日々徒然~歴史とニュース?社会科な時間~

大好きな歴史やニュースを紹介できたらいいなあ。 って、思っています。

タグ:高杉晋作

幕末を呑み込んだ男 小説・五代友厚

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「あさが来た」で大フィーバーを巻き起こした五代友厚。
ドラマには描かれなかった苦悩がありました。
明治元年、五代は政府の役人として、大阪の近代化に尽力しました。
新しい貨幣制度、大阪港の整備・・・貿易によって国を豊かに・・・!!
しかし、明治2年、人生の岐路に立たされます。
横浜への異動を命じられたのです。
中央政府の官僚か?民間の事業家か?五代に選択が迫られました。

ペリー来航から9年後・・・1862年二人の日本人の姿が、上海を目指す船上にありました。
長州の高杉晋作と薩摩藩の五代才助(友厚)です。
アヘン戦争の結果の開かれた上海を目にした高杉は・・・
”清国人はことごとく外国人の使役”と表現しています。
わがもの顔に振る舞う列強・・・日本の独立のために攘夷を決意した高杉、一方五代は上海で交易し、ロシア、イギリス、アメリカでも交易したいと言っています。
その力を自らの物にすることを考えていました。

1836年2月、五代は薩摩藩の学者・五代秀堯の次男として生まれました。
秀才だった五代は12歳の時に、秀堯は開明派の藩主・島津斉彬から世界地図の模写を命じられました。
父に代わって地図を模写した五代は、もう一つ写し、自らの部屋に貼って眺めていたといいます。
中でも注目したのはイギリス・・・日本と同じ小さな島国でありながら、世界に冠たる帝国を築き上げられたのはなぜか??五代を海の向こうへ突き動かしました。

1857年長崎海軍伝習所に留学。
ここで蒸気船の動かし方を学び、1862年御船奉行副役に抜擢されます。
1865年、藩に願い出てついにヨーロッパ視察!!
髷を切り、洋装に身を包んだ五代・・・その使命は、小銃300挺、同じく500挺・・・西洋の近代兵器の調達でした。
しかし五代の興味は・・・木綿機械・・・??紡績工場や製鉄工場、ガラス工場・・・30近い工場に足を運びます。
”ヨーロッパにおいて国家の基本なるもの二あり
 インヂストレード(工場)・コンメンシアール(貿易)という”
経済が国の基盤を作る!!そのことに気付いたのです。

その頃・・・日本の政治は激変!!
1867年新政府樹立、旧幕府軍打倒へ・・・!!
1868年1月戊辰戦争開戦!!
新政府軍が旧幕府軍を圧倒・・・!!
五代が調達した武器が討幕の大きな力に・・・!!
その20日後・・・徴士参与の辞令が・・・!!
新政府の役人に抜擢され大阪へ!!
当時大阪は疲弊の極みにありました。
新政府は、戦争の莫大な戦費を商人から調達・・・多くの商人が没落していきました。
五代に与えられたのは大阪経済の再生でした。

大阪造幣局に・・・圧印機があります。
貨幣制度の安定のために、質の良い円の制定に向けて!!
港の整備も始めます。大型の蒸気船でも入れるようにします。
生糸や銅を中心に、大阪からの輸出は増え・・・明治元年に6万両だったものが2年に倍の12万両にまでなりました。
五代が考えた大阪再生・・・貿易という新しい道でした。

故郷鹿児島では、武勲派が五代を批判し始めました。
火種は5年前・・・1863年の薩英戦争でした。
指揮官として蒸気船を指揮していた五代は、3隻の蒸気船を拿捕された上にイギリスの捕虜に・・・!!
そんな卑怯な男が、実際に血を流した自分たちを差し置いて、金勘定の才だけで出世するなど言語道断!!

1869年5月、五代に突然事例が・・・会計官としての横浜勤務でした。
大阪での権限を奪う人事異動・・・背後には、薩摩の武勲派の策動があったと言われています。
五代はこれを受け入れて赴任します。
が・・・大阪では、かつての部下や商人たちによって五代の復帰を願う嘆願運動が起こったのです。

しかし一旦決まったことは覆るはずもなく・・・大阪に帰るには、役人を辞めるほかありません。
このまま官にとどまり横浜に??それとも民に下って大阪へ・・・??
1869年版籍奉還
強力な中央集権国家への道を進んでいました。
このまま会計官からキャリアを積めば、一国の経済を運営する地位すら望める!!

勝てば官軍・・・
政府の中には国家建設のビジョンもないのに、権力に固執する奴らが少なからずいました。
一緒に産業を興し、国を富ませることが出来るだろうか??
なら、役人を辞めて大阪に戻る??

