日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:酒井忠次

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いよいよ最終回です。
とにかく、実在しているのかもよくわからない井伊直虎という主人公を、1年間もドラマとして成立したことにビックリ!!と同時に感心しています

それでは・・・最終回!!

「敵は本能寺にあり!!」ということで、明智光秀の謀反によって、信長は亡き者に・・・!!

そして、その混乱に乗じて、三河に帰ってきた家康です。
そうそう・・・伊賀越えもせずに・・・??

明智に謀反を持ちかけられながら・・・何食わぬ顔で、信長の弔い合戦に向かう家康でした。

この半年後に死んじゃうのに、ピンピンと元気に堺にいた直虎は・・・??
井伊に戻ることに・・・。
ということで、龍雲丸とはまたお別れ・・・なのでした。

龍雲丸は、南蛮船に乗るという・・・
「共に行きますか??」って、もう死ぬ直前なんだよ~~~!!直虎はっ!!
水筒を選別にもらって、別れる龍雲丸なのでした。

信長の弔い合戦に馳せ参じた家康ですが・・・
すでに明智は討たれていました。
そして家康は、甲斐・信濃に侵攻していきます。

浜松では・・・
謀反の証拠となる光秀の息子・自然をどうするか・・・悩んでいました。
直虎は自然を井伊谷の隠し里へ・・・。
と思っていたら、万千代登場!!その子を徳川が預かるという・・・。
と、於大登場!!
って、それこそおばあさんじゃん・・・
この時点で嘘くささ100倍になってしまいました。

「お家のためにござりまする・・・」と、渡すように・・・

naotora4
















そこへやってきたのは織田の者・・・「明智の子」を探してやってきたのです。

「この子は、亡き信長公のお子じゃ!!」by直虎

と、信長の子にしてしまいました。
信長にもらった茶碗をもって、本人と認めさせてしまいました
ちょっと強引かな??とも思うんですが・・・
もし、信長の子であって、こんな騒ぎになっていたら、迎えが来るんじゃないの?なんて思ってしまいます。

実際、龍潭寺四世・悦岫永怡は信長の子では?と言われています。
もちろん、あの茶碗は本人がもっていたという説もあります。
が・・・自然に関しては、明智光秀の五男ともいわれています。

明智光秀が豊臣秀吉に負け、討ち死にした後、近江坂本城で自刃したとされています。

ま、創作でも何でもいいんです。
嘘が真になることもあるしね・・・でも、かなり強引でしょう


いきなり咳をし出す直虎。

「治らんのう・・・」by直虎
って、いつからだよ??
先週堺に行ってたじゃん!!って、ツッコミ入れたくなります

そして、直虎は、自分の死を悟ったのか、井伊谷のみんなの行く末を考えだしました。

「面の世で上手くいかぬものは、必ず出続けましょう。
 さような者たちを逃したり生き直す場を与えたり・・・世に戻るための洞穴のような役目を果たすところがいるのではないかと・・・。

 そのためにも、ここにはもはや世捨て人がおるだけただの一つの寺があるだけだとした方が、働きやすいのではないかと。」by直虎


「逃げ回り、策を巡らし、挙句潰してまで・・・
 それでも命脈を保ってきた井伊じゃ・・・。
 それは、井伊が負うべき役目なのかもしれぬの・・・」by南渓和尚


なんて話は終息に一気に向かいます。
近藤殿の屋敷で倒れてしまった直虎・・・。


その頃、徳川は北条と戦うことになってしまっていました。
笛を吹いてほしいと家康に頼まれた万千代・・・どこを探しても笛がありません。
笛は・・・??
その頃、笛は、直虎の耳に聞こえていました。
笛に誘われてやってきたのは井伊の井戸・・・
そこには、亀が・・・笛を吹いていました。

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そこには鶴も・・・。
「まあ、とにかく行きますぞ!!」by鶴

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「行くんだったら。俺も連れてくれよ~~!!」by龍雲丸

ということで、みんなで旅立ってしまうのでした。

naotora















そして・・・笛は直虎の手元に・・・。
直虎が守った井伊谷の村のみんなに見送られて・・・。
その地には、沢山の穂が!!

家康のもとにいる万千代に井伊からの知らせが・・・
手紙を読んだ万千代の目には涙が・・・!!
みんなの心を表すかのように大粒の雨が・・・雷鳴と共に!!

北条と和睦をしようと考えている家康の面々。
気もそぞろの万千代ですが・・・

そこへやってきたのは南渓和尚。

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弔いに行けない万千代に笛と・・・碁石を渡します。
だから。。。副題が石なんですね?

