今回から吉沢亮くん登場ですよ~~!!
9歳になった栄一は、お父さんの仕事のお手伝いを始めていました。

目利きな父親と一緒に、各地の藍農家をまわり、藍葉を買い付けるのも仕事でした。
躾に、仕事に厳しい父も、栄一に仕事を教えるのは楽しいようです。

村では、五穀豊穣と悪疫退散のために、祭りが催されます。
お千代もまつりに合わせて、新しい着物を作ってもらえると喜んでいました。
血洗島の渋沢家には、この地域一帯を納めている岡部藩の代官が時々やってきました。
そんな時は、精一杯のおもてなしで迎えることが常でした。
代官からお話がありました。
「この度、若殿の御乗出しが決まった
ついでは、道を整えねばならぬ
六月吉日の前後十日、この村より人足を百人と御用金二千両を用意するようにとのお申し付けだ」
「恐れながら、お代官様・・・
その頃と申しますと、この村は一年のうちで一番人手が足りぬ時期で・・・
毎年、他の村より人手を借りるほど・・・
御用金の方は、なんとか用立てます。
何卒今少し、人足の数を減らしてはいただけませんかと・・・」by市郎右衛門
「そうか・・・その方、不服と申すのか・・・!!」
「不服など、もってのほか・・・
ただ・・・六月は、お蚕様も繭になり、藍の買取も一番忙しい時にて・・・
どうか、この地の百姓のためにも、百を八十に、九十にも減らしてはいただけませんか・・・」by市郎右衛門
「たわけおって!!
その方、百姓の分際で口が過ぎるぞ・・・!!」byお代官様
「ははっ!!」by市郎右衛門
「いいか、お上が百人出せといったら、百人出すんだ!!」byお代官様
何か言いだしそうな栄一に口止めする母・・・
井戸に向かって叫びます。
「承服できん!!
承服できっこないに!!
なんでとっさまが・・・村のみんなに慕われているとっさまが・・・
あんなに頭を低くしなきゃなんねえに!!」by栄一
村人に慕われている父が、頭を下げて・・・悔しかったのです。
人も足りない・・・お金も足りない・・・みんなが楽しみにしていた祭りは諦めないといけないのか・・・??
「俺は嫌だに!!
俺は獅子が舞いてえ!!
祭りをしてくれ!!
そんじゃあ、今年の五穀豊穣はどうするんだに!!」
悪疫退散は・・・祭りをして村の悪いものを追い出さねえと、なんねえ・・・!!
だって、おいちゃんも、村の祭りは大事だといったじゃねえか・・・!!
大事とわかっててやんねえのは、”義を見てせざるは勇無きなり”だ!!」by栄一
父に頭をはたかれてしまいました。
「なんもわかんねえモンが、えらそうなこと言うな!!
みんなも悪いな・・・
お代官様からの申しつけだが、ちと来てくれ・・・」by市郎右衛門
村のみんなも、栄一の気持ちを痛いほどわかってくれていました。
でも・・・祭りは無くなってしまったのです。
不条理を感じる栄一でした。
その頃、江戸城の一橋邸・・・
七郎麻呂は、将軍・家慶の慶の字を賜わり、徳川慶喜となりました。
そして・・・暇を持て余していたのです。
その頃、水戸・・・
慶喜の父・斉昭は、幕府の命により、隠居生活を送っていました。
そして、慶喜に望みをかけていたのです。
6月・・・血洗島で一番忙しい季節がやってきました。
しかし、お代官様の命令通り、男たちは人足にとられ、女たちで桑や藍葉の刈り取りです。
「よし!!」と、働く栄一!!
時期を逃すと、葉に含まれる色素が変化するので、急いで刈り取らなければならないのです。
お蚕様も、繭になる時期でした。
忙しいので、人足仕事から帰ってきた男たちも、まだまだ働きます。
松明をともしてまでも働く・・・そんな日が、何日も続きました。