ヨーロッパ滞在中に、金や銅などの鉱山を開発し、工場や鉄道を建設する・・・
その担い手として総合商社を考えていた五代。
自分が旗振り役となって大阪の商人たちを結束させカンパニーを作ることが出来れば・・・??
しかし、大阪の商人たちは保守的・・・賛同してくれるだろうか・・・??
官か??民か・・・??どうする・・・!!

大阪証券取引所に五代の銅像が建てられています。
五代の選択は、官を辞し、民に下ることでした。
「政府には人材がそろっているが、民間にはいない
 自分は大阪で商工業発展に努力する」
実業家としての再出発にあたり、中心に置いたのは鉱山でした。
紙幣を発行する元となる金銀や、輸出品である銅。。。全国の鉱山開発に臨みます。
その中の一つ・・・福島にある半田銀山は、明治7年閉山していたこの銀山を手に入れて、外国人技術者を雇い、近代化を図ります。
その結果、産出量は飛躍的に伸び、明治17年には生産量日本一を誇るようになりました。
さらに、この資金を元手に・・・事業を発展させます。
五代が建設にかかわった会社は・・・
大阪通商会社・大阪為替会社・金銀分析所・大阪活版所・鉱山管理会社弘成館・製藍会社朝陽館・大阪製銅会社・神戸桟橋会社・大阪商船会社・東京馬車鉄道会社。
五代のっ変わった会社は多岐にわたりました。
商業の基盤づくりにも手腕を発揮!!
大阪商工会議所の前身・・・1878年大阪商法会議所を設立し、為替取引などのルールを決めるだけではなく、国家財政に関しても意見書を提出します。
”これまで輸入に頼っていた商品を国産し、輸出に転じることで外貨を稼ぐべし”
興業と貿易による近代国家建設という夢を明の立場で成し遂げようとしたのです。

1874年大蔵卿・大隈重信の独断専行がほかの参議の反発を買い政府追放になりかねない・・・
当時の内務卿は大久保利通。
五代を後任に据えることを考えますが・・・中央政界への道・・・五代がこの要請を受けることはありませんでした。
大隈が政府に残れるように助言をします。
忠告をを受け入れた大隈は、政府に残れることとなりました。

中央復帰の道を絶ち、大阪で産業の発展に努める!!
それが五代の選択だったのです。

1881年5月、五代はついに、関西貿易社設立!!
住友・鴻池をはじめとする関西の豪商も名を連ねました。
背景には、開国より日本が直面している問題がありました。
その頃、日本人が商品を輸出しようとすると、居留地にいる外国人を通す・・・居留地貿易でした。
外国商人は、安く仕入れた商品を高値で売り、儲けをすべて手にしていました。
直接外国と商売をして、日本に儲けを落とす・・・直貿易をしようとしたのです。
しかし、思わぬ事態が・・・7月26日、開拓使は関西貿易商会に北海道の物産を一手に引き受けさせようとしている・・・とのスクープ記事が・・・!!
当時、政府は北海道に開拓使という役所を置き、10年計画で今の1000億円以上もの巨費を投じて、工場・港・農園などの開発にあたっていました。
それらを1/30の安値で関西貿易社に払い下げるというのです。
開拓使長官は、薩摩出身の黒田清隆!!新聞は、黒田と五代・・・薩摩の癒着によるものだ!!と、藩閥に対する抗議集会へと発展します。
明治始まって以来の疑獄事件・・・”北海道官有物払下げ事件”です。
この時、五代は・・・
「東京では相変わらず関西貿易社への攻撃がやまず、耐えがたい思いです。
 嗚呼、国家の不幸と嘆息するほかありません。」と書いています。
大混乱の中、1881年10月、払下げ中止となりました。
五代の悪名は天下に轟きます。
1883年関西貿易社解散・・・。
それから2年、五代は何も語らないまま死去したのです。
享年49歳でした。

五代は本当に甘い汁を吸おうとしたのでしょうか??
払下を受けるのは開拓使の役人たちが作った「北海社」・・・五代ではありませんでした。
五代が払い下げを受けるのは、岩内炭鉱、厚岸の山林の二つだけだったのです。
石炭や木材を輸出して外貨を獲得しようという信念に基づいたのもで、濡れ手で粟を目論んだものではありませんでした。
どうして反論しなかったのか・・・??
「政府要人の要請によって吾輩は弁明を断念した。。。」
五代が反論をすれば、薩摩閥の黒田への批判はさらに強まる・・・政治の混乱が起きないように、五代は沈黙を守ったのです。
明治の想いは、植民地にはなりたくない・・・内乱を起こしてはならない・・・国内が一枚岩にならなければ・・・!!
自分が悪者になることで全てが旨く収まる・・・。

岩内炭鉱の石炭を釜石の製鉄所に持っていく・・・
東北を開発しようとも思っていたという説もあります。
これは、大久保路線で、戊辰戦争によって東北諸藩に恨みを残したまま日本の発展はありえないという考えを継承しようとしていたのかもしれません。