「井伊の魂じゃ・・・」by南渓和尚

「井伊の魂?」by万千代

「なんじゃと思う?それは・・・」by南渓和尚

「井伊は井戸端の拾い子が作った国・・・。
 ゆえにか殿は余所ものに温かかったです。

 うたミニは竜宮小僧のようにあれかしとし。
 泥にまみれることも厭わず恐れず。
 戦わずして生きていける道を探る・・・」by万千代

「殿は、小さな谷でそれをやった。
 そなたはそれを、この日の本を舞台にやるのじゃ!!
 頼んだぞ。」by南渓和尚

そうして万千代は、北条での交渉を・・・和睦の使者を自分に任せてほしいと進言するのでした。
そうして、これを成功させた万千代は、遂に、元服の日を迎えます。

「井伊万千代、今日これよりは・・・”直政”と名乗るがよい!!
 井伊の通字である”直”そして、小野の通字である”政”を取り、そなたの名とせよ。

 どうじゃ・・・わしはこれよりない良い名じゃと思うが・・・。」by家康


「”百尺竿頭進一歩”
 ”犬死一番絶後再蘇”
 何事も大死あってこその蘇りにございましょう。
 この身にございましょう。

 新しき井伊は、この方々から始まったのだと、井伊直政、この名と行いを通して、伝えていく所存にございます!!」by直政

そして・・・直政には褒美として、沢山の家臣たちと、武田の赤備えの猛者を預かることとなったのです!!


時は戦国、群雄が割拠し、戦や略奪が繰り返された混乱の世。
その流れに果敢にも飛び込んだ女子がおった。
彼女が守り続けた井伊家は260年にわたり、江戸幕府の屋台骨を支えることとなったのじゃ。
勇ましい男名で男たちと渡り合ったその女の名は・・・。

完!!

ということで、遂に、「おんな城主直虎」が終わってしまいました。

直虎の最期は、まるで少女漫画そのまんまというか・・・男子の中に女子一人・・・
花男みたいな演出でした。
個人的には、一緒に殺されてしまったような龍雲丸が可哀想な気もしますが、皆さんはどうでしょう?

終盤、直政が出て来てからは、結構面白かったと思います。
メリハリがあるというか・・・戦国時代っていうか!!
ま、三河武士でもないにもかかわらず、徳川四天王に上り詰めた男ですから、そりゃあ、面白いでしょう。
でも、直政が生きている間には、戦い、戦いの時代が続きます。
直虎や?家康が願っている天下泰平の時代はまだ来ないんですよね。
戦って、戦って・・・鬼となった直政を見てみたい気もします。
っていうか、通年書いてきましたが、直政じゃダメだったんかい!!
あ・・・女子でないとダメなのか??

でも、何もわからない井伊直虎という人物を、50回も持たせたなんて、すごいなあ・・・!!っては思います。

個人的には男子が主人公の方が好きです。
それがたとえ、視聴率ワースト1位の平清盛であったとしても!!
清盛、面白かったじゃん!!
松山ケンイチも、窪田正孝も、若いのにめっちゃ演技派だったの覚えてるよ!!
あんなに面白かったのに・・・

それにしても、南渓和尚って、直平の兄弟だよね??
影の主人公である和尚は一体何歳なの??

ということで、今年が終わってしまいました。
来年は西郷さんですね。
とっても人気なというか、思い入れな人が多い人気の歴史人物です。
どんなふうに描いてくれるのか、楽しみに待ちましょう!!
今年もありがとうございました!!
それではよいお年を!!


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最近バタバタしているので、なかなか更新できませんが、なんとか頑張りたい直虎です。

天正2年12月24日。

直親の十三回忌の法要が行われました。
直親の忘れ形見・虎松は、今や松下家の養子。
井伊とのつながりが途切れたまま、15の春を迎えようとしていました。

ああ・・・今、戦国時代は面白いところをやっているはずなのに、こちらの元城主は呑気な農民生活を送っています。
そんな生活のどこに大河があるのか・・・その不満や面白くない部分が、私の筆を遅くしている原因の一つでもあります。
戦国時代って、ほんと面白いはずなのになあ・・・

新野の屋敷に来た虎松。。。
しっかり者の虎松は、徳川に仕えたいのだという。

井伊谷を見学してまわる虎松。
その豊かさに感心する虎松ですが・・・そこを治めている近藤殿ではなく、おとわ(直虎)が裏で操っているので千豊なのだそう・・・。

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井伊を諦めよと言われたのに、裏で糸を引いているおとわに怒る虎松。

またもや「井伊家を再びと思っていないのか??」と、おとわに聞く虎松。

全くもって思っていない、無い方がやりやすい・・・なんて、戦国時代にあるまじきことを言う大河主演です。
ああ・・・ほんと、戦国時代って、面白いのよ・・・なのに、どうしてこんなことになるのかなあ・・・お話が。。。
って、主人公が徳政令しかしていないんだもん・・・無理ないよね??

これからは、虎松とのダブル主演で行くのかもしれないけれど、ほんと、直政って練って書けばいい作品になると思うのよね・・・。
なので、本当に主役が直政でないのが残念です。
直政の成り上がりっぷりを見たいんですけどね・・・。


そして・・・松下に養子に行っているにもかかわらず、こんな風に考え始めたnew主人公・虎松
”松下で小姓にあがる”のを”井伊の名を取り戻す”に目標変更!!

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今まで育ててくれた松下に筋を通すように・・・
恩をアダで返すような真似はしてはいけないと止める六左衛門。

このまま犬死でいいのか??

