黒田官兵衛に学ぶ経営戦略の奥義 “戦わずして勝つ! " (B&Tブックス)

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先週・・・おたつはきっと幸せになると言って・・・浦上に嫁いで行ってしまいました。。。

この同盟に反発する赤松が・・・室津城に兵を進めます。
1564年、赤松は婚礼の日に室津城を攻め。。。
それは・・・おたつと浦上清宗の婚礼の儀のまさに最中でした。

清宗は、すぐにおたつを逃がします。
官兵衛と武兵衛が駆けつけた時。。。室津城はすでに荒らしつくされ。。。
婚礼が行われていた部屋は血の海。
おたつは???おたつは・・・???

外の小屋で・・・武兵衛が見たのは白無垢姿のおたつ。。。
虫の息でした。。そして・・・官兵衛を待っていたかのように。。。

kan1












「一緒に帰ろう・・・!!!」

官兵衛の手の中で、こと切れたのでした。

御着城では。。。今後のことを思案しています。

「怖れながら申し上げます。
 今こそ赤松を攻めるべきでございます!!
 お味方の浦上が・・・当主、嫡男共に撃たれたのでございます。
 このまま赤松を放っておくは部門の恥!!
 今すぐ兵を挙げ、赤松を討つべき時と存じます!!」by官兵衛

仇討ちしたい一心でした。

「実の姉ではなくて良かったではないか。。。」by左京進。。。

あまりの苛立ちに、飛びかかっていく官兵衛。。。

おたつを・・・あの時手放さなければ良かった・・・??
絶望のどん底に突き落とされる官兵衛がいました。



天下を狙う信長は、美濃攻略に苦戦を強いられていました。
稲葉山城を龍興から落としたのは、軍師として仕えていた竹中半兵衛。。。
見舞いに行くと見せかけて・・・
しかしその”長持ち”の中には武具が・・・!!
そうして稲葉山城を奪取したものの・・・
その目的は、殿を諌めるためだったのです。

おたつが亡くなってからというもの、何事にも身の入らない官兵衛。。。
赤松が鉄砲を手に入れたという情報が入り、官兵衛は父から堺へ行って鉄砲を買い付けるように命じられました。

『「怒りはまた喜ぶべく 憤りはまた悦ぶべきもの
 亡国はまた存すべからず 死者はまた生くべからず」by孫子

 一時の怒りや憤りで戦を起こしてはならぬ。
 死んだ者が再び生き返る事もない。
 今のお前には解るまい。。。

 今のお前は黒田家の恥だ。』by父・職隆

父にそう言われてしまった官兵衛・・・海を見ながら何を思う???
官兵衛の祖父・重隆は。。。

おたつの最後の言葉を聞いていました。

「悔いはありません。
 ただ・・・お聞きいただきたいことが。。。

 私は・・・官兵衛さまをお慕い申しておりました。
 でも、このお話をお受けした時に、その想うはきっぱり捨てました。
 私は・・・黒田の娘となり、官兵衛さまは弟です。

 これで胸のつかえが取れました。」 

仇討ちのことを諭されます。

この後、黒田家の礎を築き、官兵衛を育てた祖父・重隆は世を去るのでした。


そうして鉄砲の買い付けに向かう官兵衛と武兵衛、善助。

山賊に襲われる官兵衛を助けた男。。。
荒木村重です。
汚い恰好ですが・・・そう、この頃はまだ浪人でした。
そう、官兵衛の今後を左右する男

荒木村重によると・・・13代将軍・足利義輝が暗殺されたとのこと。。。
松永久秀と、三好三人衆の謀反でした。

乱世もここに極まれり!!
畿内一円が戦場と化していると聞くのでした。

荒木村重は、歩き回って情報を集め、一国一城の主になる機会を・・・下剋上をうかがっていたのでした。

道中は・・・いたる所に戦禍が広まり・・・悲しみが憎しみを生み・・・また戦となっていました。

が、堺は富みで発展していました。
まるで異国のようです。
この堺で一番力があるのは会合衆といわれる商人たちでした。

堺で鉄砲と言えば、豪商・今井宗久。
宗久から織田信長がたくさん買ったことを聞かされます。
買い付けに来たのは・・・木下藤吉郎!!

町を歩いていて・・・鐘の音に導かれるようにやってきた場所では・・・
ルイス・フロイスがキリスト教を説いていました。
もしかすると、おたつに導かれたのかも知れません。。。

kan2












「世界は広い・・・とてつもなく広い・・・
俺には・・・解らないことばかりだ・・・。。。」

爽やかですね・・・官兵衛・・・もとい、岡田くん!!
これから腹黒くなってくれるのか???と思いきや、もう、キリスト教に目覚めちゃうの・・・???

う~ん、スイーツ大河まっしぐらなのだろうか・・・??
来週から光が出て来ます。

失った人をふりきる展開・・・早くない???
っていうか、そう思うと、”おたつのエピソード”が必要だったの???
ってことになっちゃうのだけれど。。。

う~ん・・・おたつのポジションは微妙です。
先日、実在しなかったと書きましたが。。。
御師の娘・おたつはともかく、本当は官兵衛には妹がふたりいて・・・
その一人が浦上家に嫁いだとか、でも生き残って子を生したとか・・・とも言われています。

ま、当時の女性はほとんど資料が残っていないので、わからないのが現状です。

でもね、妹がいたかも???ってことは、”妹”で良かったんじゃね???ってこと。

スイーツ路線に走ってますよね。。。
おまけに、あんなに好きだったのに、次回から光の登場です。
だ・か・ら・・・”妹”でも怒りはあっただろうし、「仇討ち!仇討ち!」言っても良かったのよ。。。


視聴率が今一つとも言われていますが、その一因に人物が多すぎる!!というのがありました。
最近の大河って、すぐ大人になっちゃいますよね。
昔は子役・少年役で2か月以上は持たせたんじゃないかなあ???
ま、2時間ドラマでも10分以内に殺されないと視聴率が悪いなんて言われますから
早く岡田くんに切り替えたかったのかもしれませんが、もっと一人一人を大事に描いてくれたら、多すぎる人物も理解できると思うのですがどうでしょう???

早く、腹黒い岡田くん観たいなあ・・・

あ・・・今思いました。
スイーツ大河になるためには、早く大人にならないと駄目なのか・・・!!!

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