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「何しに京都へ行ったっんや・・・でも、得てして歴史とは案外そういうモンや・・・」

京都に玄瑞の忘れ形見を探しに行って、すぐにUターンしてきた美和を見て、”花燃ゆ”を優しくみている”うちの旦那さん”が言いました。
優しいな・・・
ということで、意地が悪いんだろうか・・・私・・・な、感想です。

遂に・・・前回高杉晋作が死んじゃいました・・・。
久坂に子がいる・・・と、遺言を残して・・・


ああ・・・大政奉還も、出した筈の坂本龍馬の死も・・・
長州なのに、三条実美ら六卿及び毛利敬親父子の官位を復し入京を許されるっていうことも・・・
すっ飛ばし、1868年の・・・戦いの真っ只中にやってきた美和。
人々が逃げまどっているのに逆走・・・!!
決戦のときをレポートしてくれるのかしら・・・??
と、すぐに長州軍のもとへ、元徳様のお薬を持ってやってきました。
これって、早馬で走った方が早くね??と思いつつ・・・
薬を届けると、すぐに夫の忘れ形見を探しに行ってしまったらしい。。。
なんという俊敏さ・・・忍者か・・・
戦場で・・・ひとり辰路を探す美和。。。

大殿は、美和のことを心配しながらなんと倒れてしまいました。

お家のことを・・・久坂家のことを大事に思わないといけないのに、忘れ形見がいることを”全く喜ばない美和”なんですが・・・やっぱり嫉妬はあったでしょうね。。。

「あの・・・長州藩の御本陣にはどうやって行けば・・・」と、逃げ惑う人々に聞いていますが、さっき薬を届けたのが本陣ではないのか・・・??

不逞浪士に絡まれているところを助けてくれたのは・・・なんと、辰路でした。

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脱藩浪士の事も知らずに京都にやってきた美和を助けてくれた辰路。。。

「せわあない・・・」と言った美和の言葉で長州人だということを知る辰路。
この子が玄瑞の忘れ形見なんですが・・・

玄瑞の子を探しに来たという美和・・・引き取れという方もいます・・・という。。。
渡したくない辰路はスルー・・・。

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なんと、この副題・・・ここで終わってしまいました。
ミッションクリア、なんて早いんだ・・・!!

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危ない京都にやってきたことを素彦に怒られる美和。
忘れ形見・秀次郎がいたことを素彦に文句を言っとりますが・・・素彦から養子にもらった子・久米次郎はどうなんねん・・・
文句言ってる場合じゃないでしょう??
おまけに素彦も・・・「俺も探してみよう・・・」と、約束してくれて・・・萩へと帰って行きました。

???もう終わり???と思っている私に旦那さんが言った・・・。
「何しに京都へ行ったっんや・・・でも、得てして歴史とは案外そういうモンや・・・」と。。。

あ~、錦の御旗もう出ちゃったよ・・・。
鳥羽伏見の戦いが終わって・・・元号は明治となったのです。

薩長を中心として明治政府が・・・楫取素彦は、参与となって政治の中心へ・・・!!
となっていますが、木戸孝允や伊藤博文よりも目立っているのは笑止千万、片腹痛い・・・。
本当の素彦は、当たり前ですがこれだけ薩長から中央へ人が出ていったので、手薄となった毛利に・・・殿に仕えて・・・なんですけどね。。。
そうした方が、ビッグネームに対抗できると思うよ・・・。

鳥羽伏見の戦いや、旧幕府軍との戦い、明治政府の基礎よりも、辰路の子の方が重大案件の様で、素彦と木戸が話してますよ・・・。
ま・・・やってくれてもいいんですが、今、世間で何が起こっているのか??
やってくれないとなあ・・・。

遂に、本格的に大殿が倒れてしまいました。
なので・・・大殿のたっての希望で、長州を支えるために帰ることになる素彦。。。

中央には楫取素彦が必要だ・・・!!と、木戸に言われながら・・・惜しまれつつの帰郷・・・
人々は「楫取が帰ってくる・・・!!」と、大喜び。

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あまりの喜びに、こんなの思いだしちゃいました・・・。


「元気が帰ってくる・・・!!」




で・・・帰ってきて病床にある大殿に版籍奉還を勧める素彦。。。

版籍奉還にみんなびっくり!!
木戸もやってきて二人で大殿に進言します。
良かった・・・素彦じゃなくって、木戸孝允がやったことになったわ。。。

これを機に隠居することとした大殿。
「そうせい・・・」の一言で、そうなったのでした。

ちなみに・・・
松下村塾生だった山縣狂介(有朋)、野村靖之助でさえも封建制維持論者で、御堀も木戸に反抗的な態度を示していました。
山縣にいたっては封建制維持の上申書まで提出。。。
木戸は日記で「友人といへども尚、解せざるものあり。心甚苦歎~」と嘆いたといいます。
そんな生みの苦しみ・・・苦悩も描いて欲しかったなあ・・・。