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「六左・・・六左は俺の守役ではないか・・・
 八方丸く治めてみせる故・・・俺を信じてくれ・・・。」by虎松

家名はなくとも井伊はそなたらの中にある・・・
松下の名の元、世のために使こう手下され

と、おとわに送り出された虎松。
そんな野望??を持った虎松はどうする??

常慶は、次の鷹狩りの際に松下の息子を引き合わせると家康に・・・。
松下の息子とは・・・井伊や小野の者を家康にひき会わせていいのか??
直虎に負い目のある家康は、会うことを決めるのでした。
井伊と小野の息子を引き立てることで、遺恨を一つ消せると、虎松、小姓への道が開かれました。

南渓和尚は岡崎城へ・・・。
瀬名と信康に会いにやってきたのです。
その目的とは・・・??
虎松からのお願いの文をもってやってきました。
”井伊の名”を使いたいと・・・!!
家名回復を願ってきたのです。
松下には育ててくれた大恩があるので、家康からトップダウンで井伊の名を使えるようにしてほしいとの事でした。

家康に会う日のための衣装を井伊のみんなが作ってくれました。

「いける気がする!!亥之!!
 これは、父上と但馬が・・・やれと言うてくださっておるのではないか??」

ついに、お目見えできる鷹狩りの日がやってきました。
松下の父は、何も知らずに呑気にいい人です。
立派な武者ぶりを喜んでいます。

鷹狩りでも、井伊にするか、松下にするか悩んでいる家康です。

naotora4












「そなたは井伊の遺児であるそうじゃの。
 そして、それなるは小野の遺児・・・」by家康

「この者は、松下の跡取りにございます。
 そして、これなるは、松下の縁者・・・」by常慶

「わしは、この者は、心の中では井伊として仕えたいと思うておると思うのじゃが・・・どうじゃ。」by家康

「はい。」by虎松

「そうか・・・やはり井伊として仕えたいか・・・」by家康

「じつは・・・心の奥底では、ずっと井伊の家名を再び立てることを夢見ておりました。
 しかし、もはや夢と半ば諦め・・・
 まさか、かようなことが起こりますとは・・・!!」by虎松

と、公に二人で三文芝居!!

松下としては受け入れられない・・・
という家臣たちに、
井伊はわしが潰したも同然!!と、

「今日よりは、井伊万千代と名乗るがよい!!
 亥之助は、万福と・・・!!
 わしの幼名・竹千代より千代を与える!!
 井伊が千年、万年続くよう・・・!!」by家康


と、井伊の名を回復させた虎松です。

いい人の松下源太郎はあまりのショックに倒れ込んでしまいました。
六左に問い詰める常慶!!

今までの松下の功績に対してどうするのか??と、責められる家康ですが・・・

万千代と万福は草履番として仕えることとなりました。
影陽になり、徳川に尽くして来た松下虎松としてならば、小姓として取り立てるが、潰れた今川の国衆の井伊の者を、殿の近くには置けないと言われてしまいました。
松下で小姓??井伊で草履番??

「それがしは、昨日殿より井伊万千代という名をいただきました。
 それを己の欲得のため日と晩にて松下と前言を翻すは不忠の極!!
 井伊万千代、かくなるうえは、日の本一の草履番を目指す所存にございます!!」

ということで、こぎれいな部屋から草履番の部屋へと移されました。

「やられた~~~!!なんじゃ、あの・・・あの・・・腐れ小ダヌキが~~~!!
 俺はまだ15だ~~~!!
 それを良い年をした大人どもが・・・恥を知れ~~~!!

 殺す!!いつか必ず殺す!!
 いつか寝首を欠き、血の一滴までタヌキ汁にしてすすり尽してくれるわ~~~!!」by虎松

「寝首を欠くなら寝所にございますな。
 寝所に出入りするには、まず小姓にならねば話になりませんな。
 そのためにはまず、日の本一の草履番となり、小姓にあげてもらわねばなりませぬな。」by亥之助
 
と、沈着冷静な亥之助です。

徳川四天王・井伊直政の誕生の回でした。
そして・・・井伊の名で仕官することとなったという事実はおとわに告げられてビックリ!!

ということで、おとわ=直虎がお家再興に対して興味がないというよりも後ろ向きなことに、「大河としてどうなんだ??」と思いながら見ています。
興ざめだわ・・・
副題の「虎松の野望」は、もちろん「信長の野望」からきているんでしょうが、なかなか信長の野望って大きいわよ・・・
15歳の虎松にとっては、お家再興も大きな野望かもしれませんが・・・
本当に、この頃は・・・
とっても面白い戦国時代なのに・・・ほんと、勿体ないと思うのでした。

私が古い時代劇が好きだからかもしれませんが、政次を”いい者”にしたことで、全ての人のかかわりが裏、裏となり・・・単純明快な時代劇でもなければ、どす黒い陰謀もなく・・・
おとわはお家再興を願わないとなり、そこを虎松がひっくり返すという図になっています。
松下への恩も忘れてなんのnew主人公か!?
単純明快な時代劇が変なややこしい図式になってしまいました。
どうして女のおとわが直虎となったのか??それはお家再興の為ではなかったか??
言い伝えにあるように、鷹狩りでのお目見えとなりましたが、”家康の目に留まるようにその着物の仕立てをおとわがした”というよくありがちではあるけれど、成長する直政をどうやって売り込むのか?どうやって後押しするのか??そんな普通ではいけないんだろうか??
史実はどうかはわからないけれど、松下の者として家康に仕え、井伊のお家再興を許してもらったという説の方がしっくりくるように思います。
ほんと、ややこしくていけません。
かき回さないと時間がもたないのかな・・・??



