、西郷には・・・篤姫様付用人という仕事を任されたのでした。

あ・・・なんだか、コメディー・・・嫌だわ。。。

三つ子の魂百までって言葉があるように、しぐさはもともと備わっているものと思っています。
気品のある所作は、子供のころからの躾だと思うんです。
今からコントのような・・・見るに堪えん・・・。
大河でなくて、朝ドラならよかったのにね・・・

don4















ちなみにこの幾島、薩摩出身でありながら近衛家に仕えていました。
というのも、薩摩藩主・島津斉宣の娘である郁姫が、京都の公家・近衛忠煕に嫁ぐことになった紗位に、幾島は郁姫仕えて京都に行きました。
そして、郁姫の元、近衛家に仕えます。
郁姫が亡くなった後も、京都に残って近衛忠煕に仕え・・・
つまり、島津斉彬の養女になって、それでも位を・・・ってことで、五摂家筆頭・近衛家の娘となり将軍家へと嫁ぎます。

どうして外様である島津が五摂家筆頭の近衛家と関係があるのか?
どうして外様である島津が将軍家へ輿入れできるのか??
何もかもすっ飛ばしているので、何がなんだかわからないし、説明がない・・・違うな・・・説明をドラマ化してくれない・・・だからこそアホな篤姫、アホな吉之助に成り下がってしまっている・・・んだと思う。


そんな西郷を、勝手にあがって待っていたのは・・・

「僕は越前福井藩の藩医、橋本左内と申します。」

と・・・吉之助が斉彬の密命を帯びた男だと知っていました。
そして・・・自らも、こう名乗るのです。

「ご心配下さるな。僕も西郷さまと同じ・・・我が主、松平越前守慶永よりの密命を受けて動いております。」by左内

って、いいんかい・・・密命を帯びてるんだろ??

「本日は、我が主よりの書状を内密に薩摩守様にお渡しいただきたく参上いたしました。
 例の企ての事でございます。」

橋本左内・・・密偵か・・・
もっと、大きな・・・重要人物なのにね・・・

が・・・何にも教えてもらっていない吉之助はチンプンカンプンです。

「一橋慶喜さまを次の将軍と成し奉る謀でございますよ。」by左内

「一橋様が・・・!!??次の将軍・・・!!??」by吉之助

と、大声をあげて、左内に怒られちゃいました。
密偵失格だろ・・・

その頃、篤姫はまだまだ多くのことについて勉強中でした。
どうして島津が外様なのか??みたいなことを勉強していますが・・・・
ほんと、この篤姫はあほなのか??バカなのか??
そんなことは、解っていて当然の事なのでは??
そうして、どうして篤姫が輿入れできるだけの力を持った薩摩藩なのかを・・・!!

斉彬たちの考えていることを、教えてくれるのが橋本左内・・・
どうして篤姫がお輿入れするのか・・・
どうして他藩の人間に教えてもらわなければならないのか・・・??
ほんと、西郷をここまで侮辱する書き方って・・・どうよ・・・。

「西郷さまは、本当に何もご存じないのですか?」by左内

そうだよね、このドラマを見ている人はみんな頷いているよ・・・ホント・・・。

何にも知らない西郷に・・・勘違いをしていた・・・と、

「こんな男を買いかぶっていたとは・・・
 今した話はすべて僕の妄想故、忘れてくれ!!」by左内

と、コントな薩摩のみんなにゲンナリして帰っていく左内なのでした。


斉彬に・・・
篤姫の輿入れのことでどうしても聞きたいことがあるという吉之助・・・
一橋様をどうして次の将軍様に推すのか・・・

「異国が度々押し寄せる今、この日本には一刻の猶予もない。
 この国を守るため、異国と互角に渡り合える秀でた公方様にお代わりいただかねばならぬ。
 そのために、一橋様が必要なのじゃ。」by斉彬

「そいなら、篤姫様は、ないのためにお輿入れを・・・??
 篤姫様は、公方様のご側室になられ、お世継ぎ様をお産みになる・・・。
 世にも羨ましか幸せをそん手につかまえっとでございもんそ。」by吉之助