が、まあ・・・長州だけのちまちました支流な作品となってしまいましたね。。。
大河なんですから・・・薩長・・・というからには、大久保や西郷がもっと出てきてもいいと思うんですよね。。。
木戸孝允は、病気や軋轢でフェイドアウトしちゃいますから。。。
そう、それこそが大河・・・。

と思っていたら・・・またもや二人でこれからの明治の世を案じています。

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新しい日本国を創ることを誓う二人なのでした。

玄瑞の子さえも、育てようと思わない美和・・・
どうやったら、日本を背負う子を育てられるっていうんだ。

玄瑞の遺してくれたものを2人で考えながら・・・天命を探す美和。


「これからは・・・私が傍におる・・・
 お前を支えてやれる・・・」by素彦。

嬉しそうな美和です。。。
これはもう、寿に対する不実でないの・・・??二人とも・・・。
大河の主人公で不倫は駄目でしょう。

「奥も変われば城も変わる、女が変われば男が変わります。」by美和
「女幹事が戻ってきたな・・・」by素彦

ああ・・・何を成したというのだ・・・この2人。
成し遂げたことがあるならば、それを描いて欲しいんですよね。。。


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日本の未来をかけた幕府と長州の戦いが始まりました。
高杉晋作らが幕府軍を撃破したその頃・・・
と、そのお話は終わってしまい、美和が中臈になって興丸様の好き嫌いを治すお話が始まりました。

「幕府軍に勝てたのは、小田村様が幕府軍の足並みを乱してくれたおかげです。」by伊藤博文
・・・「高杉晋作の遺言」の回なのに、晋作のおかげではないのね・・・。
おまけに伊藤によると、興丸がすくすく育っているのは美和のおかげだそうです。
だって、先週まで赤ちゃんだったのに、もう大きくなってるからなあ・・・

あ~、何だかなぁ・・・

私の見たい奇兵隊は、すでに勝利を祝っていました。
そんな中・・・晋作・・・吐血!!

でも・・・そんなことはどうでもいいらしい。。。
「高杉晋作の遺言」なのに。。。

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野菜嫌いの激しい興丸様にこんなことをさせたり・・・

他の女性たちが大変だと怒っていると・・・

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大殿がこんなことをやっていたりして。。。
「そうせい。」

銀姫もアホっぽいし口調だし・・・。
おまけに、この畝じゃあ、何も育たないわよ・・・。
どう見ても土が固い。。。畝っぽく土を乗せただけの美術に見えるのは私だけ・・・??


高杉の病状が悪化していると奥にまで来て言う伊之助。
おまけに、美和に手紙を持ってきました。

「話したいことがあるのでできれば下関まで来て欲しいと。。。」by美和
「行ってくれるか・・・??」by伊之助

宿下がりをしてまで下関に向かいますよ。。。
興丸をほったらかしていいのか・・・??
おまけに、畑の世話まで頼んでますよ。。。
こんな話でいいのか・・・??

下関の外れの庵で養生していた晋作。
かなりのやつれよう・・・。

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なんと、元徳様から世話をするようにと命じられていたようです。
「お前たちも来たとはのう・・・」と、パーンしたら、雅と梅之進でした。
??妻なんだから、来ちゃダメなのか・・・??
それは、おうのがいるからか・・・??
ちょっと出て来てた望東尼は・・・??

「本当に、おひとりでございますね!!」
と、病人にきつい嫌味な一言を言った雅、「さっ!!」と・・・

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結核なのに梅之介膝の上に乗せたらだめだろう・・・。

「家族そろって仲睦まじく。。。」と、晋作らしからぬ??いろいろ話してるんですが・・・美和・・・出て行ってあげてください。。。
それ以上に・・・「それはようございます。」って、お前が相槌打つんじゃないよ・・・。
と、邪魔者以上の何ものでもありません。

そして・・・なんと、「高杉晋作の遺言」とは、「久坂の子を引き取って育てろ」ということでした。
なんだこれは・・・。
明日の日本はどうなったの・・・??って感じ。
長州の全てを託された男のすることがこれか・・・


と、落ち込んでいたら伊之助。
「大義であった。。。」と、大殿に褒められてます。
大きなことを成し遂げた伊之助が幕府に狙われる可能性があるから、「名を改めよと」と言われます。
なんと、大殿の右腕となっていたんだって。
「有り難き幸せ。」と、楫取素彦と名を改めます。