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「和尚様!!
 気賀が・・・気賀が、徳川に襲われました!!」by方久

そうでした。

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まさに・・・地獄絵図とはこのことです。

「我が・・・気賀に城など建てるから・・・」by直虎

生きているものを探す龍潭寺のみんな・・・。

見なれた・・・直虎が龍雲丸にあげた水筒が・・・
そこには見慣れた顔・・・瀕死の重傷を負った龍雲丸でした。

「頭、しっかりしろ!!頭!!」by直虎

龍雲丸を寺に連れて帰る直虎たち。。。

直虎の手厚い看病の結果・・・

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生き返る龍雲丸。

「徳川様は、まずは船で気賀の民を逃がしてから、大沢の兵を攻め落とすと言うておられたのですが、さようなことはなさらず、城に乗り込み・・・。
 
 大沢を下らせるには、見せしめがいると言うておられました。」by方久

徳川の苛烈なやり口は、ただならぬ恐怖を与え、浜名の雄・大沢元胤はとうとう徳川の軍門に下ったのじゃった・・・と、梅雀さんのナレーションでした。

徳川の悪者を一身に背負っている酒井忠次ですが・・・
どうでもいいお話を挟むことよりも、ほんと資料のない直虎なんだから、そこら辺のことをもっと細かく書いてほしかったような気もします。
それとも、あくまでも家康をいい者に作り上げるために、汚い、悪い部分はあえてドラマ化しないのかしら??
って思ってしまいます。
実際、例えば、大坂の石山本願寺や堺の商人、紀州の雑賀衆・根来衆etc.・・・
大名の領地であって領地でないないところはたくさんありました。
気賀も商人の町、武士に刃向かって当然だったと思うし、戦ったかもしれません。
この時代の人は、民であっても黙ってやられるような輩はいないんじゃないかな??って思います。
きっと、気賀も自立心の強い商人の町だったからこそ、見せしめにしなければならなかったと思うんですが・・・
どうでしょう??
そうなると、家康がどうしても凄惨なまでの仕打ちをしなければならなかったという大義名分が出来ると思うんですけどね??
信長なら比叡山焼き討ちも、石山本願寺攻めも、凄惨なほど伝えているのにね??

あくまでもいい者なのね、家康!!??

そして意識の戻った龍雲丸。
どうも、直虎の流れるような教であの世から戻ってきたらしい・・・。

その頃掛川城下では常慶が徳川からの和睦の話を持ってきていました。


近藤の屋敷に負傷者の治療に向かう直虎はじめ龍潭寺のお坊さんたち。。。

「近藤の者など、一人残らずのたれ死ねば良いのじゃ!!」と、坊さんにあるまじきことを言っていた直虎も向かうことに・・・。

鈴木重時といい、近藤康用といい、本来ならば井伊谷三人衆なんでしょう??
なんだこの扱い・・・
小野政次をいい者にしたからこの三人を悪者に仕立て上げないといけないかったのかしらねえ??
井伊谷三人衆という割には、井伊のために何もしてくれていない人たちとして書かれています。
もっと、一致団結しないのかなあ??
ここら辺も、史実を検索しないでドラマだけ見ている旦那は全く理解できていない・・・。
戦国時代が大好きな旦那ですが、「何が近藤殿??」みたいな感じで見ています。
そうなんですよね??全く人間関係がわかりません。


戦に嫌気がさしたと氏真に告白する家康。
戦好きではなく、せねばならないように追い込まれるという家康。。。
ああ・・・やっぱりこのドラマの家康はいい者なのね??

「・・・大名は・・・蹴鞠で雌雄を決すればいいと思うのじゃ。
 よいと思わぬか?
 もめ事があれば、戦の代わりに蹴鞠で勝負を決するのじゃ。
 さすれば、人も死なぬ、馬も死なぬ、兵糧も要らぬ・・・人も銭もかからん・・・
 
naotora3












 ところが・・・それでも戦になる。
 蹴鞠の上手いものをめぐり、奪い合いが起こり、それが引き金となり、また同じことが起こる・・・
 和睦は有難いぞ!!
 三河守殿!!」by氏真

と、頭を下げる氏真がそこにはいました。

おお・・・やっぱり、カッコいいですね、氏真!!
この蹴鞠のくだりはほんと、その通りだなあ・・・って思います。
きっと平和な時代に蹴鞠や和歌を楽しんでたかったんだろうなあ・・・無理をしていたんだろうなあ・・・と、バカではない、哲学的な氏真は、この戦国時代を本当に悩み、悔やんだ事でしょう。