「於篤はな・・・於篤は不幸になる・・・」by斉彬

徳川に輿入れすることは、そんな不幸なことなんだろうか・・・。
どんな将軍であっても、それは光栄なことで・・・。
篤姫と家定は結局、仲が良かったわけで・・・
今の篤姫では、バカっぽすぎて、将軍の御台所の何たるかを・・・そして、あの家定公と仲良くとかやっていけないんじゃないかと思っちゃいます。

つまり・・・不幸になるのは家定公だったりして・・・

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う~ん、今回は、ちょっと一休みな回でしょうか?
でも、斉彬さまやお篤のの登場で、とっても大切な回だったんでしょうね

1851年・・・斉彬が薩摩にお国入りをし・・・みんなはとっても期待大!!
これから新しい政策が始まるのか・・・??
そんな空気に満ち溢れていました。

そんな折・・・殿さまが御前相撲をするという・・・。
優勝賞品は、米俵10俵!!
みんな大ハッスル!!ハッスルって・・・古いかしら・・・??

そんな中、正助は相変らずの蟄居で勉強中!!

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斉彬の政策は・・・斉興の政策をそのまま継ぐというものでした。

「「襲封して3年、先君の政、曲げること叶わじ」とあるが、如く余もそれに倣う!!
 先代の時に劣らず、更に励んでくれ!!」by斉彬

つまり・・・正助の父も島流しから帰ってくることはなく、また正助もそのままの蟄居・・・??
どうしても理解できない吉之助たちは、御前試合で殿にお目見えし、直訴することを目論みます。

糸に・・・縁談話が・・・。
正助→糸→吉之助なのにね~~どうする??
そして、この御前相撲には糸の縁談相手も来るようです。

当日・・・そこには茶目っ気たっぷりの・・・篤姫が・・・!!
相撲男子・・・みんなのテンションMaxです!!
下鍛冶屋町の代表は、村田新八でしたが、食べ過ぎてお腹を壊して、西郷吉之助に・・・。
何ともベタな展開です。が・・・年配の方にはこっちの方が、わかりやすいのかな・・・??

「おいは・・・下鍛冶屋町、西郷吉之助でごぜもす。」by吉之助
「西郷・・・吉之助・・・??」by斉彬

う~ん、吉之助は、いっぱいお手紙を書いていたわけだから、直訴はお手紙でもよかったんでないかな?と思うんです。
こんな風に大っぴらに直訴しちゃったら、切腹もんですよ??
と思っていたら、村田新八の代わりが認められて、吉之助が御前相撲に出ることに・・・!!

篤姫は、もう一人の姫とどちらが勝つかかけることに・・・。

う~ん、個人的には、北川景子さんは綺麗ですが、あんまりお上品ではないかな?というか、和風な顔ではないかな??って思っています。
なのですでにちょっと・・・
おまけにお転婆を印象付けるためか、賭けをしたり、お菓子を一口でパクッと食べたり・・・それ以上に品がないなあ・・・と思ってしまう残念な仕上がりでした

ま・・・今はまだ若く、天璋院篤姫ではないのにしてもね・・・
糸にしても、男性と一緒にいたり、正助のもとに通ったり、吉之助におんぶされてみたり・・・当時の人のお転婆を表現しているのかもしれないけど、こんな女性は結婚すら出来ないでしょう
糸は、山本八重子のように鉄砲をぶっ放したり、寿桂尼や、直虎のようにおんな城主であったわけでもないのに・・・普通の女性なのに可哀想です
ま、史実通り、西郷と糸が16歳の年の差を考えて、吉之助が女の子をおんぶするなら、ほほえましかったでしょうがね・・・

正助は糸が西郷が好きなことを知ってしまい・・・
吉之助は、糸の縁談相手と決勝戦をすることに・・・。
そんな決勝戦に斉彬と賭けをするお篤。
もちろんどういう訳か、篤姫は吉之助を応援します。
??吉之助の何を知っているというんだ??
その肉体美か・・・??

don















ケガをした相手に、正々堂々と戦ってかつ吉之助。

そして、負けじと斉彬も相撲をし出す始末・・・さっきの決勝戦はデモンストレーションか、前振りか・・・??

don4













「いけ、西郷!!」と何回も、はしたなく叫ぶ篤姫・・・

そして・・・勝ってしまった・・・
切腹させられるかもしれない・・・吉之助・・・。
って、心の広い斉彬さまはどこにいったんだい・・・??
そして・・・その牢にいた洋装の先客は・・・いったい誰・・・??