う~ん・・・この頃の人は、みんないくつも名前を持っていました。
伊之助だけではないんですよ。。。狙われていたのは。
晋作もいくつも名前があって・・・最後は谷潜蔵です。

晋作に会いに来た伊之助・・・
まだいたのか・・・美和。
庭掃除なんか・・・妻もおうのもいるだろうに・・・。

またもやお菓子を作って・・・松下村塾を思い出すのでした。
「うまい。。。」という晋作、思い出を語る美和・・・そこには雅は入っていけない雰囲気ですよ。。。

「高杉のことを頼んだぞ」by素彦
「はい」by美和

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薬を持ってきたのはまたもや美和。
さっき・・・家族の時間を持たせてやれてよかったって言ってましたよね、美和。。。
お世話を雅にさせてあげてください。

ウフフ・・・と、いろいろ話していますが、もう、私の耳には入りません。
と、やっぱり子供を引き取れという晋作。
引き取ることは出来ないという美和。

これからの日本が心配でたまらないと、美和に託してますよ・・・
新しい世を。。。
近くにいるじゃないの・・・??あなたが振り回していた伊藤博文が・・・!!!

「新しい日本を作れ!!新しい日本人を作れ・・・!!
 おまえならできる・・・!!美和・・・それが天命じゃ・・・!!」by晋作

と、言わなければならなかったことを必死に言った晋作は、血を吐いて危篤!!
あ~、最期ぐらい家族水入らずで・・・と思っているのに、晋作の最期の手をとったのは美和でした。
何でじゃ~~~!!
なんで、雅じゃないんや~~~!!な、展開です。
いくら託されててもなぁ・・・。
しんみり・・・やっと出ていったよ・・・美和。。。

「おもしろき こともなき世を(に) おもしろく」

波乱万丈の人生を遂げた・・・って言ってるけど、そこをやって欲しかった。。。

享年29歳の早すぎる死でした。

臨終には、雅と梅之進の他、父・小忠太と母、野村望東尼、山県もいたのです。
ま、この句は、最期に詠んだのではない・・・少し前に詠んだ句なので、下の句を呼んだ望東尼は今回欠片も出てきませんでした。
そんななら、なんで前回出したんだろう・・・望東尼。。。
美和よりも随分、重要なポジションなのに・・・
なんとも寂しい最期です。


やっと奥御殿に戻ってきた美和。
なんと、大きく育った小芋!!そんなに行ってたのか・・・??
興丸様も好き嫌いが治って万々歳の美和でした。

で・・・京で戦(戊辰戦争)が始まるという。
元徳の足りない薬を運ぶのは、またもや美和。
久坂の忘れ形見を探したいんだそうだ。。。
妾がいて当然の時代に、奥では久坂に忘れ形見がいたことをブーブーサイテーみたいなことを言ってます。
それって・・・どうよ。。。
元徳様の薬を忘れたお付の者は完全に大失態!!
おまけに届けるのは私情をたっぷり挟んだ美和だなんて・・・。

「ありえね~っつうの!!」て言わしたらどうですか”つくし”に。
ま、江も、神君伊賀越えやってますから・・・いいのか・・・

亡き夫、久坂の忘れ形見を探す為京へと旅立つこととなった・・・
と、ナレーションでは言ってますが、駄目ダメ、本当は薬を持って行くことなんですよ・・・!!
吉田松陰は、私情は捨てて公に生きろって言われたんじゃないの・・・??

  

体は私(わたくし)なり、心は公(おおやけ)なり。

私を役(えき)して公に殉(したが)う者を

大人(たいじん)と為(な)し、

公を役して私に殉う者を小人(しょうじん)と為す。


体は私で、個別的なものであり、

心は公で、普遍的なものでなければならない。

私の肉体を使って、身をかえりみずに公のために

役立てる者は、りっぱな人であり、

公である心を私の欲望のために満足させることに

使おうとする者は、

徳のないとるに足らない人である。


松陰が27歳の時、「丙辰幽室文稿」七生説の中でいった言葉です。


さすが”松陰の妹”というんだったら、松陰の妹を貫いてください。

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司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書)

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いよいよ第二次長州征討のお話ですが・・・
いきなり晋作が吐血
そこにいるのは伊藤と妾・おうのでした。
「誰にも言うなよ・・・伊藤」by晋作。

幕府軍は、広島に陣を進め・・・って、これものらりくらりだったのよね・・・。

長州は・・・国を挙げて・・・農民までもが闘うようです。
軍師・大村益次郎、出してくんないかなあ・・・。
広島に嘆願書を持って行くのは、伊之助。
これは、史実なので・・・まあ、その通り。