ちなみに・・・井伊の隠れ里では政次のマネなんかをして遊んでいるらしい・・・
「なんと・・・但馬は生きておったのか・・・」by直虎
ということで、「蘇りし者たち」に行きつくのでしょうが・・・なんとも直虎の涙が浅い・・・

坊主となった方久・・・
戦道具を売るのではなく、薬を売って儲けるのだそうです。
ああ・・・気賀の城主代理をしていたのに、何の反省もなく、巨万の富に突っ走る方久です。
なら。。。頭を丸める必要はなかったんじゃないの??って思うんですよね。
頭を丸めるなら、自分の城代としての器のなさで亡くなった気賀の人たちの事を思ってほしいし、ただ儲けるなら頭を丸める必要はなかったんじゃないか??って思う私です。

龍雲丸は、仲間のことを想い・・・生き残ってしまったことを悔い・・・
それは私も同じだと慰める直虎・・・。

と・・・なんだかな~な、シーンの後、

「北条へ戻るのですか?」by春

「ん・・・徳川様がそれが良いと・・・ん??」by氏真

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「何やら、妙に晴れ晴れとしたお顔をしておられるので・・・」by春

「叱られるかもしれぬが、肩が軽うなった・・・。
 桶狭間から十年、わしは身の丈に合わぬ鎧をつけられておったような気がするのじゃ。
 これからは、わしのやり方でも舵が取れるような気がするのじゃ。
 ハハハ・・・!!」by氏真


そして、家康が掛川城に入り、遠江全域は徳川の支配するところとなったのです。

「入れたのう・・・入れてしまったのう・・・」by家康

そして・・・遠江をとられたことに怒り狂う信玄!!

ということで、なんだかかっこよくなってきているなあ・・・って思っていたら、すんごく良かった氏真です。
言葉の一言が凄く重い。。。
だからこそ、戦国の世を、武士を捨てることで、しぶとく生き残ることができたんでしょうね



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いよいよこの日が来ました。
Yahoo!ニュースにもなった政次の死の回です。

家康に味方することを条件に、お家再興を取り付けた直虎・・・。
徳川は遠江に攻め込み、井伊谷城明け渡しとなったのですが・・・??

その場所にやってきたのは、酒井忠次!!
道案内をしたのは、徳川が声をかけ、井伊を恨んでいた井伊谷三人衆でした。
そうして・・・そのうち、近藤康用は、木材の一件で、井伊を恨んでいたのです。

「開門!!」と同時に射かけられた矢・・・!!

戦いが始まってしまいました。

井伊の者が射かけたと??
門を開けるように催促する忠次でした。

毎回毎回詰めが甘く、やっぱり謀れない直虎です。
この直虎の行動で、沢山の人が犠牲になっているのになあ・・・

naotora5













やったやらない、言った言わないはどうにもこうにも白黒決着がつかないのが世の常です。

但馬がやったのでは・・・??
騙されていたのでは・・・??
徳川につくと見せかけ、徳川の寝首を欠こうとしたのでは・・・??

と、忠次に責められる直虎。

でもね、普通はそう思うよ・・・直虎
おまけにまずいことに政次は逃げてしまった・・・
でも・・・逃げないと反論もなく死が待っているでしょうね・・・


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家康本隊も、井伊谷に到着。

政次の代わりに投獄された直虎。

武田はすでに駿府を落とし、氏真は掛川に逃げ落ちていました。
掛川に向かえといわれている家康。。。

徳川に申し開きをする直虎ですが・・・
聞き入れてもらえません。
というか、家康もまだ若く、そんなこんなを一人で決定できる状態ではなかったのでしょう。
掛川攻めも差し迫っていたし・・・。
この一件が、直虎に対しても負い目として後々生きてくるんでしょうね

近藤が矢を射かけていたことが、直之によって判明。。。
おまけに、傑山が拾ってきた”射かけた矢”には矢じりがありませんでした。


その頃、政次は・・・。

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川名の最後を・・・。

先を急ぐ徳川軍は掛川に・・・!!
なんと、井伊谷に留まったのは近藤の隊でした。

南渓和尚は龍雲丸たちに牢破りをさせ、直虎を逃がそうと考えていました。
そして政次のことも・・・。

が・・・なんと政次が捕まりました。
なんと、近藤を襲ったのだとか・・・代わりに牢を出される直虎・・・!!

「もう少しであったものを・・・
 もう少しで首をとれたものを・・・

 信じておられたとは、おめでたい・・・!!」by政次

と、あくまで悪に徹する政次・・・!!

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助けに来た龍雲丸にも”牢を出る気はない”という政次。

自分が逃げれば、直虎が捕まり、隠し里が暴かれ、みんなが犠牲になる・・・。
井伊には守り切れるだけの兵はない。。。

「俺一人の首で済ますのが、最も血が流れぬ・・・!!」by政次

政次がいなくなったら、誰が直虎を守るのか・・・??そう聞いた龍雲丸に、
「和尚様もおるし、お主もおるではないか・・・。」by政次

説得を続ける龍雲丸に・・・

「それこそが小野の本懐だからな・・・
 忌み嫌われ、井伊の仇となる・・・
 おそらく私は・・・このために生まれてきたのだ・・・!!」by政次

直虎に報告するも、助けに行こうとする直虎。。。

naotora4












「あの人はやりたくてやってんだよ!!
 