ということで、この洋装の男の会わせるために投獄だったのかな??とも思います。

ま、今回の内容は、創作なのでどうでもいいですが、この作品は、明治維新で終わるのかな??とも思えます。
西南戦争までやって下さいよ~~~
これからいろんな謀略の渦に巻き込まれていく人たちです。
外圧がなければ根本から変われない日本・・・
その外圧があって変わったのは、乙巳の変と明治維新・・・長い日本の歴史の中で、2回だけです。
御前相撲が悪いわけではない・・・コイバナじゃなく、もっといろんなことを・・・
例えば御前相撲なら、もっと斉彬と絡ませてくれるとか・・・
去年と違って、行事が目白押しの西郷さんなんですが・・・。
これからのいろんな心の動きを丁寧に書いてほしいなあ・・・と思います。
とにかく、正助との間には、三角関係じゃなくって、語らなくてもわかる友情をお願いします

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第1回目から6年・・・もう18歳、大人になってしまいました、西郷どんです
名前も小吉から皆さんご存知の吉之助へ!!

前回「強くなれ!!」と、斉彬に言われていた吉之助は、頑張って「郡方書役助」になっていました。
って、どうやってこの職にありついたのか??っていうところは語ってはくれないのね・・・。
この仕事はつらいですね・・・貧乏な農民から年貢を取り立てる役です。
ま、下々の者の苦しさを目の当たりにできる、将来を切り開いていく西郷さんにはいい職だったのかもしれません。

上司と一緒に年貢の徴収に勤しむ吉之助ですが・・・
あまりの貧乏に、借金のかたに売られていこうとしている娘・ふきを見つけました。
そして、自分の家も裕福でないにもかかわらず、有り金全部渡してしまいました。
腹を空かせて待っていた弟・妹たち・・・しかし、家に入れるお金はありません・・・。

ということで、自分なりに一生懸命人助けを頑張っている吉之助です。

don4















そして、3歳年下の親友・大久保正助(利通)は、お城にあがって記録所書役助となることに・・・。

don















助けた娘のもとを訪ねる吉之助・・・。
何もすることにできない非力な吉之助は、自分の分のおにぎりを食べさせるのでした。

その夜・・・正助のささやかな昇進祝が開かれました。
そこへやってきたのは糸・・・赤山先生の家で、お手伝いをしているとの事・・・。
ん??正助、ひとめぼれのようです

don5















視聴者の方々に、いろいろ、薩摩藩の現状を教えてくれてますよ~~~!!

薩摩藩の年貢の取り立ては特に厳しく、不正やわいろも横行し、百姓たちは苦しい一方でした。

そしてふきは、やっぱり売られていくことに・・・。
どうする、吉之助??
家老・調所のもとへ行く吉之助・・・。
定免法から検見取にしてほしいと願いに行きました。

「そこまで申すなら、やってみよ!!」by調所

ということで、許可をもらって頑張り始めましたが・・・余裕の調所です。

「上手くいくはずがなか・・・!!」by調所

don3















ということで、手伝ってくれるのは糸。
って、仲いいねえ~~~!!
男女7歳にして・・・だから、一緒に歩いちゃダメだろ・・・??

百姓を助けたい一心で倹見取を始めたものの・・・隠れ里・・・というか、隠し田を見つけてしまいました
倹見取をするとこの田の年貢も払わなければいけない・・・

どうか・・・倹見取は、勘弁してほしいと、百姓たちに土下座されてしまいました。
そう・・・調所は、この事をわかっていたのです。

赤山先生に、斉彬に会いたいと懇願する吉之助ですが・・・
甘いなあ・・・赤山先生は、明日の早朝、斉彬が薩摩を発って江戸に向かうことを教えてくれました。

意見書を出すために、斉彬に会いに行く吉之助と、それを止める正助!!
友情ですね~~~!!