そんなこんななお話を、奥でする毛利元徳。
もちろん、美和も聞いてます。

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御前様が自らの甲冑を披露。。。

「私の甲冑である。
 この城に、攻め入られることも十分ありうるであろう。
 その時、私は戦うつもりじゃ。
 姫はどうじゃ?」by都美姫
 
「無論、私も戦います。」by銀姫

私も・・・私も・・・私も・・・と、供が言う中・・・
「恐れながら、私は逃げたいと。」by美和。

なのです。

・・・

”闘う”ということについて、真実味がないのは当たり前だったのかもしれません。
でも、キレイな着物を着て、”闘う”という非現実味たっぷりのこの状況。

ちょっと前の”八重の桜”ではこんな感じで・・・

turuga












私の好きな1986年の”白虎隊”ではこんな感じ。
1986

















元々、現実味のないところに、甲冑をもってこられても、非現実味に拍車がかかってしまって、何もかもが嘘になっていきそうです。
でも、”闘うこと”を知らない奥の人たちにとっては・・・もしかすると、こちら”花燃ゆ”の方が真実味があるのかもしれません。
興丸様を連れて逃げ、お守りし、長州が焦土となろうとも、毛利家を復興させると言い切る美和なのでした。

なんだか回りくどい美和さんは、やっぱり”何かを成し遂げたというストーリー”があんまりないので、1秒でも2秒でもの時間稼ぎのように思えて仕方ないんです。

それに、「恐れながら、私は逃げたいと。」・・・って、先に言うよりも、
「私も命を懸けてお守りします。しかし、どうしようもなくなったら連れてお逃げして、お家の再興をはかりたいと思います。」という方が、素直じゃないかしら・・・??

そうだ・・・違和感はここだったのかも??
今でも言いますよね。
自分の意見を言いたいときは・・・
「あなたの言うことも分りますが・・・」と、肯定してから否定するって・・・美和も、伊之助も、そこが全部なってないんだ・・・。
男性なら、鼻っ柱が強くってもカッコいいかもしれませんが、女性として可愛くないですよね。

自らを否定された都美姫なのに、なんと、美和に賛同したの??

「美和。
 おまえは諸隊の兵たちに見知りも多い。
 今こそ、お前の力がいる!!」
と、無礼打ちにすることなし!!なんて、心が広いんだ。

hana3











で・・・そんなことは、長州の軍師・大村益次郎さんにしてもらってください。

ぐだぐだとおにぎりを作りながら兄から漏れ聞いた戦略を述べています。
まさに、机上の空論!!
既に、吉田家の山鹿流兵学が時代遅れになっていることを”アヘン戦争”の時代に知っていた松陰。
そう言えば、美和、第1話かなんかで山鹿流兵学はもう古いって、言ってたじゃないの・・・??

伊之助は、幕府との交渉のために広島に・・・捕まってしまいました。

で・・・晋作は、戦う!!戦う!!戦う!!
はずだったんですが、なんと、会いに来たいという雅に妾・おうのがばれてしまうと戦々恐々
そんな心配するなよ~~~
只でさえ戦況が全く理解できないこの大河、何も頭に入らなくなってしまった。。。

6月12日、高杉たちによる奇襲開始。

hana1













ほんと、高良健吾君、孤軍奮闘とはこのことです。


さあ!!戦うか!!と、思ったところで奥に・・・
嫌な予感のまま、園山殿の報告で終わっちゃった・・・。

「まことによかったのう。」by都美姫
「はい、はい!!」園山殿

大型艦ぞろいの幕府艦隊に小型艦の丙寅丸で勝っちゃった「スゴイ感」が全く伝わらない。。。
こんな展開があっていいのか??

と思っていたら・・・雅登場!!

杉家の母さまから父の形見だと、作物の種を美和に持ってきてくれたのです。
??
結構いいご身分ですよ、高杉家・・・

「女子が居りました・・・」by雅
う~ん・・・仏頂面の雅、そんなんだから、お妾さん作られるんだよ・・・。
と、女ながらに思ってもみる。
おまけに、久坂さんもそんなことがあったんでは・・・と聞かれて、
「あれは何もなかった」と嘘をつく美和。
空気が全く読めていないですよね。
っていうか、ヒロインはこういう気の強さは要らないんじゃないかなあ・・・??
頼ってきた友達に、カッコつけて嘘をつくなんて・・・。
気の強さだけが目だっていやな女・・・ますます女として幻滅しちゃいます。
雅が可哀想。。。
何のためのヒロインやねん

戦意があがってきた中で、晋作遂に吐血!!

そんな知らせは、元徳&銀姫⇒美和へ!!

「どうも、肺をやられているらしい・・・」by元徳
全部、美和が知っている必要って無くないですか・・・??