 井伊ってのはあんたなんだよ!!
 あの人の言う井伊ってのは、あんたのことなんだよっ!!

 小野って家に生まれたことで、振り回されたかもしれねえ!!
 辛い目にもあったかもしれねえ・・・
 けど、そんなもん、その気になりゃ、放り出すことだってできた・・・
 そうしなかったのは、あの人がそれを選んだからだ・・・!!
 
 あんたを守ることを選んだのはあの人だ。
 だから、本懐だって言えんでさ・・・!!」by龍雲丸

 
守ってくれと頼んだ覚えなどないと、寺を飛び出してしまった直虎。

あの井伊の井戸で・・・クールダウンしてきた直虎は何を思う・・・??

政次が磔にされると南渓和尚に聞いた直虎。。。

「我が・・・送ってやらねば・・・」by直虎

naotora















磔にされる政次・・・。
じっと見る直虎。。。

とっさに槍を奪って・・・

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naotora2

















「地獄へ落ちろ!!
 小野但馬!!地獄へ・・・!!
 ようも、ようもここまで我を欺いてくれたな・・・!!
 遠江一、日の本一の卑怯者と、未来永劫語り伝えてやるわ・・・!!」by直虎

「笑止!!
 未来など、もとより女子頼りの井伊に未来などとあると思うのか!!
 生き抜けるなどと思うておるのか!!
 家老ごときに容易く謀られるような愚かな井伊が、やれるものならやってみよ!!
 地獄の底から・・・見届けて・・・。」by政次


直虎によってとどめを刺され、本懐の政次。。。

白黒を
 つけむと君を ひとり待つ

天伝う日ぞ 楽しからずや

これが、政次、辞世の句でした。


直虎の真っ白な頭巾に飛び散った政次の血・・・それが、壮絶を物語っていました。
でも、直虎ってほんと、誰かの死を乗り越えることでしか成長できないのかなあ・・・なんだかそれもキツイ・・・


小野政次・・・壮絶な最期でした。
みなさん、騙されてはいけませんよ。
歴史に伝わっている小野政次は、井伊を乗っ取ろうとした悪者です。
そして、近藤殿をはじめとする井伊谷三人衆は味方のはずです。
ま、歴史といっても勝者の歴史なので、井伊谷三人衆のおかげで井伊を治めることができたのなら、家康がそんな風に仕上げたのかもしれません。
ただ、処刑されたとはいえ、小野政次の墓が残っていたり、神社があったりと・・・
本当は直虎の味方であったという見方もあってもいいのかな??って思います。

全く資料のない中で、こんな風に話を膨らませる・・・
作家さんって本当にすごいなって思うんです。

が・・・視聴者の皆さんは、政次の最期が「神回」ということでしたが、ま、神回には違いないですが・・・

私のMVPは、やはり龍雲丸です。
近藤康用が恨みに思っていた一件は、龍雲丸の一件でした。
そして、本当は処分しなければいけないところをかばったのは直虎でした。
そんな甘い直虎を許してしまったのは政次です。

直虎の詰めの甘いところを、やさしさ・・・とは言わない、間抜け?なところもすべて受け入れて、何もかも背負って逝ってくれた政次です。
そんな政次に、男として龍雲丸は負い目があるでしょう。

いろいろと思い、政次を説得する龍雲丸、直虎を説得する龍雲丸にウルっときてしまいました

やっぱりタイタニックで泣けない女は、みんなの感動シーンでは感動できない女でした



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主君 井伊の赤鬼・直政伝

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1600年9月15日関ケ原・・・この時、西軍に相対する東軍は、内部崩壊の危機に面していました。
その危機に立ち向かったのが、徳川四天王のひとり・・・井伊直政・・・おんな城主・次郎法師に育てられた虎松です。

徳川家康に仕え、外交交渉人としての才能を発揮し、戦場では赤鬼と呼ばれた勇ましさ・・・
その直政に徳川の命運が・・・??
徳川主力の遅参、先鋒は豊臣恩顧の福島正則・・・
前線で戦える徳川勢は井伊直政のみ!!
もしここで福島正則が先陣を切れば・・・戦は豊臣のものとなってしまう・・・
徳川のために・・・抜け駆けをして先陣を切るか??
それは同士打ちの危機でもありました。

山深く急峻な岩肌に囲まれた奥三河の地・・・
ここに、1300年の歴史を誇る鳳来寺があります。
井伊直政は、7歳から13歳までの7年間、命を狙われ・・・ここで過ごしていました。
直政は1561年、井伊谷の領主の子に生まれました。
当時の井伊家は、大国今川家に従っていましたが、直政が1歳の時に、父・井伊直親が敵対する徳川家康に内通したとして殺されてしまいます。
直政の後見となったおんな城主・次郎法師は、今川家によって領主の座を追われ、直政は殺生禁断の地である鳳来寺に匿われたのです。
耐えること・・・我慢することを学んだ直政・・・行く末の見えない中、自らの力と才覚で、運命を切り開いていきます。
1574年、今川家の勢力が衰え始めると、直政は、鳳来寺を出て母親の再婚先である浜松家の豪族・松下家に身を寄せます。
この時、浜松を支配していたのが・・・新興勢力の徳川家康でした。
1575年、直政は、鷹狩りに出た家康を路上で待ちます。
若者の面構えの立派さに目を止めた家康、自分のために殺された井伊当主の遺児と不憫に思い、召し抱えます。
急速に勢力を広げ始めた徳川家に仕えたことから、新しい人生が始まります。