刈り取りが終わり、人足仕事も終わり・・・市郎右衛門が足を洗おうとしたとき・・・
どこからともなく笛の音が聞こえてきました。
それは獅子でした。

「何やってんだ・・・!!」by市郎右衛門
「五穀豊穣!!悪疫退散だに!!」by栄一
それは、栄一と喜作でした。
そこへ、父・市郎右衛門、村人たちも・・・ささやかな祭りの始まりでした。
それから数年が経ち・・・栄一は、立派な青年になっていました。

栄一と喜作はともに剣を学び、読書に明け暮れる日々を送っていたのです。
将軍は、自分の子よりも、聡明な慶喜を気に入り、次の将軍は・・・??
と噂されるようになっていました。
そこへ・・・ペリーがやってくると長崎奉行から阿部正弘に知らせが届いたのです。
一生懸命働いていた栄一は、父に江戸に連れて行ってもらえることになり、嬉しそうです~~!!
「江戸だ~~!!江戸だ~~!!江戸~~!!」by栄一
ということで、少年から青年になりましたね~~!!
私は、この少年→青年には、トラウマがあって・・・( ̄▽ ̄;)
もちろんそれは、八代将軍吉宗です。
あの伝説の、”包帯とったら西田敏行事件”ですΣ( ̄ロ ̄|||)
ツッコミどころ満載でしたが、あの作品はとっても好きだったから~~( ̄▽ ̄;)!!
今回は、同じようにかぶってましたけど・・・( ̄▽ ̄;)スッと代わりましたね。
獅子舞も良い感じでした。
今回は、第2回です。
第2回ですが、視聴率とかなんだかんだといろいろと言う人もいるようです。
私は女ですが・・・男尊女卑なのか・・・大河ドラマは男性の主人公が好きです。
やっぱり、血湧き肉躍る作品が好きだからです。
なので、ダイナミックに戦国時代を描いてくれた作品は大好きです。
ちなみに、女性が主役なものでは「八重の桜」が好きかな??
おまけに、イケメンで推している作品は??と思ってしまうきらいがあります。
言わずもがな・・・あのイケメン大河「花燃ゆ」ですよ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
そしてそれは「龍馬伝」だったとしても・・・
もともと坂本龍馬さんはあまり好きではない(っていうか、新撰組派)なので思い入れがないし、もともとの龍馬も、福山雅治さんも飄々している感じがするのでなんだかなあ・・・って思っちゃうんです。
「龍馬伝」で言うなら、同じイケメンでも泥にまみれた佐藤健さんの岡田以蔵が良かったですね。
そんな感じの好みです。
おまけに、皆さんにあまり評価の高くない「平清盛」は大好きです。
きっと、昔の人はお風呂にもあまり入らないし、画面が暗いとか埃っぽいと言われたけど、事実、江戸時代でさえコンクリートもないから埃っぽかったんですよ??
と思ってみたりして・・・変かな??
そして今回の「青天を衝け」、2回までですが、見てみて良い感じだと思いました。
今回、栄一が井戸に向かって叫ぶシーンは良かったです。
昔、腹が立ったら、井戸に向かって叫ぶ・・・こんな事良くしましたよね??
SNSで叫べないしな・・・
でも、今の人は、井戸なんて見たことないだろうからやったことももちろんないでしょう。
そんな若い子も観てほしい大河ドラマなんですよね。
話はそれますが、私が子供の頃に読んだ子供向けの本「ガラスのうさぎ」は、原作者さんが映画化、アニメ化、漫画化を嫌っていました。
でも、最近、映画になったように思います。
どうしてか??それは、最近の子が字で読んでも、防空壕とか、かまどとか・・・映像化しないとわからないものが多すぎるからというのが理由でした。
時代劇をテレビで見なくなって久しい・・・あ、「鬼滅の刃」は時代劇かしら??
そうね・・・アニメの方でやっているのかもしれませんね。
話は長くなりましたが、渋沢栄一、今はまだ若造で、お話も朝ドラのようですが、その活躍、実績はすごいですよ!!
起業家、福祉活動・・・人たらしで魅力的な人です。
そりゃあ、お札になる人です!!
ネタはそこらへんに転がっているんだから~~!!
尻上がりに面白くなると思っています!!
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