戦況が芳しくない中・・・
「世話あない・・・そういうてわが家では働きました。」
なんて、そんな状況じゃないのにねえ・・・
と思っていたら、父上からの形見の種をまきだすのでした。。。

人に働かせて、自分は雅とガールズトークかい??と、早い展開。
萩に戻って、塾を手伝えと言い出す美和。
でも、沈む雅に・・・

「私も・・・ようわかります。
 ホントはおったんです。
 打ち明けられました・・・京にええ人がおったと・・・。」

それを先に言ってやれよ!!
ほんと、今更!!って思っちゃう。

「でも・・・思ったんです。
 あの人は、命を散らしていたんやと・・・」
いやいや、晋作まだ死んでないし・・・。

「きっと高杉さんも・・・今頃命を散らすように戦っているんでは・・・。」
いやいや、晋作まだ死んでないし・・・。

「兄に託され、久坂たちに託され、もうずっと重い荷物背負って・・・。」
いやいや、晋作まだ死んでないし・・・。

「結局・・・一人なんやないかって・・・誰とおってもひとり・・・」
いやいや、晋作まだ死んでないし・・・。

「やから、せめて信じてあげてつかあさい・・・
 あなただけは帰りを待っていてあげてつかあさい。」
=自分に言ってくださいよ・・・。

「きっと、無事にお戻りになります。
 褒めてあげてつかあさい。」
=自分に言ってくださいよ・・・。

「あのお方のことやから・・・」と、お前も高杉の女かい??と言いたくなるような言い回しもね・・・。

「あなたはやり遂げた・・・英雄やと・・・」
あなたも久坂に言ってあげてください。

「みんな・・・語り継ぐ・・・
 その名は輝いて・・・後の人をも照らす・・・
 長州一の英雄やと・・・」
あなたも久坂に言ってあげてください。
 
そう、言っていることに一貫性がないので、全く心に響きません。
最初に雅が相談に来た時に話せばよかったし、殊勝な女な話をするためにはウソをついてはいけません。
心からそう思っているようには見えないから。

この最後に・・・「私は素直になれなくて・・・久坂にしてあげることは出来なかったけれど、あなたはしてあげて・・・」と、悔いてくれれば、心に響いたんだと思うんですけどね。
そうなれば、平成的な感性を持ってきた”花燃ゆ”の人たちが駄目になっちゃうのかしら・・・??
でも、雅には耐え忍ぶことを要求するんだね。。。

歴史的には、将軍家茂が死去。

何か知らないけど、幕長戦争??そんなこと言ってたっけ・・・??
なんで第二次長州征討や四境戦争じゃ駄目なんだ・・・
長州征討だと正当性が無くなるから・・・??
そんな聞いたこともない言い方したところでと思っていたら、晋作・・・もう、死にそうです。
晋作さえも、死んでしまったら・・・どうなるんだ・・・”花燃ゆ”

なんと、伊之助、何でか知らないけど釈放されて帰ってきました。
何をしたのかもわからないのに、キレイなべべ着て講釈たれて・・・
大殿に「この長州を助けてくれ」と、頼まれるのでした。
そして・・・美和も・・・どんな活躍があったのか知らないけれど・・・
いろいろ絶賛され
「中臈に任ずることにいたす!!」by都美姫

久坂家再興が許されたのでした。
ちなみに・・・
実際は「久坂家再興⇒養子・米次郎が継ぐ⇒興丸の教育係にあがる」というのが史実です。

別に、史実と同じにしろなんて言わないけど、何だかなあ・・・。
って感じが否めないのは、すべてが嘘のように思えるからでしょうね。

ちなみに・・・先日、「日本のいちばん長い日」を、観てきました。

nihon

半藤一利さんが監修なので、ま、まんま日本って感じです。
ちなみに感想は・・・もっくんの昭和天皇最高でした。

本当にそうだったのか??
そんな人だったのか??そんなことは解りませんが、俳優陣がぴか一ということもあって、面白く・・・
戦争映画だというのにアメリカとの戦いのシーンは全くなく、官邸・陸軍・宮内庁・首相家・陸軍大臣家くらいしか映りません。

でも・・・みんな逼迫してピリピリして・・・とっても良かったと思います。



そう言えば・・・男の人ばかりでしたが・・・。
でも、女達も、首相の妻として、陸軍大臣の妻として・・・カッコいい女性もたくさんいました。

これって昭和の映画ですよ
天皇として、首相として、陸軍大臣として・・・自分の責任をどう果たすのか??
何が一番大切なのか??
ぶれていないのが良かったんでしょう。
幕末維新は、これぐらいのカッコいい人たちが・・・大義名分を持っている忠義な人が沢山いたと思うんですけどね・・・。

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 いよいよ薩長同盟ですが・・・ちゃんとやってくれるのかしら??