この時、家康の軍団を支えていたのは、古くからの三河の武将たち・・・
後に徳川四天王と呼ばれる直政以外の人物(本多忠勝・酒井忠次・榊原康政)は皆、徳川家と縁の深い、三河武士でした。
結束の固さを誇る家臣団に突然ほうり込まれた異質な存在の直政。
常に家康のために、命を顧みない行動に出ます。
如何なるときも、家康の近くに控え、身を挺して主君を守る・・・最大の危機、伊賀越えでも、大きな働きをしたといいます。
そんな直政を、家康は寵愛しました。
しかし、直政は、武勇だけの若者ではなく・・・
1582年甲斐国若神子の戦いで、3か月に及ぶ戦いの徳川軍と北条軍。
和睦の使者として、21歳の直政が抜擢されます。
交渉にあたって直政の覚書には・・・
北条氏政の誓紙を差し出すこと。
徳川方家臣の妻子を返すこと。

若い直政の和睦締結の条書を見ると、細心なところに注意書きがいっています。
相手にいちいち了解をとる・・・
一を聞いて十がわからないと、使者は務まりません。
そんな能力を持っていることを家康は見抜いていたのです。

難しい和平交渉をまとめ上げた直政は、更なる重要任務・武田家の旧臣を徳川の家臣にという役を任されます。
直政は、主を失ったものたちの領土を安堵する取次を務め、たくさんの書状を送ります。
まさに文武両道・・・単なる武闘派ではなく、いかに戦わないで相手を屈服させるか??
その技術、能力・・・交渉役の資質があったようです。
家康は、忠誠を誓った武田旧臣数百人を直政に付け、”赤備え”を井伊が身に着けるようにいいます。
井伊の赤備えの誕生でした。

戦国時代の軍隊の力は、上杉武田がNo,1!!
その中でも、赤備えはとくに有名で、格好のいいブランド・・・責任の重い甲冑でした。
他の家臣たちは、直政に嫉妬します。
徳川四天王のひとり榊原康政は、武田の勇猛な家臣たちが直政に付けられたことを激怒、直政と刺し違えるとまで言ったといいます。
直政は、赤備えに相応しい結果を残さなければなりませんでした。
新しい直政の軍団の活躍の場は・・・1584年小牧長久手の戦いです。
信長亡き後の天下の覇権を家康と秀吉が争った大事な戦いで、23歳の直政は、自ら敵武者と組み合い、首をとるという危険を冒しています。
味方は直政をたしなめます。
「軍に将たるもの みづから手を下すべきにあらず」と。
それでも直政の激しい戦いぶりは収まりませんでした。その武勇は、赤鬼と恐れられたのです。
並みいる徳川家臣の中、際立った存在となっていく直政。。。
1590年天下人となった秀吉に家康が関東に国替えになった時、上野国に与えられた直政の所領は12万石。
四天王の本多忠勝・榊原康政が10万石、酒井忠次は隠居・・・まぎれもなく、徳川家の家臣筆頭となるのです。
時に29歳の若さでした。
やがて直政は、関ケ原の戦いで重大な決断をすることになります。

1600年9月15日早朝・・・
美濃国・関ケ原に東西両陣営15万を越える軍勢が集結しました。
笹尾山の石田三成から天満山の宇喜多秀家、松尾山の小早川秀秋、更に離れた南宮山の毛利勢まで鶴翼の陣の西軍・・・
東軍は桃配山に総大将の徳川家康、その前に軍勢の多い福島正則、藤堂、細川、黒田の陣が並んでいました。
井伊直政はその一角に布陣、近くには、直政の娘婿の松平忠吉がいました。
直政は初陣の忠吉の後見も兼ねていました。
しかし、この時家康は大きな誤算に・・・家康の焦りと怒り・・・それが、直政の選択に決定的な影響を与えます。

東軍は、もともと会津の上杉景勝を成敗する豊臣家による討伐軍だったので、豊臣家臣の大名が大半を占めていました。
その軍勢が下野の小山に向かった頃・・・三成らが挙兵!!
直政は軍をすぐに西に向けるべきだと強く進言!!
「時は既に至れり!!」
直政の固い決意を聞き入れた家康は西に向かう軍勢を二つに分けます。
東海道を進むのは、福島正則ら豊臣恩顧の大名が中心で・・・
秀忠が中心の徳川本隊は中山道を進みます。
家康は一旦、江戸に留まり、直政は家康の名代として東海軍を率います。
家康も江戸を出発しますが・・・上田で真田と戦っていた徳川本隊3万8000は、戦いに間に合いません。
家康の誤算・・・それは、徳川の主力本隊のないまま豊臣恩顧の大名の手を借りて決戦に臨まなければならなかったのです。

