大河ドラマ 武田信玄 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚セット 価格:19,440円 |
副題「女たちの挽歌」・・・って、誰のための挽歌なんでしょうね??
もちろん時間軸を止めているあの方です。
武田信玄は、今川を戦に引きずり出すべく嫡男・義信を自刃に追い込みました。
一方、今川は、武田の天敵・上杉と結ぶことで、戦に持ち込ませないように持ち込もうとします。
戦そのものを避けることはできないか・・・??
ということで、家康に書状を送ります。
どうする・・・家康・・・??
いきなり・・・寿桂尼さまが死んじゃいました。
前回のお仕事で、全ての力を使い果たしちゃったんでしょうね・・・女大名様、ご苦労様でした。
これでまた一つ、この作品の重みが無くなってしまった・・・。
この重みは、武田信玄が継いでくれるのかなあ・・・??
そして・・・時代が動き出すのでした。
駿府はもう終わり・・・??
武田が攻めて来る・・・??
戦が始まってしまうのか・・・??
そこへ常慶登場!!
家康の返事を持ってきました。
徳川には、武田からも話が来ていました。
大井川から西を徳川が、東を武田が・・・という条件を出してきたのです。
武田はこの時、織田と組んでいました。
つまり、徳川は、武田と組まなければ、織田をも敵に回してしまうのです。
「此度、上杉と通じるは、断念せざるを得ないとなりましてございます。」by常慶
「では、戦になるのはもう避けられぬと・・・??」by直虎
「はい・・・おそらくは今年のうち・・・。
遠江には徳川が攻め込んでくることになろうかと。
井伊はそれでも、今川方として戦うおつもりかと、確かめに参った次第にございます。」by常慶
「それでもとは・・・??」by直虎
「あの書状は、明らかに今川にお味方する者のご意見かと・・・??」by常慶
「我はただ、戦そのものを避けたかったというだけじゃ!!」by直虎
「では・・・徳川にお味方なさいますか・・・??」by常慶
これは・・・書状自体が藪蛇か・・・??
人質に、虎松さまの母君をいただきたいと言われてしまう直虎。。。
何故、人質を渡さねばならぬ・・・??と、この時代に、甘ちゃんなとぼけたことをいう直虎です。
ということで、常慶の実家の松下家におしのが嫁ぐことになってしまうのですが・・・
これは、直虎が、虎松を守るために”松下姓を名乗らせた”と持って行く方が、お家を守った感があっていいと思うんですが・・・
ただの勇み足になっちゃったのか・・・。というか、このドラマでは、あえて策を弄しないのだろうか・・・??
人質を願いにおしのの元に行く直虎。。。
おしのはすんなり聞き入れてくれました。
「行ってくれるのか??」なんてとぼけたことを言う直虎
う~ん・・・ここは当たり前だろう・・・??
戦国時代なんだから・・・
直虎より、しのの方が、よっぽど大人になってたんでしょうね・・・
子供を産んだ女性の方が優秀とは言いませんが、このドラマでいつまでも少女少女している直虎を見ていると・・・しの、母は強しでしょうか??
納得できない虎松ですが・・・。
そんなしのと反対に、しのを嫁がせないために武田と手を結んだほうが良いか??とか、いろいろ変な策を弄しようとする直虎。。。
そこらへんが、少女、少女な考え方で、嫌になってしまうのだ・・・。
その点しのは、全て承知のこと・・・。
「嫁ぐにあたり、殿には一つお願いがございます。
私が嫁ぐということを、上手く取引にお使いください。
井伊のためになるような何か・・・
そして、その話をいつか虎松にしてやってください。。。」byしの
「心得た・・・」by直虎
「そなたの父上は、あるお家と仲良くしようとし、殺されてしまいました。
此度、母が嫁ぐのは、そのお家と再び仲良くするためです。
父上の志を母が継ぐことができる。
考えてみれば、これは大層やりがいのあることです。
ゆえに、行かせてくれませんか・・・??」byしの
「嘘じゃ!!
母上は、虎松と離れたくないはずじゃ!!
母上は、虎松のことが一番お好きなはずじゃ!!
一番大事なはずじゃ!!」by虎松
「その通りです!!
虎松は母の宝です。
だからこそ、大事にしたいのです。
母は、虎松に力強い味方を作ってやりたいのです。
母が嫁げば、そこは井伊のお味方となるし、子ができれば、そなたの兄弟が増えます。
虎松には、沢山、沢山、味方を作ってやりたいのです。
故に、笑って送り出してはくれませぬか??」byしの
泣きながらも承知する虎松・・・
ほんと、直虎よりよっぽど周りが見えているという・・・できた方です。
最初っからこんなしので良かったんじゃないの??
っていうか、この数年でのしのの成長に比べると、主人公の成長が全く見えないのは・・・
周りの男子が助けるからじゃないの??って、斜めに見ちゃいます。
「一つだけ、聞き届けてもらいたいことがある。」by直虎
「恐れながら・・・」by常慶
「ならば、井伊は武田と結ぶがよいか??」by直虎
「お伺いいたしましょう」by常慶
「徳川が攻め入ってきた折、我等は城を明け渡し、決して逆らいはせぬ。
されど、その先兵を出すこともせぬ。」by直虎
「その後、徳川には加勢なさらぬということにございますか?」by常慶
「いかにも!!」by直虎
「しかし、それでは新たな地の安堵などは出来かねますが・・・」by常慶
「井伊と気賀、こちらは今以上の安堵は望みませぬ。
我等の望むことは、喜びに満ちた日々!!
井伊の目指すところは、民・百姓、一人たりとも殺さぬ事じゃ!!」by直虎
う~ん・・・”喜びに満ちた日々!!”から、嘘くささ満載!!
綺麗ごとだけじゃ、この戦国、やっていけないでしょう・・・??
まだまだ青二才というか・・・
大体、どうして徳川に対してこんなに強気に出ることができるのか・・・??井伊・・・??
「今日から我がそなたの養母となるが、母とは思わんで良い。
我にはしの殿の代わりは出来ぬし、我のことは父と思うてほしい。」by直虎
禍を避ける木・・・良縁を結ぶ木・・・愛しいものの無事を祈る木・・・
梛の木を植えて・・・しのは旅立っていきました。
その頃・・・駿府では・・・??
今川と武田の決裂が表立ってきていました。
どうしても戦に持ち込みたい武田・・・!!
「もはや・・・戦しかあるまい・・・!!」by氏真
そしてその火の粉は井伊にも・・・!!
ということで、相変らず直虎は危ない橋を渡っています。
しのの成長を見ると、もっと成長してもいいと思う直虎ですが、そこは、政次や龍雲丸に助けられる少女漫画な主人公なので、人間としての成長が今一つなのかもしれません。
今回で、しのの人間としての株が一気に上がり、キャラ的にも深みが増したと思うんです。
このままのギャーギャーと、甘ちゃんな直虎だと、これから年をとっていくというのに、人間的な深みが・・・例えば、信玄や家康ならば老獪とでも言えるいやらしさが全くでない人間で終わってしまいそうです。
あ・・・主人公だから、綺麗でいいのか・・・??
大河の女優さんは年も取らないしね・・・??
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