高杉晋作の挙兵!!
藩内では、恭順派は一掃され、幕府との対決に向けて舵を切ることとなります。

美和は・・・とりあえず、前回守役となったわけですが・・・
なんか、今までやっていなかったのに、
「だんなさま・・・」と語りかけで始まるようになっています。

hana5













あの頃を思い出します・・・と、子守をしながら掃除をしながら・・・奥では孟子を暗唱しています。
なんだか子守唄なんですって・・・。
興丸・・・偏らないでね。。。

で・・・都美姫は、美和に話があって参ったという。。。
でも・・・どうして正室が、子守のもとへ参るのか・・・??
でもって・・・なにを承ったのか・・・??
小姓を決めるんだって・・・美和が・・・

で・・・今、どこにいるのか?伊之助は・・・
三条実美に・・・一藩で朝廷に刃向かうと言います。
朝廷に背くのに・・・「尊皇の義を貫く所存にございます」by伊之助なのだそうだ。
いきなり龍馬登場!!

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伊之助では「物足らん」らしいよ。

なんで奥を通るのか??
そんなに狭いのか??
若殿に会いに晋作がやってきます。
今や長州藩きっての噂の男・・・その男を知っている美和。
なんだか少女漫画の主人公にやけに絡んでくるハンサムくん⇒みんな羨ましいみたいな展開、止めてください。
「文。」by晋作
「美和でございます。」by美和
×2・・・ラブラブシーンも必要ないわ。。。
もっと緊張で逼迫しているだろうに・・・。

晋作も・・・龍馬も・・・長州と薩摩が手を結ぶことを画策しているようです。

そんな軍議は女子供のいないところでするんじゃないの??
銀姫も、興丸も、美和も・・・必要ないんじゃ・・・
そう・・・みんなフレームに入れる必要ないのよ・・・。
おまけに・・・藩の事を考えている晋作に対して・・・

「高杉さんは平気なんですね。
 あのとき、京で・・・みんな逝ってしまったというのに。。。
 もう、きれいさっぱり忘れて、次の一手でございますか。
 さっすが長州一の英雄」by美和

ウザいです。ウザい・・・ウザかった。。。これからもウザい・・・??
で・・・若殿の前で文句を並べ、晋作が芸妓のもとにいることも気に入らない美和。。。
それも、おかしいんでないかい??
一体誰が好きなんでしょう。。。美和。。。。

あ・・・桂小五郎登場!!
そうそう、薩長同盟には、伊之助じゃなくってこの人が必要なのよ。
大村益次郎も名前が出てきましたね。
出してくれるんだ。

いろいろ龍馬に武器を手配してもらっています。
薩長同盟が成されれば・・・武器が手に入るのです。
ドラマではただ・・・薩摩名義で買うということでしたが、長州はこの時武器が不足していました。
薩摩に頭を下げても欲しかったというのが本当だと思うのですが・・・
かなり高飛車な長州です。
それを美和に何で報告すんのだ・・・

「薩長同盟・・・同意できんのか。。。」by伊之助
「はい・・・」by美和

美和に聞くのもおかしいでしょう。
もう・・・どうでもいい話。。。

椋梨藤太の最期も話し始めました。
「どうか・・・同じ罪を犯さぬよう。。。
 私と共に捕まった11人は、何の罪もない。
 私一人を罰せよ。
 全ては私の独断・・・私一人を斬首せよ。」

って・・・自分のやったことに信念を持っていた椋梨さんは、罪とは思ってなかったんじゃないかな・・・??

「最後の望みは叶えてやろうと・・・」by伊之助

でも・・・とっても良く出来た伊之助は、許してくれるんだそうだ。。。
それもなぁ・・・。
志でしょ??
そりゃあ、許すことで前に踏み出せるのは確かでしょうが、みんな、志を持ってるわよ。

hana2




だから・・・命かけてるんだよ・・・。





でもって・・・父上がついに亡くなってしまいました。
野辺送りもおわり・・・って、父上の死に目には会わないのね。。。
伊之助の処刑の時には何もかもほって出たのに・・・。

下関では・・・西郷さんにすっぽかされた桂&伊之助。
怒って退席したものの、丁寧に分析し・・・なんでもっと早くから出てなかったんだろう。。。
そうしたらもっと話がカチッとしたのに。。。

桂さんもまよっている薩長同盟・・・
美和に意見を求める若殿・・・
「此度の同盟・・・お前はどう思う?」by元徳
これも変、それも変、たぶん変、きっと変。全部変・・・。
 
で・・・なんだかんだと龍馬のおかげで薩長同盟成立!!

奥では興丸の小姓が決まったようです。
その中に、椋梨家の人間の名が・・・
許してあげて偉いでしょう?感がたっぷりの顔つきでした。

そしていよいよ第二次長州征討へ・・・!!

やりたい放題の美和ですが・・・薩長同盟も結んでくれるのかと思ったわ・・・。

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