本隊は来ないけれど、機は熟している・・・
豊臣の大名たちが暴走してしまう・・・戦うしかない・・・!!
徳川主力軍がないまま戦うことになった徳川軍・・・
先鋒は、豊臣大名の中でも有力な福島正則となります。
もしこのまま福島正則が先陣まで果たせば・・・戦の全ては豊臣の手によってなされたものとなってしまう・・・!!
例え東軍が勝ったとしても、本当の徳川の勝利にはならない・・・
東軍で最前線にいる徳川勢は、井伊直政と松平忠吉の6000の兵のみ・・・
直政と忠吉が福島正則を出し抜いて先陣を切らなければ、徳川のメンツが立たない・・・。
しかし、戦場で先陣を横取りする抜け駆けは、軍法によって厳しく戒められていました。
家康が会津征伐の時の軍令には・・・
”先手を差し越し、軍法を背くの上は成敗すべき事”とあります。

先鋒は福島正則・・・
当時の武将たちは一番槍の高名や、誰が最初に乗り込むのか?大事な評価でした。
先陣争いで、味方同士が戦うケースも沢山ありました。
なので、先陣争いをして意思疎通が乱れてしまえば西軍に乗ぜる隙を与えてしまう・・・。

直政の選択は・・・抜け駆け??軍法を守る・・・??

直政は抜け駆けを決意!!
その日関ケ原は、朝から深い霧に包まれその霧が薄まっても両軍が様子見を続けて膠着状態でした。
直政は家臣に自らの陣を任せ・・・少数の兵を連れて動く!!
娘婿の忠吉の供をし、先陣・福島正則の陣の脇を抜けようとします。
これを福島正則の軍の可児才蔵が見咎めます。

「これは抜け駆けではない!!
 初陣の忠吉殿にお供をしての物見である!!」by直政

才蔵は道をあけます。
直政は忠吉と共に前進!!
偶然西軍に遭遇したという形で、敵陣に一番槍を仕掛けたのです。
1600年9月15日午前8時・・・関ケ原の激戦は、徳川勢の先陣のもと、開始されたのでした。

戦を仕掛けたのは徳川家の者がやったという証拠が残りました。
しかし、徳川氏の公子を一人無駄に殺してしまう可能性もあったのです。

直政たちの抜け駆けを知ると悔しがる福島勢は一斉射撃!!
東西両軍は激しくぶつかり合いました。
そして数時間後・・・西軍・小早川勢の裏切り、毛利勢の戦闘不参加によって東軍勝利の体制が決します。
石田三成ら主だった西軍の武将は退却・・・直政は忠吉と疲れた人馬を休ませていました。
そこへ・・・突如500騎ほどの軍勢が・・・!!
あれは味方か・・・??
敵と見るや、馬を駆り、軍勢を追撃にかかります。
忠吉も後を追います。
敵軍は、正面突破して戦場を離脱しようとする薩摩・島津義弘勢でした。
島津勢は必死の抵抗!!
多くの死傷者を出す井伊!!
敵と与して傷を負ってしまった忠吉。
直政は敵にわき腹と右腕を撃たれ馬から落ちます。
島津勢もほとんどの兵を失って薩摩に帰っていきました。

殆どの東軍の武将たちは、島津に抵抗して命をとられたら無駄死にだと思って道をあける中・・・
それも承知の島津が正面突破の中、徳川の意地を・・・!!という直政の思いが命知らずの行動に出させたのです。
その命知らずの行動が、家康からも認められ、三河武士達からも認めてもらう。。。
関ケ原の時にも、自分が島津を追いかけなければ・・・!!と、追撃したのです。
戦いは終わり、直政は傷を負ったまま家康のもとに参上・・・
家康は自らの作った薬で労い、直政の抜け駆けの罪を問うことはありませんでした。
先陣を奪われた福島正則も、あえてことを荒立てようとはしませんでした。
関ヶ原の戦後、直政は傷がいえる間もなく仕事に忙殺されます。
生き残った西軍大名との外交交渉・・・戦後処理を任されました。
島津、毛利に対しても穏便に処理するように・・・
戦場を離れれば、敵味方共に直政は信頼されていました。
毛利家当主・輝元は、直政の取りなしに深い感謝の状を送っています。
直政は関ケ原の功績で、近江・佐和山城を与えられ、18万石の領主となりました。
しかし、翌年、佐和山で没します。
関ケ原の傷の悪化が原因とされています。
まだ、40歳の若さでした。
家康は、直政を開国の元勲と称え、その後、井伊家は近くの彦根城へと移ります。
譜代一の家格となり、江戸時代の大老10人のうちの5人を輩出。。。
260年にわたる徳川政権を支え続けるのです。

死の2週間前、子供に宛てたものには・・・

「成敗利鈍に至りては 明の能く逆め睹るに非ざるなり」

とあります。

成功と失敗、賢いか愚かかはあらかじめわかることはない。
だからこそ、ひたすら行動するしかないのだ。。。



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