その日の朝、斉彬に会おうと出発した吉之助。
ふきのもとへ、糸登場!!
なんでも貧しくて、ふきを家で雇えないと・・・
そこへ借金取り登場!!
連れて行かれるふき!!そして、糸は、今はダメだろう~~~な、吉之助を呼びに走る走る~~~!!

「吉之助さん・・・ふくさんが、ふきさんが・・・借金取りに連れて行かれる・・・!!」by糸

来るなよなあ~~~糸!!

あ~あ、若殿・斉彬に会いに行くのはどうなったのよ??
斉彬を引き留めてくれる優しい赤山先生ですが・・・

家のために、喜んで売られていくというふき・・・
って、ふきが一番大人じゃんよ~~~!!

「お侍さんに会えてうれしゅうございました。
 今日も美しかこと・・・
 私はこん薩摩が大好きじゃ・・・」byふき

斉彬を待たせて・・・一向に来ない吉之介。

「今頃きっと百姓のために、この薩摩のどっかで泥にまみれて駆けずり回っておりもそう・・・」by赤山先生

「残念だな・・・」by斉彬

って、二人とも、優し過ぎるよ~~~!!

don6
















「おいは・・・立派なお侍なんかじゃなか!!
 女子ひとり救えん、やっせんぼじゃ~~~!!」by吉之助

ということで、全てに失敗した何とも青い西郷吉之助です。
今回は、薩摩の台所事情、お家の事情なんかをきっちりと教えてくれましたね。
個人的には、どうして糸とのお話がたくさんあるのか?不思議です。
最後の西南戦争に向けて、そこはやっぱり大久保正助との友情をみっちり、きっちりと書いてほしいと思っていますから・・・。

二人は何もかもわかっていて袂を分かったのだ・・・と私は思っています。
西郷が人身御供の神輿となった時、大久保は自ら西郷に会おうとしませんでした。
きっと、時代がこうなることを、運命を二人はわかっていたからだと思います。
そんなこんなを演出するためにも、二人の友情は欠かせません。

青臭くって見てられない・・・と思うかもしれませんが、こういうのは最近の時代劇には必要かと思っています。
私が幼いころ読んだ本に「ガラスのうさぎ」という本がありました。
戦時中のことを書いた本なんですが、戦時中の事なので今の子が見たこともない描写がたくさんあります。
何回かあったアニメ化を断ってきた原作者の高木敏子さんは、最後にはアニメ化を許可します。
それは、例えば「防空壕」とか、「防空頭巾」とか、「モンペ」とか・・・当時の言葉が最近の子には理解してもらえないから・・・という理由から。=視覚からの説明が必要だったからだとしています。

それと同じようなことが時代劇にも言えると思います。
私が子供の頃は、時代劇がたくさんありました。
「遊郭」「女郎」も沢山出てきて、”昔は、貧乏だったら娘は売られた”ということを、普通に理解していました。
山本有三さんの小説「路傍の石」でも、「どうして息子が娘でなかったのか?」=(借金のかたに売れるのに・・・という意味)と、父親が言った言葉を、子供だったので「どうして女の子がいいんだろう?」と、わからずにいた主人公がいました。結構この文章は、子供だった私の中で衝撃的でした。

と、話はそれましたが、今の若い子たちには、いろんなことを説明しないとダメな時代劇になっているんだと思います。
だから、子供を売らなければならないほど薩摩は貧乏だった(薩摩だけではないけど)ということを、表現したかった回なんだろうなあ・・・って思います。
そんな目で、1年間見てみようかな??

歴史は当時生きていた人たちがみんないなくなって・・・100年ぐらい経たないと歴史にならない・・・と、言う風なことを司馬遼太郎さんは言いました。
それこそ、150年以上たった今、面白い作品に出来るんじゃないかな??って思います。
ということで、今回は、水戸黄門のように、暴れん坊将軍のように、遠山の金さんのようには解決できなかった青臭い西郷さんでした

この「立派なお侍」って言葉が、ず~っと芯になっていくんでしょうね。

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